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ケータイ刑事銭形海14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

今年最後の記事は、これを滑り込ませることにして、この物語に対しても年内に終わらせることにします。(また、本ブログの記事数も、9300というように、下二桁が綺麗な数字になりました。)


銭形海」の第14話「スニーカー、復活! ~エリーゼのためにならない殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回限りです。で、被害者はこれだったということから「腱鞘炎」について、「スランプ」について、五代さんは正しく言えなかった「アドレナリン」について、犯人に関してれをしようとした「居留守」について、「鑑識メモ」はこれのネタだったことから「ラグビー」について、柴田さんはこれを付けていたことから「ヘッドギア」について、そしてこれを受け止めていたことから「タックル」について記します。尚、「腱鞘炎」は「・14話(2nd.1話)[裏ネタ編]」で、「ラグビー」は「・15話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/6付です。

腱鞘炎」:腱鞘の各種原因によって起こった炎症のことであって、手や指周りの症状(病気)の一つである。原因は、細菌感染によるものと、機械的刺激、手や指の過労によるものとがある。特に、ピアニストやキーパンチャーなどにこの症状がよく見られることから、そういう職業の職業病とされている。(当然、それ以外の人も発症する症状である。)また、文字を非常に多く書く作家についても「ペンだこ」を含めて職業病の一つだったが、パソコンを使うことが多い現在では、少し形が変わったものの、作家にとってはやはり職業病の一つと言って良いでしょうね...

予防は、手や指を使うことを行わないことが一番良いが、これはこれで現実的な予防法とは言えないが、そう出来れば最良である。(発症させないように「休むこと」も大事ということである。)一応、予防策としては、作業の開始前、最中、終了後に、それぞれ手や腕のストレッチをすることが挙げられる。

発症してしまった場合の治療方としては、まずは安静にすることである。そして湿布などが一般的である。また副腎皮質ホルモンが有効とされている。(これは素人ではとても出来ることではないので、医者に診てもらいましょう。)長期にわたって症状が続く場合は、腱鞘切開手術という方法もある。→いずれにしても、「過度」ということが悪化させるということで、何事にも言えることであるが、「適度」にするということである。まあ、作業終了後にストレッチをすることですね。

(パソコン入力については、将来、音声入力が一般的になれば、腱鞘炎患者は減少するものと思われるが、手先の運動までが減ることになるということで、便利になることが健康に対して良いのかどうかは疑問がありますが...)

英語では「Tenosynovitis」、ドイツ語では「Sehnenscheidenentzündung」、フランス語では「Ténosynovite」、イタリア語では「Tenosinovite」、スペイン語では「Tenosinovitis」、ポルトガル語では「Tenossinovite」、中国語では「腱鞘炎」と言う。

スランプ」:株価、物価などが暴落すること、経済不況のこと、不景気のこと、心身に関して一時的に調子が出なくなること、調子が悪くなること、不調、不振のことをいう。

これの時は状態が悪い時期であるが、いつかは良くなるものである。(ずっと悪い場合は「スランプ」とは呼ばない。)または、状態の良い時期が以前にあったということが前提で、絶頂期があるからこそ、一段と調子が悪いことが目立つことになる。(以前に絶頂期が無ければ、そもそも調子が悪くても「スランプ」とは呼ばない。)

この物語では、被害者は数年前からスランプと語られていたが、それ以前の良い時期が語られていないものの、そういう時期があったからこそ「スランプ」ということになる。どういうことが合ったのか、少しは語って欲しかったですね...

英語では「Slump」、ドイツ語では「Rückgang」、フランス語では「Effondrement」、イタリア語では「Crisi」、スペイン語では「Depresión」、ポルトガル語では「Baixa」、中国語では「低迷」と言う。

アドレナリン」:副腎の髄質ホルモンである。これには、心筋の収縮力を高め、心、肝、骨格筋の血管を拡張させたり、皮膚や粘膜の血管を収縮させ、血圧を上昇させる作用をもっている。
尚、これを初めて副腎から抽出して結晶化させた
のは日本人の高峰譲吉であって、1901年のことであった。

英語では「Adrenalin」または「Adrenaline」、ドイツ語では「Adrenalin」、フランス語では「Adrénaline」、イタリア語、スペイン語では「Adrenalina」、ポルトガル語では「Adrenalin」、中国語では「腎上腺素」と言う。

居留守」:在宅しているのに不在を装うことを言う。尚、これを行う場合は「居留守を使う」と言う言い方をする。

宅配便や郵便などの配達では、これが行われると、再び配達に来ることになるため、経済的にはロスが生じることになり、何かと不都合になることが多いが、全く不要な訪問販売や各種勧誘に対しては、時間の無駄遣いをしないことになるため、メリットもある。(宅配便や郵便であれば、配達員の制服からそれと言うことが分かるので、訪問者に感づかれないように認識できれば、時には有用なことになる。)

尚、空き巣を狙って侵入しようとする泥棒は、訪問販売を装って、在宅か不在かを判断することを行う人がいて、居留守を使うと、押し入ってくる場合がある。→居直り強盗になる場合と、警察を呼んで引き渡せる場合の両者があり得ることになる。

英語では「Being Out」、ドイツ語では「Sein Hinaus」、フランス語では「Être Dehors」、イタリア語では「Essendo Fuori」、スペイン語では「Estando Fuera」、ポルトガル語では「Estando Fora」、中国語では「假裝不在家」と言う。

ラグビー」:「紳士のスポーツ」とも呼ばれる団体スポーツ(球技)であって、ラグビー・フットボール(Rugby Football)と呼ばれるフットボールの通称である。

1チームの選手は15人であるが、この人数は数ある球技の中でも人数が最も多いものである。(近年では7人制ラグビーという、1チームが7人で行うラグビーもありますが...)

使用するボールは楕円形であって、相手陣のインゴールに運べば(トライ)得点になる。または、ポールの間にボールを蹴り入れれば(ゴール)、これも得点になる。また、試合は前後半各40分(高校ラグビーは30分)で、前半と後半で陣を入れ替えてプレイする。

起源は19世紀前半のイギリスであって、イングランドのパブリックスクールのラグビー校で行われたフットボールの試合中に、ウィリアム・ウェッブ・エリスがボールを抱えたまま相手のゴール目指して走り出したことがその起源とされている。(但し、別人という説もあって、エリスとは確定していない。)当時のフットボールでは、ボールを持って走ると言うことはルール違反とされていた。

以後、各校で独自のルールで(=ルールが統一されていないという意味である。)フットボールが行われていた。1863年にサッカーが組織として整備されたことを受けて、1871年にイギリスでラグビー協会が設立されて、ルールの統一などの基礎が確立した。

日本には1899年に伝わった。(慶應義塾大学の塾生に田中銀之助がイギリス人の英語教師・エドワード・B・クラークと共に伝えた。)

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語では通称として「Rugby」(但し、発音は異なる。)と言い、ポルトガル語では「Rúgbi」、中国語では「橄欖球」と言う。

ヘッドギア」:頭部に装着する衣類の総称であるが、特に、防具として使用されるもののことをいう。防具というのは、ボクシング、アイスホッケーなどで頭部を保護するために装着するものである。また、これにはヘルメットも含まれる。更に、格闘技でも広く利用されるようになっている。

そして、ラグビーでも使用されるが、格闘技で用いられるものとは形が違っているが、頭部の防具ということでは同じ役割をするものである。

英語では「Headgear」、ドイツ語では「Kopfbedeckung」、フランス語では「Couvre-chef」、イタリア語では「Copricapo」、スペイン語では「Tocado」、ポルトガル語では「Adorno de cabeça」と言う。

タックル」:ラグビー、アメフトで、ボールを持った相手チームの選手の攻撃を阻止するために、その選手の(主に下半身に)飛びかかって組み付き、倒すことを言う。

それ以外の競技でも同様にこの言葉は使われているが、サッカーではボールを保持する選手に対して滑り込んでボールを奪取すること、ホッケーではボールを保持する選手に対して自分のスティックをぶつけて奪うこと、レスリングでは相手の足を捕らえながら相手を押し倒すこと、プロレスでは相手に体をぶつけて突き飛ばすこと、野球では走者がブロックしている捕手に対して体をぶつけていくことを言う。

元々の意味は「(相手に)組み付くこと」であるが、競技によってその形が少しずつ違っているので、競技によって「タックル」の意味に差が出ることになる。しかし、一般的には「体当たりをすること」というように認識されているのも事実である。(本来の意味ではなく、プロレスや野球のタックルの意味が一人歩きしたというところですかね...)

英語では「Tackle」、ドイツ語では「Ausrüstung」、フランス語では「Appareil de Levage」、イタリア語では「Attrezzatura」、スペイン語では「Aparejo」、ポルトガル語では「Equipamento」、中国語では「搶截」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

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1番難しい試験に合格させるプロが書いた! スランプに負けない勉強法 (どんな目標も達成できる!自分をマネジメントする30の習慣)

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Rugby magazine (ラグビーマガジン) 2012年 02月号 [雑誌]

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ALAN O'DAY『APPETIZERS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表された彼の2nd.アルバムである。シンガーソングライターである彼であるが、彼自身が歌った曲でも全米No.1ヒットを生んでいるのだが、彼が提供した曲の方がヒットしていること、また、1983年の山下達郎のアルバム「ビッグ・ウェイブ」では英語作詞を担当していることもあって、シンガーとしてのイメージが薄いのも事実である。が、ソングライターとしての実績のある実力派の一人である。ただ、本アルバムからは全米No.1シングルが生まれているが、アルバムの方は特にヒットを記録していない。

収録曲はオリジナル盤では全10曲であったが、現在は1曲のボーナス・トラックが追加されて、全11曲になっている。収録曲は以下の通りである。『Soldier Of Fortune』『Satisfied』『Started Out Dancing, Ended Up Making Love』『Gifts』『Slot Machine』『Undercover Angel』『Do We Wrong, But Do Me』『Catch My Breath』『Angie Baby』『Caress Me Pretty Music』(以下、ボーナス・トラック)『Just You』。

この中からシングル・カットされたのは『Undercover Angel』である。1週のみとはいうものの、Billboardで全米No.1の座を獲得し、1977年の年間シングル・チャートでは9位にランクインする大ヒットになった。また、豪州では9位、異議レスでは43位を記録している。(この年のNo.1獲得曲は29曲、内20曲が1週のみの1位である。)また、ボーナス・トラックの『Just You』もシングル曲であるが、こちらは特にヒットを記録していない。

お薦め曲はシンガーとしては一発屋とされている大ヒット曲『Undercover Angel』を筆頭に、ヘレン・レディに提供してNo.1ヒットとなった彼の作の『Angie Baby』、そして『Soldier Of Fortune』『Gifts』『Slot Machine』『Catch My Breath』という所をピックアップしておく。

全体的に聴きやすいポップ調のサウンドであるため、とても親しみやすいものである。ただ、もう少し派手な所も欲しいと感じてしまい、派手さは無いサウンドである。が、派手さは無くても味があって、何度か聴いているとそれが分かるようになる。

日本ではシンガー以外で知られているが、聴いてみることをお薦めする一人である。('73年と'79年にもアルバムを発表しているが、やはり聴くならば本アルバムである。)

 

アペタイザーズ(紙ジャケット仕様)

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  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2009/12/23
  • メディア: CD


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AEROSMITH『AEROSMITH』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1973年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。邦題は「野獣生誕」と付けられていた。尚、本アルバムは、発表当時はヒットしたとは言えず、Billboardでは最高位166位を記録しただけであったが、1976年に再発された時には21位を記録し、1976年の年間アルバム・チャートでは48位にランクインしている。

収録曲は以下の全8曲である。『Make It』『Somebody』『Dream On』『One Way Street』『Mama Kin』『Write Me A Letter』『Movin' Out』『Walkin' The Dog』。

この中からシングル・カットされたのは全部で3曲である。1st.シングルの『Make It』、2nd.シングルの『Mama Kin』は鳴かず飛ばずという状態であり、3rd.シングルとしてリリースされた『Dream On』も1973年当時はBillboardで最高位59位、豪州で72位、カナダで87位を記録しただけであった。しかし、『Dream On』が1976年に再リリースされ、これがBillboardで最高位6位を記録し、1976年の年間シングル・チャートでは51位にランクインする大ヒットになった。(これによって再発されたアルバムも大ヒットすることになった。)また、イタリアで1位、カナダで10位豪州で76位を記録している。

お薦め曲は、再発で大ヒットして彼らの人気に火を付けることになった『Dream On』、シングル曲の『Make It』、そして『One Way Street』と『Walkin' The Dog』をピックアップしておく。

現在では、本アルバムはヒットも記録してプラチナ・アルバム(ダブル・プラチナ)として知られているが、発表当時は地元のボストンでこそ支持されたが、アメリカ全体で見ると完全に転けたといっても良いものだった。が、それが改めて再発されてヒットを記録するのだから、良いものはやっぱり正当に評価されることになるということを物語っているアルバムということになる。(そもそも、完全な失敗作であって、誰からも支持されていなければ、再発されることも無かったのは言うまでも無いですし、再発されたということだけでも隠れた名盤だという証と言うことが出来る。)

ということで、アメリカンHRを聴くのであれば、やはり外せないアルバムの一つである。但し、本アルバムは彼らの第一期黄金時代の作品であるので、'80's中盤以降の第二期黄金時代とは少し違う所もあることもお忘れないように...

 

Aerosmith

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  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1993/09/09
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野獣生誕(エアロスミスI)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2011/11/23
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形海14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形海」の第14話「スニーカー、復活! ~エリーゼのためにならない殺人事件」の裏ネタ編・増補の7回目となる今回は、被害者がリンゴを手にしていたことから五代さんが口にした「大好物」について、「最後の晩餐」について、ちゃんと五代さんが捜査会議をしている時にこれを作っていたことから「カップラーメン」について、これが蓋にくっついていたことからヒントとなった「ナルト」について、これで時間を計っていた「ストップウォッチ」について記します。尚、「最後の晩餐」は「・26話[裏ネタ編]PART 2」で、「カップラーメン」は「・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/6付です。

大好物」:「好物」とは、好きな飲食物のこと、または趣味などの好きな事柄や物のことを言う。特に飲食物の中でとっても好きなもののことを「大好物」という。(ここで言う「大」は、より強くという意味である。)

尚、この言葉は基本的に、飲食物に対して使うことが多く、特に断りなく「大好物(好物)」と言うと、暗黙の了解で飲食物のことになる。

英語では「Favorite Dish」、ドイツ語では「Lieblingsschüssel」、フランス語では「Plat Favori」、イタリア語では「Piatto Favorito」、スペイン語では「Plato Favorito」、ポルトガル語では「Prato Favorito」、中国語では「大愛吃的東西」と言う。

最後の晩餐」:キリスト教・新約聖書に記述されているキリストの事跡の一つである。聖書では「The Last Supper」と記されている。(定冠詞が付いている。)イエス・キリストが処刑される前夜に、12人の弟子たち(十二使徒)と共にした、イエスにとって最後となった晩餐の席のことを指している。この席でキリストは、聖体の制定を行い、最後の教訓が行われたと伝えられている。

このことから、重要なこと(例えば「死」)が起こる前の最後の食事のことを指して、このように言うようになった。

また、これを題材にした絵画は古来から多数存在している。最初のものは、2世紀のカタコンベの壁画に見られるものとされている。数多い中でも、最も有名なのは、15世紀のダヴィンチによる絵画(フレスコ画)である。(ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院(世界遺産登録されている)の食堂の壁画であって、縦4.2m×横9.1mという巨大な絵画である。)その他では、ジョットの作品が有名な所である。尚、絵画の方は、キリストと12使徒の合計13人を描くのが通例となっているので、大作になるのが普通である。また、題材から、教会の食堂の壁画として描かれる事が最も多く、世界各地の脅威の食堂には当たり前のようにある。(有名な作品のレプリカということもあるが、無名の画家によって描かれたものも多数ある。)

英語では「The Last Supper」、ドイツ語では「Das Letzte Abendessen」、フランス語では「Le Dernier Dîner」、イタリア語では「L'ultima Cena」、スペイン語では「La Última Cena」、ポルトガル語では「A Última Ceia」、中国語では「最後的晩餐」と言う。

カップラーメン」:熱湯を注ぐだけで調理が可能なラーメンであって、専用容器に麺が入っている即席ラーメンのことを言う。(日清食品が販売している「チキンラーメン」も熱湯を注ぐだけで調理が可能なものであるが、これは容器に入っていないため「カップラーメン(カップ麺)」とは言わない。尚、「チキンラーメン」はお湯を使わず、乾麺を割ればスナック菓子のように食べることが出来ます。→「ベビースターラーメン」のようになる。)現在では全世界で販売されるようになった食品であって、日本発の食品でもある。

また、これは熱湯さえあれば食することが出来るということで、非常用の食料として備蓄されることも多い食品となっている。但し、災害発生時(特に地震などの天災の時)には熱湯が確保しにくい、という問題があることが忘れ去られている。(→下手に火を使えば、ガスが漏れていたら、引火して爆発という可能性がある。)が、災害後でもある程度の時間が経過してライフラインの確保が出来れば、大いに役立つ食糧になる。

初めて世の中に登場したのは1971年のことであって、日清食品が「カップヌードル」を発売したことから歴史が始まる。麺の種類は乾麺(ラーメン)であって、熱湯を注ぐだけで食することが出来るようになるものである。現在では、ラーメンの他に、うどん、そば、焼きそば、スパゲッティなど、他の麺も製品化されているため、これらをまとめて「カップ麺」と言う。

また、現在では、乾麺ではなく、生麺を使ったものも登場している。但し、乾麺だと、本当に熱湯を注ぐだけというものや、かやくとスープを入れて熱湯を注ぐということで調理は済むが、生麺タイプだと、麺も袋に入っているというように、厳密には「熱湯を注ぐだけ」では食せないものもある。更に現在では、電子レンジで加熱調理をするという「カップ麺」も登場しているが、これも熱湯を注ぐだけとは言えないですね。

現在では、国際的にも広く販売されているが、国によっては他の食糧と比べて非情に割高という所もある。(調理が簡単ということが付加価値を生んでいて、高く販売される。)そのため、国によってはおみやげとして非常に歓迎される所もある。(持っていく方も、体積の割りに重量は軽く、そんなに高価ではないので、チョイスしやすいものである。また、飲食物をお土産にすると歓迎されることが多いですし...)

英語では「Coupler Men」、ドイツ語では「Coupler-Männer」、フランス語では「Hommes du Coupleur」、イタリア語では「Uomini di Accoppiatore」、スペイン語では「Hombres de Coupler」、ポルトガル語では「Homens de Acoplador」、中国語では「碗裝方便麵」と言う。

ナルト」:「ナルト巻き」(鳴門巻き)の省略した言い方であるが、現在では「ナルト」という言い方が主流になっている。

「ナルト巻き」は食品であって、蒲鉾の一種である。魚肉のすり身を使用しているところは蒲鉾と同じであるが、断面に特徴があって、(ピンク色の)渦巻状の模様を有しているものである。(基本的には白色で、ピンク色の渦巻き模様である。ただ、それ以外の色のものも一部にはある。)渦巻きの部分は、赤い色素を練り込んだ魚肉であるため、周囲とは色素の有無という違いだけである。尚、周囲はギザギザになっているのが主流であるが、これは製造時に魚肉を巻いて作るが、この時に巻き簾を使っていたためである。現在ではその形に魚肉が充填されるような型が用いられている。

この食品を「鳴門巻き」というのは、鳴門海峡の渦潮が有名であり、その渦潮のように見えることから「鳴門」の名前が使われたとされている。

ラーメンの具材の一つとして知られているが、これは東京ラーメンの代表的な具材の一つであって、全国的にはナルトが無いラーメンの方が実際は多いが、ラーメンの代表的なトッピング材料になっている。

英語をはじめ殆どの言語で「Naruto」または「Narutomaki」という。(「Naruto」という言い方が主流である。)また中国語では「鳴門卷」と言う。

ストップウォッチ」:所要時間などを秒以下まで精密に測定することが出来る小型の時計のことである。ボタンを押すことで任意に計時を開始/停止することができるものである。「記秒時計」という言い方もあったが、現在はこの言い方は殆どされなくなっている。

以前はアナログ表示の機械式のものが主流であったが、最近はデジタル表示のクォーツ時計がこの機能を当たり前のように有している。(時計機能を持つ電卓などもこの機能を有している。)当然、デジタル表示の専用器もあります。また、ラップ・タイムの測定が可能なものもある。
アナログ表示のものは、最小目盛は1/5秒のものと1/10秒のものがあるが、一部には1/20秒、1/50秒というものもある。また、1/5秒のものは長針一周で60秒であるが、1/10秒のものは長針一周が30秒というのが標準的である。

一方、デジタル表示のものは1/100秒単位で表示を行うものが一般的である。(1/1000秒単位で表示するものもあるが、ボタンの押方一つで小数第二位単位の誤差が出るので、桁数が多くても無意味である。)

主に、競技で時間を測定する場合(例えば陸上競技の短距離走、競泳では当たり前のように使用される。)または研究機関が研究で時間計測をする場合に利用されている。この物語では、カップラーメンの調理時間を測定していたが、秒以下までの計時は必要ないとはいうものの、まあ、使い方としては悪いものでは無い。(ただ、秒単位で計時するキッチンタイマーでも十分ですけど...)

英語では「Stopwatch」、ドイツ語では「Stoppuhr」、フランス語では「Chronomètre」、イタリア語では「Cronometro」、スペイン語では「Cronómetro」、ポルトガル語では「Cronômetro」、中国語では「秒錶」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

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一億人の大好物 カレーの作り方

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最後の晩餐: 死ぬまえに食べておきたいものは?

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レオナルド・ダ・ヴィンチ復活『最後の晩餐』 (ショトル・ミュージアム)

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最後の晩餐

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サブカル『LEONARDO DA VINCH/ダヴィンチ(最後の晩餐)《PPS022》』名画ポスター

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日本一インスタントラーメンを食べる女が選ぶ 激ウマカップ麺

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魔法のラーメン発明物語―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

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真いか鳴門巻(大葉) 4本入

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購買意欲はこうして測れ ストップウォッチ・マーケティング4つの原則

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