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毒姫とわたし#35 [ドラマ]

遂に最終週に突入しました。市長選が近いということは分かっていたが、それが今一つ伝わっていなかったが、今回はそれを知らしめるための一工夫がありました。「告示まであと○○日」というテロップが出ただけであるが、これによってようやく選挙も近いと言うことが伝わってきました。(ただ、「宇宙戦艦ヤマト」で緊張感を出すための演出の真似ですけど...)

が、選挙を巡って、美姫陣営、哲也陣営に加えて、市長も動いたと言うことで、男女間のドロドロした物語ではなく、選挙を巡っての各陣営間のドロドロしたドラマに移行した感じで、何だかんだで「ドロドロ」をやるのは、やっぱり昼ドラなんですね。

市長の汚職のデータを哲也から渡された小麦、が、倉田からは結婚を白紙にして欲しいと言われ、頭が真っ白になっていた。美姫は小麦に何かあったことを見抜いていたが、本当のことを言い出せない小麦は、哲也から市長の汚職に関するデータを貰ったことを伝えた。美姫は直ちに公表するように動こうとするが、哲也が昔と変わっていない所を見せたことで、小麦は迷う。結局美姫は、データの扱いを小麦に任せることにした。

美姫は潤と結婚する決意をして、婚姻届の準備のために小麦の店にやってきた。また、倉田と小麦の婚姻届も貰ってきたが、小麦の様子がおかしかった。小麦は倉田に、割れた妻から連絡があって、時間が欲しいと言われたのだった。

エリカは哲也と結婚することを決意し、また、哲也の選挙のために一緒に頑張ることにした。そして、そのことを天使園にいる母・みやびに伝えに来た。(ここで「告示まであと17日」)

小麦は市長の汚職データを公表する準備をしていた。そんな所に、倉田の元妻が尋ねてきた。小麦の妄想は、元妻に脅されるというものが頭を占めていたが、話をしている内に、とてもそそっかしくて、オッチョコ超であって、倉田がいないとダメだと感じていた。

そんな小麦は自宅で一升瓶を抱えてやけ酒に浸っていた。美姫も驚くその量で酔いつぶれた小麦。が、目から涙がこぼれていたのを美姫はしっかり見ていた。

翌日、天使園。二日酔いで頭を抱えて現れた小麦に、みんなは新聞を見せた。市長の汚職を告発する記事が載っていたのだった。それはエリカがリークしたものであって、小麦がぐずぐずしていた間に先を越されてしまったのだった。で、そのことで美姫と小麦が言い争い、側にいた嵐太郎は「母ちゃんなんか大嫌いだ」と行って小麦に駆け寄っていた。(「告示まであと16日」が「15日」になりました。)

物語の展開だけは早いが、テンポの良さは感じられなくて、次々に問題が起こっているというだけになっている。一見したところは緩急があるように見えてしまうが、単に色んなことが起こりすぎていて、整理し切れていないだけである。まあ、美姫と小麦が混乱しているということを描くのには役立っていますが...

ダークサイドに堕ちていたエリカで元に戻り、哲也も悪のボスの座を明け渡すような感じとなって、美姫と小麦に対立する構図が薄くなってしまったが、あと4話でどうまとめてくれるのかですね。それと、最後に向かって、もう少しテンポ良くストーリーが進んで欲しい所です。

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 文庫

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「人生劇場」(その8) [映画(邦画)]

今回は、戦前に「人生劇場」を初めて映画化した内田吐夢監督による東映作品を取り上げます。本作の原作は第三部となる「残侠篇」であって、自伝的な原作の中で唯一の完全創作な物語である。で、やくざ映画で成功を収めていた東映の戦略に乗せて、やくざ映画という一面を前面に出した作品である。また、劇場公開は1968年10月であった。

人生劇場 飛車角と吉良常」(1968年)
作品データを記しておくと、1968年の東映東京の作品で、時間は109分、原作は尾崎士郎、監督は内田吐夢、脚本は棚田吾郎、撮影は仲沢半次郎、美術は藤田博、音楽は佐藤勝である。そして出演は、鶴田浩二、辰巳柳太郎、松方弘樹、若山富三郎、藤純子、中村竹弥、大木実、信欣三、天津敏、山本麟一、村井国夫、山城新伍、遠藤辰雄、名和宏、亀石征一郎、八名信夫、北川恵一、伊達弘、佐藤晟也、関山耕司、岡野耕作、小林稔侍、左幸子、高倉健、島田正吾、高須準之助、久地明、水原丈二、野口泉、桐島好夫、亀山達也、安城由貴子、田川恒夫、原信夫、土山登志幸、山本緑、名達ますみ、たちである。

大正末期、8年ぶりに上海から故郷に帰った吉良常は、亡き主人・青成瓢太郎の子である瓢吉を訪ねるために上京した。瓢吉は勉学に励んでいて、中学時代の恩師・黒馬と同居していて、吉良常も瓢吉の家に腰をおろすことになる。そんな頃、砂村の小金一家と貸元・大横田の間にいざこざが起こり、大橫田の元からおとよという女を足抜きさせた飛車角が小金一家に匿い、兄弟分の奈良平が裏切ったことで、奈良平を斬った飛車角が警察に追われ、瓢吉の家に逃げ込んできた。吉良常は事態を悟と飛車角に自首を勧め、それに従って飛車角はおとよに会い、小金と大横田が手打ちになったのを知り、自首をした。が、おとよはそれから行方をくらました。4年後、宮川は玉ノ井の女に惚れるが、それはおとよだった。宮川はそのことを知らず、それを知った仲間から忠告される。が、宮川はおとよと共に逃げる準備を進める。一方、吉良常は、おとよに対して、飛車角に面会に行くよう勧めるが、既に飛車角のことは忘れていたおとよは苦悩して、お袖と共に姿をくらます。そんな頃、特赦で飛車角が出所してくる。また、懸賞小説に当選した瓢吉は大陸に渡ることになる。吉良常は、「瓢吉が男として名を上げるまで墓は建てるな」という遺言を残して自殺した瓢太郎のために、今こそ墓を建てる時と思い、飛車角と共に吉良港に戻る。そして吉良港に戻っていたおとよと飛車角は再会したが、離れていた時間は2人を元に戻すことはなかった。故郷に戻った吉良常は、長年の疲れから病に倒れ、やがて死んでしまう。飛車角には刺客・デカ虎が追ってきて、その刺客を狙う宮川も吉良港にやって来る。宮川はデカ虎が草鞋を脱いだ杉源一家に一人で殴り込みをかけるが、返り討ちに遭う。宮川が殺されたことを知った飛車角は杉源一家に殴りこみをして、一家とデカ虎を倒して宮川の仇を取り、宮川の死体をおとよに託し、一人で吉良港を去って行った。

飛車角を主人公とした作品は1963年から3作が製作されていて(その3作は別途記します。)、その流れを受けての作品である。また、内田監督にしても、戦前の「青春篇」に続く「人生劇場」ということで、この点でも要チェックである。ただ、完全に主役は飛車角になっていて、瓢吉は「人生劇場」という作品であることを繋ぐための脇役になっているので、完全に別作品と捕らえても良い作品である。

 

人生劇場 飛車角と吉良常 [DVD]

人生劇場 飛車角と吉良常 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

<東映オールスターキャンペーン>人生劇場 飛車角と吉良常 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
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↓原作小説

人生劇場 残侠篇(上) (新潮文庫 草)

  • 作者: 尾崎 士郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1980
  • メディア: 文庫

人生劇場 残侠篇(下) (新潮文庫 草)

  • 作者: 尾崎 士郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1979
  • メディア: 文庫

人生劇場〈残侠篇〉 (1983年) (角川文庫)

  • 作者: 尾崎 士郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 文庫


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AL GREEN『I'M STILL IN LOVE WITH YOU』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年に発表された彼の5枚目のスタジオ・アルバムである。(前作が1972年1月の発表であるため、1972年には2枚のスタジオ・アルバムを発表したことになる。)前作でブレイクした彼が、その勢いに乗って発表したアルバムであって、彼のオリジナル・アルバムでは本作がチャート成績でもセールスでも最も成績の良いアルバムとなった。チャート成績は、Billboardで最高位4位を記録して、1973年の年間アルバム・チャートでは9位にランクインしている。(また、R&Bチャートでは1位を獲得している。)

収録曲は、オリジナル盤では全9曲であったが、2002年にリマスターされたときに2曲のボーナス・トラックが追加されて、全11曲の収録になった。収録曲は以下の通りである。『I'm Still In Love With You』『I'm Glad You're Mine』『Love And Happiness』『What A Wonderful Thing Love Is』『Simply Beautiful』『Oh, Pretty Woman』『For The Good Times』『Look What You Done For Me』『One Of These Good Old Days』。(以下、ボーナス・トラック)『I Think It's For The Feeling』『Up Above My Head』。

この中からシングル・カットされたのは全部で3曲である。1st.シングルの『Look What You Done For Me』はBillboardで最高位4位を記録して、1972年の年間シングル・チャートでは54位にランクインする大ヒットになっている。また、イギリスでは最高位44位を記録している。続いて2nd.シングルの『I'm Still In Love With You』がBillboardで最高位3位を記録し、1972年の年間シングル・チャートでは59位にランクインしている。また、イギリスでは最高位35位を記録している。その後で、彼の1st.アルバムからの曲と次のアルバムからの曲の合計2曲がシングル・カットされ、その後で本アルバムからの3枚目のシングルとして『Love And Happiness』がシングル・カットされで、Billboardで最高位108位を記録している。

お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーでアリ、シングルとしても大ヒットしている『I'm Still In Love With You』、そしてシングルヒットを記録している『Look What You Done For Me』、シングル曲の『Love And Happiness』、更に『Simply Beautiful』と『Oh, Pretty Woman』をピックアップしておく。(『Oh, Pretty Woman』はROY ORBISONのあの有名な曲のカヴァーである。)

前作のヒットから彼黄金期を迎えることになって、1974年のあの事件までは次々とヒット曲を放つ事になるのだが、正に脂が乗ったパフォーマンスを見せてくれていて、ソウルフルにたっぷりと聴かせてくれるアルバムである。

ということで彼の最高傑作としても知られている作品であって、彼の絶頂期の作品であるだけに、ソウル系のサウンドを聴くのであれば、しっかりとチェックして聴いておくべきアルバム手ある。たっぷりと彼の歌声を堪能しましょう。

 

I'm Still in Love With You (Dig)

I'm Still in Love With You (Dig)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fat Possum [Old]
  • 発売日: 2009/04/14
  • メディア: CD

アイム・スティル・イン・ラヴ・ウィズ・ユー(紙ジャケット仕様)

アイム・スティル・イン・ラヴ・ウィズ・ユー(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/02
  • メディア: CD

I'm Still in Love With You

I'm Still in Love With You

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hi Records UK
  • 発売日: 2001/03/27
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形海8話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、第8話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件・事件編」に突入です。初回となる今回は、この舞台公演が行われた劇場である「赤坂レッドシアター」について、そしてサブタイトルにある言葉から、「舞台」について、「豪華」について、「演劇者」について、「事件」について記します。尚、「赤坂レッドシアター」は「・11話[裏ネタ編]」で、「舞台」は「・11話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにしてそれぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/25付です。

赤坂レッドシアター」:2006年12月に赤坂グランベルホテルとともにオープンした新しい劇場である。所在地は港区赤坂3丁目10-9で、赤坂グランベルホテルの地下2階にある。最寄り駅は赤坂見附駅であり、徒歩2分という立地の良い場所にある。客席数は173席となっているが、可動式の補助椅子を含めると最大176席となる。(この規模では「小劇場」という範疇に入る。)

日本の演劇界では小劇場を拠点とした劇団とその活動によって新たな波を生み出して、1960年代から発達していき、'70年代にはいくつかの劇団が演劇界をリードする存在になったことでも知られている。(この物語の登場人物の元ネタになっている野田秀樹、三谷幸喜も小劇場を拠点として出てきた演劇人である。)

新しい劇場と言うことで、観る側の立場になって設計されていて、長時間の観劇にも疲れないように配慮して特注設計された客席は評判も良い。

劇場として最初に行われた公演は、映画監督の本広克行が演出した「Fabrica[10.0.1]」であり、2007/1/20~1/28の公演である。その後も様々な舞台公演が行われている。

舞台」:演劇や芸能に於ける演技の場の総称のことであり、ここで各種演芸が実際に行われることになる。または、その場所で行われる芸能やその演技のことを言う。更に、これらの意味から派生して、技量や活躍ぶりを見せる場所のことを比喩的に言う場合にも使われている。

基本は「演劇を行う場所」のことを指していて、この意味での歴史はとても古いものである。起源ははっきりとしていないが、現存するものとして最も古いものとされているのは古代ギリシャの野外劇場である。舞台が中央の最も低い位置にあり、観客席がそれを見下ろすような形で作られている。(舞台が中央にあるすり鉢状になっている。)この形が古代ローマで更に発展していき、戦いの場となるコロッセウム(コロッセオ)はその代表的なものとして現存している。→古代では演者が下にいて、観衆はそれを見下ろす位置にいるのが基本であった。

中世になると、スタイルに変化が現れて、現在の劇場のような形のもの(観客が演者を360゜取り囲まない。)が生まれ、客席から演者を見上げる形のものが主流になっていった。更に近世になると、舞台に幕などが付くようになり、観客は正面から見るものだけが残り、現在の劇場という形のものが登場している。そしてこれが現在に至っている。

日本では奈良時代に舞楽のための舞台が登場し、これが最古のものとされている。これが平安時代には貴族の娯楽として受け継がれていくことになる。(古代の西洋で生まれた舞台を取り囲む全方向から見るというのではなく、三方から見ることが出来るものであった。)しかし、やはり西洋と同様に正面の一方向から見るものへと変わっていき、江戸時代の舞台には幕が登場した。

現在では、観客は一方向から見るというのが当たり前であるが、実験的な演劇では、昔の円形劇場のような形で、演者が中央にいて、その周囲360゜のいずれの方向からも見ることが出来る円形劇場が現在では一部で復活している。

尚、場所としての「舞台」は、英語では「Stage」、ドイツ語では「Bühne」、フランス語では「Scène」、イタリア語では「Palcoscenico」、スペイン語では「Escenario」、ポルトガル語では「Fase」、中国語では「舞台」という。

豪華」:贅沢で派手なこと、華やかで立派なこと、華やかで贅沢なことをいう。また、四字熟語では「絢爛豪華」または「豪華絢爛」ということもある。

特に、歴史上の人物(権力を得た者)は豪華な物を築いたり、使うなどしていて、現在まで語り継がれているような逸話も多い。

尚、物の場合には、華やかで贅沢な物品のことを指し、金銀宝石などで飾ったものなどの派手なものが多く、人の場合は「大御所」と呼ばれるような大物や華がある人、著名人などのことを言う。

この物語では、4話を使っているとはいうものの、「ケータイ刑事」の1話分よりも登場人物も多く、内容も派手になっているということで「豪華」と言うことが出来るが、元々低予算作品であることを考えると、地上波作品と比べるとそんなに「豪華」とは感じられないのですが...

英語では「Luxurious」、ドイツ語では「Luxuriös」、フランス語では「Luxueux」、イタリア語では「Lussuoso」、スペイン語では「Lujoso」、ポルトガル語では「Luxuoso」、中国語では「豪華」と言う。

演劇者」:「演劇」とは、作者の記した筋書き(一般的に「脚本」と言う)に基づいて、演者(=俳優)が行う総合芸術のことである。特に芝居がその代表的なものであって、狂言、演戯、劇、ドラマ、映画などがある。

一方、「者」とは人のことであって、その前に付く言葉(「○者」の「○」の部分)に関係する人のことを指す場合にこのように使われる。

よって、「演劇者」とは、演劇に関係する人のことである。で、どういう人がいるのかというと、その作品の演者、則ち俳優は当然であり、更に、脚本を作る人、それを統括する演出家(若しくは監督)、衣装、舞台装置を作る人たち、音楽や照明などの担当者などがいる。また、劇団として組織化されていると、その劇団の運営を行っている人も含まれることになる。

尚、学校の演劇でに集まっている人はプロではないものの、「演劇者」であることになり、そこで関わっている人がプロ化した人は全て演劇者と言うことが出来る。

英語では「Person of Drama」、ドイツ語では「Person des Dramas」、フランス語では「Personne de Drame」、イタリア語では「Persona di Dramma」、スペイン語では「Persona de Drama」、ポルトガル語では「Pessoa de Drama」、中国語では「戲劇的人」と言う。

事件」:いくつかの意味があって、法的な事柄や事項のこと、訴訟事件の省略した言い方、問題のある出来事のこと、もめ事のことをいう。広く言うと「出来事」の一部であって、日々起こる出来事の中で問題のある出来事の一部ということになる。尚、日々起こる出来事の中で問題になる出来事には「事故」と呼ばれるものもある。「事故」とは、予期することなく、思いがけずに起こった悪い出来事のことであるが、自然災害などもこれに含まれる。しかし「事故」と呼ばれるものは、人が何らかの意図を持って、故意に悪い出来事を起こした出来事のことを言う。(よって、「出来事」の中で問題のある事柄は「事故」と「事件」に分けられることになる。)

一般的には「事件」と言うと犯罪性のあるもの、と認識されているが、言葉の定義からは犯罪性のない「事件」も存在する。(例えば、特許、商標の登録に関する異議を訴えた場合も「○○事件」と呼ばれるが、そこには犯罪性は存在しない。(特許侵害に対する訴えはこれとは別である。))また、身近なところでは、市役所/役場で住民票の請求を行っても、これは法的な手続きに従う事項であるため、「事件」ということになるが、ここには犯罪性は全く無いのは言うまでも無い。

また、事故であっても、それが社会的に大きな影響を与えた場合は「事件」と呼ばれることもある。(例えば、飛行機事故や鉄道事故は「事故」であるが、事故原因を究明して、管理上に問題があって起こった事故とされれば、それは事件ということにもなる。)

英語では「Case」、ドイツ語では「Fall」、フランス語では「Cas」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Caso」(但し、発音は異なる。)、中国語では「事件」または「案件」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

舞台の基礎からDMX、ムービングまで ステージ・舞台照明入門

舞台の基礎からDMX、ムービングまで ステージ・舞台照明入門

  • 作者: 藤井 直
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2006/12/19
  • メディア: 単行本
舞台監督の仕事―舞台づくりの基本から仕掛けのテクニックまで (舞台技術入門新シリーズ (2))

舞台監督の仕事―舞台づくりの基本から仕掛けのテクニックまで (舞台技術入門新シリーズ (2))

  • 作者: 加藤 正信
  • 出版社/メーカー: レクラム社
  • 発売日: 1999/05
  • メディア: 単行本
舞台美術・照明・音響効果篇 (高校生のための実践演劇講座)

舞台美術・照明・音響効果篇 (高校生のための実践演劇講座)

  • 作者: 石井 強司
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 単行本
舞台の流れがわかる劇遊び脚本20選

舞台の流れがわかる劇遊び脚本20選

  • 作者: 保育劇遊び研究会
  • 出版社/メーカー: ひかりのくに
  • 発売日: 1993/10/01
  • メディア: 楽譜
装飾の躍動―ホテル・豪華客船 (村野藤吾のデザイン・エッセンス)

装飾の躍動―ホテル・豪華客船 (村野藤吾のデザイン・エッセンス)

  • 作者: 村野 藤吾
  • 出版社/メーカー: 建築資料研究社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本
世界の鉄道紀行 豪華寝台特急の旅

世界の鉄道紀行 豪華寝台特急の旅

  • 作者: 櫻井 寛
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本
TJムック「ジルコニア&シャンデリア&スワロフスキ-でつくる 超豪華!ビーズジュエリー」 (TJ mook)
演出家の仕事―六〇年代・アングラ・演劇革命

演出家の仕事―六〇年代・アングラ・演劇革命

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本演出者協会
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
八〇年代・小劇場演劇の展開―演出家の仕事〈3〉

八〇年代・小劇場演劇の展開―演出家の仕事〈3〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本演出者協会
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本
戦後

戦後

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2008/11/20
  • メディア: 文庫
日本の「未解決事件」100 (別冊宝島) (別冊宝島 1733 ノンフィクション)

日本の「未解決事件」100 (別冊宝島) (別冊宝島 1733 ノンフィクション)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2011/03/11
  • メディア: 大型本
少年事件の法律相談

少年事件の法律相談

  • 作者: 村山 裕
  • 出版社/メーカー: 学陽書房
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本
SEのための法律入門―事件とQ&Aに学ぶ基本知識と対策

SEのための法律入門―事件とQ&Aに学ぶ基本知識と対策

  • 作者: 北岡 弘章
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本
アメリカ特許事件ファイル―日米ビジネス戦争

アメリカ特許事件ファイル―日米ビジネス戦争

  • 作者: ヘンリー幸田
  • 出版社/メーカー: 発明協会
  • 発売日: 1983/03
  • メディア: ペーパーバック
特許のルールが変わるとき―知財大国アメリカを揺るがせた特許侵害事件「フェスト」

特許のルールが変わるとき―知財大国アメリカを揺るがせた特許侵害事件「フェスト」

  • 作者: 高岡 亮一
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本
知的財産法判例集

知的財産法判例集

  • 作者: 大渕 哲也
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本

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