SSブログ

毒姫とわたし#34 [ドラマ]

美姫と小麦が対称的な方向に向かっていくという展開が面白い所であったが、物語としたら今一つで、テンポが悪く、ちょっとかったるいところが目立った物語でした。また、一部のキャラが浮いてしまっている様に感じられたが、これは来週(最終週)への伏線という所なんでしょうね...

嵐太郎が行方不明となり、更に「選挙に出るな」という脅しの電話が入ったことで、美姫は哲也が糸を引いているものと重い、乗り込んでいこうとする。が、それを小麦が止めて、小麦が乗り込んだ。哲也は市長と話していたが、嵐太郎のことを問う。「知らない」という哲也に返っていこうとしたが、市長が名誉毀損と騒ぎ、一括した。その後、市長の支援者が独断で暴走したことが分かると、市長は「知らなかった」ということにしようとした。

潤も、美園もそれぞれ事情を知って美姫の元にやってくる。潤は必死に捜しに行き、美園は、自分のせいと言って取り乱す美姫にビンタを入れた。

潤は哲也の元に乗り込み、土下座をして嵐太郎の情報を尋ねる。哲也はそんな潤に同行を求めてある所に行った。

美姫はすっかり落ち込んでいて、選挙を止める、と言い出した。小麦も他の支援者もそうするべきと同意したが、そこに嵐太郎を連れた潤が帰ってきた。嵐太郎が無事だったが、美姫は嵐太郎にこれまで選挙のことで構ってやれなかったことを謝っていた。

哲也は小麦を呼び出し、倉田と共にやってきた小麦に、市長の汚職の証拠となる資料が入ったUSBメモリを渡した。

潤は嵐太郎が無事に戻ってきたことで、これ以上は問わないことにしよう言った。そんな潤に、美姫は「嵐太郎の父親になっくれへんか」と言って結婚することを決意した。

エリカに婚約解消も仕方ないと言われたことで、すっかり冷めていた。そんなエリカに、哲也は自浄を話し、市長の汚職のことが夜に出ると、選挙に出られなくなることまで話した。そしてその上で、改めてエリカにプロポーズをした。

一方、倉田は小麦に対して「白紙にしよう」と切り出した。

美姫を支える小麦だけが「結婚」とは逆に向かっていくことになるが、こういう展開は主人公をいじめ抜くのが売りの昼ドラらしい所ですね。で、美姫と小麦が、ということになるのが一番上手く纏まる所に感じられるが、同性婚の結婚を認めていない日本では、そういう展開に持っていくことは無理だということも分かっているが、それぐらいの所を見せて欲しかったと思った物語でした。

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 文庫

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形海7話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第7話「ダイエット界のカリスマ来日! ~インストラクター殺人事件」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、これらが劇中に出てきたことから「早口言葉」について、「ドジョウすくい」について、「千歯扱き」について、鑑識メモに登場した「バランスボール」について、事件はこれにはいるところから起こったことから「休憩」について記します。尚、「早口言葉」は「・38話(2nd.25話・AS3話)[裏ネタ編]PART 6」で「カエルぴょこぴょこ、三ぴょこぴょこ」として記したものを、「ドジョウすくい」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/18付です。

早口言葉」:同音が重複していたり、発音しにくい音が連なる発音しにくい言葉で出来た言葉(短文)を通常よりも早く喋って、正しく言うことが出来るかを競う言葉遊びである。内容としては、意味のある文章になっているものから、単なる語呂合わせというようなものまである。(要は、発音しにくい音の連続であったり、言い間違えしやすい音が連なっているものであって、内容よりも「発音のしにくさ」が優先されている。)

また、喋ることを職業とする人(アナウンサー、俳優など)はこれを滑舌を良くするための練習に用いていることが一般的に知られている。

日本語だけでなく、基本的には全ての言語にこれは存在するものである。しかし、これを他の言語に訳した場合は、発音しにくいということが無くなってしまい、早口言葉では無くなってしまうというのが普通である。また、意味としても「?」というようなものも多い。但し、欧州の言語(例えば、ラテン語から派生したいくつかの言語の間など)には、比較的似ている言語があって、その言語の間では訳しても早口言葉に近い関係を保つものが比較的ある。→要するに発音での遊び言葉であるため、異なる言語では通用しないと言うことである。

日本語では、「・38話(2nd.25話・AS3話)」に登場している「カエルぴょこぴょこ、三ぴょこぴょこ」をはじめ、「生麦、生米、生卵」「赤巻き紙、青巻き紙、黄巻き紙」「お綾や、母親にお謝りなさい」「蛙ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ、合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ」「この竹垣に竹立て掛けたのは竹立て掛けたかったから、竹立て掛けた」「坊主が上手にびょうぶに坊主の絵をかいた」などは余りにも有名な早口言葉として知られている。

英語の早口言葉の中で有名なものが「マザー・グース」の一節にある。「She sells sea shells by the seashore. The shells she sells are surely seashells. So if she sells shells on the seashore, I'm sure she sells seashore shells.」という文章であるが、これを日本語に訳すと文章の意味は分かるものの、特に早口言葉にはなっていない。また、映画「マイ・フェア・レディ」にも登場した早口言葉で、イライザが英語の発音練習のために口にしていたものとして、「The rain in Spain stays mainly in the plain.」という早口言葉があるが、これを日本語に訳すと「スペインの雨は主に平野に降る。」は完全に早口言そんな中で、「生麦、生米、生卵」を英訳すると「Raw wheat, raw rice, raw eggs.」となるが、この英語は早口言葉とされている。(→このように、翻訳しても互いに早口言葉というものは非常に珍しいことである。)

英語では「Tongue Twister」、ドイツ語では「Zungenbrecher」、フランス語では「Expression Difficile à Prononcer」、イタリア語では「Scioglilingua」、スペイン語では「Trabalenguas」、ポルトガル語では「Ciclone de Língua」、中国語では「繞口令」と言う。

ドジョウすくい」:ドジョウは食用魚であり、それを泥田ですくう姿を滑稽にした古来からの芸能の一つである。現在ではお座敷芸の代表的なものの一つとなっていて、宴会芸では定番中の定番の一つとして知られている。

尚、「ドジョウすくい」は「安来節(やすぎぶし)」に合わせてやるのがお馴染みで、ひょっとこのお面と頭に乗せ、手ぬぐいを被り、ザルを手にして、割り箸を鼻の穴に突っ込んで行うというのがスタイルである。(一部の省略もOK)

ちなみに「安来節」は、江戸時代に「出雲節」などを基礎として、いくつかの地元民謡を吸収しながら発達していったものである。現在のスタイルが確立したのは幕末から明治初期にかけてのことである。

芸の一つであることから、外国語では日本語をローマ字表記とした「Dojo-Sukui」という言い方が多くなっている。

千歯扱き」:「千把扱き」という表記もある。また「千歯」と言うこともある。櫛状に並んだ尖端部が尖った歯(鉄製、または木製というのが一般的である。)の間で、イネや麦などの穀粒をすき落とすのに用いられる農機具である。

元禄時代(1688年~1704年)に日本で発明された農機具であり、これによって脱穀の効率が大きく向上されることになった。→従来の脱穀は非常に非効率的であったことから、未亡人が行う仕事として一般的になっていたのだが、千歯扱きの登場は未亡人の貴重な仕事を奪ったことから「後家倒し(ごけたおし)」と呼ばれることにもなった。

現在では、これでも効率が悪く、コンバイン(動力脱穀機)が広く使用されることになり、現在では殆ど使用されなくなった。

木製の台に付属した足置きを踏み、体重によって装置を固定し、櫛状の歯の部分に刈り取った後に乾燥した稲や麦の束を振りかぶって叩きつけ、引いて梳き取っていく。(イネはこれで脱穀が完了し、麦の場合は穂が首から折れて落ちるので、更に堕ちた穂を叩いて脱穀することになる。)

英語では「Threshing Machine Harsh Training」、ドイツ語では「Dreschen von Maschine Barsches Training」、フランス語では「Battant Machine Formation Sévère」、イタリア語では「Macchina che Batte Addestramento Aspro」、スペイン語では「Máquina Trillando el Entrenamiento Áspero」、ポルトガル語では「Máquina Espancando Treinamento Severo」、中国語では「木齒耙捋」と言う。

バランスボール」:「スイスボール」「エクササイズボール」「Gボール」「フィットネスボール」などという呼び方もある。身体に密着させて使用し、バランス感覚を養うトレーニングに用いる空気が中に入った大きなボールのことである。(直径が45cm、55cm、65cm、75cmなどと、複数の大きなサイズのものがある。)

材質はビニール樹脂であって、人間の体重を預けても耐えられるだけの強度を持ったものであり、弾力があるものである。

歴史は、以外と長く、1963年にイタリアのメーカーが開発したものであり、スイスでは医療器具としてリハビリテーションの分野で使用されるようになった。(当初は医療品であった。)それが次第に運動にも使われるようになる。日本には1980年代に入って来て、医療器具として使用されるようになる。やがて、医療用途以外としてトレーニングに導入され、フィットネスの世界でエクササイズに使用されるものとして広がっていくことになった。(バランスボールの歴史は50年弱であるが、エクササイズの世界では10年以内の新しいものである。)

英語では「Balance Ball」、ドイツ語では「Gleichgewichtsball」、フランス語では「Équilibre la Balle」、イタリア語では「Bilancia Palla」、スペイン語では「Pelota de Equilibrio」、ポルトガル語では「Equilibre Bola」、中国語では「平衡球」と言う。

休憩」:仕事や運動を一時的に止めて、少しの時間だけ休むことを言う。あくまでもこれは「一時的」なものであって、休憩に入ったら終わりということにならず、一時的なものである。(ソフトの再生では「停止」ではなく「ポーズ(一旦停止)」に相当する。)また、「いきつぎ」「休息」などという言い方もあって、それぞれが広く使われている。

尚、「休憩」の継続時間がどの程度かというと、明確な基準はないのが実情であるが、職場などでの一般的な認識は10~15分前後が一般的な時間として認識とされている。(タバコとコーヒーで一休みと言った時間である。)また、学校では5~10分程度から30分以内という認識が多い。よって、半日、または終日休むような場合は「休憩」とは言わない。

英語では「Break」、ドイツ語では「Bruch」、フランス語では「Fracture」、イタリア語では「Interruzione」、スペイン語では「Descanso」、ポルトガル語では「Fratura」、中国語では「休息」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

[オーディオブックCD] 古今東西の早口言葉 ~早口コレクション55編~

[オーディオブックCD] 古今東西の早口言葉 ~早口コレクション55編~

  • 作者: パンローリング
  • 出版社/メーカー: パンローリング
  • 発売日: 2011/08/15
  • メディア: CD

みんなでワイワイ早口ことば〈その1〉

みんなでワイワイ早口ことば〈その1〉

  • 作者: ながた みかこ
  • 出版社/メーカー: 汐文社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本

声を出して読む日本語の本―豊かな声をつくる早口ことばと滑舌例題集

声を出して読む日本語の本―豊かな声をつくる早口ことばと滑舌例題集

  • 作者: 塩原 慎次郎
  • 出版社/メーカー: 創拓社
  • 発売日: 1987/11
  • メディア: 単行本

毎日5分の朗読トレで身につく! 伝わる声の出し方・話し方〈CD付〉

毎日5分の朗読トレで身につく! 伝わる声の出し方・話し方〈CD付〉

  • 作者: 飯島 晶子
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2008/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

世界のことばあそび〈2〉世界の早口ことば・数え歌・回文 (世界のことばあそび 2)

世界のことばあそび〈2〉世界の早口ことば・数え歌・回文 (世界のことばあそび 2)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 大型本

マイ・フェア・レディ [Blu-ray]

マイ・フェア・レディ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: Blu-ray

マイ・フェア・レディ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

マイ・フェア・レディ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD

安来節~どじょう掬い/隠岐祝い音頭

  • アーティスト: 出雲愛之助[三代目],遠藤お直
  • 出版社/メーカー: キングレコード(株)
  • 発売日: 2001/03/07
  • メディア: カセット

どじょうのぼり、うなぎすくい

  • アーティスト: 家出少年
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: CD

竹ザル・竹ビク付! DVD 今日から踊れる どじょうすくい 5点セット

竹ザル・竹ビク付! DVD 今日から踊れる どじょうすくい 5点セット

  • 出版社/メーカー: 株式会社エムティアール
  • メディア: DVD

どじょうすくい セット

どじょうすくい セット

  • 出版社/メーカー: アイコ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

フィットネスクラブがつくったバランスボール65cm DVD付 パールホワイト

フィットネスクラブがつくったバランスボール65cm DVD付 パールホワイト

  • 出版社/メーカー: (株)東急スポーツオアシス
  • メディア:

IMC-37 ハーフイボヨガボール65

IMC-37 ハーフイボヨガボール65

  • 出版社/メーカー: カワセ
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

レッスンDVD付 バランスボールエクササイズ

レッスンDVD付 バランスボールエクササイズ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本

労働法判例総合解説20 休憩・休日・変形労働時間制

労働法判例総合解説20 休憩・休日・変形労働時間制

  • 作者: 柳屋 孝安
  • 出版社/メーカー: 信山社
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ADAM & THE ANTS『DIRK WEARS WHITE SOX』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された彼らの1st.アルバムである。当初の結成メンバーが全て引き抜かれるということがあり、それを乗り越えて発表されたのが本アルバムである。彼らはヴィジュアル面を意識したバンドの一つであって、ポスト・パンク/ニューウェーブの流れに乗って登場し、後のビジュアル系を意識したバンドに多大な影響を与えているバンドである。音楽的な評価は今一つであるが、影響力と言うことでは多大なものを残している。尚、チャート成績は、本国イギリスで最高位16位を記録している。(それ以外の国ではチャートインしていない。)

収録曲はオリジナル盤では全11曲であったが、2004年にリマスターされたときに8曲のボーナス・トラックが追加されて、現在では全19曲の収録となっている。収録曲は以下の通りである。『Car Trouble (Parts 1 & 2)』『Digital Tenderness』『Nine Plan Failed』『The Day I Met God』『Tabletalk』『Cleopatra』『Catholic Day』『Never Trust A Man (With Egg On His Face)』『Animals And Men』『Family Of Noise』『The Idea』。(以下、ボーナス・トラック)『Zerøx』『Whip In My Valise』『Kick!』『Physical』『Car Trouble (Parts 1 & 2)(Hughes Mix)』『Friends』『Car Trouble(Single Version)』『Kick!(Single Version)』。

この中からシングル・カットされたのは『Car Trouble』である。この曲は彼らのシングル曲としては3曲目ということになる(最初の2枚のシングルはアルバム未収録である。2nd.シングルは本アルバムのボーナス・トラックに収録されている『Zerøx』である。)が、チャートインは本国イギリスを含めた達成しなかった。

お薦め曲はシングル曲でもある『Car Trouble』と『Nine Plan Failed』『Cleopatra』『Animals And Men』『Family Of Noise』という所をピックアップしておく。(ボーナス・トラックからは『Zerøx』と『Car Trouble(Single Version)』を拾っておくことにする。)

ヒットの規模と言うことでは小さかったが、本アルバムは彼らにとっても、ADAM ANTにとっても記念すべきアルバムであり、ビジュアル面を意識したバンドということでは既にいくつかが存在していたものの、後に与えた影響としては彼らも大きいと言うことで、ポストパンクの流れの中でも彼らは重要なポジションに位置するのは言うまでも無いところである。ただ、当時はビジュアル面のことを語るとゲテモノ扱いされる傾向があったのも事実であって、音楽的には今一つ、正当に評価されていないところがあるのも事実である。が、第二次ブリティッシュ・インヴェージョンではそういう所が重要視されていく要素の一つになるだけに、彼らにももっとスポットが当たり、音楽的にも再評価されるべきである。そのためにも、じっくりと聴いておきたいアルバムの一つである。

 

Dirk Wears White Sox (Hk) (Reis)

Dirk Wears White Sox (Hk) (Reis)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia Europe
  • 発売日: 2006/09/19
  • メディア: CD

Dirk Wears White Sox

Dirk Wears White Sox

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony/Bmg Int'l
  • 発売日: 2004/08/24
  • メディア: CD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その230) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「アスリートのチャンピオン PART 2」です。(「その133」で同じテーマで記しているが、その時とは「ケー刑事」は別の物語を取り上げています。)で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・10話」、「007」からは「ユア・アイズ・オンリー」です。

ケータイ刑事」:「・10話」。「まぎらわしい! ~警察隠語殺人事件」という物語。劇中で「隠語教室」として警察隠語が色々と語られているが、そこで登場した隠語による言葉遊びのような物語であり、こういう遊びがあるのも「ケータイ刑事」らしいところでした。

マラソン選手でいつ優勝するという選手の阿部紅太郎(あべ・べにたろう→「アベベ・たろう」という名前になるところが「ケータイ刑事」らしい所である。)の死体が発見されたということで、ちゃんと五代さんは捜査を開始した。阿部は今年の赤坂、お台場、汐留の三大マラソン大会を全て制覇した超有名なマラソン選手であった。事件現場には「USA」というダイイングメッセージが残されていたことから、阿部のライバルである宇佐田浩介が容疑者として浮かび、取り調べが行われる。が、宇佐田にはアリバイがあり、それを証明するお散歩おばあちゃんかず現れて、アリバイが証明された。

次に疑われたのは阿部の所属する陸上部の監督・安住守彦だった。ガイシャが監督の奥さんと一緒にいたという証言と、奥さんは「ガイシャの側にいるだけでエクスタシーを感じる」とまで言っていたことから、五代さんは犯人と決めつけた。また、「USA」というダイイングメッセージは、右利きの被害者が左手で書いたものであって、「AZUMI」と書きたかったが、「Z」が「S」になってしまい、更に、「AZU」と記したところで息絶えた、と五代さんは解釈した。しかし、監督には大阪にいたというアリバイがあった。五代さんは列車トリックがあると考えたが、それを崩すことは出来なかった。

またちゃんは、五代さんの珍推理には「無理がある」と感じていて、宇佐田が怪しいと睨んでいたが、証拠がなかった。

そんな中、ちゃんは「ガイシャ」は「隠語の」「ガイシャ(=被害者)」ではなくて「外車」ということに気づき、更に宇佐田の証言に嘘があることを見抜いた。宇佐田は単に、水色のトレーナーを着た人が散歩のおばあちゃんとすれ違うことを利用していたのだった。更に、宇佐田の部屋から凶器の荒縄が発見され、阿部のDNAも検出されたのだった。で、宇佐田は犯行を認めるしかなかった。

動機は、いつも阿部が優勝していて、宇佐田は2位ばかりだった。で、阿部がいなく慣れは優勝できると重い、阿部を殺したのだった。

被害者の阿部について、また犯人の宇佐田について、それぞれがどの程度の記録を出していたのか、海外での戦績などは語られていないが、阿部はマラソンの国内大会でいつも優勝しており、宇佐田はいつも2位ということを考えると、2人とも世界に通用するレベルの選手であると考えられる。(ただ、三大マラソンが余りにも胡散臭いものばかりですが...)また、阿部は国内大会で優勝しているということは、少なくとも国内チャンピオンであるということになる。ということで、阿部は「アスリートのチャンピオン」と言うことが出来るキャラクターということになる。(物語の中では殺された被害者でしか無かったですが...)

007」:「ユア・アイズ・オンリー」。1981年のシリーズ第12作であって、3代目ボンドの第5作である。前作でSFの世界に大きく触れたことから、本作から「原点回帰」と言うことが合い言葉となり、肉体アクションを中心に戻した作品となった。また、本作ではボンド交代ということで動いていたが、結局4代目は決まらず、3代目が引き続いてと言うことになった。

(今は亡き国家・東ドイツの)バイアスロンの選手・エリック・クリーグラーはKGBの工作員であり、殺し屋でもあった。言うまでも無く、バイアスロンのチャンピオンなので、スキーの腕と射撃の腕は超一流である。(継の(冬季)オリンピックでも期待されている選手でもあった。)

そんな彼は、KGBが手に入れたいイギリスのATACシステムを手に入れるために動いていたクリスタトスを手助けするという任務を命じられる。で、イタリアにいるクリスタトスの側にいた。

一方、ボンドもイタリアに入り、コルティナ・ダンペッツォで、(表向きはイギリスに協力するという)クリスタトスと接触する。この時、クリスタトスをスポンサーにして、クリスタトスから援助を受けていて、次の(冬季)オリンピックのフィギュアスケートで金メダルを狙っている少女・ビビと出会い、ビビの頼みでバイアスロンの試合が行われている所に連れて行って貰う。が、ビビはエリックのファンであって、エリックに声援を送っていたこともあって、ボンドは諦めムードだった。

しかし、クリスタトスは実はKGBから依頼されていたことで、ボンドの動きは筒抜けになっていて、殺し屋としてのエリックはボンドを消すように動く。

バイアスロンの競技に出場したエリックは、ボンドの姿を確かめると、競技終了後にゼッケンを外し、殺し屋に戻り、ボンドを追い始めた。

ボンドはスキーのジャンプ台に紛れるが、成り行きでジャンプ台から飛ぶことになってしまう。ジャンプをすれば空中に飛び出た瞬間に狙撃されるのは目に見えていた。しかし、ジャンプ台に向かう列から逃げることが出来ず、ボンドの順番になる。当然、ボンドを狙っている殺し屋たちは、絶好のチャンスとなった。

ボンドはジャンプ台をスタートするが、殺し屋の1人がボンドを追って、2人がコースを滑っていく。エリックは飛び出したボンドを狙撃すべく狙っていたが、ジャンプ台から飛んだのは2人ということで、狙撃することはできなかった。

ボンドは着地すると、そのままスキーで逃げて行き、山道からボブスレーのコースに進入し、更に逃げていく。しかし、狙撃に失敗したエリックは、スパイク・タイヤを装備し、マシンガンも備えて武装化されたバイクに乗り換えてボンドを追った。そしてエリックはバイクのままでボブスレーのコースに入り、更にボンドを追う。ボンドはスピードアップして逃げるが、コースの前方にはボズスレーのソリがいて、後ろからバイクのエリックが追ってくる。そんな中、ボブスレーのコースが急カーブとなっているところで、ボンドはコースから脱出するように、ジャンプしてコースを出て山道をスキーで滑っていく。そして大ジャンプを繰り返して、追ってくるエリックを何とか振り払い、逃げ延びた。エリックもバイクでジャンプして追っていったが、着地に失敗して転倒した時にバイクは使い物にならなくなり、ボンドを逃がしてしまった。

その後、エリックはクリスタトスの用心棒として、クリスタトスに同行していく。そしてクリスタトスがATACシステムを入手し、それをセント・シリルの修道院でKGBに引き渡すことになり、同行して修道院に向かった。

修道院は断崖絶壁の頂上にあり、そこに行くには1台の吊り籠がエレベータとして通じているだけだった。ボンドはコロンボに協力を求め、クリスタトスがいる修道院の襲撃計画を実行する。まずはボンドが断崖絶壁をロッククライミングの要領で昇って行った。見張に気づかれると窮地に追い込まれる。が、その見張りをナイフで始末すると、山頂に到着し、吊り籠を占拠し、仲間を修道院に導いた。

クリスタトスしKGBのゴーゴル将軍と取引する準備をしていたが、ボンドたちの襲撃作戦が始まる。で、エリックは再びボンドた相対することになる。で、燭台を利用したボンドはエリックを窓から突き落とし、エリックは山頂から遥かしたの地面に転落してしていき、始末されることになった。

尚、クリスタトスははATACを持って逃げようとするが、コロンボの投げたナイフで仕留められ、ATACはボンドが回収した。しかし、KGBのゴーゴル将軍が取り引きのためにヘリコプターで到着し、ATACを渡すことを要求した。で、ボンドはATACを崖下に投げ捨て、破壊した。結局イギリスもソ連もATACを持たないことがデカントだと言ったボンドにゴーゴル将軍は笑うだけで、その場を後にした。

共通点は、国内のチャンピオンであるアスリートが登場していることその人は劇中で死んでいるということである。しかも、「ケータイ刑事」では殺害され、「007」ではボンドに始末されているので、殺されたという所も共通している。また、「ケータイ刑事」の方を犯人の宇佐田ということにすると、共に人を殺している(「ケータイ刑事」では被害者の阿部を殺害、「007」では用心棒として、雑魚を色々と殺している。)ということも共通点になる。

一方、相違点は、「ケータイ刑事」の宇佐田は、アスリートとしていつも負けていて勝てない相手を自分の欲望から殺しているが、「007」では殺し屋という立場で仕事として(雑魚を)殺しているという殺しに対する姿勢の違いがあるということである。

次回も今回と同様に「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

ユア・アイズ・オンリー [Blu-ray]

ユア・アイズ・オンリー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray
ユア・アイズ・オンリー (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

ユア・アイズ・オンリー (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
007 ユア・アイズ・オンリー アルティメット・エディション [DVD]

007 ユア・アイズ・オンリー アルティメット・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。