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YMO『BGM』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1981年3月に発表された彼らの5枚目のアルバム(4枚目のスタジオ・アルバム)である。前作が変則的なアルバムであって、その後にベスト盤がリリースされているため、矢継ぎ早にアルバムがリリースされたという印象が強いが、当時の彼らは正にノリに乗っていた時期であり、内容の方も充実している。また、本アルバムはオリコンでは最高位2位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『BALLET ~バレエ』『ミュージック・プランズ ~音楽の計画』『ラップ・フェノメナ ~ラップ現象』『ハッピーエンド』『1000ナイフス ~千のナイフ』『CUE ~キュー』『U.T. ~ユーティー』『カムフラージュ』『MASS ~マス』『LOOM ~来たるべきもの』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。まずは、アルバムのリリースから一ヶ月遅れで『CUE ~キュー』がシングル・カットされた。(B面曲は『U.T. ~ユーティー』であった。)それから5ヶ月後の'81年9月に『MASS ~マス』が2nd.シングルとしてシングル・カットされた。(B面曲は『カムフラージュ』であった。)

お薦め曲はシングル曲の『CUE ~キュー』と『MASS ~マス』、更にB面曲だった『U.T. ~ユーティー』、それ以外からは『BALLET ~バレエ』『ハッピーエンド』『1000ナイフス ~千のナイフ』をピックアップしておく。

派手な曲が少ないこともあって、地味な印象のアルバムであるが、ここで行っていることは意欲的なことが多く、特にデジタルMTRを使用して録音されているということは、当時としては画期的であった。(ただ、従来の編集方法と大きく異なるため、現在では当たり前となっている手法が生み出されている点では画期的なアルバムと言うことになる。)

内容的には充実していて、「彼らの最高傑作」という声も多いが、派手さが無いこと、またサウンドが暗いということで敬遠されているアルバムであるのも事実であり、好き嫌いがはっきりしているアルバムであるが、玄人好みのする内容の充実しているアルバムであるだけに、一度は聴いておきたい所である。じっくりと聴きましょう!

 

BGM

BGM

  • アーティスト: YMO
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
  • 発売日: 2003/01/22
  • メディア: CD

BGM(紙ジャケット仕様)

BGM(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2010/09/29
  • メディア: CD
BGM

BGM

  • アーティスト: イエロー・マジック・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/09/22
  • メディア: CD

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YMO『増殖』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年6月に発表された彼らの4枚目のアルバム(3枚目のスタジオ・アルバム)である。同年2月にライブ・アルバムがリリースされ、それが好評だったことで、もう1枚ライブ・アルバムをリリースすることを要望されたが、それを拒否して製作されたのが本アルバムである。元々、ミニ・アルバムという位置づけだったが、予約の段階で好評だったことで、通常のアルバムということになったものである。そのため、やっつけ仕事の様な印象もあるのも事実である。それでもオリコンで1位を獲得している。

収録曲は以下の全12曲である。『JUNGLE "Y.M.O."』『NICE AGE』『SNAKEMAN SHOW』『TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE)』『SNAKEMAN SHOW』『HERE WE GO AGAIN ~TIGHTEN UP』『SNAKEMAN SHOW』『CITIZENS OF SCIENCE』『SNAKEMAN SHOW』『MULTIPLIES』『SNAKEMAN SHOW』『THE END OF ASIA』。

この中からシングル・カットされたのは『TIGHTEN UP 』である。が、1980年12月のリリースであったため、本アルバムからのシングル・カットという印象は薄い。尚、オリコンでは最高位43位を記録している。

お薦め曲は『TIGHTEN UP 』と『JUNGLE "Y.M.O."』『NICE AGE』『THE END OF ASIA』をピックアップしておく。また、5つのトラックにわたる『SNAKEMAN SHOW』もじっくりと楽しみたい所である。で、スネークマン・ショー関係のものや、アメリカでのリリースに絡んでいたものなど、馴染みのある曲/トラックがあるので、ワクワクする内容となっている。

本アルバムは、リリースされた時は10インチ(25cm)のアルバムとしてリリースされたため、収録時間が短い(29分強である。)のは仕方の無い所である。(短期間でアルバムを製作することになったため、曲が揃わなかったことを逆手に取った10インチ・アルバムでした。)が、「10インチ・アルバム」というものが珍しいものであるため、本アルバムのLPバージョンは希少価値のあるもので、コレクター心を喜ばせてくれるものである。が、収録時間が30分弱ということがCD化されたことで、「不景気レコード」という印象を与えることになってしまったのは残念なところである。この点で、もう一工夫して貰いたいと思うところである。(10cm-CDなんてことは意味が無いのは言うまでもないが、アナログの時のようにコレクターズ・アイテムになり得る要素が欲しい...)

が、音楽的な点では斬新な彼ららしい所が満載であり、たっぷりと楽しみたいところである。

 

増殖

増殖

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
  • 発売日: 2003/01/22
  • メディア: CD

増殖(紙ジャケット仕様)

増殖(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2010/09/29
  • メディア: CD
X∞MULTIPLIES マルティプライズ

X∞MULTIPLIES マルティプライズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/09/22
  • メディア: CD

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「CADDYSHACKⅡ」 [映画(洋画)]

表題の作品は1988年のアメリカ映画「ボールズ・ボールズ2 成金ゴルフマッチ」である。1980年の「ボールズ・ボールズ」の続編として8年ぶりに製作されたのだが、日本では劇場未公開であった。(この時期って、前作から間が空いた続編というものがいくつか製作されていて、以後、ちょっとした作品はシリーズ化が当たり前になりました。)が、物語は前作の続きではない。内容の方はボロボロで、「(シリーズの)続編はダメ」ということを証明する作品になってしまった。(ゴールデンラズベリー賞で、ワースト作品賞など4部門にノミネートされて、)ワースト助演男優賞(D・エイクロイド)とワースト主題歌賞を受賞することになっちゃいました...

作品データを記しておくと、時間は98分、監督はアラン・アーカッシュ、脚本はハロルド・ライミスとピーター・トロクヴェイの2人、撮影はハリー・ストラドリング・Jr.、音楽はアイラ・ニューボーンである。そして出演は、ジャッキー・メイソン、チェヴィー・チェイス、ダン・エイクロイド、ダイアン・キャノン、ロバート・スタック、ダイナ・メリル、ランディ・クエイド、ジェシカ・ランディ、ジョナサン・シルヴァーマン、シナ・フィリップス、ブライアン・マクナマラ、たちである。

庶民のために安い家賃のアパートを作り、いい男として知られるジョンは建築業で成功して成金となった男だった。娘のケイトは上流社会に憧れる娘で、上流社会の人たちとの人脈を築くため、ゴルフに打ち込んでいた。ある日、毛糸は父に、ゴルフクラブへの入会を勧め、譜人はある高級ゴルフクラブにやってきた。ジョンは入会を申し込むがちょっとしたことが原因となって、入会を拒否されてしまう。これに怒ったジョンはそのゴルフクラブを買収することを考え、動き出す。が、ゴルフクラブの方も黙ってはおらず、政治力を使い、ジョンの会社の取引相手に圧力を掛けて、ジャックの会社が仕事を出来ないように手を回した。で、両者はその決着を付けるため、ゴルフのマッチプレーを行い、ゴルフクラブの経営権を賭けることになった。で、あの手この手を使った奇妙なプレーが始まったが...

前作とは全く関係ない独立した物語であるが、ゴルフ場を舞台にしたドタバタ・コメディという所だけ受け継いでいる。しかし、ドタバタ度ということでは前作にも及ばず、歯切れの悪さが感じられてしまう。また、ストーリーの方も先読みが出来てしまう展開であって、もう一捻り欲しいところである。

まあ、何も考えずに笑いながら時間を潰すのには悪くない作品、と言ったところですね。(前作はテンポの良さがあったが、それが無いのは辛い...)→日本で劇場未公開となり、DVD化されないのも納得できます。

 

↓ビデオです。

ボールズ・ボールズ2 [VHS]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: VHS

Caddyshack II [VHS] [Import]

Caddyshack II [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: VHS
Caddyshack 2 [VHS] [Import]

Caddyshack 2 [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー: Warner Home Video
  • メディア: VHS

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CARPENTERS『CARPENTERS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1971年に発表された彼らの3rd.アルバムである。数多くのヒット曲を放っている彼らであるが、意外なことにスタジオ・アルバムでは全米1位を獲得したものはない。(1973年にリリースされたベスト盤が一応アルバム1位を獲得しているが、オリジナル・スタジオ・アルバムは2位が最高である。)本アルバムは、彼らのスタジオ・アルバムの中で最もセールスの良かったアルバムである。チャート成績はBillboardで最高位2位を獲得し、1971年の年間アルバム・チャートでは39位、1972年の年間アルバム・チャートでは43位にランクインしている。また、イギリスでは12位、豪州で16位、日本では47位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Rainy Days And Mondays』『Saturday』『Let Me Be The One』『(A Place To) Hideaway』『For All We Know』『Superstar』『Druscilla Penny』『One Love』『Bacharach/David Medley』『Sometimes』。尚、9曲目のメドレーは、『Knowing When To Leave』『Make It Easy On Yourself』『(There's) Always Something There To Remind Me』『I'll Never Fall In Love Again』『Walk On By』『Do You Know The Way To San Jose』の6曲のメドレーである。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『For All We Know』はアメリカで3位、カナダで7位、豪州で10位、イギリスで18位を記録し、1971年のBillboard年間シングル・チャートでは35位にランクインしている。2nd.シングルの『Rainy Days And Mondays』はアメリカで2位、カナダで3位、豪州で35位、日本で72位を記録し、1971年のBillboard年間シングル・チャートでは38位にランクインしている。そして3rd.シングルの『Superstar』は、アメリカで2位、カナダで3位、豪州で35位、日本で7位を記録し、1971年のBillboard年間シングル・チャートでは30位にランクインしている。また、B面曲だった『Theme From Bless The Beasts And Children』がA面のシングル曲としてもリリースされている。

お薦め曲は、お馴染みのシングル曲の『For All We Know』『Rainy Days And Mondays』『Superstar』と『Bacharach/David Medley』をチョイスしておくが、捨て曲も無く、いずれもが素敵な曲であるので「全部」と言いたいところであるのは言うまでもないですが...

チャート成績では、本アルバム関係の曲は、シングルを含めても「1位」とは縁が無かったが、チャートは相対的なものであるため、運不運があるので、気にすることはない。何せ、'70's前半は正に黄金期であって、リリースしたシングルは(アメリカでは)TOP 10ヒットになるのは当たり前のことであった。それだけに、内容の方も充実していて、聴き所満載で、美しいハーモニーをたっぷりと聴かせてくれるアルバムとなっている。特に9曲目の(バート・バカラックの)メドレーを聴くためだけでも本アルバムは入手するだけの価値がある。

強いて本アルバムの欠点を言うと、収録時間が短いこと(約31分半である。)である。→ボーナス・トラックを追加して貰いたい所である。(ライブ・テイクやアルバム未収録である1st.シングルのB面曲などを追加してくれたら嬉しい所である。)が、これは本アルバムの内容を劣化させる要因にはならない。

彼らの曲をたっぷりと楽しむのであれば、ベスト盤の方がお得感があるのも事実であるが、本アルバムにはベスト盤では味わうことの出来ないメドレーが収録されているだけに、聴いておきたいオリジナル・アルバムである。入手して聴きましょう!

 

Carpenters

Carpenters

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 1998/12/08
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形海21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第21話(2nd.8話)「私を水族館に連れてって! ~シーパラ尾行大作戦」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭でちゃんと五代さんはこれを食べていたことから「弁当」について、五代さんのはここの弁当だったことから「コンビニ」について、ちゃんの弁当はこれだったことから「手作り」について、おかずのやりとりがあったものから「ウインナー」について、「フライ」について記します。尚、「弁当」は「・6話[裏ネタ編]PART 4」で、「コンビニ」は「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 12」で、「ウインナー」は「・12話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/24付です。

弁当」:外出先で食事するために、器に入れられて携行できるように調理された料理、食事のことである。また、そのことから転じて、外出先や会合などでとる食事のことも指す。

料理であるが、最大の特徴は、家庭料理や飲食店で提供される料理は皿や丼などに盛られているが、弁当の場合は密閉することが出来る可搬型の容器に入れられているのが特徴である。(調理済みのため、容器を開ければそのまま食べることが出来る。)

簡単なものは主食だけ(例えば、おにぎり、パンなど)というものから、主食と副食(おかず)が入っているものまで、様々なものがある。が、現在では主食だけというものは「弁当」と呼ばれることは殆ど無く、「おにぎり」「(惣菜)パン」などのようにそのものの名称で呼ばれる。それを考えると、現在では「弁当」と言うと、調理された料理、食事であって、主食となるものに副食となるものが入っているもの、と言うことが出来る。

語源としては、外出先で手軽に食べられる便利なものという意味から「便当」(十分なこと、豊富なこと、裕福なこと、都合の良いこと、便利なこと、重宝なこと、という意味である。)という言葉から転じたとも、「面桶(めんつう)」から転じたとも言われているが、はっきりとは分かっていない。ただ、何処の国でも、また、歴史的にも古くからあるものである。(「食事」ということはいつの時代でも人間の生活には必要なものでありますからね...)

日本でも、平安時代には現在の弁当と同じようなもの(主食だけではないもの。)が見られる。(それ以前でも、握り飯などの食物を携行していたことが分かっている。)以後、日本では弁当は料理の一分野として、更に容器の方も独自に発展していくことになる。

特に、ご飯に梅干しを入れるのは、腐敗防止、殺菌などの効果があるが、これは知恵のあるところでもある。(当然、食するものの味としても役に立っているのは言うまでもない。)

最近では、持ち帰り弁当のチェーン店やコンビニの弁当が広く浸透したことから、自宅に弁当を買って帰り、温めて食べるという形も生まれているが、元々は「携行できる」という所が特徴であり、それを考えると、これも一つの発展した形と言えるのかも知れませんね。

英語では「Lunch」、ドイツ語では「Mittagessen」、フランス語では「Déjeuner」、イタリア語では「Pranzo」、スペイン語では「Almuerzo」、ポルトガル語では「Almoço」、中国語では「盒飯」と言う。

コンビニ」:コンビニエンス・ストア(Convenience Store)の略語であるが、現在では普通名詞化している。食料品や日用品を中心とした比較的小型の小売店であり、「年中無休」や「24時間営業」を含む長時間営業を行っていて、いつでも物を売っているという便利さを特徴とした小売店舗のことである。(日本に於いては、売り場面積が30平米以上250平米以下であり、1日の営業時間が14時間以上というのがコンビニの定義である。この条件に該当しないものは「コンビニ」とは認められないが、そういう店舗も実際にはある。→「コンビニ」としては法的に認められないが、「雑貨店」または「小形スーパー」ということで営業が行われている。)

店舗の経営は個人経営の形というのが殆どであるが、大部分のコンビニは大手資本のチェーン店となっている。また、大手資本以外では、特定地域のみで展開するチェーン店もある。そのため、町中でも人が集まりやすい場所に店舗があり、鉄道駅の周辺などでは数軒の店舗が競争をしているというのも珍しい事ではない状況となっている。

店舗名称の「コンビニエンス」というのは「日用に供する食品や雑貨」という意味であり、そのような「コンビニエンス商品」を扱う店と言う意味でこの名前がついたが、現在では食料品や日用品の販売だけではなく、宅配便の取り扱い、公共料金の支払い(料金収納代行サービス)、チケット販売、ATMの設置、通販収納や受取サービスなども行われていて、何でも扱っている「便利な店」になっていることから、「コンビニエンス」の意味は「便利」と言うように解釈することも一般的になっている。

日本に登場したのは1970年代の前半であるが、当時は24時間営業ではなかった。(24時間営業の店舗が登場したのは1975年のことである。)それ以来、チェーン店展開で次々と店舗がオープンして、場所によってはコンビニ店が競合していて過当競争状態になっている所もある。また、2008年には、コンビニの売上額が全国の百貨店の売上額を抜き、小売業ではコンビニ業界の一人勝ちの状態になっている。(店舗間競争は激しいですが...)2009年ではコンビニの売り上げが前年度比でマイナスになったが、小売業界全体の販売減よりは少なく、スーパーや百貨店の売り上げ減少が進んでいる中、何とか踏ん張っているという状況になっている。

世界では、日本と同様のコンビニエンス・ストアはアメリカには数多く存在している。コンビニと呼ばれることもあるが、アメリカでは「ドラッグストア」として日用雑貨店として存在しているものが多い。一方、欧州では事情が違っていて、24時間営業が法律で禁止されていたり、宗教的にも安息日を取るというライフスタイルの違いがあるため、日本のコンビニの特徴である「年中無休」や「24時間営業」と言う形の営業を行っている店舗は殆ど無い。が、販売している商品が近いということでは、日本で言う所の「小形スーパー」や「雑貨店」「ドラッグストア」と言ったような店舗は多数ある。

最近では、中国や東南アジアにも日本の大手コンビニ・チェーン店が進出していて、アジアでも日本と同様の営業形態が進んでいる。

英語では「Convenience Store」、ドイツ語では「Geschäft an der Ecke」、フランス語では「Supérette de Quartier」、イタリア語では「Negozio di Convenienza」、スペイン語では「Tienda de Conveniencia」、ポルトガル語では「Loja de Conveniência」、中国語では「便利店」と言う。

手作り」:自分の手で作ること、または自分の手で作った物のことである。また、陶器などでは轆轤や型を使用せずに指先で形を整えたもののことを指す。または、「手織りの布」のことも指す。尚、「手製」と言うこともある。

この物語では「弁当」に対して言っているが、これは自分で作った弁当のことを指している。

英語では「Handmade」、ドイツ語では「Handarbeit」、フランス語では「Travail Manuel」、イタリア語では「Arte Manuale」、スペイン語では「Arte Manual」、ポルトガル語では「Habilidade Manual」、中国語では「手制」と言う。

ウインナー」:「ウインナー・ソーセージ」の省略した言い方であるが、一般的に「ウインナー」という言い方が定着している。(「ソーセージ」と言うこともあるが、「ウインナー・ソーセージ」の場合は「ウインナー」というのが一般的である。)

名前の「ウイン(Wien )」とは、オーストリアの首都のウィーンのことである。これは、欧州には特徴的なソーセージが色々とあって、それぞれの土地に特徴のあるソーセージがあることから、「地名+ソーセージ」というのが一般的になっている。で、「ウインナー・ソーセージ」はウィーンが本場のソーセージである。(「フランクフルト」と呼ばれているソーセージがあるが、これはドイツのフランクフルトが本場のソーセージのことである。)

ソーセージは、鳥獣類の挽肉などを塩や香辛料で調味し、燻製処理を行って保存食とした食品である。よって、「ウインナー・ソーセージ」もそれに準じている。特徴としては、羊の腸を用い、その中に挽肉を詰めたものであって、ソーセージの中では比較的小さいものである。(太さは20mm未満というのが一般的で、長さも短めである。)尚、羊の腸以外のケーシングに挽肉を詰める場合もある。

ウインナーは小型のソーセージということで、日本では弁当のおかずの一つとして広く利用されている食材となっている。

英語では「Vienna Sausage」、ドイツ語では「Wien Wurst」、フランス語では「Saucisse de Vienne」、イタリア語では「Salsiccia di Vienna」、スペイン語では「Salchicha de Viena」、ポルトガル語では「Lingüiça de Viena」、中国語では「維也納小香腸」と言う。

フライ」:日本語で「フライ」と記す言葉は、英語では「Fry」と「Fly」の両方がある。(英語では使い分けられるが、日本語(カタカナ表記)では区別が出来なくなってしまうので、前後の文脈から判断することになる。)前者は「揚げ物料理の一つ」「稚魚」という意味であり、後者は「飛行」「蝿」「釣りの毛針」「野球で打者か打ち上げたボール」という意味がある。

この物語では、弁当のおかずであるため、言うまでもなく前者の意味である。

料理の「フライ」は、西洋料理に於ける揚げ物料理の総称である。肉、魚、野菜などの食材に小麦粉をまぶしたり、パン粉を付け、油で揚げたものである。

衣はパン粉を使うのが一般的であるが、パン粉を使わないものもあり、小麦粉に片栗粉を混ぜたりするものもある。また、衣となるパン粉を付けるのには溶き卵を使うのが一般的である。

尚、「天ぷら」は衣として水と卵で溶いた小麦粉を使うが、油で揚げるという所は同じであり、衣が違うことになる。

英語では「Deep Fied Food」、ドイツ語では「Gebratenes Essen」、フランス語では「Nourriture frite」、イタリア語では「Cibo fritto」、スペイン語では「Comida frita」、ポルトガル語では「Comida frita」、中国語では「炸大」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

10分でつくれる人気のお弁当おかず200 (NHKきょうの料理シリーズ)

10分でつくれる人気のお弁当おかず200 (NHKきょうの料理シリーズ)

  • 作者: 小田 真規子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/02/14
  • メディア: 単行本
つくりおきおかずで朝つめるだけ!弁当 決定版 (別冊エッセ)

つくりおきおかずで朝つめるだけ!弁当 決定版 (別冊エッセ)

  • 作者: 小田 真規子
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2009/10/15
  • メディア: 単行本
ドーンと元気弁当―食べざかり、伸びざかりに

ドーンと元気弁当―食べざかり、伸びざかりに

  • 作者: 小林 ケンタロウ
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 単行本
粗食のすすめ お弁当レシピ

粗食のすすめ お弁当レシピ

  • 作者: 幕内 秀夫
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本
弁当 (講談社のお料理BOOK)

弁当 (講談社のお料理BOOK)

  • 作者: コウケンテツ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/01/30
  • メディア: 単行本
ビジュアル図解 コンビニのしくみ (DO BOOKS)

ビジュアル図解 コンビニのしくみ (DO BOOKS)

  • 作者: 笠井 清志
  • 出版社/メーカー: 同文舘出版
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本
あれも、これも、おいしい手作り生活。

あれも、これも、おいしい手作り生活。

  • 作者: まめこ
  • 出版社/メーカー: サンクチュアリパプリッシング
  • 発売日: 2009/06/24
  • メディア: 単行本
男の手作り弁当

男の手作り弁当

  • 作者: 森野 熊八
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
かんたん楽しい、食べておいしい!ウインナーのかざりぎりBOOK (アスペクトムック)

かんたん楽しい、食べておいしい!ウインナーのかざりぎりBOOK (アスペクトムック)

  • 作者: 伊藤ハム
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2010/10/16
  • メディア: 単行本
タコさんウインナーと仲間たち

タコさんウインナーと仲間たち

  • 作者: 宮澤 真理
  • 出版社/メーカー: 永岡書店
  • 発売日: 2009/04/10
  • メディア: 単行本
目からウロコの料理科学 激ウマ!から揚げレシピ (玄光社MOOK)

目からウロコの料理科学 激ウマ!から揚げレシピ (玄光社MOOK)

  • 作者: 沢田 けんじ
  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2011/12/03
  • メディア: ムック
うれしいフライ 天ぷら天下 (かこさとしの食べごと大発見)

うれしいフライ 天ぷら天下 (かこさとしの食べごと大発見)

  • 作者: 加古 里子
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 大型本
揚げもの バンザイ!

揚げもの バンザイ!

  • 作者: 大庭 英子
  • 出版社/メーカー: マイナビ
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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