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毒姫とわたし#26 [ドラマ]

今回から新展開となって、「5年後」という所に物語が飛んだ。登場人物は相変わらずというところであるのだが、急にパワーが無くなってしまって、これまでの余力で滑空していたと言ったらいいですかね。まあ、新展開の下地を提示するための物語であるとはいうものの、これというものがなかったのが残念でした。

一応、作風としてのコミカルな所は部分的にあったものの、弱炭酸のコーラ(気が抜けてはいるものの、完全には脱けていないコーラ)、ピクルスの入っていないハンバーガー、具のない味噌汁、とでも言った感じで、悪くは無いのだが物足りなさばかりを感じた物語でした。(「肉のないスキヤキ」よりはましでしたけど...)

美姫はあれから帰ってこなかった。連絡もなく、小麦は寂しさを感じていた。

「五年後」ということで、物語が飛ぶ。小麦は実家のもんじゃ焼き屋を継、女将となって、店も繁盛していた。あれからはずっと1人で女将として働き続けていた。そんなある日、かつての上司・只野が退職することになり、その送別会が小麦の店で行われる。その席で、勢いから「合コン」に参加することになった小麦。が、身の程を知ることになって撃沈し、一人帰って行った。が、一人、小麦が帰ってしまったことを残念がっていた男がいた。

哲也は、母の地盤を嫌い、ある市長の下で秘書をしていた。が、その市長が哲也を後継者として次の市長選に立候補することとなり、市長の支援者でもある君嶋社長の所に挨拶にやってきた。そしてそこで、社長は哲也に、エリカとの結婚を迫った。

只野が退職する日、古巣である君嶋出版電子書籍部に顔を出した小麦は、そこで声を掛けられた。それは幼馴染みの倉田悟であった。妹・小豆の言葉もあって、倉田からの誘いで食事に行った小麦は、倉田を自分のマンションに連れて来た。玄関を開けると、見知らぬ少年がいて、驚いた小麦だったが...

小麦も哲也も、男女の話を忘れて自分の道を突き進んでいるのをはじめ、何かと5年前と変わっていない各キャラであるが、余りにも唐突に5年後に物語が飛んでいて、歯切れの悪さだけが感じられた。まあ、「5年」という数字にはそれなりに意味があって、そり説明も行われるであろうが、今回の物語ではそういう伏線を用意すること無しにいきなり語られているということで、形の上で無理矢理に物語を進めていこうということしか感じらなかったですね。

主人公・小麦の周囲での物語を描いているとはいうものの、やはり美姫がいないと、メリハリのない平たい物語になっていて、つまらなかったですね。やはり、美姫と小麦の2人の掛け合いが本作の命だと言うことを強く感じた物語でした。

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

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  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 文庫

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ケータイ刑事銭形零25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形零」の第25話(2nd.12話)「銭形零の殺人!? ~警視庁密室殺人事件」の「裏ネタ編」の4回目の増補となる今回は、五代さんがぼやいていた言葉から「厄日」について、「八方塞がり」について、おじいちゃまはこれに行っていると言うことから「視察」について、「スコットランド・ヤード」について、五代さんがこらえていて最後に出した「パンチ」について記します。尚、「八方塞がり」は「・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 2」で、「スコットランド・ヤード」は「・13話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/15付です。)

厄日」:暦で災難が起こるとされる日のことを言う。元々は陰陽道に於いて、何らかの厄難に遭うので忌み慎むべき日とされる日であった。そこから吉凶の日が決まることになった。

それらから生まれた風習としては、友引の日には葬式を避ける、三隣亡には建築を避ける。苗日には田植を避ける、というのは現在でも受け継がれている。

また、農家では天候による厄難が多いとする日のことを指し、二百十日、二百二十日などがこれに該当する。(いずれも立春から数えての日にちであって、暴風雨、台風の襲来を警戒する日として厄日にされていた。)また、そのため、「厄日」「二百十日」「二百二十日」は俳句の世界では秋の季語になっている。

英語では「Unlucky Day」、ドイツ語では「Unglücklicher Tag」、フランス語では「Jour Malchanceux」、イタリア語では「Giorno Sfortunato」、スペイン語では「Día Desafortunado」、ポルトガル語では「Dia Azarado」、中国語では「災難之日」と言う。

八方塞がり」:どの方面にも障害があって、その苦しい局面を打開するための方法が見つからず、手の施しようがない状況になったことを言う。

元々は、陰陽道で、8つの方角(東、西、南、北、北東、東南、南西、西北)のいずれに行くのにも不吉な結果しか生じない「凶」であることを意味する言葉である。そこから転じて、あらゆる方向に手を打っても障害があって、手の打ちようが無いことを意味する言葉となった。

尚、「八方」とは東、西、南、北、北東、東南、南西、西北の8つの方角のことを意味しているが、これは8つの方角を指すのではなく、「あらゆる方向」という意味である。そのため、「八方破れ」という言葉は、あらゆる方向から攻められるように備えが全く無く、隙だらけでどうしようもない状態を意味し、「八方美人」は周囲の誰からも良く思われるように立ち回る人を意味する。「八方塞がり」を含め、これらの言葉の「八方」は「八紘」と同じ意味である。(※「八紘」は四方(=東西南北)と四隅(=北東、東南、南西、西北)という意味と、そこから転じて「地の果て」「天下」「全世界」と言う意味がある。)

英語では「In Dire Straits」「Up Against a Wall」「A No-Win Situation」「Deadlocked」などと言い、中国語では「走投無路」と言う。

視察」:実地に行き、状況を調べ、見極めることを言う。災害が発生した場合、その対応のために被災地に行って視察するということは頻繁に行われているが、災害時以外でも視察は色々と、そして頻繁に行われている。

但し、視察は現場の状況を直接見て知ることは出来るが、現場にとっては邪魔なもの、余計なことになって、大きな負担を掛けることもあり得る。(特に、災害現場の視察ではこの問題が大きく、批判されている所でもある。)

また、優れたことを実現した場所に対して、それを学び、参考にしたり取り入れたりするために行われる視察もよくあることである。(受け入れる側は、見学コースを設定している所もある。)特に、新技術を取り入れた工場などでは、それを公開して工場見学ルートとしている所もあります。

英語では「Inspection」、ドイツ語では「Inspektion」、フランス語では「Inspection」、イタリア語では「Ispezione」、スペイン語では「Inspección」、ポルトガル語では「Inspeção」、中国語では「視察」と言う。

スコットランド・ヤード」:現在は「ニュー・スコットランド・ヤード」とも呼ばれている。日本語に訳すと「ロンドン警視庁」ということになる。これはロンドンの首都警察のことである。が、所轄地域はシティ・オブ・ロンドンを除くグレート・ロンドンの全域(=シティ・オブ・ウエストミンスターと31の特別区)である。域内人口は約750万人である。→日本で言えば、警視庁とほぼ同じような感じという認識で良い。(警視庁は東京都を管轄しているので、23区だけを管轄していると思うと、よりイメージは近くなるでしょう。)尚、「スコットランド」の名前があるが、イギリス北部のスコットランド地方を管轄している訳ではない。

イギリスで唯一の国家警察であり、管轄区域はグレート・ロンドンであるが、それ以外に、全国の犯罪記録や資料の保管、管理を行っている。また、各自治体警察の要請があれば、グレート・ロンドン以外で起こった事件についても捜査に当たることがある。

歴史は古く、18世紀の市民警察が前身であり、1829年に警察組織として首都警察が創設されたが、これに引き継がれる。この地は、かつてスコットランド王家の離宮があった場所であり、そこに庁舎があったことから「スコットランド・ヤード」と呼ばれるようになった。(当時も現在も、スコットランド地方の警察関係には全くタッチしていない。)1890年に移転し、テムズ河畔のウエストミンスター橋の近くに庁舎が置かれたが、この場所は、シャーロック・ホームズの小説に出てくるスコットランド・ヤード庁舎の場所であり、お馴染みである。尚、その場所には1967年までで、その後、現在の場所(ウェストミンスターのブロードウェイ街)に移転している。

組織を構成する警察官の数は約31000人であり、一般職員を含めると45000人を越える大所帯である。(参考までに記しておくと、日本の警視庁は、警察官は約43000人、一般職員を含めると約45500人であるので、警官数は日本よりも少ないが、一般職員が警視庁よりも多く、人員的な規模としては同程度ということになる。)

「ケータイ刑事」と「スコットランド・ヤード」の関係としては、「M1」でちゃんがスコットランド・ヤードに留学している、と語られているのと、「・1st.13話」で高村さんがスコットランド・ヤードへの出向が決まり、ちゃんとのコンビを解消するということで名前が登場している。

英語をはじめ、殆どの言語で「New Scotland Yard」(「Scotland Yard」と言う言い方もある。)と言う。また、ドイツ語では「Schottischer Hof」と言う言い方もある。また、中国語では「蘇格蘭場」または「倫敦新蘇格蘭場」と言う。

パンチ」:叩くこと、打撃のこと、拳固で(他人を)殴ること、ボクシングで相手を打つことを言う。また、他の意味では、相手に強い印象を与えること、またはその力のことを指す。更に、紙(切符、テープなどを含む)に穴を開けること、またはその為に使用される装置のことを言う。

初期の大型コンピュータでは、紙テープに穴を開け、それを用いてデータの保存やデータ入力を行っていたため、その分野では「パンチ」と言うと重要なものであったが、一般的には拳固で殴ることを言う。また、鉄道の切符も、現在では自動改札機が普及していることもあって、パンチが使われることも少なくなっている。(車内検札でも、最近ではパンチではなくて判子を押すというものが増えているので、使用されなくなっている。)

この物語では、言うまでもなく相手を殴ることに関係しているので、拳固で殴ることを指している。

英語では「Punch」、ドイツ語では「Schlag」、フランス語では「Coup de poing」、イタリア語では「Pugno」、スペイン語では「Ponche」、ポルトガル語では「Ponche」、中国語では「打撃」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

幸運をつかむ九星方位暦―最悪の厄日・日破殺を避けて運気の波をつかむ!〈平成17年度版〉

幸運をつかむ九星方位暦―最悪の厄日・日破殺を避けて運気の波をつかむ!〈平成17年度版〉

  • 作者: 高島 泉妙
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本

しあわせのすすめ―八方塞がりの日本に捧ぐ

しあわせのすすめ―八方塞がりの日本に捧ぐ

  • 作者: 小林 祥晃
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本

世界の保育と遊び―24か国視察レポート

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 丸善メイツ
  • 発売日: 1989/08
  • メディア: 単行本

森林・林業視察ガイドブック

森林・林業視察ガイドブック

  • 作者: 全国林業改良普及協会
  • 出版社/メーカー: 全国林業改良普及協会
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: 単行本

海外農村視察必携 世界の農業をどうとらえるか (全集 世界の食料 世界の農村)

海外農村視察必携 世界の農業をどうとらえるか (全集 世界の食料 世界の農村)

  • 作者: 七戸 長生
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 1993/06
  • メディア: ペーパーバック

スコットランド・ヤード物語

スコットランド・ヤード物語

  • 作者: 内藤 弘
  • 出版社/メーカー: 晶文社
  • 発売日: 1996/01
  • メディア: 単行本

ロンドン警視庁―素顔のスコットランドヤード (サイマルBBCライオン・シリーズ)

  • 作者: 岩崎 広平
  • 出版社/メーカー: サイマル出版会
  • 発売日: 1990/12
  • メディア: 単行本

最強パンチ理論

最強パンチ理論

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 単行本

最強パンチ理論 技術革命編

最強パンチ理論 技術革命編

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
  • 発売日: 2011/05
  • メディア: 単行本

まったく新しいボクシングの教科書―誰でも、パンチ力が2倍・3倍になる!

まったく新しいボクシングの教科書―誰でも、パンチ力が2倍・3倍になる!

  • 作者: 野木 丈司
  • 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 単行本

ファミリーツール(FAMILY TOOL)回転式穴あけパンチ 05452

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  • 出版社/メーカー: ミツトモ製作所
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CARL ユニバーサルデザイン 2穴パンチ

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  • 出版社/メーカー: CARL
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ZHANE『SATURDAY NIGHT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1997年に発表された彼女の2nd.アルバムであり、かつ、(現時点では)最後のアルバムである。(本アルバムの後、1999年に活動を停止している。)アメリカではBillboardで最高位41位を記録、イギリスでは最高位52位を記録している。尚、彼女は2枚のアルバムを発表しているが、Billboardのすぉこチャートではいずれもが最高位8位を記録しているが、セールスでは1st.はプラチナ・ディスクになっているが、2nd.はゴールドディスクにも届かず、セールス上では大きな差が付いているが、イギリスでは1st.はチャートインせずに2nd.はチャートインしているというように、米英で逆の結果になっている。

収録曲は以下の全16曲である。『Request Line』『Saturday Night』『So Badd』『Crush』『This Song Is For You』『Just Like That』『Last Dance』『Good Times』『For The Longest Time』『Rendez-Vous』『My Word Is Bond』『Kindness For Granted』『Temporary Thing』『Confusion』『Color』『Piece It Together』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Request Line』はBillboardでは最高位39位を記録し、イギリスでは最高位22位を記録するヒットになった。尚、イギリスではこの曲が彼女のシングルのキャリア・ハイを記録している。2nd.シングルの『Crush』はアメリカでは最高位106位、イギリスでは最高位44位を記録している。また、この曲が(現時点での)彼女のラスト・シングルになっている。

お薦め曲は、シングル曲の『Request Line』と『Crush』、それ以外からは『Saturday Night』『This Song Is For You』『For The Longest Time』『Kindness For Granted』『Temporary Thing』という所をピックアップしておく。

前作と同様に、ソウルフルにじっくりと聴かせるR&Bである。表現力は前作から進歩していて、豊かな表現力と、上手いと感じさせるだけの歌唱力があって、内容としては充実している。しかも、曲数も多く、時間も70分を超えているので、お腹いっぱいになるアルバムである。

ただ、表現力も豊かであるのだが、アルバム全体を通してメリハリ感が乏しく、一本調子になっているとこが、本アルバムを早く飽きさせてしまっている。それなりにメリハリを付けているようであるのだが、この点がちょっと残念なところである。

とは言っても、たっぷりと聴かせるボーカルは魅力的であって、じっくりと聴き込むことが出来る女性ボーカル・アルバムである。

 

Saturday Night

Saturday Night

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1997/04/22
  • メディア: CD

サタデー・ナイト

サタデー・ナイト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1997/04/09
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形海6話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形海」の第6話「生きていた恐竜!? ~未確認生物殺人事件」の裏ネタ編・増補の7回目となる今回は、恐竜についてこれが囁かれていると言うことから「」について、高村さんがちゃんに言った言葉から「エントリー」について、続いてこう言ったことから「」について、事件解決後に高村さんが口にした言葉から「デマ」について、「浪漫」について記します。尚、「嘘」は「・21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/11付です。

」:ある人の身の上や物事に関してかげで話すこと、またはその話のこと、若しくは、世間で根拠もなく語られている話のことである。尚、その話の内容は事実であるかどうかは関係なく、全くの作り話であることも多い。(特に、世間で広がっていく状態では、尾ひれが付いて、とんでもないことが語られることも多い。)

事実ではないことも多いことから、「飛語」「ゴシップ」「風評」「デマ」「流言」「流説」などと呼ばれることもある。

この物語では、恐竜がいるということが噂されているということであったが、この類の噂というものは非常に多いものである。(特に、観光のためにということもあって、良くあるものである。)

英語では「Rumor」、ドイツ語では「Gerücht」、フランス語では「Rumeur」、イタリア語では「Diceria」、スペイン語とポルトガル語では「Rumor」、中国語では「傳言」と言う。

エントリー」:競技会、コンテストなどの催しに参加申し込みをすることを言う。また、「参加する」「加わる」という動詞としての意味や、「入場」「参加」「入口」「記入」「登録」などの名詞としての意味もある。

一般的には、競技会に参加申し込みをすること、という意味で使われ、申し込んだ場合、「エントリーした」と言うような言い方をする。

この物語では、ミス・アンド竜コンテストに参加申し込みをした、という意味で用いられていたが、これは一般的な使い方である。(直ぐに「嘘」と高村さんは言いましたけど...)

英語では「Entry」、ドイツ語では「Eintritt」、フランス語では「Entrée」、イタリア語では「Entrata」、スペイン語では「Entrada」、ポルトガル語では「Entrada」、中国語では「申請參加」と言う。

」:真実や事実でないこと、偽りであるここと、正しくないこと、虚言のこと、適当でないこと、またはそれらの言葉のことを指す。

基本的に、これは悪いこととして認識されているものである。というのは、「嘘」は人を騙すことになるものであるためである。特に「詐欺」は他人を欺し、その人の財産を奪うという犯罪行為であって、「嘘」が悪いことであることの代表的なものとして知られている。(何せ、「詐欺」は罪として逮捕されることになるものですからね。→財産という損得勘定が絡むため、法律の網の目をかいくぐる様々な詐欺が横行しているが、これらには十分注意しましょう。(財産的に被害が生じると「詐欺」になって犯罪行為となるが、財産的な被害が生じていない場合は「詐欺」とはならない。)

しかし、全ての「嘘」が悪いこととは限らない。「嘘も方便」という言葉があるが、時と場合によっては十分容認される「嘘」もある。例えば、末期癌の患者に対して嘘の病名を告げることがあるが、事実が余りにも辛い場合は親族が本人に事実を隠して伝えることを望む場合もある。(一部では、このように嘘の病名を伝えることを問題視する声もあるが、一般的には黙認されている。)

また、パーティなどの席で、誇張したり大袈裟に適当なことを言う場合があるが、その場を盛り上げると言うことではこれは役に立つ。(とは言っても、ある程度のことは容認されるが、度を超えるとその場を白けさせることにもなってしまうのは言うまでもない。)

また、いくら場を和めるといっても、頻繁に嘘を口にしていると、その人は、他人から見ると「虚言癖がある」と思われたり、狼少年と呼ばれ、全く信用されなくなるだけである。

一応、場を和ませる嘘というのは、エイプリルフールの時に語られる嘘がある。但し、近年はお祭りのようなことになっていますけど...→有名なものとしては、イギリスのBBCがエイプリルフールのニュースとして、ビッグベンの時計がデジタル表示の時計に変更されることになる、という嘘のニュースを流したことがある。これに対して、それを真に受け止めた日本人から、針式時計の購入の申し込みが届いたという話があった。(英米人は、エイプリルフールの嘘放送と直ぐに見抜いていたが、日本人だけが真に受けたということで、現在には笑い話になっている。)

まあ、「嘘」の中にも許されるものがあるが、要は、程度問題ということであり、嘘をつく場合はよく考えましょう。

尚、テレビやラジオの情報番組などでは、時には「嘘」の情報が流されていることがある。その場合、何らかのクレームが入り、訂正され、「お詫び」ということが行われるのが一般的であるが、中にはそういう訂正を行わないような番組も一部にある。訂正するというのは、誤った情報を広めないために必要なことであるが、そういう場合は特に「放送事故」として扱われ、時にはその番組が打ち切りになることもある。(そこまで行かなくても、スタッフに対して何らかの処分がされるのが普通である。)しかし、中には、嘘を放送し、そのことでクレームが入っても、クレームを無視して何事もなかったようにする番組も一部にはある。そういう番組は、出演者が大御所的な存在になっているというものが多いが、それはその出演者の「老害」の一つということも出来る。そういう番組があれば、無視して相手にしないことに限ります。(某BS放送での長寿音楽番組は月に一度ぐらいは嘘の情報を流しているようなところまで落ちぶれていて、もはやゴミでしかないですし...)一方、FM放送では、嘘をついたことを無かったことにして、全く触れないヘッポコDJと、直ぐに訂正するDJとがいるが、当然、前者はヘッポコの三流DJであり、後者だと交換持てますけどね...

英語では「Lie」と言うが、罪のないたわいもない嘘のことは「Fib」と言う、また、ドイツ語では「Lüge」、フランス語では「Mensonge」、イタリア語では「Bugia」、スペイン語では「Mentira」、ポルトガル語では「Mentira」、中国語では「謊言」と言う。

デマ」:元々はドイツ語の「Demagogie(デマゴギー)」の省略した言い方であって、事実と反する先導的な宣伝のことである。政治的な目的(相手を陥れるというのが一般的である。)で、意図的に流す嘘のことを指した。それから転じて、政治目的とは関係ない根拠のないうわさ話のこと、嘘として広まった噂のことを指すようになった。

英語では「False Rumor」、ドイツ語では「Falsches Gerücht」、フランス語では「Fausse Rumeur」、イタリア語では「Diceria Falsa」、スペイン語では「Rumor Falso」、ポルトガル語では「Falso Rumor」、中国語では「謠言」と言う。

浪漫」:「ろまん」と読むのが一般的であるが、「ろうまん」という読み方もある。(読み方が異なっても意味は同じである。)英語の「Romance」を漢字で表現したものである。(そのため、カタカナ表記の「ロマン」という表記もある。)

夢や冒険への憧れを満たす事柄のことを指すのが一般的であるが、「長編小説」と言う意味と「ロマンス語で書かれた伝奇的要素の多い散文物語」という意味もある。

この物語では、ちゃんが「恐竜がいたらいいなぁ」と思ったと言うことであるので、夢に対する憧れの気持ちを表したものである。

英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語では「Romance」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Romanisch」、イタリア語では「Romanzo」、中国語では「浪漫」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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マット界 噂の三面記事【底が丸見えの底なし沼を探る!】 (晋遊舎ムック)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 晋遊舎
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質問に答えるだけでエントリーシート・履歴書がすぐ書ける 受かる!自己分析シート

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平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学

平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学

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  • 発売日: 1996/12
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人はなぜウソをつくのか―悪いウソ、善いウソを見きわめる心理学 (KAWADE夢新書)

人はなぜウソをつくのか―悪いウソ、善いウソを見きわめる心理学 (KAWADE夢新書)

  • 作者: 渋谷 昌三
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 新書
記憶はウソをつく (祥伝社新書 177)

記憶はウソをつく (祥伝社新書 177)

  • 作者: 榎本 博明
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2009/09/29
  • メディア: 新書
人はなぜウソをつくのか?

人はなぜウソをつくのか?

  • 作者: 斉藤 勇
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本
検証 東日本大震災の流言・デマ (光文社新書)

検証 東日本大震災の流言・デマ (光文社新書)

  • 作者: 荻上 チキ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/05/17
  • メディア: 新書
うわさとデマ 口コミの科学

うわさとデマ 口コミの科学

  • 作者: ニコラス・ディフォンツォ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/06/23
  • メディア: 単行本
デマの心理学 (岩波モダンクラシックス)

デマの心理学 (岩波モダンクラシックス)

  • 作者: G.W.オルポート
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/10/03
  • メディア: 単行本

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