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THE ACCIDENTAL TOURIST(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1988年のアメリカ映画「偶然の旅行者」である。日本での劇場公開は1989年10月であった。全米書評家協会賞を受賞した同名小説の映画化作品であるが、「スターウォーズ 帝国の逆襲」や「レイダース」という冒険活劇の脚本を担当したことで知られているL・カスダンが監督と脚本を務めたロマンチック・コメディである。

作品データを記しておくと、時間は121分、原作はアン・タイラー、監督はローレンス・カスダン、脚本はローレンス・カスダンとフランク・ガラチの2人、撮影はジョン・ベイリー、音楽はジョン・ウィリアムスである。そして出演は、ウィリアム・ハート、ジーナ・デイヴィス、キャスリーン・ターナー、エイミー・ライト、ビル・プルマン、ロバート・ゴーマン、デヴィッド・オグデン・スタイアーズ、エド・ベグリー・Jr.、たちである。また、ジーナ・デイヴィスは本作でアカデミー助演女優賞を獲得している。

1年前に息子がキャンプ地で強盗事件に巻き込まれて不慮の死を遂げたというガイドブックのライターであるメーコン・ラリー。仕事の旅から戻って来ると、妻のサラから家を出て行くと告げられた。息子の死から2人の間には溝が出来ていた。で、一人暮らしをすることになったメーコンは、几帳面な性格から、家をきれいに保とうとする。しかし、慣れない家事に戸惑うばかりだった。そして、仕事から帰ってきても誰もいない家は、彼の心に冷たい風を呼び込んでいた。そんな時、彼は足を骨折したことで、兄弟のポーターとチャールズ、妹のローズたちが住んでいる祖父母の家にしばらく身を置くこととなった。が、誰にでも噛みつく愛犬エドワードを何とかしなければということで、ミュリエルという犬の調教師を雇ったメーコンは、次第にミュリエルの魅力に惹かれていく。しかし、サラから連絡があって、よりを戻すことになった。離れていた時間が冷却期間となって、昔のように円満な関係を取り戻した。ある日、メーコンは仕事でパリに向かうが、その飛行機には秘かにミュリエルも同乗していた。ミュリエルは強引な所をメーコンに示し、それに困惑するメーコン。そんな中、メーコンが仕事先で倒れた。アメリカからはサラが飛んでくるが、サラとミュリエルとが鉢合わせしてしまう。そしてサラとミュリエルとの間で揺れることになる。が、メーコンはミュリエルの大らかな愛に気づき、パリを旅立とうとする彼女を追ったのだった。

物語としては派手な所が無いが、台詞の一つ一つにまでしっかりと考えられた味のあるドラマを見せて入れる。が、純粋な恋愛ドラマとしてではなく、コメディ調でまとめているため、重くなることなく楽しむことが出来る。

が、本作の注目点は何と言っても音楽である。音楽が物語を盛り上げるというのは常識であるが、本作では繊細な音楽が物語に深味と味わいを与え、より良い雰囲気を醸し出している。で、その音楽は誰が担当したかと言うと、「スーパーマン」「スターウォーズ」「インディ・ジョーンズ」などの人気シリーズをはじめとする大作でスケールの大きな音楽を作り上げたJ・ウィリアムスである。

普通に考えたら、どうしても彼のイメージとは合わないような本作であるが、こういう作品で作品にピッタリの音楽を生み出すのもやはりJ・ウィリアムスらしい所である。スケールの大きなオーケストラ・サウンドではなく、繊細なピアノのサウンドというのもなかなかである。(クラシック音楽でも、交響曲は人気が高いが、ピアノ曲も人気が高いのと同じで、ピアノ曲ならではのみリュクがあるというものである。)

で、サントラ盤の方は、実に美味く纏まっていて、派手な所がないのだが、いずれの曲も味のある秀曲である。ということで、じっくりと聴きたくなる曲ばかりである。

最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全13曲である。『Main Title』『Maron Alone』『Trip To London』『The Healing Process』『Fixing The Plumbing』『On A Rainy Afternoon』『A Second Chance』『Wedding Scene』『Back With Sara』『Bedroom Conversation』『Rose And Julian』『A New Beginning』『End Credits (A Second Chance - Reprise)』。

 

Accidental Tourist

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「THE ABSENT-MINDED PROFESSOR」 [映画(洋画)]

表題の作品は1961年のアメリカ映画「うっかり博士の大発明 フラバァ」である。(ビデオ化されたときに「フラバァ うっかり博士の大発明」というタイトルに変わった。)日本での劇場公開し1961年7月であった。コメディ作品であるが、ウォルト・ディズニーが製作したこともあって、ファミリー向けのコメディ作品に仕上がっている。また、翌年には続編(「フラバァ・デラックス」も製作されている。)

作品データを記しておくと、時間は97分、白黒作品である。原作はサミュエル・W・テイラー、製作はー、監督はロバート・スティーヴンソン、脚本はビル・ウォルシュ、撮影はエドワード・コールマン、特撮はピーター・エレンショー、イエスタ・リー・セット、ロバート・A・マッティの3人、音楽はジョージ・ブランスである。そして出演は、フレッド・マクマレイ、ナンシー・オルソン、トミー・カーク、キーナン・ウィン、エド・ウィン、たちである。

メドフォード大学の化学の教授であるネッド・ブレイナードは、研究に熱中すると他のことは全て忘れてしまうという癖があった。学長秘書のベッツィとの結婚式を研究に熱心になって2度もすっぽかし、3度目の式の当日も実験室で研究に熱中していた。が、今度は実験で薬品が爆発してしまい、彼は気絶してしまった。気がついた時には、実験用の罐が空中を飛び回っていて、その中には空気より軽くて弾力のある物質が出来上がっていた。彼はこれに喜び、空飛ぶゴム「フラバァ」と名づけた。そしてフラバァをポケットに入れてベッツィに見てもらおうとして学長室へ行った。が、またも結婚式をすっぽかされたベッツィはカンカンだった。そんな所に、大学の校友で事業家のホークが、息子のビフを連れて怒鳴り込んできた。というのは、ビフは化学が落第点だったことでバスケットボールの対抗試合に出場停止となってしまったためだった。ホークは採点をしなおさなければ大学への融資は打ち切ると学長を脅かし、困った顔を見せる学長。が、ネッドはその話をきっぱりと拒否して実験室へ。今度はフラバァの実用化実験を始めた。まずはT型フォードにフラバァを付けてみた。すると車は空中へ舞い上がって、ネッドは空のドライブを楽しんだ。更に、バスケットボールの選手の靴の底にフラバァを付けたことで、選手たちは超人的な活躍をして、バスケットボール部は優勝した。そんな中、ホークがフラバァの秘密に気づき、共同で事業化する話を持ち込んできた。しかしネッドはそれを断った。するとホークはネッドのT型フォードを同じ型の自分の車とすり替えた。車がすり替わったことに気づかないネッドは国防省連絡してフラバァを見て貰うことになるが、車がすり替わっていたため、T型フォードは空を飛ばなかった。が、ネッドはホークの仕業と気づき、ホークの靴にフラバァを付け、窓から突き落した。ホークは空を飛んでいった。で、ネッドはフラバァを付けたT型フォードを取り返し、ワシントンに向かった。が、空飛ぶ自動車は空飛ぶ円盤と間違えられて、戦闘機が現れた。が、ネッドと分かったことで、無事にワシントンに到着し、発明が認められた。で、ベッツィもネッドを許し、結婚して、空飛ぶT型フォードでハネムーンに出掛けた。

色々とツッコミ所があるのだが、ファンタジックな所があるのはディズニー作品らしいところであって、突っ込むことを忘れてしまうことになる。

ストーリーとしてはどんでん返しもなく、主人公のハッピーエンドで終わるということで、子供と一緒に楽しむことの出来るファミリー作品となっている。また、画面の随所に'60's作品らしい所が出ているが、これがまた古き良き時代のファンタジックな雰囲気にも繋がっていて、ゆったりとした気持ちにさせてくれる。こういう作品があっても良いですね。

尚、1997年には「フラバー」というタイトルでリメイクされているが、それを見るにはオリジナル版である本作を見ておくことをお薦めしておく。 

 

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↓リメイク版とのセットです。

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WILD SWANS『SPACE FLOWER』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1990年に発表された彼らの2nd.アルバムである。第一期が1980年から1982年、第二期が1988年から1990年、そして2009年に三度結成して現在に至る第三期がある彼らであるが、オリジナル・アルバムは第二期に発表している。ポスト・パンク、ニューウェーブ系のバンドであるが、彼らはリヴァプール出身ということで、否応なしにBEATLESの幻影につきまとわれてしまい、彼らの本来の所が出せなかった様に感じられてしまったのが残念なところであった。また、本アルバムは彼らの2枚目のアルバムであるが、本国イギリスではリリースされず、リリースされたアメリカ、ドイツでもチャートインすることもなかった。

収録曲は以下の全10曲である。『Melting Blue Delicious』『Butterfly Girl』『Tangerine Temple』『Immaculate』『Space Flower』『Chocolate Bubblegum』『I'm A Lighthouse』『Magic Hotel』『Vanilla Melange』『Sea Of Tranquility』。

尚、この中からシングル・カットされた曲はない。

お薦め曲としては『Melting Blue Delicious』『Butterfly Girl』『Magic Hotel』とアルバム・タイトル・ナンバーの『Space Flower』をピックアップしておく。

サウンドの方は特にこれということのないロック・サウンドであるので、聴きにくいと言うことも無いのだが、これが彼らのスタイルだ、という所が出ていないため、平凡なロックノ範疇に収まってしまっているのが実にもったい所である。普通のロック・ファンであれば、可もなく不可もなしと言うことになってしまうが、特に毒にもなることがなく、比較的聴きやすいサウンドであるため、一応、チェックしておいても宜しいかと...(その時に、ここはという所が感じられたらいいのですが...)

 

Space Flower

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  • 発売日: 1990/05/18
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ケータイ刑事銭形海3話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第3話「言いつけを守らなかった男! ~スッポンパパ殺人事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、キャトルミューティレーションに見せかけるのにこれを用いたことから「注射針」について、「注射器」について、これが容疑者を絞ることになったということから「尖端恐怖症」について、現場にはこれがあったことから「祭壇」について、被害者と宇宙人の接点はここだったことから「夢枕」について記します。尚、「注射器」は「・4話[裏ネタ編]PART 6」で、「祭壇」は「・36話(2nd.23話・AS1話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/20付です。

注射針」:注射器を構成する部品の一つであって、注射筒と呼ばれる筒状になったものの先端部に差し込んで取り付けるものである。但し、一部には注射筒と一体になっているものもある。

素材は金属製(主にステンレス)のものが一般的であるが、近年では加工精度が上がっていることから樹脂製(プラスチック製)の針というものも登場している。

尚、注射筒を含め、注射器は基本的に使い捨て(1回の使用で廃棄される)ものであるため、使用後の注射器、注射針は産業廃棄物として問題になっている。(特に、注射針の方は、注射筒以上に問題となるが、これは患者に刺しているため、感染症の可能性があるということ、及び、針であるため、危険物であるというためである。)

英語では「Needle」、ドイツ語では「Nadel」、フランス語では「Aiguille」、イタリア語では「Ago」、スペイン語では「Aguja」、ポルトガル語では「Agulha」、中国語では「注射針頭」と言う。

注射器」:医療器具の一つであって、注射を行う際に使用される器具である。また、薬剤を体内に投与する場合だけでなく、採血のように体内から体液を取り出す際にも使用されることがある。(専用の採血器を使うだけではないということである。)

構造は、注射筒と呼ばれる円筒形をしたシリンダーとその内部にあるピストン、更にシリンダーの先端部に注射針からなる。投与する薬剤(液体)をシリンダーの中に入れ、注射針を通して体内(血管)に刺し、ピストンを押して薬剤を体内に投与する。

素材としては、シリンダーとピストンは、ガラス、プラスチック、金属の3種類のものがある。一方、注射針は金属製(主にステンレス)のものが殆どであるが、近年ではプラスチック製の針も登場している。

シリンダー(筒)は使用目的に応じて投与する薬剤の容量が異なるため、様々の大きさのものがある。小さいものは数ml程度の容量であり、大きいものになると数10mlの容量がある。尚、医薬器具として用いられる注射器は、基本的に1回きりの使用の使い捨てであり、大量の注射による薬剤投与は行わないため、容量は数ml程度までのものが殆どである。(大量投与する場合、点滴のように時間を掛けて行うのが一般的であって、注射器はあまり使用されない。)

尚、容量が大きいものとしては、浣腸に使用されるものがある。しかしこれは「浣腸器」と呼ばれるものであって、一応「注射器」とは別物とされている。(先端部の針が尖った金属製ではないのが一般的であることと、容量がある程度大きいため、浣腸専用ということになるためである。)

医薬分野以外でも注射器は利用されている。主に生物の動物実験の際に使用されること(この場合は、対象が人間である医薬用途と大差がなく、人間が動物に置き換わった使い方と言って良い。)と、化学の実験で化学薬品を扱う際に使用して、液体、または気体の薬品や化学物質を扱う際に用いられる。(この場合は、針の先端部医薬用のものよりも尖っていないのが中心となる。)尚、化学実験で使用される注射器は、扱う薬品の影響を受けないものが求められるため、プラスチック製の注射器は殆ど使用されず、ガラス製のものが中心になっている。

また、昆虫採集で採取した昆虫の標本を作る場合にも注射器は使用される。昆虫採集は「動物実験」とは言えないが、動物を相手に行うものであり、「動物実験」で使用されるものと基本的に大差はないものとなる。また、この際の用途は生物の動物実験での使用と考えられる。(少なくとも、「生物学」での使用ということになる。)

また、違法行為となる麻薬の使用の際にも注射器は使用されているが、これは麻薬を体内に注入するということでの使用であるが、「医療行為」ではなく、違法行為であるため、その他の利用ということになる。

英語では「Squirt」または「Syringe」、ドイツ語では「Spritze」、フランス語では「Seringue」、イタリア語では「Siringa」、スペイン語では「Jeringa」、ポルトガル語では「Seringa」、中国語では「注射器」という。

尖端恐怖症」:「恐怖症」とは、特定のあるものに対して、その理由がないことを知りながら、恐怖を感じたり、不安になる症状のことであって、神経症の一つである。(英語では「Phobia」という。)「怖い」と感じる恐怖感は、不合理だと頭では理解していても、それを自分でコントロールできるものではなく、そこから動悸、発汗、ふるえ、呼吸困難、痛みという身体の変調を来すこともある。

また、「恐怖症」は大きく分けると「単一恐怖」「社会恐怖」「広場恐怖」の3つに分けられる。「単一恐怖」は、ある特定の一種類の物に対する恐怖症であり、この対象となるのは無限である。(早い話、誰にでも、特定のある物が怖い、ということがあるため、十人十色であるということである。但し、「○○恐怖症」というレベルに達するには、何らかの身体の不調となる事象が必要なため、底までのレベルということはそう多くないかも知れませんが...「社会恐怖」は、社会や人前でマイナスなイメージで批判されたり、他人に辱められる事に対する不安感から来る恐怖症であり、引きこもりやニートの原因の一つとされている。「広場恐怖」は、「もし何か(不安発作)が起きたら」と恐れ、またはそこに人だかりのできることを恐れる恐怖症で、雑踏、慣れない場所、自宅から遠く離れた場所で恐怖を感じるものである。パニック障害につながることが多いのも特徴である。

「尖端」とは、文字地織り、尖った端の部分ということである。つまり、「尖端恐怖症」は物の先端部に恐怖を感じる恐怖症ということになる。尖っているものは身の回りにも色々とあって、この物語の「注射針」というのは典型的なものである。また「・2nd.8話」ではボールペンが対象であったが、同じように筆記具の鉛筆などもあり得る。また、包丁やハサミなど、色んなものが尖端恐怖症の対象になる可能性がある。

一方、尖端恐怖症という人でも、全ての尖端部に対して恐怖を感じるとは限らない。(例えば、注射針は怖いが、包丁は怖くないなどはあり得ることである。)→「恐怖症」とは神経症ということもあるためである。

英語では「Tipphobia」、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Leadphobia」(但し、発音は異なる。)、中国語では「尖端恐怖症」と言う。

祭壇」:神、霊、死者などに犠牲や供物を捧げるために使用される台のこと、または祭器や祭具を設置して祭祀に用いるための壇のことである。前者では、生贄を含む供物が置かれ、後者では祭器が置かれる。また、祭壇は神に繋がる場所であることから、神聖なもの、場所とされている。

大きさは、執りおこなう儀式の種類や祭祀の大きさなどによっても異なるが、大きいものは数十mというものまであり、小さいものは人の手の中に収まるようなものまである。

身近な所にある祭壇としては、家庭にあることも多い仏壇や神棚がある。(これらも立派な祭壇の一つである。)また、葬儀の際に故人の遺影を飾る祭壇がある。(結構、身近なところにあるものです。)

但し、宗教の違いによって祭壇の形は大きく異なっている。また、その宗教に於いて、独特のものと言う祭壇もある。(個性的でもある。)しかし、どの宗教に於いても共通するところがあって、祭壇を設ける場所というのは、ある程度の高さのある場所になっていて、床への直置きというのは殆ど無い。また、神に繋がる場所であるため、祭壇は神聖な場所になっているのもほぼ共通しているところである。(神聖な場所だからこそ、高さのある場所に設けるということですね。)

起源は古く、古代から存在していたものである。また、その形も様々なものがある。一般に知られている最も古い祭壇は、紀元前3000年頃の古代メソポタミアのジッグラトという説がある。それ以降は各地の古代王国でも国を統治する儀式を行う場には祭壇が設けられ、それが「神殿」として大事な場所に発展していった。(古代エジプトをはじめ、ギリシャなどにも「○○神殿」という有名なものが数多く残っている。)

キリスト教では、初期のキリスト教の時期から、イエスの最後の晩餐の食卓を模ったものとして存在し、時代と共にこれに建築的な要素が加わり大きくなったり、工芸的な要素が加わって装飾が施されるようになった。

仏教では、仏像を安置するための台としての祭壇が多く、須弥壇、仏壇は一般的な祭壇となっている。また、キリスト教と同様に建築的な要素が加わったものとしては仏堂が該当し、その中でも大仏殿は巨大建築物でもある。

日本でも、仏教伝来以降は仏教の仏殿に準ずるが、それ以前の神道の時代からあるものとしては、厨子や乗輿を用いた祠があり、神棚もその一つである。

英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語では「Altar」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Autel」、イタリア語では「Altare」、中国語では「祭壇」と言う。

夢枕」:夢を見ている人の枕元のこと、夢の中、という意味である。

夢の中に神や仏、亡くなった人、自分の先祖などが現れて、ある事柄を告げることを「夢枕に立つ」と言う。この物語ではそれが宇宙人であったと言うことになっているが、宇宙人でも何かを告げたということであれば、「夢枕に立った」と言って良いのでしょうかねぇ?(社長にとっては、恩人と言うことになるので、神のような存在になるため、言葉上では問題無いが、宇宙人は神や仏、または故人、先祖などではないので、言葉の定義上では疑問が...)

英語では「Dream」、ドイツ語では「Traum」、フランス語では「Rêve」、イタリア語では「Sogno」、スペイン語では「Sueño」、ポルトガル語では「Sonho」、中国語では「夢枕」と言う。

 

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