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COREY HART『FIELDS OF FIRE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された彼の3枚目のアルバムである。前作の大ヒット(本国カナダでは1位を獲得した。)で、その名を広く知られるようになった彼の1年ぶりのアルバムである。前作を凌ぐヒットまでは行かなかったが、彼の持ち味を発揮した作品で、内省的なところをたっぷりと出したアルバムである。チャート成績は、カナダで最高位5位、アメリカでは63位を記録している。

収録曲は以下の全11曲である。『I Am By Your Side』『Dancin' With My Mirror』『Take My Heart』『Angry Young Man』『Goin' Home』『Can't Help Falling In Love』『Broken Arrow』『Political Cry』『Is It Too Late?』『Jimmy Rae』『Blind Faith』。

この中からシングル・カットされたのは5曲である。1st.シングルの『I Am By Your Side』はカナダで6位、アメリカで18位を記録、2nd.シングルの『Can't Help Falling In Love』はカナダで1位を獲得し、アメリカでは24位を記録した。3rd.シングルの『Angry Young Man』はカナダで29位、4th.シングルの『Dancin' With My Mirror』はカナダで16位、アメリカで88位、5th.シングルの『Take My Heart』はカナダで23位を記録している。

お薦め曲は、シングル曲からは『I Am By Your Side』『Angry Young Man』『Dancin' With My Mirror』、そしてプレスリーのカヴァー曲でもある『Can't Help Falling In Love』を、それ以外からは『Broken Arrow』をピックアップしておく。

アルバムとしては派手な所がなく、内省的でおとなしい作品として纏まっている。そのためセールスは苦戦したが、彼の純朴なところがしっかりと出ていて、内容的には決して悪いものではない。(セールスが苦戦したことで、今一つ評判は良くないですが...)ソングライターとしての才能の豊かさと彼の持ち味もたっぷりと出ているので、彼を知る上では悪くないアルバムである。(もう少し評価されてもと思うアルバムの一つである。)じっくりと聴いて、再評価して貰いたいと思うアルバムの一枚である。

 

Fields of Fire

Fields of Fire

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Aquarius Music
  • 発売日: 2009/04/07
  • メディア: CD


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「THE COMANCHEROS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1961年のアメリカ映画「コマンチェロ」である。日本での劇場公開は1961年12月であった。「カサブランカ」で知られるM・カーティス監督、S・ホイットマンとJ・ウェインの共演による西部劇である。

作品データを記しておくと、時間は107分、原作はポール・I・ウェルマン、監督はマイケル・カーティス、脚本はジェームズ・エドワード・グラントとクレア・ハフェーカーの2人、撮影はウィリアム・H・クローシア、音楽はエルマー・バーンスタインである。そして出演は、スチュアート・ホイットマン、ジョン・ウェイン、リー・マーヴィン、イナ・バリン、ブルース・キャボット、ネーミア・パーソフ、マイケル・アンサラ、ハリー・ケリー・Jr.、ジャック・イーラム、たちである。

ニューオルリンズで違法とされている決闘をしたリグレットは、ミシシッピーの川船でテキサス警備隊の鬼大尉・カッターに捕らえられる。で、カッターはリグレットを警備隊本部に連行する野を急ぎ、荒野を横断していく。その途中で彼らは、インディアンに焼き払われた開拓集落にやってくる。そこで死体を埋める手伝いをした後、リグレットはカッターを殴り倒して逃走した。カッターは警備隊本部に戻り、ここのところ起こっているコマンチ・インディアンの暴動は、コマンチ族に武器を密売して私腹を肥やしている白人の強盗団・コマンチェロが原因と睨んだ。で、カッターは武器密売者に姿を変え調査を進めていく。そんな中、スイートウォーターの町で再びリグレットにめぐり逢ったカッターは、再びリグレットを逮捕した。連行してショーフィールドの農場まで来たカッターは、そこでコマンチ族の襲撃を受けた。が、リグレットの機転で何とか助かった。これによって不思議な友情が2人の間に芽生えることになり、2人は協力してコマンチェロを追うことにした。そして、銃器密売者として潜入することに成功したが、撃鉄を万一に備えて外しておいたことから正体を見抜かれ、私刑にかけられそうになる。そこを救ったのは、美しい黒髪の女性・パイラーだった。彼女はコマンチェロ団の首領の娘だった。というのは、パイラーはミシシッピーでリグレットを初めて見た時から彼に惹かれ、愛を燃やしていたのだった。で、パイラーの協力でカッターとリグレットはコマンチェロ団の武器を奪い、建物に火をつけ、壊滅させた。救援として警備隊が駆けつけると、カッターは、リグレットとパイラーを残して新しい任務に向かって行った。

最初は対立する立場にあった者が、途中から協力関係になって、悪を倒すという展開は良くあるパターンである。また、美女がそれに力を貸すというのも王道である。ということで、西部劇としては王道過ぎる作品であって、安心してみていられる作品である。が、王道過ぎて、逆に何も無いという所もありますが...

現在では西部劇は殆ど制作されないだけに、王道過ぎる西部劇というのもまた宜しいんじゃないですか...

 

コマンチェロ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
  • メディア: DVD

コマンチェロ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
コマンチェロ スタジオ・クラシック・シリーズ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

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アキバレンジャー#5 [特撮]

今回も、痒くないところにまでネタが仕込んであって、やってくれますね。今回は何と言っても黄の本名を含めた家族についてや過去が判明するという物語であるが、それに対して「妄想」という所を上手く絡めていて、ほんのりと来る物語でもありました。(本家は「早見再生」で十分だが、こちらの方は「本当にやってくれた」というネタのオンパレードで、楽しませてくれます。)

特に、名前については、本家の中にも時にはとんでもない名前であって、ネタとしか思えないような名前の戦士がいるが、そういうことに関しては(本家では)触れられない。本作の黄は「萌黄ゆめりあ」という名前は、普通に考えると本名とは思えない鯰江であっただけに、本名が「山田優子」だったというのは、そういうもやもやを晴らしてくれる一つでもありました。

で、その黄色が24歳の誕生日だったということから、実に現実的な日常を描いた物語だと思ったら、その黄の母親が出てきて、黄の過去も語られ、最終的には黄の母は5年前に交通事故で亡くなっていて、言えなかった思いを妄想を通して伝えられた、という、ちょっとウルウル来る物語になっているのは凄いところですね。

更に、戦士の自宅というのは余りにも日常的な空間ということもあって、本家では登場することは少ない(「家族」ということを意識した一部作品では必ず出ているという例外もあるが、完全なプライベートな空間は余り出てこない。)が、黄の自宅、しかも腐女子っぷり、マニアっぷりに満ちすぎている自宅が出てきたというのもやってくれました。

もう一つは、名乗りの所の爆発であるが、タイミングがずれている所が笑わせてくれますね。本家の報では爆発のタイミングをきっちりと合わせて、格好良く見せているが、少しずれると実に情けなく感じられるが、それもまた「やってくれないだろうな」と思っていたものの一つであるだけに、やってくれました。(撮影時では何度かNGということになっていると思われますが...)

今回の物語で、黄についてはキャラクタだけでなく過去もしっかりと描かれたが、主要キャラをじっくりと描きながら、本作の売りである「妄想」を絡めて、「現実と虚構が入り乱れた物語」となっている所が良いですね。

前回のコスプレ・サービスのてんこ盛りの後は、ちょっと厳しいかも?と思っていたが、そんなことはない、見所たっぷりの物語でした。が、今回の係長(怪人)は、前に出てきたものの再生タイプということで、製作費を抑えるところはしっかりと抑えながら、「再生怪人は弱い」というネタまで入れてしまうのは面白いですね。(低予算作品でアイデア勝負ということでは、全盛期の「ケータイ刑事」のようなパワーを感じる作品ですね、本作は。)

ただ、今回は葉加瀬や戦隊カフェの報はどうでも良いという感じで、適当に流していたが、それはそれでよろしいかと...(今回は「マジレンジャー」絡みのネタがいくつかありましたね。バイトの姉ちゃんもマジレンのコスプレでした。)

ところで、トランスフォーマーのようなあのロボはどうしちゃったのでしょうかねぇ?まあ、特に物語に絡める必要はないので、登場しなくても全く気にならないですが...(本家のロボは、近年はデザイン的にゴチャゴチャしすぎで、見苦しいしか感じられなくなっているだけに、ロボが殆ど登場しない「戦隊」というのは逆に新鮮に感じられて...)

 

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray
非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

  • アーティスト: 桃井はるこ feat.山形ユキオ
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/05/23
  • メディア: CD

非公認戦隊アキバレンジャー オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 音楽:川井憲次
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/06/20
  • メディア: CD

アキバレンジャーヒロインズ(仮)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2012/06/20
  • メディア: 大型本

非公認戦隊アキバレンジャー 非公式ヴィジュアルブック(仮) (グライドメディアムック77)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: グライドメディア
  • 発売日: 2012/05/31
  • メディア: ムック

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COCTEAU TWINS『TREASURE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼らの3rd.アルバムである。ポスト・パンクのバンドとして(インディーズから)スタートした彼らであるが、独特のサウンドを構築していって、何を歌っているのか分からないようなポーカルは、彼らのスタイルとして人気を集めることになったが、その代表的な作品が本アルバムである。チャート成績の方は、本国イギリスのインディーズ・チャートでは2位を記録し、イギリスのアルバム・チャートでは最高位29位を記録している。また、スウェーデンで32位、ニュージーランドで34位を記録するというように、イギリス以外の国でもチャートインを果たした国がある。

収録曲は以下の全10曲である。『Ivo』『Lorelei』『Beatrix』『Persephone』『Pandora』『Amelia』『Aloysius』『Cicely』『Otterley』『Donimo』。

彼らはアルバムからの「シングル・カット」ということは'88年の6th.アルバムで初めて行っていて、それまでの9枚のシングルは全てアルバム・未収録曲である。よって、本アルバムからのシングル・カット曲は無い。

お薦め曲としては、『Ivo』『Lorelei』『Persephone』『Pandora』『Otterley』と言うところをピックアップしておく。(『Ivo』や『Lorelei』『Pandora』という曲は、シングル・カットをしたら、それなりのヒットを記録したのではないかと思うほど、素敵な曲である。)

音楽であるが、単なる音楽ではなく、幻想的な世界を見事に構築していて、その幻想的な世界をたっぷりと堪能することが出来るアルバムである。特に前半は、余りにも綺麗な曲が揃っていて、ながらで聴いていたら、曲の美しさのために、何かをしている手が止まってしまって、曲に聴き入ってしまうほどの素敵な曲が揃っている。それでいて、後半になると、着飾った貴婦人のような美しさを感じられるようになるということで、曲が進化していっていることがよく分かることになる。

ということで、アルバムとして1つの作品として聴くべき内容のアルバムである。シングル・カットされる曲が無いのも、アルバム全体を聴けば納得できるだけのものであって、全10曲と言うよりも10の楽章から成る作品と言った方が良いですね。

ということで、心の清涼剤にもなるアルバムであるだけに、お手元にどうぞ。

 

Treasure

Treasure

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 4ad / Ada
  • 発売日: 2007/04/09
  • メディア: CD

神々が愛した女たち(Treasure)

神々が愛した女たち(Treasure)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1999/02/20
  • メディア: CD
Treasure(紙ジャケット仕様)

Treasure(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インペリアルレコード
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形海24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形海」の第24話(2nd.11話)「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」の裏ネタ編・増補は今回限りです。で、「大喜利」のコーナーに関するところから、みんなはこれを着ていたことから「法被」について、お題から「さかなへん」について、「漢字」について、そしてちゃんはこれを貰っていたことから「座布団」について記します。尚、「漢字」は「・2話[裏ネタ編]PART 3」で、「座布団」は「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/14付です。

法被」:「はっぴ」と読む。(難読漢字の一つであって、漢字の読みの問題への出題が多いものの一つでもある。)また、漢字表記では「半被」というものもある。元々は「法被(はふひ)」若しくは「半臂(はんぴ)」の読みが転じて「はっぴ」と読むようになったとされている。

日本の伝統衣装であって、現在では主に祭などの時に着用するものとなっている。または、日本の伝統職人が着用する印半纏でもある。江戸時代までは、職人や商売人の制服の様になっていたものでもある。いずれにしても、裾の短い薄手の生地(主に、木綿、または麻を使用している。)でできた上着である。襟の部分は折り返らず、襠が無い。

または、禅宗では、高僧の椅子の背にかける裂(きれ)のことでもある。

英語では「Happi Coat」、ドイツ語では「Happi-Mantel」、フランス語では「Happi Enduisent」、イタリア語では「Happi Riveste」、スペイン語では「Happi Cubren」、ポルトガル語では「Happi Cobrem」と言うが、近年では単に「Happi」と言うことも増えている。また、中国語では「號衣」と言う。

さかなへん」:漢字では「魚部」と表記して、「ぎょぶ」というが、「うお」または「うおへん」と言うこともある。

漢字の部首の一つであって、漢字の左側(「へん」)が「魚」という漢字となっているもののことである。康熙字典214部首では195番目に置かれている。(11画の最初に、または亥集の9番目でもある。)

この部首をもっている感じは、基本的に水生動物の魚類を意味する。(一部の例外として、「鯨」のような哺乳類、「鰐」のような爬虫類も含まれているが、「水生動物」または水辺で生活している動物を指す。)それ以外では、魚を使った加工品を指している。そして、右側の「つくり」の部分にそれを表す漢字(部首)を持ってくることで、「さかなへん」によって、魚の仲間であることを意味している。(表意文字である漢字の特長が良く出ている漢字群と言うことになる。)

ただ、寿司店(廻らない方)などに行けば、さかなへんの漢字は良く目にするが、普通の生活をしている範囲では、その割りにさかなへんの漢字は目にすることは少ない。(スーパーなどでは、魚の名前は漢字ではなく、カタカナ表記としている所が多いですから...→カタカナ/ひらがな表記にするのは、漢字の読み間違いから生じるトラブルを避けるためでもあって、読み間違いが殆どな文字を使うことで分かりやすくする狙いがある。)

英語では「Radical Fish」、ドイツ語では「Radikal Fisch」というが、康熙字典214部首では195番目に於かれていることから「Radical 195」と言う言い方もある。また、中国語では「魚字旁」または「魚字頭」と言う。

漢字」:古代中国に発生した文字であり、中国語を表記するための伝統的な文字である。また中国から朝鮮半島を経て日本に伝わり、朝鮮、日本でも使われている文字である。また、現在は使われなくなったが、モンゴルとベトナムにも伝わっていて、使用されていた時代がある。尚、漢字の文化を持つ地域(「漢字文化圏」と言う)としては、中国、日本、韓国、北朝鮮、台湾、モンゴル、ベトナム、そしてシンガポールが含まれている。(人口では16億人程度になるため、世界人口の20%以上に達していることになるが、同一言語ではなく、言語によって文字は変化しているので、文化圏は同一であっても、使用される文字(漢字)は完全に一致していない。しかし、表意文字であることは同じである。)

歴史は古く、紀元前十数世紀の頃から用いられているものである。文字数が極端に多い文字体系であって、その数は15万字以上と言われている。(但し、通常使用する漢字はそこまで多くなく、多くても5000字程度であって、普通に使用される漢字の数は2000~3000字ほどとされている。)尚、同じ文字でも「異字体」と呼ばれるものがある。これは、同じ語を表す漢字であるが、1つだけではなく異なった字体の漢字があるということである。(当て字はこれには含まれない。)

また、異字体であるが、旧字体と呼ばれるもの、簡略化した「簡体字」と呼ばれるものもある。旧字体の漢字は、昔は使用されていたが、画数が多いなどでより簡略化した漢字に置き換えられていて、現在では余り使用されることに無い文字である。また、「簡体字」は、画数の多い漢字をより簡略化したものであって、中国では簡体字が一般的に使用されるようになっている。「旧字体」も「簡体字」も「異字体」の一つで有り、これらを含めると、漢字の文字数は大きく増えることになる。

漢字は、当初は甲骨文字であったが、象形文字、指事文字などから新しい文字が次々と生み出されて文字数が増えていった。基本的に、表意文字であるため、言葉の語彙が増えると漢字の方も増えていくことになった。(一部には表音文字として使用されるものもある。)尚、「表意文字」であるため、漢字の読みがあやふや(分からない場合も含む。)であっても、漢字の構成要素(「へん」や「つくり」など)から、ある程度の意味が伝わるというメリットがある。特に同音の読みであっても、文字を見ただけでその違いが分かると言うところは便利なところである。

日本に伝わったのは1世紀になってからとされていて、当時は漢字のみが使われることになった。(カタカナとひらがなは9世紀になって日本で独自に生まれることになるが、漢字が入ってきた時にはまだ存在していなかった。)

英語では「Chinese character」、ドイツ語では「Chinesische Schriftzeichen」、フランス語では「Sinogramme」、イタリア語では「Carattere Cinese」、スペイン語では「Escritura China」、ポルトガル語では「Caracteres Chineses」、オランダ語では「Hanzi」というが、近年ではどの言語でも「Kanji」と言うようになってきている。尚、中国語では「漢字」と言う。

座布団」:「ざぶとん」と読む。漢字では「座蒲団」と表記されることもある。

床や畳の上に座る場合、下に敷く小形の布団のことである。日本の日常生活では広く使われるものである。厚さは数cm程度であって、大きさは50cm四方前後の正方形に近い形をしているのが一般的である。(一応、大きさによってそれぞれ名前が付けられている。茶席判(43cm×47cm)、木綿判(51cm×55cm)、銘仙判(55cm×59cm)、八端判(59cm×63cm)、緞子判(63cm×68cm)、夫婦判(67cm×72cm)などがあるが、一般的なものは木綿判、銘仙判、八端判であり、これらがS、M、Lサイズといったら良いでしょう。)また、近年では、床や畳の上に座る場合だけでなく、椅子に座る際にも使用されるようになっいる。但し、椅子に使用する場合、前記のものよりも小さいものが主流であって、形は円形のものなどもある。

座布団は、座る際の緩衝材という役割をしているが、それ以外の役割としては、(冬場の)冷たい床に直接触れることを防ぐという役割がある。また、畳の上で寝る場合には、半分に折って枕の代用品として用いられることもある。更に、第二次世界大戦中には2枚の座布団を頭に乗せて、頭部を守るための保護具として使われ、これが防空頭巾を産むことになった。現代では防災頭巾の代用になるということでも知られている。

構造は簡単なものであって、布製の袋の中に綿やスポンジなどを入れたものである。尚、ソファに用いるクッションのような弾力性は基本的に持っていないため、構造も簡単であって、修理などの手入れも簡単に行うことが出来る。

歴史は古く、起源は鎌倉時代にまで遡る。が、当時は権力者や僧侶が使うものであって、一般の人が使用するものではなかった。権力者が使用するものということで、実用性よりも見栄えを良くすることが優先され、その結果、様々な装飾がなされたものが多く使われていた。一方、僧が使うものは仏教の中に溶け込み、宗教的な儀式で使用する物という位置づけとなっていった。特に木魚を置く際にも専用の座布団が用いられるようになった。そんな座布団が一般人の間に普及するようになるのは江戸時代になってからであって、その時には現在のようなほぼ正方形の形にもなった。

日本的なものの一つであるため、日本の伝統を受け継いでいる所(茶道、華道など)では、座布団に対しても様々な作法がある。また、大相撲でも力士が土俵下で自分の取組を待つ時に使う座布団にも作法がある。(関取(十両以上)になると自分専用の座布団を使うことが出来る。)

大相撲では座布団が舞うということが度々あるが、これは横綱が幕内力士に敗れて金星を配給した時、桟敷席の観客が座布団を投げることから始まったとされる。(平幕力士が横綱に勝つというのは番狂わせであり、興奮した観客が行うことである。)されが次第に他の場面でも行われるようになり、番狂わせが起こった際には座布団が舞うのは当たり前のようになった。これに対して相撲協会では、座布団を投げることは危険なため、禁止しているが、それでも座布団が投げられることが起こる。で、一部では座布団を投げられないような形にするという工夫が行われている。(例えば、1つの桟敷席にある4枚の座布団を繋いで大きくして、投げにくくする、などがその工夫である。)

また、落語では、高座で落語家が噺をする時に、座布団の上に座って行う。そこから、「笑点」の大喜利のコーナーで、座布団を得点代わりとして使うようになって、座布団を重ねて使うという姿が一般にも広がった。

尚、英語では「Japanese Cushion」または単に「Cushion」と言い、ドイツ語では「Polster」、フランス語では「Coussin」、イタリア語では「Cuscino」、スペイン語では「Cojín」、ポルトガル語では「Almofada」と言っていたが、最近では日本文化に対する認識が広がったこともあって、どの言語でも「Zabuton」と言うようになってきている。尚、中国語では「坐墊」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • メディア: DVD
袢纏 法被―鷲見コレクション(HANTEN and HAPPI-Traditional Japanese Work Coats: Bold Desingns and Colorful Images)

袢纏 法被―鷲見コレクション(HANTEN and HAPPI-Traditional Japanese Work Coats: Bold Desingns and Colorful Images)

  • 作者: シンシア・シェーバー(Cynthia Shaver)
  • 出版社/メーカー: 紫紅社
  • 発売日: 1998/12/01
  • メディア: 大型本
魚へん漢字講座 (新潮文庫)

魚へん漢字講座 (新潮文庫)

  • 作者: 江戸家 魚八
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 文庫
ザ教養 魚へん魚講座 (ラッコブックス)

ザ教養 魚へん魚講座 (ラッコブックス)

  • 作者: 江戸家 魚八
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/08
  • メディア: 新書
社会人の常識漢字ドリル

社会人の常識漢字ドリル

  • 作者: 語研編集部編
  • 出版社/メーカー: 語研
  • 発売日: 2008/06/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
読めないと恥ずかしい漢字1500 -日本人なら、これくらいは知らなくちゃ!

読めないと恥ずかしい漢字1500 -日本人なら、これくらいは知らなくちゃ!

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2006/08/10
  • メディア: 単行本
漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)

漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)

  • 作者: 白川 静
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1970/04/25
  • メディア: 新書
低反発ざぶとん

低反発ざぶとん

  • 出版社/メーカー: ㈱永光
  • メディア:

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