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「AMERICAN CYBORG: STEEL WARRIOR」 [映画(洋画)]

表題の作品は1992年のアメリカ映画「アメリカン・サイボーグ」である。日本では劇場未公開である。が、そういうことも当然と言う、A級作品のいくつかを足し合わせて、それを足し合わせた作品数よりも多い数で割ったようなB級作品である。

作品データを記しておくと、時間は95分、原案と監督はボアズ・デヴィッドソン、脚本はブレント・フリードマン、ビル・クラウンス、ドン・ペキーニョの3人、撮影はアヴィ・カーピック、音楽はブレイク・レイである。そして出演は、ジョー・ララ、ニコール・ハンセン、ジョン・P・ライアン、ヨセフ・シロア、ウーリ・ガヴリエル、ヘレン・レズニック、アンドレア・リット、たちである。

核戦争から17年、僅かながら生き残った人類は生殖機能を失っていて、サイボーグとコンピュータが支配する社会になっていた。そんな中、最期の生殖機能を持った女・メアリーが発見された。彼女はカプセルに入れられた胎児で、人類の最後の望みを持つ我が子を安全にヨーロッパに移動させようとしていた。が、サイボーグの警備の目が光り、魔の手が迫ってきた...

'80年代のヒットを記録したSF大作映画の設定がいくつか用いられていて、ストーリー展開もそういった作品がベースになっているものである。そのため、全く新鮮さがなく、しかもそれらの作品よりもショボイこともあって、完全にB級作品である。

アクションなどは決して悪くないのだが、本作の設定にある「生殖機能を失った人類」という面白い所があるのに、これを十分に活かすことが出来なかったのが残念なところである。

まあ、B級作品ということを分かった上で、B級作品の楽しみ方とすると、それなりに楽しむことが出来る作品である。(ただ、それならばパロディ映画に走るということも出来たであろうし、やはりB級作品はB級作品ということでもあります...)

 

↓日本版はビデオのみです。

アメリカン・サイボーグ [VHS]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: VHS

 

↓輸入版(DVDはリージョンコード「1」です。)

American Cyborg: Steel Warrior [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Warner Studios
  • メディア: VHS
American Cyborg: Steel Warrior [DVD] [Import]

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD

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「AMELIA EARHART: THE FINAL FLIGHT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1994年のアメリカ映画「ラストフライト」である。日本では劇場未公開と言うことになった作品であるが、知る人ぞ知る作品として知られている。女性版リンドバーグと呼ばれたアメリア・エアハートの失踪事件の謎を描いたミステリー作品である。

作品データを記しておくと、時間は96分、監督はイヴ・シモノー、脚本はアン・サンドラ、音楽はジョージ・S・フリンである。そして出演は、ダイアン・キートン、ルトガー・ハウアー、ブルース・ダーン、たちである。

女性として初めて大西洋単独横断飛行を行い、ミス・リンディと呼ばれ、女性版リンドバーグとして知られるアメリア・エアハート。その業績から勲章も授かり、知的であってチャーミングであったことから、国民の間でも広く親しまれる存在となっていた。そんな彼女は次々と記録を達成していくことになる。が、彼女が栄光を手にすると、その栄光を利用しようとする者も現れ、国家権力が彼女を利用しようとしていた。そして、1937年5月、彼女は赤道上の世界一周飛行に挑むため、ロッキード・エレクトラ10Eでカリフォルニア州のオークランドを飛び立った。太平洋を東回りで飛行して、飛行を続け、5月末にニューギニアのラエに到着する。そして、7/2、日本の南洋諸島に隣接したアメリカ領のハウランド島に向けて出発したが、ハウランド島に到着することはなく消息を絶った。その最期のフライトの謎に至るまでをミステリアスに描いている。

エアハートの行方不明には、いくつかの陰謀説まである。(しかも、その陰謀の首謀者としても色んな名前が取りざたされていて、日本(軍)が関与したとされるものまであるほどである。)また、彼女が消息を絶った後、大規模な捜索が行われたが、発見されることはなく、現在に至っている。そのため、本作はあくまでも一つの推論でしかない。

一応、主人公に関してはしっかりと描かれているのだが、周囲の人物描写に関してが深く掘り下げられていないこともあって、今一つ重みが感じられない所が残念である。ただ、D・キートンを見せるための作品ということでは、それなりの出来に達していて、彼女を見るためであれば十分見せてくれる作品となっている。

事実を元にした作品であるため、予備知識を頭に入れてから見た方が良いのは言うまでもなく、何も知らずに見るということは止めておいた方が良いですね。ただ、日本ではLDでもリリースされず、ビデオのみだったことを考えると、目にする機会は殆どないのが現状でしょうけど...

 

↓輸入版のビデオです。

Amelia Earhart: The Final Flight [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Turner Home Video
  • メディア: VHS


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AGNETH FÄLTSKOG『AGNETH FÄLTSKOG』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1968年に法被栩された彼女のデビュー・アルバムである。当然のことながら、ABBAに参加する以前の彼女のアルバムであって、まだティーンであった初々しい彼女の歌声を聞くことが出来るアルバムである。ただ、本アルバムは、本国スウェーデンでもチャートインすることは無かった。

収録曲は以下の全12曲である。(全てスウェーデン語でのタイトルである。)『Jag var så kär』『Jag har förlorat dej』『Utan dej mitt liv går vidare』『Allting har förändrat sej』『Försonade』『Slutet gott, allting gott』『Tack Sverige』『En sommar med dej』『Svövit och de sju dvärgarna』『Min farbror Jonathan』『Följ med mig』『Den jag väntat på』。

ちなみに各曲の英語タイトルは以下の通りである。『I Was So In Love』『I Have Lost You』『My Live Goes On Without You』『Everything Has Changed』『Reconciled』『All's Well That Ends Well』『Thank You, Sweden』『A Summer With You』『Snow White And The Seven Dwarfs』『My Uncle Jonathan』『Follow Me』『All's Well That Ends Well』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。デビュー・シングルの『Följ med mig』はスウェーデンで1位を記録している。2nd.シングルの『Slutet gott, allting gott』と3rd.シングルの『En sommar med dej』はチャートインしていないが、4th.シングルの『Den jag väntat på』はスウェーデンで7位を記録するヒットになっている。

お薦め曲はヒット・シングルとなった『Följ med mig』と『Den jag väntat på』、シングル曲の『Slutet gott, allting gott』、そして『Tack Sverige』と『Min farbror Jonathan』をピックアップしておく。

尚、当然のことながら、収録曲は全てスウェーデン語で歌っている。(スウェーデン語は分からない筆者は、歌詞までは理解できないので、ボーカル、雰囲気を味わうだけになってしまうのですけど...)が、日本ではスウェーデン語となると、教材になるものも殆ど無いだけに、スウェーデン語の勉強をするには貴重な教材になる。(歌と言うことで、難しいが、ヒアリングには貴重な教材となる。)

彼女はABBAに参加する以前から本国スウェーデンでは名前が知られたシンガーであって、本アルバムはその記念すべきデビュー・アルバムということになる。内容の方も、聴きやすいサウンドであって、歌唱力もあって、完成度の高いアルバムである。

また、12曲中9曲が彼女自身の作詞の曲であり、3曲は彼女の作詞・作曲した曲であって、ソングライターとしての才能の方もある所を見せている。(尚、彼女が作詞していない3曲は、全て彼女は歌詞/曲には関わっていない。)

ただ、時間的には12曲で33分半ほどということで、時間的には短い。(2曲は2分に満たない曲であって、他は3分前後ということになる。)

既に本アルバムは40年以上も昔のアルバムと言うことになるが、初々しい彼女のボーカルと、優しい曲を聴くことが出来るだけに、ABBAファンであれば一度は聴いておきたい所である。ただ、本アルバム単体では入手するのは難しく、彼女の初期3/5作品のCDセットがあるが、よくもまあリリースされているものである。→コレクターズ・アイテムとしても価値のあるCDセットであります。

 

↓初期5作品のセット

Original Album Classics

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Bmg Europe
  • 発売日: 2008/10/14
  • メディア: CD

↓初期3作品のセット

Original Album Classics

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Bmg Europe
  • 発売日: 2010/02/02
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形海9話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、第9話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件・捜査編」に突入です。初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から、「捜査」について、そしてスペシャルゲストである「金剛地武志」について、そしてこれをやったことから「物真似」について記します。尚、「物真似」は「・8話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/6/1付です。

捜査」:元々の意味は、文字の通りで会って「捜して調べること」をいう。そこから、捜査機関(代表的なものとしては警察ということになる。また、検察も捜査を行う機関である。)が刑事事件について、公訴を提起し、それを維持するために行うものであって、犯人、および証拠を発見、収集するために行う手続きのことである。これは刑事訴訟法に定められていることである。(その内容は、刑事ドラマでは色々と描かれているが、ドラマの場合は派手に演出されていることが多く、実際の「捜査」は地道な作業が多い。)

原則として捜査は任意捜査として行われる。これは強制力を持たない捜査であって、被疑者をあくまでも「任意」で出頭するように求め、被疑者の承諾に基づいて行われるものである。一方、強制力を持って行う捜査としては、容疑が固まり、その証拠も十分にある場合は、逮捕状を裁判所に申請し、逮捕状を発行し、それに従って強制的に捜査を行う「強制捜査」がある。これは逮捕をして、被疑者を確保した上で、取り調べが行われるものである。

尚、現行犯逮捕と緊急逮捕の場合は、令状無しに逮捕することができ、そのまま強制捜査が行われる。

英語では「Investigation」、ドイツ語では「Untersuchung」、フランス語では「L'enquête」、イタリア語では「Investigazione」、スペイン語では「Investigación」、ポルトガル語では「Investigação」、中国語では「搜査」と言う。

金剛地武志」:「こんごうち・たけし」。生まれは1967/10/18、横浜市である。この物語(舞台)でもいじられていたが、「こんごうぢ」ではなく、濁らない「こんごうち」であるが、よく間違えられていることでも知られている。また、一部の地域では「きんごうち」と読み間違えられることもある。(関西では「金剛山(こんごうさん)」が大阪と奈良の境にあるため、このような読み間違いはまず耳にしないけど...)

肩書きとしては、ミュージシャン、俳優、歌手と言うことになっていて、タレント活動を行っている。元々、ミュージシャン(ギタリスト)として活動をしていて、「yes,mama ok?」というバンドのリーダーとして活動をしていた。(作詞、作曲、アレンジ、演奏、ボーカル、ミックスというように、バンドの音楽的な部分を全て仕切っている。)

また、ギタリストであるが、エアギターの方でも有名であって、日本でのエアギターの先駆者として知られている。(エアギターの方で有名になったことで、実際のギターは弾けないと思われている所があるが、ギタリストであるからこそ、ギターを分かっていて、その上でのエアギターということになる。)→2004年と2005年のエアギターの世界大会では、日本の代表として2年連続で4位入賞を果たし、2006年ではダイノジおおちが優勝し、彼は5位に入賞している。(3年連続で、世界大会での上位入賞を果たしている。)ただ、2007年の「SUMMER SONIC 07」で行われた日本大会決勝のステージに於いて、エアギターの競技生活に終止符を打つと発言し、エアギター選手権から引退をした。

ミュージシャンとして活動していたが、その後、サブカルチャーを扱った番組に出演するようになって、タレントとしての活動も始めるようになる。それからまもなく、2002年の「ケータイ刑事 銭形愛」で役者としてデビューすることになった。当初は準レギュラーということで、全ての物語には登場していないが、2003年の「ケータイ刑事 銭形舞」からレギュラー出演するようになり、本家四姉妹の「銭形泪」と「銭形零」にもレギュラーとして出演した。これによって「ケータイ刑事」ではお馴染みとなって、分家シリーズの「銭形雷」以降、「」「」「」にも出演しているため、全8作の全ての作品に出演していることになる。但し、映画の第2作には出演していないので、全作品に出演と言うことは達成していない。(「M1」と「M3」にも出演しているだけに、実に惜しいと言うことになりますね。)

また、「恋する日曜日」にも出演していて、2007年の「恋する日曜日 第三シリーズ」の『41歳の春』という作品では主演を務めている。(この物語は、「ケータイ刑事」シリーズの準レギュラーというお馴染みの人たちが出演している作品である。)

そういうこともあって、「ケータイ刑事」関係の様々な企画ものにも出演しているというように、「ケータイ刑事」には書かすことの出来ないキャラクターの一人である。

以後、俳優として、何本かのドラマ、Vシネマ、映画に出演している。尚、2008年のドラマ「キミ犯人じゃないよね?」では「ケータイ刑事」の柴田太郎という同じ役で、転勤したという設定で出演している。(系列局ではない局でのドラマであるが、脚本が「ケー刑事」のチーフ脚本家の林誠人であったためでもある。)

物真似」:「ものまね」と読む。動物や有名人などの動作や声を模倣して見せる演芸のことである。元々は動作を真似る芸のことを「形態模写」と呼び、声を真似る芸のことを「声帯模写」と言って、それぞれ別の芸とされていた。が、それらをまとめて「ものまね」と言うようになり、一つのジャンルの芸として扱われるようになる。最近では「ものまね」と言う言い方が主流となっていて「形態模写」という言い方は殆ど無くなった。(同時に「物真似」という漢字表記も少なくなっていて「ものまね」というひらがな表記が一般的になっている。)

ちなみに「声帯模写」という言い方は昭和初期に古川緑波が命名したものである。(但し、芸の内容はそれ以前から存在していた。)言葉としても「形態模写」をもじった命名であるが、頭の子音を変えただけで、実に上手く命名されている。

尚、「物真似」という漢字は古語では、能や狂言の世界で、ある人物に扮して、それらしく演じること、という意味であった。(特に猿楽の世界では、舞歌と共に技法の基礎とされていたものでもある。)内容的には後に生まれた「形態模写」という芸能と同じことから、「形態模写」が「物真似」と言われるようになっていったという歴史がある。

英語では「Form Duplicate」または「Mimicry」、ドイツ語では「Mimikry」、フランス語では「imitation」、イタリア語では「Mimica」、スペイン語では「Imitación」、ポルトガル語では「Imitação」、中国語では「仿效」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~ [DVD]

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恋する日曜日 アニソンコレクション DVD BOX 1

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