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「COMANCHE!」 [映画(洋画)]

表題の作品は1956年のアメリカ映画「コマンチ族」である。日本での劇場公開は1959年12月までマタされることになった。インディアンのコマンチ族とアメリカ騎兵隊の激闘を描いたオーソドックスな西部劇である。

作品データを記しておくと、時間は87分、監督はジョージ・シャーマン、製作と脚本はカール・クルーガー、撮影はジョージ・スタール、音楽はハーシェル・バーク・ギルバートである。そして出演は、ダナ・アンドリュース、ケント・スミス、リンダ・クリスタル、ネスター・ペイヴァ、ヘンリー・ブランドン、ジョン・リテル、アーサー・スペイス、たちである。

時は1875年、夏のある日、大酋長・クアナが率いるコマンチ族がメキシコ西部のある町を襲い、軍の追跡を振り払ってリオ・グランデ川を渡ってアメリカ領内に入った。また、コマンチ族は、捕虜として孤児のスペイン娘・マルガリタまで捕らえていた。酋長の1人であるブラック・クラウドはそんなマルガリタに目をつけていた。また、野牛の密猟者・ダウニーはコマンチ族に追われ、第4騎兵連隊の一隊とインディアン・チーフノジム・リードに救われる。が、彼はリードの役を狙っていた。そんな中、政府のインディアン局長・ワードがコマンチ族との和平交渉のためにやってくて、リードたちは大酋長と交渉のために出発した。そして、リードは大酋長の従兄弟であるため、裏切るとダウニー局長をたきつけていた。リードは行程の途中で、逃げて倒れていたマルガリタと、クアナの息子を救い、集落は彼の言葉である「白人との和平を望んでいる」という言葉を信じるようになる。そんな中、リードはマルガリタの釈放を願って、ブラックと決闘し、負けたブラックは50名の部下を連れて集落を出た。そんなリードは、クアナの伝言を持っての帰る途中、ブラックに襲われて全滅した騎兵隊を発見した。そんな所に騎兵隊の主力が到着し、ブラックの一味を撃退した。そしてコマンチ族と間では和平交渉が成立し、帰営する騎兵隊の中には、リードに寄りそうマルガリタの姿があった。

西部劇では、インディアンを悪役として描いた作品は数多いが、本作はインディアンを悪役としてではなく、和平交渉の相手として捉えている所がポイントである。(但し、それでいても、インディアンの悪役が一部にいるのですが...)

時間的にはそれほど長くないことも合って、展開が早く、テンポ良くストーリーが進んでいくだけに、比較的見やすい西部劇である。ただ、かつてはLDでリリースされていた本作であるが、現自伝ではDVD化もされていないので、見ようとするとちょっと苦労しますが...

 

↓輸入版のビデオですが...

Comanche [VHS] [Import]

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ケータイ刑事銭形愛7話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形愛」の7話「ハートのエース殺人事件の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、事件が起こった劇団の名前(劇団イタリア座)に因んで「イタリア」について、ちゃんたちはこの人にこれがまだ、と言われたことから「座長」について、「開場」について、「親子」について、捜査が進むにつれて劇団イタリア座はこういう状態になっていったことから「空中分解」について記します。尚、「親子」は「・13話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/2/16、18、19、21付です。

イタリア」:ヨーロッパの中央南部に地中海に南東に着き出したイタリア半島と、地中海に浮かぶシチリア、サルデーニャ、及びそれらの周辺の島々を国土とする共和国である。正式国名は「イタリア共和国」(現地語であるイタリア語では「Repubblica Italiana」)という。また、漢字では「伊太利亜」と記し、略した場合は「伊」と表記する。

面積は約30.1万平方キロ(日本の約8割)、人口は約6000万人(日本の半分弱)、首都はローマ(人口は約270万人であるため、大阪市と同程度である。)、通貨はユーロ、公用語はイタリア語である。歴史のある国であって、ギリシャ時代から既に都市国家として成立しており、その後、ローマ帝国が成立し、世界に巨大な力を持つ国家として君臨することになる。そのため、現在まで2800年ほどの歴史があることになる。(但し、現在のイタリア共和国として成立したのは1946年である。)ローマ帝国が力を誇った後、帝国は分裂し複数の王国が分立した状態となる。1861年にイタリア王国が成立、1922年にムッソリーニが政権を握るが、第二次大戦の時に分裂してイタリア社会共和国(サロ共和国とも呼ばれているが、国家承認されなかった国である。)とイタリア王国の時代を経て、1946年に共和制に移行し、現在の国名になった。

国土の北部は工業地帯、南部は農業地帯というようになっていて、南北格差が問題になっている。北部の都市では、機械、自動車、造船、化学、繊維工業などが重要なものになっている。南部の農産地では、小麦、玉蜀黍、葡萄、オリーブなどの生産が盛んである。また、僅かであるが米作、養蚕、酪農、放羊なども見られる。鉱物資源には恵まれていないが、戦後に大天然ガス田が発見されて、重要なエネルギー源になっている。

それ以外では、ファッション系の服飾業が世界的に有名となっていて、服飾ブランドのいくつかが世界的に知られる有名ブランドとなっているのと、ローマ時代からの遺跡などを中心とした観光産業も盛んである。

また、イタリアの国土の中には、バチカン市国、サンマリノ共和国というミニ国家が独立国として存在していることでも知られている。

座長」:演劇の世界では、その一座の長のこと、統括者のことを言うが、一般的には、懇談会や座談会に於いて、その会の進行を司る人のこと(司会進行係)を言う。(どちらにしても、小集団に於ける仕切っている人ということになる。)

尚、前者の場合では「座頭(ざがしら)」という言い方もある。また、座長となる人の名前(「○○△△」とすると)を取って、その一座のことを「○○△△一座」または「○○一座」若しくは「△△一座」と呼ぶことが多い。基本的には座長が一座の看板で有り、同時に経営者としても最高責任者と言うことになる。(旅回りの一座であれば、座長が全てを手配して仕切っていることになる。)

尚、舞台公演の場合は、その公演で主役を務める人のことを「座長」と呼ぶのが一般的であって、経営(運営)に関しては別の人が責任者として担当することが多い。そのため、経験豊富で渉外交渉などに長けたベテランではなく、経験の浅い年少者が座長となる場合も珍しくない。
英語では「Chairperson」、ドイツ語では「Vorsitzender」、フランス語では「Président」、イタリア語では「Presidente」、スペイン語では「Presidente」、ポルトガル語では「Presidente」、中国語では「團長」と言う。

開場」:「建物などを公開すること」と言う意味と、「会場を開いて(客を)入場させること」という意味とがある。が、一般的には後者のことを指すのが多い。

舞台公演やコンサートなどでは、「開場時間」が設定されていて、その時間になると開場を明けて客を入れることになる。また、近年では映画館も入替制が当たり前になっているため、各回ごとに開場して客を入れることになる。

また、客を入れる時間(=開場時間)と、講演が始まる時間(=開演時間)とは必ずズレがある。(映画では10~15分程度というように短時間であるが、舞台公演では30分~1時間程度、コンサートでは1時間ぐらいの時間差があるのが一般的である。)

英語では「The Opening」、ドイツ語では「Die Öffnung」、フランス語では「L'ouverture」、イタリア語では「L'apertura」、スペイン語では「La Apertura」、ポルトガル語では「A Abertura」、中国語では「開幕」と言う。

親子」:「おやこ」と読むのが一般的であるが、「しんし」と読む場合もある。

親とその子供のことであって、最低でも同時に2人の人のことを指していることになる。親と子は一親等という間柄となり、最も近い肉親ということになる。

また、この関係は人間だけに当てはまるものではなく、全ての生物についても「親子」と言う言い方がされる。動物の場合は、人間と同様に生殖行為を行った個体の間に新たな個体が生まれることになるが、生殖行為を行った方が「親」となり、新たに生まれた方が「子」になる。また、植物の場合は生殖行為を行うということは無いが、受粉によって行われることで新たな「子」が誕生することになる。

基本的には、生殖行為によって子供が誕生することになるので、実際の血縁上の親子関係がある者同士のことを「親子」と言うが、実際の血縁関係が無くても、養子関係を結んだ親と子の場合であっても「親子」と言う。(またも「義理の」と言う言葉を付けて配偶者の親との関係も「親子」と言う。)

一般的には動物に於いて、血縁関係のある親子のことを指すが、それ以外にも「親子」と呼ばれるものがある。それは、人間や動物の親子関係から転じた言い方であって、複数の物の間に、親となって全体を統括するものと、それに従属するものという様な関係のある複数の物で構成されている物のことを「親子○○」と言うことがある。(例えば、電話で「親子電話」と言うものがあるが、これは親機と子機を含めたシステムのことを言っている。)

また、料理にも「親子」に因んだ名前がつけられている「親子丼」というものがあるが、これの省略した言い方として「親子」と言う場合がある。「親子丼」はだし汁で煮た鶏肉といくつかの野菜を卵(鶏卵)でとじ、それを丼に盛ったご飯の上に乗せた料理である。具材として鶏肉と鶏卵を必ず使っているが、この両者が親子関係にあることから「親子丼」と呼ばれる様になった。(鶏肉ではなくて豚肉などの肉を使い、卵(鶏卵)でとじて丼飯に乗せたものは「他人丼」と呼ばれるが、豚と鶏卵は赤の他人であることからこのような名称となった。当然、「他人丼」は豚肉を使ったものだけではなく、他の肉を使ったものも存在するが、豚肉を使ったものが「他人丼」と呼ばれることが多い。)→ちなみに「親子丼」のことを英語では「Bowl of Rice Topped with Chicken and Eggs」と、そのものを説明した言い方がされていたが、近年では日本食の認知度が高くなったこともあって「Oyako-Donburi」または「Oyako-Don」でも通じるようになってきている。(通じない所もまだまだありますが...)

尚、鶏肉と鶏卵を同時に使った料理は「親子丼」以外にも色々とある。例えば「親子鍋」「親子南蛮」「親子うどん(蕎麦)」などがあるが、これらの料理は短縮して「親子」ということは殆どない。ということで、料理で「親子」と言うと「親子丼」のことを指す。(但し、うどん屋、蕎麦屋で、メニューに「親子丼」が無い場合は、その店の従業員の間では「親子うどん(蕎麦)」の注文があった場合、「親子」ということはあるようですが...(これは特殊な場合であって一般的ではない。)

ところで、「親子丼」は鶏肉と鶏卵を同時に使っているが、例えばダチョウの肉とダチョウの卵を同時に使った料理も「親子○○」と言うことになるが、そう言う言い方はしないが、日本ではダチョウの肉や卵は一般的ではないので、当然ということでしょう。

しかし、鶏肉と鶏卵を使った料理として一般的な料理としては「茶碗蒸し」(当然、鶏肉を使っていない場合もあるが、そういう場合は除外する。)がある。(具として鶏肉を使うのは一般的であり、溶き卵にだし汁を合わせたものを使っている。)しかし、茶碗蒸しのことは「親子」ということはしないですね。(が、どうしてなのでしょうか?→鶏肉は「茶碗蒸し」の具材として使用されることが多いが、必須の具材ではない、というのが理由だと思いますが...(親子丼は鶏肉は必須の具材ですし...))

「親子」のことを英語では「Parent(s) and Child」と言うが、「Family」という言葉が「親子」という意味として使用されることもある。(基本的には「家族」という意味となりますけど...)また、ドイツ語では「Elternteil und Kind」、フランス語では「Parent et Enfant」、イタリア語では「Genitore e Bambino」、スペイン語では「Padre y Niño」、ポルトガル語では「O Pai e Criança」、中国語では「父母和子女」と言う。

「ケータイ刑事」では、本家四姉妹では、相棒(特に五代さんのこと)を「パパ」と呼び、自分のことを他人に対して「(五代の)娘」と言っていたことが何度かありましたね。まあ、銭形と高村さん/五代さんというば、血縁関係が無くても、年齢的には親子関係があってもおかしくなく、並んでいたら、見た目には「親子(のよう)」と言われても不思議では無いですからね。(「恋人」と言ったら、年の差がありすぎて不自然ですし、「赤の他人」と言ったら、どういう関係があるのか、更に問われることになってしまうので、「親子」と言って、その場を簡単に切り抜けるというのが正解でしょうね。→「親子」ということにしておけば、それ以上は追求されないのが普通ですし...(「似てない親子」と思われたら、「もう一方(=母親)の親に似た」と言えば、それ以上は追求されないのは確実ですし...実際、銭形がそう言った時もありましたね。))

空中分解」:本来の意味は、航空機などの飛行するものが、事故のために空中でバラバラに分解することを言う。(航空機事故の一つであって、重大事故の一つとなるものである。)

そこから転じて、航空機以外の物がバラバラに分解して壊れることについても言われるようになり、更には、組織の団結が無くなって人心がバラバラになること、及び、計画などが途中で挫折してダメになってしまうことにも使われるようになった。(これらは、実際には空中を飛ぶということは無いが、比喩的に使われるようになった。)

この物語では、劇団イタリア座という組織で起こったことであるので、不信感などから劇団員の気持ちがバラバラになってしまったことである。

英語では「Disintegration in Midair」、ドイツ語では「Zerfall in Midair」、フランス語では「Désintégration Aans le Suspens」、イタリア語では「La Disintegrazione in Midair」、スペイン語では「Desintegración en Midair」、ポルトガル語では「Desintegração em Pleno ar」、中国語では「半途而廢」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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伊太利亜日和―感動と驚きのローマ紀行

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  • 作者: 茜 えみ
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2003/07
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おちゃめなイタリア人!―本気・本音の伊太利亜面白人国記 (TRAJAL Books)

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  • 作者: 小暮 満寿雄
  • 出版社/メーカー: トラベルジャーナル
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  • メディア: 単行本
A09 地球の歩き方 イタリア 2012~2013

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  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2011/12/10
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るるぶイタリア'12 (るるぶ情報版海外)

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  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2011/09/29
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国際学会English挨拶・口演・発表・質問・座長進行

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  • 作者: C.S.ラングハム
  • 出版社/メーカー: 医歯薬出版
  • 発売日: 2007/04
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「新宿コマ」座長たちの舞台裏 伝説の音響技師が語る大物歌手・芸人の真実

「新宿コマ」座長たちの舞台裏 伝説の音響技師が語る大物歌手・芸人の真実

  • 作者: 渡部 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/10/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
親子で楽しむベビーサイン 赤ちゃんとお手てで話そう

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  • 作者: 吉中 みちる
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2009/07/31
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親子ではじめる理科まるごと音読帳 (お母さん、もっとおしえて!シリーズ)

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  • 作者: 吉本笑子
  • 出版社/メーカー: 情報センター出版局
  • 発売日: 2006/03/01
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パール金属  クックマイン ふっ素樹脂加工 フタ付 親子鍋 16cm H-1790

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ボーイング747はこうして空中分解する

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  • 作者: カール デイビス
  • 出版社/メーカー: 成甲書房
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 単行本

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CLUB NOUVEAU『GREATEST HITS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2001年にリリースされた彼らのベスト・アルバムである。'80's後半に彗星の如く現れた彼らは、ゴスペル系のR&Bをベースにしたダンス系ナンバーを引っさげて全米No.1ヒットを生みだした。で、当時流行していた'80'sらしいサウンドとは異なるダンス・ナンバーを生んで注目されたが、結果的には一発屋となって、後が続かなかった。が、'80'sのダンス・ナンバーの中では異色な存在として、'80'sの歴史には刻まれている。本アルバムはそんな彼らのサウンドをたっぷりと楽しめるベスト盤である。

収録曲は以下の全12曲である。『Rumors』『Jealousy』『Situation #9』『Lean On Me』『Why You Treat Me So Bad』『Heavy On My Mind』『Let Me Go』『Envious』『Francis』『No Friend Of Mine』『I'll Be There』『Mornin' Time』。

全米No.1ヒットになった『Lean On Me』と、アメリカでは最高位39位を記録してチャートインした『Why You Treat Me So Bad』という2曲の他、1st.アルバムからの5曲のシングル曲の全ては収録されているが、2nd.アルバムからのシングル曲(『It's A Cold, Cold World!』)が収録されていないという「?」という所があるというように、ベスト盤の選曲は満足行くところでは無いのも事実であるのだが、彼らの主だった曲はそれなりに揃っているので、まあ、悪くはないベスト盤である。(が、「最良」とも言うことは出来ないですが...→全シングルを収録しておくとか、ダンス・チューンらしく、ヒット曲のロング・バージョンを収録しておくとかは当たり前だと思うのですが...→こういう所も異端児らしいところを表すことになっていて、面白いと言えば面白いのですがね...)

まあ、'80's後半のダンス系ミュージックの異端児で、一発打ち上げた花火というようなことで、資料的な意味も兼ねてならば、手元にあっても宜しいかと...

 

Greatest Hits

Greatest Hits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Thump Records
  • 発売日: 2001/11/20
  • メディア: CD


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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その258) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「身体の手入れの機械」です。(エステなどと言うことになりますが、取り上げる「007」の物語が'60年代作品なので、あえて「機械」と言った方が雰囲気が合っているものだと...)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・2nd.7話」を、「007」からは「サンダーボール作戦」です。

ケータイ刑事」:「・2nd.7話」。「あーもったいない! ~殺人[マル秘]節約術」という物語。劇中では、色んな節約術が紹介されているが、実際、かなり役立つ生活の知恵が紹介されている。ということで、実用的な物語でもある。(但し、中には「?」というものも一部ありますけど...)

高村さんが「大事件」として、ちゃんを公園に呼び出した。ちゃんは連絡を受けて自転車でその公園にやって来た。高村さんは「考える人」のポーズをして待っていて、ちゃんが敬礼をして、「大事件て何ですか?」と、ちょっと緊張した感じで高村さんに尋ねた。すると高村さんは真剣な表情をして、「これから言うことは極秘事項だ。トップ・シークレット。心して聞いて。誰にも他言してはいけない」と釘を刺した。(これによって緊張感が走った。)ちゃんも「はい」と真剣になって言葉を返した。

高村さんは泪ちゃんの耳元に口を近づけて、そっと囁いた。が、次の瞬間、緊張していたちゃんの表情が崩れると、「はぁ?」と口にした。そして続けて「金欠だからお金貸してくれ?」と、高村さんに言われたことをそのまま口にして、呆れ顔となった。(何を言われたのか、親切に語ってくれるちゃんだった、と言うことにもなりますね。)

高村さんの話というのは、高村さんが通っているエステサロンに、新しいマシンが入ったということだった。しかも、その新しいマシンというのは「超シワ取りマシーンツヤツヤ」というものであって、「先着10名1万円ポッキリ」というキャンペーンを行っているということだった。(そのキャンペーンが書かれたチラシを高村さんは手にしていて、見せていた。)で、チラシを見せた高村さんは「一刻を争う」と言う。するとちゃんは「これは確かに大事件です。女子高生に借金しようなんて、絶対犯罪ですよ。は・ん・ざ・い!逮捕しちゃいます」とオカンムリだった。(ただ、「逮捕する」と口にしたのはいいが、どういう罪状で逮捕しようというのでしょうかねぇ?強いて言うと「迷惑防止条例違反」とでも言うことにするのでしょうか?)

そんなちゃんは、高村さんに対して説経を始める。「無駄遣いばっかりしすぎ」「節約をしたら」と窘めるちゃんだったが、高村さんは「そんなみっともないことできると思う?」と返す。が、ちゃんは「借金の方がずっ~っとみっともないですよ」と厳しく言った。

すると高村さんは「ぐすん」と泣き始めて、「ちょっと貸してって言っただけなのに...」と言って本格的に泣き始めた。(これはちゃんに、嘘泣きで騙されていることから、それを逆手に取った高村さんで、いつもとは逆パターンの展開で進んでいきます。)しかし、流石は嘘泣きのプロというちゃん、「泣き真似してもダメです!」と、嘘泣きということを簡単に見抜き、厳しくいって斬り捨てた。高村さんは、直ちに泣き止んで「やっぱり...」と言って、完全に白旗を揚げたのだった。(嘘泣きの本家・ちゃんを嘘泣きで騙そうというのは、100年早いですね...)

そんなところに「警視庁から入電中」と、事件の入電がちゃんの携帯に届いた。で、それを聴くと、「こっちこそ大事件ですよ」と言ったちゃんは、自転車にまたがって現場に向かおうとした。高村さんは、エステのことで白旗を揚げたとはいうものの、チラシを手にして「先着10名なんだよ」と言って、エステのことを気にしながらも、ちゃんの後を追って事件現場に向かった。

尚、事件の方は、ちゃんの活躍で無事に解決したが、捜査段階で「節約すること」に目覚めた高村さんだったが、「節約なんて怖いね~」と言っていて、あっさりと「節約するのを止める」と宣言した。ちゃんは「もう挫折?早すぎません?」と突っ込んだ。高村さんは「これぞ時間の節約」と言ったが、ちゃんはそれ以上は突っ込まずに「じゃあ、お疲れ様です」と言って、去ってしまった。高村さんは「人の話は最後まで聞く!」と不満を口にしていたが、泪ちゃんは「私も時間の節約節約」と呟いていた...

尚、高村さんは、ちゃんからお金を借りることも出来ず、エステの新しいマシンに辿り着くことは無かった。

007」:「サンダーボール作戦」。1965年のシリーズ第4作であり、初代ボンドの第4作である。本作はイオン・プロ以外が権利を有していたこともあって、後にシリーズの番外作品という位置づけで、S・コネリーが12年ぶりにボンドを演じた「ネバーセイ・ネバーアゲイン」と言う形でリメイクされている作品である。また、当初は本作が「007」の映画化作品の第一弾となる予定であったが、色々と問題があって「ドクター・ノオ」が第1作になったという経緯のある作品である。

フランスで、スペクターのNo.6・ジャック・ブヴァール大佐を倒したボンドは、身体の手入れと休暇で、シュラブランズ治療院を訪れた。で、身体検査を受け、背骨が曲がっていると言うことから、背骨の牽引治療を受けることになる。そして、その牽引マシンの説明を受けながら、女医の整体師であるフィアリング先生を口説こう都市ながら治療を受けていた。

が、フィアリング先生は、そういう患者の扱いにも慣れていた。口説こうとするボンドを上手く言いくるめて、他に用事があるから、タイマーを15分にセットして、15分経ったら戻って来る、と言って、牽引マシンを動作させると席を外した。

ボンドは、思惑通りに行かなかったことで、黙って背骨の牽引の治療を受けることになる。が、そこにスペクターの殺し屋が現れて、ボンドが一人で背骨牽引マシンの治療を受けているのを確かめると、マシンの速度ダイヤルを回転させて、「最速」に合わせた。すかさず、マシンの動作が速くなり、ボンドは身動きできないどょうたいであるため、最速モードで身体が上下な引っ張られることになった。そして、まもなくボンドは気を失ってしまった。

ボンドが気がついたときには、フィアリング先生が戻っていて、慌ててボンドを介抱していた。(一応、予定よりも早く戻ってきた、と言うことを言っていた。)で、最速モードになっていたことで、危うくボンドを殺して了いかねなかったことに負い目を感じていた。で、先ほどまでとは大違いで、ボンドに取り入ろうとして、ボンドの誘惑に乗った。というのは、自分の知らないところで最速モードになってしまったことで、患者であるボンドを危ない目に遭わせてしまったことが管理側にバレると、その責任を取らされてクビになるのではないかと心配していたためだった。

で、ボンドはそのことを口外しないと約束をしたが、その変わりとしてスチームバスに誘った。で、フィアリング先生はボンドの言うがママで、その夜はボンドの夜のお供をした。しかし、その途中でボンドは、治療院に死体が運び込まれようとしているのを目撃し、フィアリング先生をそのままにして、死体の方に興味を持ち、追跡を始めたのだった。

共通点は、名前だけでは怪しげな装置であるということと、強烈な副作用がありそうな装置であるということ(「007」では、速度を上げて使用すると死に至る危険があるということは、使い方を間違えると殺人マシンになるということですし、余りにも危ない...)、そして実際にそのマシンは(劇中では)役に立ったと言えなかった、ということである。

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では、身体の手入れをするマシンの名前として「超シワ取りマシーンツヤツヤ」というところまで出てきたが、実物に関しては劇中には登場せず、それを使っているという所はなかったが、「007」では、当初は背骨の矯正のために正しく使用され、途中から殺し屋が触ったことで異常な状態で使用されたと言うことである。(実際、流石のボンドも、異常な状態に耐えきれず、失神してしまった。)

次回も今回と同様に「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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