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ANDREW GOLD『ALL THIS AND HEAVEN TOO』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1978年に発表された彼の3rd.アルバムである。あと2ヶ月で満60歳になる2011年6月に59歳で亡くなった彼であるが、本アルバムは彼の発表したアルバムの中で最もヒットしたアルバムであり、また、彼自身が初めて自分でプロデュースしたアルバムでもあって、彼の代表作となっている。特にイギリスでは大きなヒットになった。尚、チャート成績はアメリカでは最高位81位、イギリスでは最高位31位を記録している。

収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、現在は5曲のボーナス・トラックが追加されて、全15曲の収録となっている。収録曲は以下の通りである。『How Can This Be Love』『Oh Urania (Take Me Away)』『Still You Linger On』『Never Let Her Slip Away』『Always For You』『Thank You For Being A Friend』『Looking For My Love』『Genevieve』『I'm On My Way』『You're Free』。(以下、ボーナス・トラック)『Gambler (Version #1)』『Thank You For Being A Friend (Outtake)』『Dr. Robert (Live)』『Genevieve (Original Version)』『Still You Linger On (Alternate Take)』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。1st.シングル『How Can This Be Love』はイギリスで最高位19位を記録するヒットとなった。2nd.シングルの『I'm On My Way』は特にチャートインしなかったが、3rd.シングルの『Thank You For Being A Friend』はアメリカで25位、イギリスで42位を記録、4th.シングルの『Never Let Her Slip Away』はアメリカでは67位であるが、イギリスでは5位を記録する大ヒットになった。

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Never Let Her Slip Away』『Thank You For Being A Friend』『How Can This Be Love』と『Oh Urania (Take Me Away)』『Still You Linger On』『Genevieve』という所をピックアップしておく。

サウンドの方は、ポップであり、キャッチーであり、聴きやすいものである。が、彼らしい拘りを持っている所もしっかりと見せていて、アルバム全体を通してセンチメンタルな雰囲気を保ちながら、ポップな曲はポップに、しんみりとした曲はしんみりと、感情表現の起伏が素晴らしく描ききっている作品である。

また、J.D.サウザー、ワディ・ワクテルといった芸達者なミュージシャンが参加しているのだが、彼の個性と一流どころのミュージシャンが上手く融合していて、一癖も二癖もあるサウンドを堪能できる。

'70'sのアルバムであるが、凝っているところは'80'sのサウンドにも通じるところがあるだけに、'70'sサウンドだからというのではなく、'80'sサウンドがお好きな方にも聴いてもらいたいアルバムの一つである。

 

All This & Heaven Too

All This & Heaven Too

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collector's Choice
  • 発売日: 2005/05/31
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形海9話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

本日は特別な数字が並ぶ日であるので、この記事は更にそれを進めるために定時よりも49分ばかり早くUPすることにしました。


銭形海」の第9話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件・捜査編」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、金剛地さんがワンマン所で客席の観客とこれをしていたことから「握手」について、容疑が晴れてこうなったことから「無罪放免」について、その痕でこれを突きつけられてこうなったことから「包丁」について、「人質」について、そしてこの心配をしていたことから「ギャラ」について記します。尚、「包丁」は「・6話[裏ネタ編]PART 4」で、「人質」は「・11話[裏ネタ編]PART 3」で、「ギャラ」は「・12話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/6/1付です。

握手」:挨拶の一つとして、信愛の印、または和解の印として行われることであって、互いの手を握り合うこと、及びその動作のことをいう。

挨拶の場合は、更にハグをしたり、(頬への)キスなどというより親密度が高い人の間で行われるものもあるが、握手はその第一歩である。一方、喧嘩、紛争などの場合に行われるものは「仲直り」を意味しており、これは互いに和解したということの意思表示である。また、スポーツの試合の後、戦った両選手(両チーム)が握手をするということがよくあるが、これは互いの健闘をたたえ合うことと、試合終了によって試合中の遺恨を全て水に流したという意味もある。

この物語でもそうであるが、芸能人がファンとの間で「握手会」と称するものを行うことがあるが、この場合はファンとの間での信愛のために行うものであって、また別の意味がある。

英語では「Handshake」、ドイツ語では「Händedruck」、フランス語では「Poignée de Main」、イタリア語では「Stretta di Mano」、スペイン語では「Apretón de Manos」、ポルトガル語では「Aperto de Mão」、中国語では「握手」と言う。

無罪放免」:「無罪」とは、罪のないこと、罪を犯していないことを言う、また、「放免」とは「放ち許すこと」「拘留中の被疑者、被告人を釈放すること」「刑期の終えた囚人を出獄させること」であって、拘束された状態から解き放たれることである。

よって、「無罪放免」とは、被疑者として拘束された人が、罪を犯していないことが証明されたため、釈放するということである。(文字通りである。)

この物語では、高村さんの独断的な滅茶苦茶な推理で、被疑者となった金剛地が、他に有力な容疑者が出たこと、及び犯行を犯していないことが分かったため、釈放されたということで、この言葉を説明する通りである。が、最初に拘束された時が、高村さんの勝手な理屈であることから、これは人権蹂躙と言えないことも無いだけに、被疑者として拘束する場合には、もっと強力な証拠が無いと、後々で大きな問題になることもある。

また、一部には、誤って拘束した人を「無罪放免」と言って釈放するのは、上から目線であって問題だという声もある。→この物語の金剛地は、そういう訴えを起こしたら、ある程度の慰謝料を得ることが出来そうですね。

英語では「Acquittal」、ドイツ語では「Freispruch」、フランス語では「Acquittement」、イタリア語では「Assoluzione」、スペイン語では「Descargo」、ポルトガル語では「Absolvição」、中国語では「無罪釋放」と言う。

包丁」:現在では、調理器具の一つとして、食材を切るのに使用する道具のことが第一意となっているが、元々は中国の名高い料理人のことを指す言葉であった。(庖厨で料理をする人のことを指して、「庖丁」と記した。)そこから転じて「料理をすること」という意味が生まれ、更に料理の際に使用する道具である刃物のことを指すようになった。尚、それまでは「庖丁」と記していたが、「庖」という漢字が1946年に告示された当用漢字表の中に無かったことから、「包」という漢字が「庖」に代って使われるようになって「包丁」となった。(戦前の文献では「庖丁」となっている。)

刃物である包丁の種類は多く、食材に応じて様々な形の包丁がある。また、日本の包丁である「和包丁」と西洋で使用される「洋包丁」とがあり、和包丁は昔の刀鍛冶の技術が受け継がれているものでもある。

主な包丁としては、「和包丁」には野菜を切るための「菜切り包丁」(薄刃包丁)、魚用の「出刃包丁」、刺身用の「刺身包丁」などがあり、「洋包丁」では肉類を切る「牛刀」「筋引」、骨付き肉を切る「洋出刃」、肉を骨から切り剥がす「骨スキ」、果物や野菜の皮むき用の「ペティナイフ」、パンを切る「パン切り包丁」等がある。また、現在では「菜切り包丁」と「牛刀」の利点を備えた「万能包丁」(「文化包丁」または「三徳包丁」と呼ぶこともある。)が一般的に普及していて、それ以外では麺を作る時に使用される「麺切包丁」なども知られている。また、切った食材が刃にくっつかないように工夫された包丁として「穴あき包丁」と呼ばれるものがある。(刃については万能包丁と基本的に同じである。)

材質は、和包丁では鋼鉄が多く、洋包丁ではステンレスのものが多いが、最近はセラミックスを使用したものも広く普及するようになっている。(鋼鉄製の包丁は手入れが悪いと錆びてしまうだけに、家庭向けには錆びない素材の包丁が一般的に使用されている。)

包丁は使っていると、次第に刃毀れが生じて切れ味が悪くなっていく。が、それで切れなくなったら終わりということではなく、刃を研いでやれば元の切れ味が復活する。ということで、切れ味が鈍くなったと感じる包丁があったら、研いでみましょう。→そう言えば、最近では簡単に包丁を研ぐことができる研ぎ器も、通信販売を中心にして、盛んに販売されていますね...

尚、「包丁」と言う言葉は俳句の世界では季語になっていないのだが、元旦は出来るだけ仕事をしないこととされているものの、まな板と包丁の手入れをしない訳にはいかず、元旦に行う手入れを「俎始(まないたはじめ)」または「包丁始(ほうちょうはじめ)」というが、この2つの言葉は新年を表す季語となっている。

刃物である道具としては、英語では「Kitchen Knife」、ドイツ語では「Küchenmesser」、フランス語では「Couteau de Cuisine」、イタリア語では「Coltello da cucina」、スペイン語では「Cuchillo de Cocina」、ポルトガル語では「Faca de Cozinha」、中国語では「菜刀」と言う。

人質」:交渉を有利に進めるために、身柄を不法に拘束された人のことである。交渉の際、その人質になった人の命を担保にして、交渉が進められていくことが一般的である。(要求を突きつけて、それが通らないのであれば人質を殺害する、というように利用される。)

歴史的にも古くからあるものであって、古代王国では国の安全のために相手国に王族の子弟たちを人質にして相手国に差し出していた。但し、古代王国では、人質として相手国に差し出された人物は、将来的には王位を継ぐ者であったり、将来の重臣たちの候補者たちであって、将来のための勉学/相手国を探るというような意味もあり、現代で言う所の「人質」とは趣が少し異なっている。日本でも戦国時代には大名家の間では当たり前のように行われていたことである。

世界的には近世になってから、日本では江戸時代になってからは、国同士の争いが落ち着いたこともあって、様子が変わってくる。借金の際の担保として人身を質入れすることが行われるようになり、その際に相手の元に行くことになる人のことを「人質」と呼ぶようになる。古代王国での「人質」は将来のことを考えて大事にされていたが、この「人質」は物扱いのようになり、待遇は劣悪なものとなる。そして、借金が返せなかったり、簡単に売り飛ばされるという人身売買の道具とされるようになった。

その後、人権が尊重されるようになって人身売買が禁止されると、それを逆手にとって、人質の命を担保として要求を突きつけて、相手にその要求を呑ませようとする際に利用される「人質」が出てくることになる。特に、身代金目的の誘拐事件や、政治犯の釈放を要求する人質事件やハイジャックなどが起きている。(要求が通らなければ人質を殺す、と突きつける。)

人質事件の対処方法としては、人質の人命を第一に考えて、相手の要求を丸呑みにするか、人質に多少の犠牲が出ても相手を取り押さえるかという2つの道がある。日本では前者の解決方法が採られたものがいくつかある。(「超法規的措置」と言う。)が、これを繰り返していると、味を占めて更に第二、第三の人質を使った更なる要求を突きつけてくるということになり、近年では後者の対処法を取る場合が多くなっている。(欧米では、以前から後者の姿勢である。)

英語では「Hostage」、ドイツ語では「Geisel」、フランス語では「Otage」、イタリア語では「Ostaggio」、スペイン語では「Rehén」、ポルトガル語では「Refém」、中国語では「人質」と言う。

ギャラ」:「ギャランティー」(Guarantee)の省略した言い方であるが、日本語では現在では「ギャラ」が和製英語の普通名詞になっている。意味は、テレビ番組や映画などの出演料、契約料(契約金)のことである。また、「保証金」「謝礼金」「外注先への人件費」「アルバイトへの人件費」という意味もある。

また、探偵業では、仕事の調査料のことを人件費だけでなく経費を含めて依頼人に請求するお金のことを「ギャラ」と言うこともある。

英語では「Guarantee」と言うこともあるが、この言葉は「保証金」「保証人」という意味の場合であって、日本語で「ギャラ」という場合は「Performance Fee」と言う方が正解である。尚、「保証金」と言う意味では「Surety」という言い方もある。また、ドイツ語では「Garantie」、フランス語では「Garantie」、イタリア語では「Garanzia」、スペイン語では「Garantía」、ポルトガル語では「Garantia」、中国語では「演出費」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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あなたはいまの自分と握手できるか―人生成功のキッカケをつくる本!

  • 作者: アンソニー ロビンズ
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 単行本
戦争なんて、もうやめて―戦禍の子どもたちと自画像で握手 (ぼくら地球市民)

戦争なんて、もうやめて―戦禍の子どもたちと自画像で握手 (ぼくら地球市民)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大月書店
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本
料理をおいしくする包丁の使い方―野菜と魚介のうまみを引き出す切り方・さばき方

料理をおいしくする包丁の使い方―野菜と魚介のうまみを引き出す切り方・さばき方

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
砥石と包丁の技法―基礎から実践まで、すべてがわかる決定版

砥石と包丁の技法―基礎から実践まで、すべてがわかる決定版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本
包丁と砥石 (柴田ブックス)

包丁と砥石 (柴田ブックス)

  • 作者: 柴田書店
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1999/10/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
食材のおいしさを引き出す 包丁さばき事典

食材のおいしさを引き出す 包丁さばき事典

  • 作者: 田中伶子
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2008/04/22
  • メディア: ハードカバー
プロ仕込み包丁テクニック図解

プロ仕込み包丁テクニック図解

  • 作者: 後藤学園武蔵野調理師専門学校
  • 出版社/メーカー: 大泉書店
  • 発売日: 1999/11/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
イラク「人質」事件と自己責任論―私たちはこう動いた・こう考える

イラク「人質」事件と自己責任論―私たちはこう動いた・こう考える

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大月書店
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本

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AMERICAN PIE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1999年のアメリカ映画「アメリカン・パイ」である。日本での劇場公開は2000年7月であった。現在、第7作まで製作されている人気シリーズ「アメリカン・パイ」の第1作である。本作が全米のティーンの間で大評判となったことからシリーズ化された作品でもある。ロスト・バージンのために奮闘する4人の高校生の姿を描いたコメディ作品である。

作品データを記しておくと、時間は96分、監督はポール・ワイツ、脚本はアダム・ハーツ、撮影はリチャード・クルード、音楽はデヴィッド・ローレンスである。そして出演は、ジェイソン・ビッグス、クリス・クライン、トーマス・イアン・ニコラス、エディ・ケイ・トーマス、ミーナ・スヴァーリ、アリソン・ハニガン、シャノン・エリザベス、タラ・リード、ナターシャ・リオン、ユージン・レヴィ、ジェニファー・クーリッジ、ショーン・W・スコット、クリス・オーウェン、イーライ・マリエンタール、ジョン・チョー、エリック・ライヴリー、モリー・チーク、クライド・クサツ、たちである。

ミシガン州の高校に通っているジムは、親友のケヴィン、オズ、フィンチと共に、「高校卒業までに童貞喪失する」と誓い合っていた。で、ジムは憧れの留学生・ナディアにアタックする。しかしジムは興奮して早漏し、その様子が学内のインターネットサイトに流れ、笑い者になってしまった。やけになったジムは、ブラスバンド部のミッシェルをプロムのパートナーに誘った。一方、ケヴィンはヴィッキーという彼女がいるのだが、彼女はガードが堅くてなかなか許してもらえないでいた。フィンチはヴィッキーの友人・ジェシカに頼んで、「フィンチはスゴイ」という噂を立ててもらった。で、彼は一躍学内の女子の注目の的になった。オズはラクロスの選手でスポーツマンであったが、年上の彼女に気取り、ふられてしまい、女の子を物色するためにコーラス部に入った。そして、魅力的なヘザーといい雰囲気になったまでは良かったが、目的が「童貞喪失」ということがバレてしまう。気まずくなったものの、2人は本気で愛し合うようになる。そんなことでついにプロムの日がやってきた。夜、オズはヘザーと、ケヴィンはヴィッキーとベット・インを実現した。ジムは地味だと思っていたミッシェルが実はヘビーなセックス狂であって、初夜を迎えることになる。スゴ腕という噂が嘘とばれてしまったフィンチはひょんなことからセクシーな友達の母親と一夜を共にして、4人は目標を達成した。

時代は変わっても、ティーンエイジャーの考えることは同じ所があって、そう言うところは'80年代の人気シリーズ「グローイング・アップ」シリーズに通じたところがある作品である。一応、時代設定を現在にしていることから、板ーネットなどが劇中に登場しているが、それ以外は「グローイング・アップ」を見ているような気になる作品でもある。(ノリもギャグもそう言う感じがする。)

で、「グローイング・アップ」シリーズというと音楽の方も重要な要素となるが、本作はそういう所もそのままであり、やはり音楽も重要な所になる。で、その音楽の方であるが、かつての豪華ミュージシャンによるオムニバス盤のサントラを実現していて、収録されている曲の幅も拾いオムニバス・アルバムとなっている。全体的に、曲の方は親しみやすく、ノリが良い曲が多いが、そういう所も高校生を主人公にした青春ものという雰囲気を強くしている。

ということで、本作は、映画本編を楽しみ、サントラ盤でも楽しめるという作品である。ということなので、やはりセットで揃えておきたい所である。

最後にサントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全13曲である。『New Girl』『You Wanted More』『Mutt』『Glory』『Super Down』『Find Your Way Back Home』『Good Morning Baby』『Stranger By The Day』『Summertime』『Vintage Queen』『Sway』『Wishen』『Man With The Hex』。

 

American Pie: Music From The Motion Picture

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  • アーティスト: David Lawrence
  • 出版社/メーカー: Umvd Labels
  • 発売日: 1999/06/29
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アメリカン・パイ

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  • 発売日: 2000/07/19
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アメリカン・パイ [DVD]

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アメリカン・パイ(無審査特別版) [DVD]

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その233) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「優勝」です。尚、「優勝」と言っても実際は幅広く、スポーツ大会などの運動能力を競ったものから、技能を競う競技会など、全く違うジャンルのものがあるが、ここではそれを問わないことにする。で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・11話」、「007」からは「カジノ・ロワイヤル」です。

ケータイ刑事」:「・11話」。「交響曲第28番多聞調 作品194≪ボム≫ ~世界ペア音楽祭爆弾予告事件」という物語。「ケータイ刑事」ではお馴染みの、実験的な作品であって、劇中では台詞は一切なく、楽器の音で台詞を奏でているというものである。一応、台詞に関しては字幕が表示されていたが、字幕があるせいなのか、それらしく聞こえるものでした。(ただ、中には字幕のようには聞こえず、「?」というものもありましたけど...)

松山さんとコンビを組んで、「世界ペア音楽祭」に出場したちゃん。(ちゃんはサックス、松山さんはギター)そして、最終審査で、出場者の5組10人が舞台上に並んでいて、結果発表で、優勝者となったちゃんと松山さんにスポットライトが当てられた。ということで、ちゃんと松山さんのペアは優勝した。(サックスで「やった~」という喜びの声を挙げるちゃん。)「優勝 世界ペア音楽祭 日本代表」を勝ち取り、世界大会に出場することが決まった。

そんな所に、客席後方の扉が開いて、スネアドラムの男とバイオリンの女が入ってきた。2人は「俺たちこそ、真のウイナー」と言い、ちゃんと松山さんが受け取ったトロフィの銘板をめくると、タイマーがカウントダウンを始め、残り時間30分で爆弾が爆発するという。一同は逃げて行こうとするが、会場から外に出る扉は全てロックされていて、完全に閉じ込められていた。バイオリンの女は爆弾を解除する鍵を持っていて、玉砕覚悟でちゃんと松山さんに「勝負しろ」と挑んできた。で、鍵を賭けた勝負となった。

対決は三本勝負(「ケー刑事」ではこのパターンが多いですね。)で、1本目は「バッハ対決」(『トッカータとフーガ』で競う。)で、松山さんとスネアドラムの男の勝負となった。審査員の判定は「スネアの勝ち」ということになった。

2本目は「ベートーベン対決」(『交響曲第5番<<運命>>』を競う。)で、ちゃんとバイオリンの女の対決となる。が、途中で大きな音を出そうとしたところでスネアドラムの男が「やばい」と気づき、対決に割って入り、勝負を止めた。ということもあって、審査員は「サックスの勝ち」と判断し、ちゃんが取り返して一勝一敗となった。

残り時間は10分を割り、3本目の「カルメン対決」となる。これには両者とも2人が加わり、対決と言うよりも競演になった。演奏が終わり、双方とも勝ったと重いながら審査員に判断を仰いだ。3人の審査員たちは戸惑いながら、スネアドラムの男とバイオリンの女を指差した。しかし、審査員の1人が「ちょっと待てよ」と言い、それを制すると、改めて相談を行い、「やっぱあっちか」ということで命ちゃんたちを指差し、ちゃんと松山さんの勝利となった。

で、鍵を渋々と渡したスネアドラムの男。が、その鍵ではカウントダウンは止まらなかった。スネアドラムの男とバイオリンの女は「死んだって構わない」と覚悟を決めていて、勝手に演奏を始めた。本物の鍵を出さない2人にちゃんは鍵の在処に気づき、側にあった銅鑼を松山さんに叩かせる。が、何も起こらなかった。再度ちゃんは考えて、スネアドラムの男がバイオリンの女の演奏を止めた時のことを思い出し、自分で銅鑼を力一杯叩いた。すると天井が揺れて、そこから鍵が落ちてきた。その鍵を拾った松山さんは素早く差し込むと、残り4秒でカウントダウンは止まった。

それを見たスネアドラムの男とバイオリンの女は舞台を下りて逃げて行こうとするが、ちゃんの口上から2人を拘束した。2人は「最後の頼みがある」と言って、セッションがしたいと言い、ちゃんはそれを許した。で、(本作の主題歌である)『命短し恋せよ乙女』の演奏を4人で行い、終了後、スネアドラムの男とバイオリンの女は連行されていった。

改めて「WINNER」と書かれた表彰台に立ったちゃんと松山さんは「俺たちがチャンピオンだ」と言って笑顔を見せ、ちゃんは「日本代表だ」と言って笑顔を見せていた。

007」:「カジノ・ロワイヤル」。2006年のシリーズ第21作であって、6代目ボンドのデビュー作である。過去20作の設定をリセットしたが、これは原作小説の世界では本作が1953年に、シリーズ第1作として執筆された作品でもあり、小説の世界ではボンドが最も若いせっていになっているためでもある。また、本作は1967年に番外作品として映画化されているが、内容の方は原作とはかなりかけ離れて飛躍した物語になっている。

世界のテロリストや犯罪組織などの資金を預かり、その運用を行っていたル・シッフルは運用に失敗して穴を開けてしまう。で、それを取り戻すため、モンテカルロのカジノ・ロワイヤルで行われる大勝負に挑む。また、MI-6はそこでル・シッフルを出し抜くために、任務としてボンドに、カジノで勝負をさせることにした。但し、負ければMI-6からル・シッフルを経て、テロリストたちに資金が提供されることになってしまうため、絶対に負けられない勝負であった。

また、その勝負にはCIAのフィリックスをはじめ、他にも何人かが参加していた。ボンドはポーカーのトップ・プレイヤーとしてその勝負に参加し、国家財務委員会から派遣されたヴェスパー(=ボンドガール)がボンドの監視役(表向きであって、実は彼女も極秘任務にあった。)

勝負が始まり、それぞれの思惑が絡んだポーカー勝負が進んで行く。ボンドは腕の良さを示し、少しずつ勝っていく。そしてル・シッフルのくせに気づき、一気に勝負に出ようとする。が、ル・シッフルも簡単に負けるようなことはしなかった。ボンドが勝負に出たが、それはル・シッフルの仕掛けた罠でもあって、ボンドは敗れてしまった。

休憩が入り、一旦、それぞれの控え室に戻るが、その時、ル・シッフルは、金を返せと迫っていた組織に襲われるたが、勝負に勝って金を返すということで、とりあえずは難を逃れた。が、勝負に負ければ殺されるのは確実だった。

勝負が再開される。再びボンドは勝っていくが、今度は途中で届けられたカクテルに毒が盛られていた。土倉気づいたボンドは中座して、緊急医療セットが秘密装備として搭載されているアストンマーチンDBS(=ボンド・カーである。)に向かった。車に辿り着き、解毒処理を行おうとするボンド。MI-6の本部からも対処法の指示が伝えられるが、ボンドは次第に意識が遠のいていく。そして、蘇生ボタンを押すも、電極を身体にしっかりと取り付けられなかったこともあって、正しく動作しない。意識が遠のいていき、これまでかと言うところに、ヴェスパーが駆けつけ、彼女の助けによってボンドは解毒に成功した。

再び勝負の場に戻ったボンド。既に何人かは、この勝負で設定された上限額の負けになっていて、勝負に参加している人数も最初と比べて減っていた。そんな中、ル・シッフルの所にはチップが確実に貯まっていた。ボンドは勝負に戻り、次第に勝っていく。

そして、対にボンドとル・シッフルとの間の大勝負となる。(1億ドルを超える勝負になった。)これに勝った方が優勝となって、全ての掛け金を得ることになる。(敗れれば一文無しになる、正に天国と地獄ということになる勝負である。)

結果はボンドが勝った。ボンドは無事に任務を果たし、テロリストに金が流れることは防いだ。が、その直後にヴェスパーがル・シッフルに拉致されてしまう。ボンドは直ちにヴェスパーを救出するためにアストンマーチンDBSを操って追いかける。

が、途中の路上で、道の真ん中にヴェスパー放置されたヴェスパーに気づき、避けようとして急ハンドルを切ると、車は空中で7回転し、道から外れ、大破してしまい、ボンドもル・シッフルに拉致されてしまった。

ル・シッフルは、勝ったボンドが手にする賞金が振り込まれる銀行口座の暗号を聞き出そうとして拷問にかけた。しかし、そこに組織のミスター・ホワイトが現れ、ル・シッフルは大損をしたことで殺され、ボンドは無事だった。

共通点は、主人公(銭形/ボンド)が勝負に勝っているということ主人公1人ではなく、相棒(「ケータイ刑事」では松山さん、「007」ではヴェスパー)がいるということ勝負は順当に勝ったのではなく、途中で敗北も喫しているということ勝負の途中で死にかけている(「ケータイ刑事」では時限爆弾のある場所に閉じ込められ、「007」では毒を盛られている。)ということ勝負に勝った後で相手から要求(「ケータイ刑事」ではセッション・プレーを、「007」では口座の暗証番号を吐くように)されているということである。

一方、相違点は、「ケータイ刑事」では金銭的な勝負ではなかったが「007」では(巨額の)金銭が絡んだ勝負であったということである。

次回も「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

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