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BERTIE HIGGINS『JUST ANOTHER DAY IN PARADISE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼のデビュー・アルバムである。が、日本では表題の原題ではなく、邦題の「カサブランカ」というタイトルのアルバムとして知られている。(ジャケットも日本盤は完全に差し替えられていたので、別のアルバムと思われがちであるが、収録曲は同じである。)当時の日本ではA.O.R.のブームということもあって、シングル『Casablanca』がヒットしたため、上記のような措置が行われることになり、ジャケットのこともあって、日本盤は人気、US盤は希少価値というアルバムでプレミアが付いたものでした。

日本では大ヒットして、オリコンで最高位4位を記録する大ヒットとなったが、アメリカではBillboardで最高位38位を記録する中ヒットに留まっている。(年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。)

収録曲は以下の全10曲である。『Just Another Day In Paradise』『Casablanca』『Candle Dancer』『Key Largo』『Port O Call』『White Line Fever』『The Heart Is The Hunter』『She's Gone To Live On The Mountain』『Down At The Blue Moon』『The Tropics』。

この中からシングル・カットされたのはアメリカでは2曲である。1st.シングルの『Key Largo』がBillboardで8位を記録、ACチャートでは1位を獲得し、1982年の年間シングル・チャートでは17位にランクインし、彼の最大のヒット・シングルになった。また、カナダでも最高位3位を記録している。そして2nd.シングルとしてアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Just Another Day In Paradise』かリリースされて、Billboardで最高位46位、ACチャートでは10位を記録している。また、『Casablanca』は日本のみのシングルであって、オリコンで最高位13位を記録している。→本国アメリカでは『Casablanca』はシングル・カットされておらず、殆ど知られていない曲である。

お薦め曲は、日本ではやはり絶対に外せない『Casablanca』と、シングル曲である『Key Largo』『Just Another Day In Paradise』、更に『Candle Dancer』『Down At The Blue Moon』『The Tropics』という所をピックアップしておく。

彼はフロリダ出身ということもあって、トロピカルな要素のある曲が印象的なシンガーソングライターである。この点がウエストコーストのシンガーソングライターと違うところであって、日本人の心を鷲掴みにして大ヒットを記録することになった。サウンドとしては夏をイメージする所があるが、そこは常夏のフロリダを拠点としている彼であるだけに、宜しいかと...

結果的に彼は、日本でもアメリカでも一発屋(但し、総合すると、日米でのヒット曲が異なっているため正確には「一発」では無いのですが...)として扱われているが、日本では郷ひろみのカヴァー・バージョンがヒットしたこともあって、そのオリジナル歌手として知られており、アメリカではキー・ラーゴという町を全米で有名にしたことで知られているというように、'80'sでは忘れられない一人である。ということで、トロピカル・テイストのA.O.R.を楽しむというのも宜しいかと...

 

Just Another Day in Paradise

Just Another Day in Paradise

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Mod - Afw Line
  • 発売日: 1996/10/01
  • メディア: CD

Just Another Day in Paradise

Just Another Day in Paradise

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: CD
↑ US盤 | 日本盤 ↓
カサブランカ

カサブランカ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1991/09/21
  • メディア: CD
カサブランカ

カサブランカ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1997/07/21
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形海15話(2nd.2話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第15話(2nd.2話)「死んでも書きます! ~脚本家・石原武龍殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭で五代さんがこれを見ていたことから「ドラマ」について、これを手にしていたことから「ハンカチ」について、見ていたドラマはこういう人物の純愛物語ということから「純愛」について、「人魚」について、「塾長」について記します。尚、「ドラマ」は「・12話[裏ネタ編]PART 2」で、「ハンカチ」は「・19話[裏ネタ編]PART 7」で、「人魚」は「・8話[裏ネタ編]PART 4」で「マーメイド」として記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/13付です。

ドラマ」:演劇、芝居、劇のことであって、登場人物の行為や行動を通して物語を進めていくものである。また、その行動や台詞によって、何らかのテーマが語られるのが一般的である。尚、特に断り無く「ドラマ」と言った場合はテレビで放送されている「TVドラマ」のことを指すのが一般的である。また、これは芸術作品の一つでもあるが、近年のテレビドラマの中には「芸術」の「げ」の字すら感じられない様なものもあって、単なる時間潰しというような酷いものもありますが...

元々は演劇や戯曲(則ち舞台劇)のことを「ドラマ」と言ったが、19世紀末に映画が発明されたことで、この概念が変化することになる。そして、登場人物が苦悩し、人間的な成長をみせるものを「ドラマ」と呼ぶようになって、従来は「ドラマ」と呼ばれていた演劇や戯曲は、それぞれ「演劇」「舞台劇」/「戯曲」「シナリオ」などと呼ばれるようになって、これらの者に対しては「ドラマ」とは言わなくなる。更に、戦後にテレビが登場し、テレビ用の劇が制作されるようになると、それらのことを「ドラマ」と呼ぶようになった。また、映画に於いては、苦悩する人間の姿を描いたジャンルのものを「ドラマ」(「人間ドラマ」と言うこともある。)と呼ぶようになった。→言葉は生きものであって、時代と共に変化していく、ということの見本のような言葉である。

いずれにしても「ドラマ」はフィクションであって、あくまでも架空のものである。(現実に起こった出来事を描いている作品もあるが、脚色されていたり、演出によって100%が現実に起こったことでは無くなっているので、「架空」という言葉が入ることになる。)

または、現実世界で起こった出来事や事件のことであっても、それが戯曲のような劇的なものであった場合は「ドラマ」(この場合は「ドラマチック」「劇的」という言葉が使われる場合もある。)と呼ぶ。尚、この場合の「ドラマ」は、まるでフィクションのことのような、という意味合いがある。

尚、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語では「Drama」、イタリア語では「Dramma」、中国語では「電視劇」と言う。

ハンカチ」:「ハンカチーフ(Handkerchief)」の略であって、ある意味では和製英語として定着した言葉である。(英語では「Handkerchief」と言わないと通じない。)小形で方形の布であって、手を拭いたり、汗を拭うのに使われるものであり、身だしなみを整えるための日常品である。また「ハンケチ」と呼ばれる場合もある。尚、日本では手を拭くのに広く使われるが、欧米では鼻をかむのに使われるのが一般的な使い方である。また、素材は綿、絹、麻などの吸水性に優れた織物素材が使われている。

起源は古く、紀元前3000年頃のエジプトで飾りが施された麻製の布が発掘されていて、高貴な人が身だしなみのために使用していたことが分かり、古くから利用されていたみのということが明らかになった。(実用品と言うことでは、単に普通の布が利用されていたのですが...)中世になると、貴族階級の間で、布に凝った装飾が行われていき、これが次第に装飾競争へと発展していくことになる。そのため、この時代には実用品ではなくて装飾品といった方がよい豪華なものが生まれている。そんな中、フランスのルイ16世の王妃マリー・アントワネットが、様々な形があったものを四角形の規格に統一させて、現在の形が定着することになった。(現在のハンカチの誕生である。)

日本では、手ぬぐいがこれと同じ用途で長い間使用されていたが、明治になって西洋の服(所謂洋服)が入って来た時に一緒に入って来て、その後、広く普及することになった。(ただ、欧米と違っているのは、「手ぬぐいの代替品」として普及したため、欧米のように鼻をかむのに使われることは少なく、手拭き、汗拭きというのが一般的である。→鼻をかむのはティッシュペーパーが一般的に使われる。)

また、「ハンカチ」をはじめ、「汗拭い(あせぬぐい)」「汗拭き」などは俳句の世界では全て夏の季語である。

英語では「Handkerchief」、ドイツ語では「Taschentuch」、フランス語では「Mouchoir」、イタリア語では「Fazzoletto」、スペイン語では「Panuelo」、ポルトガル語では「Lenço」、中国語では「手帕」(「ポケットチーフ」と同じであって区別されていない...)と言う。

純愛」:文字通り、純粋な愛のこと、ひたむきな愛のこと、真心からの愛のことをいう。色々と定義されているが、基本的には「ひたむきであること」「一途であること」「無償の愛であること」「その人のためなら自分を犠牲にしても構わないという気持ちがあること」というように、その相手のことを第一に思っていることが要件となっている。

宗教的にも、これは良いこととされていて、この気持ちは古くから受け継がれてきているが、現代では浮気、不倫など、「純愛」に反する事柄が氾濫しているのもまた事実である。→江戸時代では、不義密通(=浮気)は厳罰で、処刑される程の重犯罪でしたし...

英語では「Innocent Love」または「Pure Love」、ドイツ語では「Unschuldige Liebe」、フランス語では「Amour Innocent」、イタリア語では「Amore Innocente」、スペイン語では「Amor Inocente」、ポルトガル語では「Amor Inocente」、中国語では「純潔的愛情」と言う。

人魚」:上半身が人間(女性)で、下半身が魚という姿をしている想像上、伝説上の動物であって、海や川に棲んでいるとされている動物である。尚、基本的に上半身は女性の姿をしているが、衣服を着用していない。また、伝説として伝わっている人魚はの上半身の姿は若い女性である。

英語の言い方をそのまま日本語にした「マーメイド」と言う言い方もある。尚、上半身が男性という「マーマン」と呼ばれるものもいるが、「マーメイド」とは区別されている。(中国語では「美人魚」と言うが、これは人魚は女の姿をしているという認識である。)

海には人魚に関する伝説が色々とあるが、共通しているのは悲劇の物語となっていることである。(船を難破させるという悪者としての言い伝えも一部にはある。)また、人魚の肉を食べると不老不死になると語られているものもある。(日本の「八百比丘尼(おやびくに)」はこれで知られている。)

伝説として有名なものは、ドイツ・ライン川に伝わるローレライの伝説、アイルランドの伝説のメロウ、ギリシャ神話のセイレーン、ノルウェーの伝説のハルフゥ、アンデルセン童話の人魚姫などがある。また、水の妖精・オンディーヌとして伝わっているものもある。

尚、伝説は世界各地にあるが、その地域によって伝説の内容の方は違いがあるが、上半身が人間の女性の姿、下半身が魚の姿という所は共通している。

英語では「Mermaid」、ドイツ語では「Nixe」、フランス語では「Sirène」、イタリア語とスペイン語では「Sirena」(但し、発音は異なる。)、ポルトガル語では「Sereia」、中国語では「人魚」または「美人魚」と言う。

塾長」:塾の最高責任者のことである。尚、ここで言う「塾」とは、学校以外で学習をさせる私設の学舎、すなわち「学習塾」のことを指す。よって、ある程度の規模の大きい塾から、数人程度という教室のような小規模なものまである。が、その「塾」の規模にかかわらず、組織の長、最高責任者のことを言う。

または、私塾が大学に発展した慶応義塾大学(元々は福澤諭吉の福澤塾であった。)では、理事長のことを「学長」と呼んでいる。(通常は大学の学長が兼任している。)

英語では「Principal of a Private School」、ドイツ語では「Hauptperson eines Privatschule」、フランス語では「Directeur d'une École Privée」、イタリア語では「Principale di una Scuola Privata」、スペイン語では「Principal de una Escuela Privada」、ポルトガル語では「Principal de uma Escola Particular」、中国語では「塾長」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

ドラマ 2012年 01月号 [雑誌]

ドラマ 2012年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 映人社
  • 発売日: 2011/12/17
  • メディア: 雑誌

ドラマ 2011年 12月号 [雑誌]

ドラマ 2011年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 映人社
  • 発売日: 2011/11/18
  • メディア: 雑誌
懐かしいハンカチ

懐かしいハンカチ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 大型本
ハンカチ刺繍―小さなステッチをほどこして、特別な一枚を作る

ハンカチ刺繍―小さなステッチをほどこして、特別な一枚を作る

  • 作者: 青木 和子
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 2011/10
  • メディア: 単行本
紳士ハンカチ5枚セット 25200200
ミクロピュア タオルハンカチ ダークブルー

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  • 出版社/メーカー: テイジン
  • メディア: ホーム&キッチン
純愛

純愛

  • 作者: 稲森 遥香
  • 出版社/メーカー: スターツ出版
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本
人魚伝説 (「知の再発見」双書)

人魚伝説 (「知の再発見」双書)

  • 作者: ヴィック・ド ドンデ
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1993/11
  • メディア: 単行本
人魚姫

人魚姫

  • 作者: アンデルセン
  • 出版社/メーカー: リトル・モア
  • 発売日: 2007/06/26
  • メディア: ハードカバー
人魚の本 (世界の民話館)

人魚の本 (世界の民話館)

  • 作者: ルース マニング=サンダーズ
  • 出版社/メーカー: ブッキング
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本
カリスマ塾長直伝 中学受験に大成功する「家庭の戦略」 (講談社プラスアルファ新書)

カリスマ塾長直伝 中学受験に大成功する「家庭の戦略」 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 須野田 誠
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/07/18
  • メディア: 新書

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B.W. STEVENSON『VERY BEST OF B.W. STEVENSON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1998年にリリースされた彼のベスト盤である。'70年代のカントリー・ブームの時にいくつかのヒット曲を放っている彼であるが、ソングライターとしても名曲を生み出していて、他のミュージシャンに提供した曲がビッグヒットになったことでも知られている。そんな彼であるが、1988/4/28に38歳の若さで亡くなっていて、本ベスト盤はそれから10年という年に、彼の名曲を集める形でリリースされたものである。(他のミュージシャンに提供した曲も、彼が歌ったバージョンがあるので、それもしっかりと収録されている。)

収録曲は以下の全16曲である。『My Maria』『Be My Woman Tonight』『Sunset Woman』『A Good Love Is A Good Song』『Grab On Hold Of My Soul』『Shambala』『Lucky Touch』『I Got To Boogie』『Remember Me』『Pass This Way』『The River Of Love』『My Feet Are So Weary』『August Evening Lady』『Song For Katy』『Look For The Light』『Roll On』。

お薦め曲は彼の代表曲である『My Maria』、THREE DOG NIGHTのヒットで知られてる『Shambala』、更に『Sunset Woman』『Lucky Touch』『Remember Me』『The River Of Love』『Song For Katy』『Look For The Light』『Roll On』という所をピックアップしておく。(ベスト盤であるだけに、お薦め曲がたくさんあります。)

彼はカントリー畑のシンガーソングライターであるが、ポップサウンドであって、とても親しみやすい曲ばかりが収録されている。素朴なところもあるが、楽しく聴くことが出来るというのは大事なところでもある。(そもそも、「音楽」とは、「音を楽しむ」と記すのですから、楽しめないようなものは「音楽」では無いですから...)

時には'70'sの素朴なカントリーに浸るのも宜しいんじゃないですか...

 

Very Best of B.W. Stevenson

Very Best of B.W. Stevenson

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collectables
  • 発売日: 1999/08/24
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形舞7話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形舞」の第7話「忙し過ぎる死体 ~チーフ脚本家殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補の2回目となる今回は、冒頭の捜査会議の事件にある言葉から「草野球」について、これが轟いたことから物語が一変したと言うことで「雷鳴」について、柴田さんの説明で出てきた言葉から「登場人物」について、「フィクション」について記します。尚、「草野球」は「・31話(2nd.18話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/17、2009/9/14,18付です。)

草野球」:素人(アマチュア)が集まって行う野球のことを言う。尚、ここで言う「素人」とは、プロ野球選手ではないということだけではなく、社会人野球、大学野球、高校野球、少年野球などのアマチュアの各野球連盟に属しているチームや選手は含まない。つまり、野球組織には属していない一般の人が行う野球のことである。特に休日などに野球愛好者たちが集まって行う野球のことを指すことになる。(元プロ野球選手や元社会人野球(ノンプロ)の選手でも、引退後に楽しむスポーツとして、特に特定のチームに所属せずに行っている場合は「草野球」ということになる。)

基本的には、プロ野球のように職業として、また営利目的として行われることがなく、学生野球でもなく、普通の人が楽しむために行う野球のことであるが、中には特定の企業などがスポンサーとなって、地域の親睦を深めるために行われる大会もある。

試合のルールは、特にプロ野球やアマチュア野球の試合のルールと変わらないのだが、草野球の場合は集まっている人数が少ない場合、メンバーの顔ぶれ、試合場所などの条件に応じて臨機応変に変えられる場合がある。例えば、人数が少ない(9人揃っていない場合)時には守備位置について省略する所があったり、盗塁を認めない代わりにキャッチャーを相手チームの選手に務めてもらうなどはよく知られている。また、男女が一緒に行う場合は、女子選手に対してハンディを与えることもよく行われているルール改変の1つということになる。→参加している人たちが納得出来るものであれば、これはこれでいいですね。何せ、プロと違い、野球をすることを楽しむのが第一であって、厳格なルールに則ってまで試合をする必要が無いのが素人として楽しめるところですからね。

英語では「Sandlot Baseball」または「Amateur baseball」、ドイツ語では「Amateurbaseball」、フランス語では「Base-ball Amateur」、イタリア語では「Baseball Dilettantistico」、スペイン語では「Béisbol Aficionado」、ポルトガル語では「Beisebol Amador」、中国語では「業餘棒球」と言う。

雷鳴」:放電現象であるカミナリの音のこと、またはカミナリが鳴ることをいう。(「カミナリ」は感じでは「雷」と記すが、「ケータイ刑事」では分家の長女のお姉ちゃまと区別しにくいので、個々では「カミナリ」というようにカタカナ表記にします。)

「カミナリ」は、雲と雲の間、または雲と地表の間で自然に起こる放電現象である。(積乱雲の内部に発生した電荷が溜まり、それが周囲との電位差を生み、電荷が放電されることで発生するものである。エネルギーはとても大きく、1回の放電は、数万~数十万Aという電流値に達し、電圧も数千万~数億Vに達する。(電力量は数百GWにも達する。→この電力の1%でも回収することが出来て蓄電することができれば、発電所の数は大きく減らすことが出来る計算になる。)しかも、放電時間は数μ秒という瞬間的な短時間であるため、瞬間的なエネルギー量は膨大な量となる。そのため、落雷を受けた樹木が吹っ飛んでしまうと言うのも当然である。(人を直撃すると死亡することもあって、世界では年間に数人は落雷によって死亡しているとされている。))

そして、カミナリが発生すると、閃光(=稲妻)と轟音(=雷鳴)が発生するが、「カミナリ」はこれらを合わせての言い方であって、閃光だけの場合は「稲妻」、音だけの場合は「雷鳴」と言うのが一般的である。但し、稲妻のこと、若しくは雷鳴のことも「カミナリ」と言うこともある。

尚、稲妻と雷鳴は、時間差があって体感することが多いが、これは光である稲妻と、音である雷鳴では、伝搬速度に大きな差があるためである。

また、放電現象は瞬間的なものであるが、「雷鳴」がゴロゴロと言うようにある程度の時間があるのは、カミナリは多重放電現象であること、また、放電の瞬間には、その部分の空気が数千度から1万度地殻にまで熱せられるため、空気が爆発的に膨張することによって衝撃波を生じること、また、放電経路の各場所でこの現象が発生すること、更に大気中の音の伝搬の際に、屈折や反射があるため、到達時間に差が出るためである。

また、放電のエネルギーが余りにも大きいため、発生する音(=雷鳴)も非情に大きな音となるため、伝搬距離も長く、15~20km程度は雷鳴が伝わる。(最大では50km程度まで届くこともある。)→音の伝搬速度を約340m/Secとすると、稲妻から30秒程度遅れて雷鳴が届くことがあるが、これは10km以上離れた所まで雷鳴が届いていることになる。(稲妻の方が遠くまで届かないことが多いため、稲妻を感じないのに雷鳴だけ聞こえるのは、更に距離が離れた場所でカミナリが発生したことになる。)

俳句の世界では「雷鳴」をはじめ、「雷」「かみなり」「神鳴」「いかづち」「遠雷」「落雷」「雷雨」などの言葉は全て夏の季語である。これは、「カミナリ」は原理的には一年中発生するのだが、夏に最も多く発生するためである。但し、「稲妻」「稲光」は夏では無くて秋の季語である。これは、秋になると雷鳴は届かずに雷光のみを見かけることがあるためである。(→ちょっとややこしいですね...)

英語では「Thunderclap」または「Thunder」(「Thunder」は音だけであって、稲妻は含まない。)、ドイツ語では「Donnerschlag」、フランス語では「Coup de Tonnerre」、イタリア語では「Thunderclap」、スペイン語では「Thunderclap」、ポルトガル語では「Trovão」、中国語では「雷聲」と言う。

登場人物」:小説、映画、ドラマ、漫画などの創作物に登場する人物やキャラクターのことである。「人物」と言っているが、人ではないものでも擬人化して、人と同等に扱われることがあるが、そういうものも含まれる。(例えば、動物をモチーフにしたキャラクター、乗物を擬人化したキャラクターなど、漫画やアニメには擬人化した人以外のキャラクターが多数存在している。)

ただ、人物であっても、映画やドラマでは、通行人、観衆の中の一人などのように、その他大勢とされるキャラクターの場合は、その作品に搭乗しているものの、「登場人物」とは扱わないことが多い。→映画やドラマでは、台詞があることが登場人物の一つの目安とされる。(但し、刑事ドラマでの死体は台詞が無くても登場人物扱いとされることが多い。→物語にどれだけ絡んでいるかで判断されることになる。)

英語では「Character」、ドイツ語では「Charakter」、フランス語では「Caractère」、イタリア語では「Carattere」、スペイン語では「Carácter」、ポルトガル語では「Caráter」、中国語では「登場人物」と言う。

フィクション」:作り事、虚構、作り話のことである。事実を元にしたものではなく、全てが架空のものである。また、真偽が定かではない推論、伝承されていることも、これの一つと見なされている。また、作られたものであることから「捏造されたもの」も含まれる。

小説、映画、テレビドラマなどでは一部を除いて作られたもの、架空の物語であるので、それらを「フィクション」と言う。(「架空の物語」という言葉が使われる場合もある。)

ニュース映画や何らかの記録を記した書物、ドキュメンタリーなどでは、架空のもの、作り出したものではなくて、現実の実際のこととして伝えられるが、中には嘘のニュース、則ち、捏造されたニュースなどが伝えられることがあり、考古学では遺跡の捏造などが行われたことがあった。また、会社の会計をよくするたの架空取引で帳簿の細工というのも、現実ではない作り事であるため、「フィクション」ということになる。但し、小説などのフィクションは害にならないが、嘘のニュース、捏造、架空取引などは他人を欺す行為となり、犯罪行為となるという違いがある。(そのため、言葉の定義では「フィクション」に含まれるが、一般的には「フィクション」とは言わずに「捏造」「偽造」などという言い方がされる。)

また、「セミドキュメンタリー」と呼ばれるものは、実話を元にしているが、部分的に架空の物語を作っているものであるため、「フィクション」と言うことになる。(但し、部分的には実話であって、全てがフィクションではない。)

「ケータイ刑事」では楽屋話や裏ネタを物語に使い、「現実と虚構が入り交じった…」という物語がいくつかあるが、こういう発想をする所が「ケー刑事」らしいところですね。

英語とフランス語では「Fiction」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Fiktion」、イタリア語では「Narrativa」、スペイン語では「Ficción」、オランダ語では「Fictie」、ポルトガル語では「Ficção」、中国語では「虚構」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

勝つ!草野球―誰でも知ってるだけで明日から使えるテクニック

勝つ!草野球―誰でも知ってるだけで明日から使えるテクニック

  • 作者: 本間 正夫
  • 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
  • 発売日: 2010/03/18
  • メディア: 単行本
「たかが草野球」で人生が変わる

「たかが草野球」で人生が変わる

  • 作者: 熊本 浩志
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/03/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
誰も知らなかった草野球の戦い方―きっと勝てるもっと楽しめる! (中高年からのステップアップ講座)

誰も知らなかった草野球の戦い方―きっと勝てるもっと楽しめる! (中高年からのステップアップ講座)

  • 作者: 本間 正夫
  • 出版社/メーカー: 旬報社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
草野球超非公式マニュアル

草野球超非公式マニュアル

  • 作者: イトヒロ
  • 出版社/メーカー: メタブレーン
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本
草野球をとことん楽しむ (新潮新書)

草野球をとことん楽しむ (新潮新書)

  • 作者: 降籏 学
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 新書
雷鳴 (幻冬舎文庫 や 3-15)

雷鳴 (幻冬舎文庫 や 3-15)

  • 作者: 梁 石日
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 文庫
深海の雷鳴 (ヴィレッジブックス)

深海の雷鳴 (ヴィレッジブックス)

  • 作者: ジョー バフ
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 文庫
バレエギャラリー30 登場人物&物語図解

バレエギャラリー30 登場人物&物語図解

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社 音楽出版事業部
  • 発売日: 2006/02/23
  • メディア: 単行本
歌舞伎登場人物事典(普及版)

歌舞伎登場人物事典(普及版)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2010/06/29
  • メディア: 単行本
欧米文芸登場人物事典

欧米文芸登場人物事典

  • 作者: Cl. アジザ
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 1986/07
  • メディア: 単行本
フィクションの哲学

フィクションの哲学

  • 作者: 清塚 邦彦
  • 出版社/メーカー: 勁草書房
  • 発売日: 2009/12/08
  • メディア: 単行本

フィクションの修辞学 (叢書 記号学的実践)

  • 作者: ウェイン・C.ブース
  • 出版社/メーカー: 書肆風の薔薇
  • 発売日: 1991/02
  • メディア: 単行本

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