SSブログ

毒姫とわたし#25 [ドラマ]

前回が余りにも急な展開だったため、その整理のための物語と言ったらいいですね。ということで、これという波乱もなく、次々に幕引きをして、物語を整理していると言った印象の物語でした。そんな中、やはり小麦と美姫のやりとりの所だけはぽんとポンと飛び出すテンポの良さがあって、それ以外の部分とは毛色が違っていて、主役の2人とそれ以外ということで、一応色分けしていたということですかね...

哲也に別れることを告げた小麦。マンションに帰ってきたミキは、小麦の様子が違うのに気づき、鋭く突っ込むと、小麦は哲也と別れたことを語った。それに対して美姫は「小麦が決めたことなら、うちは何も言わん」と言い、やっぱりわかり合えている2人でした。

そんな小麦は会社に退職願を提出し、実家のもんじゃ焼き屋を継ぐことにした。仕事の整理をしている小麦に、美園が接近し、小麦に「知らないのは小麦だけ」と前置きをしてから、自分が美姫の母だと告げた。

美姫は友樹の病室にいる哲也を訪ね。小麦と別れたということを確かめた。そして美姫は哲也に一発ビンタを入れると「決めたなら何が何でも政治家になれ」と言った。一方、友樹には、何の価値もないと言って切り捨てた。

君嶋家では、みやびが、判を押した離婚届を夫に渡していた。そしてエリカを不幸にしていたことを詫びるのだった。エリカは泣いて母と抱き合っていた。

美園は小麦の元にやってくる。話の中で「小麦の方が美姫の母みたい」と言うが、小麦は「美姫は友人です」と言っていた。2人の話を影で聞いていた美姫は、今帰ったふりをして帰ってきた。美園は直ぐに帰っていき、小麦は美姫とは家族で、2人でいれば何も心配ない、と話したが...

美姫は君嶋家で潤と話していた。そして潤とベッドイン。小麦のナレーションで「美姫がいなくなる」と語っていて...

前回の後始末ということのオンパレードであって、最終回を迎えたような物語という感じで、これという所はなかったですね。一応、小麦が美姫に対して「家族」と口にしたが、以前から小麦と美姫の間にはそのような絆があっただけに、やはりこれも整理のためという感じでしたね。

次回からは新展開(一応、公式では「第二部」としているが、物語の展開からすると「第四部」と言うことが出来ます。)ということになっているが、テンポのよい所が戻って来てくれたらなぁ、と思うところですが...

(尚、10/10の月曜日はお休みで、次回は火曜日と言うことになります。→これで、全39話ということになります。)

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 文庫

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形海6話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第6話「生きていた恐竜!? ~未確認生物殺人事件」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、ペンションUMAの壁にあった張り紙にあった小ネタから、「カニ獣人」について、「銀エビ」について、「青ワニ」について、「朱ムカデ」について、「ブラックドラゴン」について、「カニレーザー」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/11付です。

カニ獣人」:「仮面ライダーアマゾン」(1974年10月~1975年3月放送)の第9話「ゆけアマゾン!カニ獣人の島へ!」に登場した敵の怪人(獣人)の名前である。

名前から分かるように、カニ(蟹)の姿をしたゲドン(=敵の組織の名前である。)の怪人である。両手に大きなハサミを持っている。また、口からは白い泡を吐き出すが、その2つが武器となっている怪人である。

この物語ではペンションのオーナー・蟹江が「ガニガニ」と言う口癖があったり、カニを意識したような行動をしていたことから、カニの怪人であるかに獣人には親近感を持っているものと思われる。

それにしても、「仮面ライダー」シリーズの中でもどちらかというとマイナーな存在である「仮面ライダーアマゾン」に登場した怪人の名前をネタにするとは、やっぱり「ケータイ刑事」のスタッフはただ者ではないですね...

銀エビ」:「キカイダー01」(1973年5月~1974年3月放送)に登場した敵の怪人であって、ハカイダー四人衆の一人であるシルバーハカイダー(胸当てが銀色であって、シルバーを意味する「S」の文字がある。)が変身した怪人である。怪人の姿としては第4話の「怪奇!幽霊ロボット消滅!?」に登場している。(シルバーハカイダーとしては第1話~第10話に登場している。)

シルバーハカイダーは30mにまで伸びる電磁棒を武器として使い、敵を感電死させる。また、空中で鉄棒のように使い、そこで回転してからキックを繰り出す大技・電子棒大車輪を得意技としている。その一方で、力任せという所があって、状況判断が悪いという一面がある。

銀エビに変身すると、変身前の10倍の力を発揮することが出来るようになる。また、武器としては頭にある鋸で何でも切断してしまうという怪人である。

青ワニ」:「キカイダー01」(1973年5月~1974年3月放送)に登場した敵の怪人であって、ハカイダー四人衆の一人であるブルーハカイダー(胸当てが青色であって、ブルーを意味する「B」の文字がある。)が変身した怪人である。怪人の姿としては第5話の「恐怖!青ワニ島で卵が笑う!!」に登場している。(ブルーハカイダーとしては第1話~第9話に登場している。)

ブルーハカイダーは25mもある電磁ムチを武器としていて、これを敵に巻き付けて、3万ボルトの高圧電流でメカを破壊する。また、電磁ムチ地獄回しという技を得意技としている。野心が強く、ボスの座を狙っていた。

青ワニに変身するとパワーアップするが、頭を分離させて敵に噛みつく攻撃が出来る。

朱ムカデ」:「キカイダー01」(1973年5月~1974年3月放送)に登場した敵の怪人であって、ハカイダー四人衆の一人であるレッドハカイダー(胸当てが赤色であって、レッドを意味する「R」の文字がある。)が変身した怪人である。怪人の姿としては第5話の「恐怖!青ワニ島で卵が笑う!!」と第6話の「魔術師対ゼロワンの秘密能力!!」に登場している。(レッドハカイダーとしては第1話~第9話に登場している。)

毒矢を放つことが出来る連射式のミサイルボウガンを武器としていて、これで敵を倒す。また、不気味な声を挙げることが多い。

朱ムカデに変身するとパワーアップし、全身に66本ある棘から毒液を出して敵を倒す攻撃をする。

ブラックドラゴン」:「キカイダー01」(1973年5月~1974年3月放送)に登場した敵の怪人であって、ハカイダー四人衆の一人であり、かつ、ハカイダー舞台のボスであるギルハカイダーが変身した怪人である。(前作「人造人間キカイダー」に登場したキカイダーが死んだ後、その身体にプロフェッサー・ギルの脳が組み込まれて再生した。そのため、前作のハカイダーとは脳が違っていることもあって、「ギルハカイダー」ト呼んで区別されている。)怪人の姿としては第7話の「落雷!機能低下のゼロワン直撃」に登場している。(ギルハカイダーとしては第1話から登場し、第10話でハカイダー舞台は壊滅するが、生き残り、その後に登場した敵組織シャドウに参入し、最後まで登場している。)

ブラックドラゴンに変身すると、飛行能力をてにするなどで大きくパワーアップする。稲妻を呼ぶことが可能であり、口からは火を吐くことが出来る。

「銀エビ」「青ワニ」「朱ムカデ」「ブラックドラゴン」はいずれもが「キカイダー01」に登場したキャラクターであるが、やはり前作でまハカイダー(「01」ではギルハカイダー)の人気が高く、銀、青、朱の各ハカイダーの人気は今一つという所がある。また、怪人に変身することは知られていても、怪人として登場した回数が少ないこともあって、怪人としては余り知られていないところがある。

人気の高いハカイダーではなく、その変身した怪人の名前をネタにするというのは、「ケータイ刑事」スタッフにはマニアがいると考えて良いでしょうね...

カニレーザー」:「仮面ライダーV3」(1973年2月~1974年2月放送)に登場した敵・デストロンの初代幹部(13話~30話に登場した。)ドクトル・ゲー(ドクトルG)の正体となる怪人である。一応、カニとサソリの改造人間ということになっている。

ドクトル・ゲーはデストロンの生え抜き幹部であり、ドイツ支部から招聘され、初代の日本支部長に就任した。冷酷であり、また尊大であるが、彼独自の騎士道精神と哲学を持っている。

度重なる失敗で、首領の信頼を失ってしまったため、名誉挽回としてV3に決戦を挑むために強化した怪人でもある。(カニレーザーとしての登場は第30話の「ドクトル・ゲー!悪魔の正体は?」のみである。)頭の上のサソリは猛毒を出し、口からは(カニのように)泡を吐くが、それが強力な溶解液であって、それらによって人間を殺す。また、額にはレーザーガンがあって、洗車やビルでも破壊してしまうだけの威力があるレーザー光線を放射する。

「仮面ライダーV3」は人気の高い作品であり、ドクトル・ゲーも人気の高い敵幹部である。それを考えると、この物語に登場している6つの怪人の中では、最もポピュラーな怪人と言ってもいいでしょう。でも、それにしても、特撮ヒーロー作品に登場した敵怪人の名前がさりげなく張り紙に記されていて、それが登場するというのは、「ケータイ刑事」らしいお遊びでしたね。

尚、「仮面ライダーV3」と「仮面ライダーアマゾン」は大阪・毎日放送がキー局であるが、当時のネットはTBS-ABC、NET-MBSであった(所謂「腸捻転」状態であった。)ため、BS-iの親局であるTBSでは放送されていない。また「キカイダー01」はNET系の放送であったため、やはりBS-iの親局であるTBSでは放送されていない。この物語の本放送は2007/8/11であるため、3作品から30年以上の歳月が流れているとはいえ、親局では(本)放送していない作品ばかりを取り上げているという所も、やはり「ケータイ刑事」らしい所でもありますね。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

仮面ライダーアマゾン Vol.1 [DVD]

仮面ライダーアマゾン Vol.1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD
キカイダー01 BOX [DVD]

キカイダー01 BOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD
仮面ライダーV3 BOX [DVD]

仮面ライダーV3 BOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD
仮面ライダーV3 VOL.3 [DVD]

仮面ライダーV3 VOL.3 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD
仮面ライダーV3 VOL.4 [DVD]

仮面ライダーV3 VOL.4 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD
仮面ライダーV3 VOL.5 [DVD]

仮面ライダーV3 VOL.5 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD
仮面ライダー怪人列伝 1号・2号・V3編 (竹書房文庫)

仮面ライダー怪人列伝 1号・2号・V3編 (竹書房文庫)

  • 作者: 安藤 幹夫
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2011/04/25
  • メディア: 文庫

仮面ライダー怪人大全集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1986/09
  • メディア: 大型本
キカイダー大全―人造人間キカイダー・キカイダー01の世界

キカイダー大全―人造人間キカイダー・キカイダー01の世界

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本
仮面ライダーV3大全

仮面ライダーV3大全

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 単行本
仮面ライダーX・アマゾン・ストロンガー大全

仮面ライダーX・アマゾン・ストロンガー大全

  • 作者: 堤 哲哉
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

YNGWIE MALMSTEEN『RISING FORCE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼の1st.ソロ・アルバムである。前年にALCATRAZZで名声を得たが、自らのバンドを結成して、ソロとして新たな道を進むことになったアルバムである。本国スウェーデンでは14位を記録、アメリカではBillboardで最高位60位を記録するヒットになり、彼の名前は一段と知られるようになった。

収録曲は以下の全8曲である。『Black Star』『Far Beyond The Sun』『Now Your Ships Are Burned』『Evil Eye』『Icarus' Dream Suite Op. 4』『As Above, So Below』『Little Savage』『Farewell』。

お薦め曲は「全部」と言いたい所であるが、一応、代表曲となっている『Black Star』『Far Beyond The Sun』は絶対的なお薦め曲ということとし、そして『Icarus' Dream Suite Op. 4』と『As Above, So Below』を筆者のお気に入りの曲ということからお薦め曲としてピックアップしておくことにする。(本当は「全部」としたいところですけど...)

ギタリストとしての彼は「速弾き」として有名であるが、本アルバムにはそれだけでは収まらず、彼のポテンシャルの高さを示し、更にメロディの良さもあって、聴き所が満載というアルバムに仕上がっている。一部には批判する声もあるが、自らのバンドを組み、自分の殺りたいことを突き進んでいくということで、何の制約も受けずに、伸び伸びした彼の姿があるという所が最大の魅力でもあって、ロックを聴く者としては絶対に聴いておくべきというクオリティの高い演奏がここにはある。そのため、ロック・ファン、特にエレキギターのサウンドが好きという方は、絶対に聴いておくべきという名盤である。

また、彼を語る上でも大きなターニングポイントとなっているアルバムでもあるだけに、聴いておかなければならないアルバムでもある。(本アルバムを聴いていないで彼を語ることは出来ないのは言うまでもない。)じっくりとスレのギター・プレーを堪能しましょう!

 

Rising Force

Rising Force

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fontana Polydor
  • 発売日: 1988/05/02
  • メディア: CD

ライジング・フォース

ライジング・フォース

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/08/30
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その228) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「続・姉の復讐」です。取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・2nd.12話」と「・2nd.10話」をセットにして、「007」からは「ゴールドフィンガー」です。(「ケータイ刑事」が2本取り上げるのは、姉の物語が「」、妹の物語が「」ということであります。が、今回のテーマということでは「・2nd.10話」が中心と言うことになります。)尚、今回の内容は「その40」で一度記しているものの改訂・増補という位置づけでもあって、「その40」の時をより絞って触れています。(「その40」では「007/サンダーボール作戦」にも触れたが、今回はそちらは関係ないものとしています。)

ケータイ刑事」:「・2nd.12話」。「千里眼を持つ女 ~全てをお見通し殺人事件」という物語。この物語はテレビで生中継されているという設定の物語であったため、それが独特の味わいを出すことになっていて、それが面白いことになった物語でもあった。

警視庁に挑戦状が届き、テレビの生放送番組で、自分と警察のどちらが優秀なのかを決める勝負を求めてきた。差出人は千里眼を持つ綾小路波子という女であり、千里眼があれば警察は不要と豪語する。これにちゃんと高村さんが挑戦を受けてテレビに出演する。事件はその番組内で起こる。番組で波子が予言した通りに転落事件が起こり、更にその犯人と波子が名指しした男はテレビの生放送の間に自殺してしまった。

波子は、何も出来ない無能な警察を嘲笑う。が、ちゃんは現場を丹念に調べ、奇妙なことに気づく。それを足がかりにして調べると、ちゃんは波子が用いたトリックを見破った。

波子はドライアイスを使って死亡推定時刻を誤魔化すトリックを使い、2人とも計画的に殺していたのだった。2人は波子に千里眼の能力がないことをネタに脅していて、波子はその邪魔な2人を消してしまうと共に、再び自分が脚光を浴びるように考えた上での犯行だった。で、テレビの生放送番組の最後で、泪ちゃんにトリックを見破られて、逮捕されたのだった。(放送時間内に見事に泪ちゃんは逮捕することになったが、時間内に見事に収まるということでは、かつてはゴールデンタイムに行われていた「プロレス」中継の生放送のような展開ですね...)

ケータイ刑事」:「・2nd.10話」、「帰ってきたアイツ! ~銭形雷襲撃事件」という物語。登場人物の内、1人は「・1st.11話」の冒頭に登場した人物であり、もう1人は「・2nd.12話」に登場した人物の妹という設定となっている物語である。こういうキャラクター設定を行うという所も「ケータイ刑事」らしい所であり、シリーズ作品と言うことを強く感じさせる所である。

ちゃんに、予言者と名乗る早乙女波江が声を掛け、「本日中にちゃんが死ぬ」と予言した。犯人はちゃんがかつて逮捕した男だという。しかし、ちゃんが波江の側にいたら助かる、とも告げた。そんなところにちゃんが以前に逮捕した(「・1st.11話」の冒頭で逮捕した男である。)田沢という男が脱獄したという知らせが入った。

田沢は既に警視庁内部に潜入していることが分かり、ちゃんは警視庁内を移動するが、浪江が側にいて、お札を貼っていく。そんな中、ちゃんは防弾ガラスで覆われた警視総監室に行くことになるが、田沢は館内放送で雷ちゃんにメッセージを伝えた。

直ちに通信室に高村さんが向かうが、田沢の姿はなく、警官が倒れていた。田沢が潜んでいると警戒する高村さんだったが、倒れていた警官が起き上がると、消火器を頭にぶつけられて気絶してしまう。その警官は田沢が化けていたニセ警官であり、高村さんの銃を手に入れた田沢だった。

ちゃんの元に白衣の男がやってきたが、それは田沢だった。実は、田沢と浪江はグルであった。浪江は、実はちゃんに逮捕された綾小路波子の妹であり、波子は獄中で死亡したというのである。で、浪江は銭形姉妹に復讐すると決意し、ちゃんに逮捕された田沢を脱獄させて、ちゃんに復讐させるということにして手を組んだのだった。田沢が高村さんを襲って手に入れた銃は浪江の手に渡り、浪江は、田沢とちゃんが相打ちになったように見せかけて、2人とも殺し、復讐を果たすと同時に、共犯者として組んだ田沢を消して口封じをしようとしたのだった。で、銃声が轟き、ちゃん、そして田沢は倒れた。

が、ちゃんは無事だった。浪江が手にした銃が高村さんの銃と言うことに気づき、それには空砲が入っているということで、ちゃんは一芝居打ったのだった。そして浪江を逮捕し、更に田沢も逮捕した。

浪江は姉の復讐をしようとしたが、返り討ちに遭い、逮捕されることになった。

007」:「ゴールドフィンガー」。1964年のシリーズ第3作であって、初代ボンドの第3作である。前作の大ヒットを受けた作品であるが、映画シリーズでは本作はスペクターとは関係ない物語として構成されている。(原作小説では、ゴールドフィンガーとスペクターの間に関係があります。)

ジル・マスターソンはゴールドフィンガーの秘書として働いていた。マイアミのホテルに宿泊するゴールドフィンガーは、そこでトランプで賭をしていたが、この時、汁はホテルのバルコニーから望遠鏡でゴールドフィンガーの相手のカードを覗いていて、それを無線でゴールドフィンガーに知らせるということをしていた。そこにボンドが乗り込み、ゴールドフィンガーのイカサマの実態を知った。

ボンドは、ジルが使っていた無線でゴールドフィンガーに、イカサマで勝った金額だけ負けるように指示をして、従わなければ通報する、と伝えた。で、ゴールドフィンガーはボンドの指示に従って、イカサマで買った分をしっかりと負けた。

ジルは、ボンドが自分を救いに来た王子と思うようになり、ボンドに情報を提供し、更に、ボンドの食事の招待を受けて、楽しい時間を過ごした。で、ホテルの部屋でボンドと一夜を共にしようとする。が、そこにゴールドフィンガーの用心棒であり、便利屋のオッドジョブが侵入し、ボンドを気絶させ、ジルを殺害した。(全身に金粉を塗られ、そのため窒息死した。)やがて意識を取り戻したボンドは、ベッドの上に、金粉を塗られたジルの死体を発見したのだった。(ジルの死体は「007」シリーズで「最も美しい死体」と言われている。)

その後、ボンドは、ゴールドフィンガーを追ってスイスに入り、ゴールドフィンガーの車を追う。途中で休憩している時、ボンドは何者かに狙撃された。弾はボンドには命中することはなかったが、側をかすめた。で、ボンドは自分が狙撃されたと判断して、狙撃者を追った。

狙撃者は女であった。ボンドは車で逃げる女に対して、ボンドカーの秘密装備を使い、タイヤを傷つけた。で、女の車はタイヤが破裂して道を外れた止まった。ボンドは直ぐに事故として女に接近した。女は、ボンドが幅寄せしてきたことを責め、近くのスタンドまで送るように言った。で、ボンドは女の荷物を持って、女を車に乗せて、スタンドまで運んだ。この時、女はティリー・ソームズと名乗っていた。

その夜。ボンドはゴールドフィンガーの工場を監視していた。一方、女はライフルを手にして、ゴールドフィンガーを狙おうとしていたが、ライフルが張り巡らされていたワイヤーセンサーに引っかかり、見つかってしまう。それをボンドが助ける。そして女の名前はティリー・マスターソンということが分かり、彼女はジル・マスターソンの妹で、殺された姉の復讐のためにゴールドフィンガーを狙っていることが分かる。また、ボンドを狙撃したのではなく、ゴールドフィンガーを狙ったが、それが外れ、たまたまティリーとゴールドフィンガーの位置関係の間にいたボンドをかすめたと言うことが分かった。

ボンドはティリーをつれて逃げようとするが、オッドジョブが投げたシルクハットを頭に喰らい、クビの骨を折られて殺されてしまい、姉の仇を取ることは出来ず、姉と共にオッドジョブによって殺されることになった。(結果的に返り討ちということになった。)

尚、ボンドもこの時もオッドジョブたちに捕らえられることになる。そしてゴールドフィンガーの元に連行されていくことになるが、ここでボンドカーの秘密兵器の活躍によって窮地を脱出しようとする。しかし、ゴールドフィンガーの工場内で、鏡に映った自分の車を敵の車と判断し、それを躱そうとしてハンドル操作を誤り、壁に激突して気絶してしまい、捕らえられることになった。

共通点は、姉の復讐のために行動をして、返り討ちにあって、姉の復讐を果たせずに姉と同じ道を辿る(「ケータイ刑事」では銭形に逮捕され、「007」ではオッドジョブに殺された)ことになったということ復讐の時に銃を使っているということ、更に、主人公(銭形/ボンド)に対して偽名(「ケータイ刑事」では「早乙女波江」、「007」では「ティリー・ソームズ」)を語っていたこと、及びその偽名は、苗字の方を変えているが名前の方は本名のままということである。

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では復讐をするのに手の込んだことを仕組み、共犯者がいたが、「007」では単独行動であった(ボンドは窮地を助けただけで、復讐には手を貸していない。)ということである。

次回も今回と同様に「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ゴールドフィンガー [Blu-ray]

ゴールドフィンガー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray
ゴールドフィンガー (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

ゴールドフィンガー (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
ゴールドフィンガー (アルティメット・エディション) [DVD]

ゴールドフィンガー (アルティメット・エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。