石川優子『YUKO LOVE FEELING』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1980年5月に発表された彼女の2nd.アルバムである。前作から半年ちょっとというスパンで発表された本作はCMソングとしてヒットしたシングル曲を収録したこともあって、彼女が大きくブレイクすることになったアルバムになり、初期の彼女の代表作となった。声量豊かで澄んだ彼女のボーカルは'80'sという時代を迎えていよいよ大きく羽ばたくことになるのだが、実に内容のある傑作となった。
収録曲はオリジナル盤では全10曲であったが、2008年に再発された時に4曲のボーナス・トラックが追加されて全14曲の収録になっている。収録曲は以下の通りである。『終りのないLove Song』『想い出模様』『灯りを消して』『あなたの心のかたすみに』『ジュスティーヌ』『二人の朝に』『クリスタルモーニング』『目をそらさないで』『Stirring Summer』『Farewell』。(以下、ボーナス・トラック)『冬の季色』『運命川』『愛が消えた日』『初めてのデート』。
この中からシングル・カットされたのは、本アルバム・リリースの5ヶ月ちょっと前にリリースされた『クリスタルモーニング』である。尚、その後に本アルバムのリリース前に発表されたシングル『ラブイズドリーム』は、本アルバムから半年ちょっと後に発表される次のアルバムに回されている。
お薦め曲は、彼女が大ブレイクすることになったのは、この曲とCMであるが、その『クリスタルモーニング』と、『終りのないLove Song』『想い出模様』『ジュスティーヌ』『目をそらさないで』『Farewell』という所をピックアップしておく。
アルバム製作のペースが速いこと、シンガー以外での活躍もあったが、本アルバムは内容の方も前作から大きく発展していて、聴き所がたっぷりとある。アイドル的な人気が先行する所があったが実力の方もあるところをたっぷりと示した作品として、'80's初頭のニューミュージック、シンガーソングライターのアルバムを代表するアルバムである。たっぷりと聴き入りましょう!
石川優子『優子ときめくころ』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1979年10月に発表された彼女の1st.アルバムである。当時、ポプコン出身のシンガーソングライターが次々に登場したが、彼女はアイドル的な要素を持っていたこともあって、シンガーとしてだけでない人気を集め、ラジオDJとしても人気を集めたことで知られている。本アルバムは、そんな彼女の記念すべき1st.アルバムである。
収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、2008年に再発された時に4曲のボーナス・トラックが追加されて全14曲の収録になっている。収録曲は以下の通りである。『オー・マイ・ラブ』『Love Songにさよなら』『レット・ミー・フライ』『河のほとりに』『明日へのメッセージ』『あなたの手紙』『土曜の夜はパーティー』『雨の降る日曜日』『眠りの中へ』『沈丁花』。(以下、ボーナス・トラック)『風は知らない』『虚姿』『レット・ミー・フライ (シングル・バージョン)』『私はコスモス』。
この中からシングル曲としてリリースされたのは、1979年3月リリースのデビュー・シングルの『沈丁花』と、同年7月にリリースされた『レット・ミー・フライ』である。(本アルバムのリリースから1ヶ月後に3rd.シングルがリリースされるが、そちらは'80年5月リリースの2nd.アルバムへの収録と言うことになる。)
お薦め曲は、デビュー・シングルの『沈丁花』、彼女の作によるシングル曲の『レット・ミー・フライ』、更に『オー・マイ・ラブ』『Love Songにさよなら』『明日へのメッセージ』『雨の降る日曜日』という所をピックアップしておく。
彼女のボーカルは伸びがあって透明感があり、歌唱力があり、パワフルなところもあって、聴いていると心が洗われたように感じることが出来る爽やかさがあった。また、ルックスを含めて人気が出るのも当然と言ったところであった。あらためてじっくりと聴いてみるのが宜しいかと...
石井明美『GOLDEN☆BEST』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2007年にリリースされたベスト盤である。低価格であって、かつ、内容のあるベスト盤が数多くあるということで定評のある「GOLDEN☆BEST」シリーズのベスト盤に恥じないだけの内容のあるベスト盤である。何せ、1枚ものであって、18曲、収録時間もCDの上限に近い約79分であるだけに、お買い得である。(ただ、彼女の全シングルが収録されている訳ではない。)
収録曲は以下の全18曲である。『CHA-CHA-CHA』『オリーブの首飾り』『響きはtutu』『JOY』『あなたらしくいて』『ときめきは眠らない』『SHAKE UP ―抱きしめて―』『Step By Step』『オフェーリア』『熱帯夜』『after rain』『ダンスでランバダ ~夜に揺られて~』『ランバダ』『バラード』『YOU MAKE ME HAPPY』『愛は嵐』『瞳で抱いてて』『貴方のもの ~Belonging To You~』。
彼女が発表した14曲のシングルの全てが収録されているのではなく、また、収録順も年代順になっていない。この点を考えると、決して満点ということには成らないのだが、彼女の場合は、1994年に「シングル・コレクション」というベスト盤がリリースされていて、現時点ではその後に発表されたシングル曲は収録出来ていないものの、そちらがあるので、シングルのコンプリや年代順ということに拘る必要性はない。逆に、1枚もののベスト盤という手軽に聴くことが出来るベスト盤としては、お馴染みのシングル曲だけで無く、アルバムの中に収録されている隠れた名曲も聴くことが出来るというメリットがある方が大きいところである。
一応、彼女の代表曲である『CHA-CHA-CHA』で幕が開くことを考えれば、それだけで良いんじゃ無いですかね。ということで、彼女のベスト盤としては、手元に置いておくのならばこれを、というベスト盤である。
DAVID BOWIE『ALADDIN SANE』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1973年に発表された彼の6枚目のアルバムである。また、彼はこれまでに8枚(1枚はベスト盤である)の全英No.1アルバムを生んでいるが、本アルバムは初めて全英No.1の座を獲得したアルバムである。チャート成績は、イギリスでは5週連続の1位を獲得し、アメリカではBillboardで17位、豪州では7位、ノルウェーで11位、カナダで20位、フランスで89位を記録している。
収録曲は以下の全10曲である。『Watch That Man』『Aladdin Sane』『Drive-in Saturday』『Panic In Detroit』『Cracked Actor』『Time』『The Prettiest Star』『Let's Spend The Night Together』『The Jean Genie』『Lady Grinning Soul』。
この中からシングル・カットされたのは4曲である。1st.シングルの『The Jean Genie』はイギリスで2位、アイルランドで3位、(西)ドイツで37位、アメリカでは71位を記録している。そして、2nd.シングルの『Drive-in Saturday』はイギリスで3位、アイルランドで4位を記録、3rd.シングルの『Time』はチャートインせず、アメリカのみでシングル・カットされた『Let's Spend The Night Together』はBillboardで最高位109位を記録している。
お薦め曲はシングル曲の『The Prettiest Star』と『Drive-in Saturday』、『Time』、それ以外からは『Watch That Man』とアルバム・タイトル・ナンバーの『Aladdin Sane』をピックアップしておく。
前作の大ヒットが彼の代表作とされているが、本アルバムはそれとは随分とサウンドの幅が広がり、様々な試みが行われているアルバムとなった。そのため、バラエティに富んだ内容ということになり、それが彼の音楽の幅を転げることになり、また聴きやすさも与えることになった。
「傑作」を発表したら、その次のアルバムは何かと注目されて、難しくなることが多い中、かれはそういうプレッシャーもはね除けて、前作とはまた違った傑作を生み出すことになったが、No.1アルバムを次々と生み出すだけのことはありますね。
彼のキャリアの中では、記録的な面ではポイントになるアルバムであり、キャリアの上では傑作アルバムの次に、再び傑作を生んだと言うことで、たっぷりと堪能するだけですね、本アルバムは...
↓こちらはボーナス・ディスク付きの2枚組です。
ケータイ刑事銭形愛9話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]
「銭形愛」の9話「歯で弾丸を受け止める男 ~ネタバレマジシャン殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りです。で、ここに居た愛ちゃんがここに呼ばれたと言うことから、「客席」について、「ステージ」について、その時五代さんにこれを見抜いてこいと言われたことから「真実」について、これがマジックで使われたことから「火縄銃」について、愛ちゃんはこれでトリックを説明したことから「キャンディ」について記します。尚、「火縄銃」は「愛・9話[裏ネタ編]PART 4」で、「キャンディ」は「愛・9話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/3/3、5、6、7付です。
「客席」:各種興行を行う場所で、客が入る場所のこと、または、客が座る席のことをいう。また、飲食店などの店舗では、客がそこに座って飲食を行う席のことである。
客が座る席であるが、その形は興行内容によって、大きく異なる。演劇、映画などの客席は、舞台(映画ではスクリーン)に対して一方向に向かっているが、スポーツ競技場であれば、競技フィールドを囲むように配置されている。また、コンサートの場合は、クラシック音楽のコンサートであれば演劇の場合と同様であるが、ロック・コンサートでは開場によって様々である。
また、飲食店では、テーブル席というものと、カウンター席とよばれるものとがあるが、これらはどちらも「客席」である。(立ち食いそばのテンポでは、椅子の無いカウンターが客席ということになる。)
英語では「Seat」、ドイツ語では「Sitz」、フランス語では「Siège」、イタリア語では「Posto」、スペイン語では「Asiento」、ポルトガル語では「Assento」、中国語では「觀覽席」と言う。
「ステージ」:舞台、演壇のことである。ステージで上演されるものが、ステージに隣接した場所に設けられた観客席にいる観客に対して上演するという形で興行が行われることになる。元々は、観客席と同一平面にあったものであるが、観客の場所と区別するため、また、客席から見やすいようにということで分離されて、上演するための空間ということになった。
それ以外では、ゲームなどで、ある区切りの場として、その単位として使われる言葉である。(「ラウンド」「レベル」「フェーズ」「ピリオド」「チャプター」「面」など、別の言い方が色々とあるが、それらと同義語である。)
英語では「Stage」、ドイツ語では「Phase」、フランス語では「Étape」、イタリア語では「Palcoscenico」、スペイン語、ポルトガル語では「Fase」(但し、発音は異なる。)、中国語では「舞台」と言う。
「真実」:「しんじつ」と読むのが一般的であるが、「じんじち」と読むこともある。
嘘、偽りではないこと、本当のことを言う。(「虚偽」の反対語でもある。)
類義語として「事実」という言葉があるが、「事実」は実際にあったことで、万人に認められる客観的な事柄のことを言うが、「真実」は主観的な要素が入っていないこと、飾りが付いていない本当のこと、を指していて、この点が「事実」と「真実」の違いである。(一つの出来事であっても、思想的な主観的な目が入ると違った「事実」と成ることがある。例えば、東西冷戦下の時代では、一つの出来事に対してね、西側陣営と東側陣営では、「真実」は一つであるが、それぞれの立場では、万人が感じることは違った「事実」となり得た。)
また、同じ読みで「信実」という言葉があるが、こちらは、真面目で偽りの無いこと、正直なこと、打算の無い誠実な心のこと、であって、全く意味が違う同音異義語である。(表意文字の漢字ならではと所でもありますね。)
英語では「truth」、ドイツ語では「Wahrheit」、フランス語では「vérité」、イタリア語では「verità」、スペイン語では「verdad」、ポルトガル語では「verdade」、中国語では「真実」と言う。
「火縄銃」:「火縄筒」と言うこともある。また、日本には1543年に種子島に伝来したことから「種子島銃」または「種子島」と呼ばれることもある。15世紀初頭にヨーロッパで発明された銃であって、雷管式の銃が登場するまでは銃の主流であった。
日本には、種子島に伝来したものであるが、入って間もない間に国内で製造されるようになり、改良も加えられ、それが東南アジアにも伝えられている。(火薬と共に日本の輸出物となっていた。→第二次大戦以降どころか、戦国時代から日本は工業国として、改良、大量生産、輸出を行っていたのですね。)
引き金を引くと、バネが外れて、火縄(火の付いた繩)を挟んでいる部分が火皿に落ち、火は口薬と呼ばれる黒色火薬に引火し、銃身無いを伝わり、玉薬と呼ばれる火薬が爆発して弾丸が発射される仕組みである。
火縄は、竹や檜皮の繊維で作った繩に硝石を吸着させたものであり、ゆっくりと燃えていく。(あっという間に燃えてしまったら、いざというときには役立ちませんからね。)また、一発弾丸を発射する度に、火薬と弾丸を装填しなければならないので、連発することが出来ない、雨中では使えないという弱点がある。(熟練兵士でも火薬と弾丸の装填に約20秒かかるという。)そのため、織田信長が長篠の合戦で用いたような戦法(三段撃ち:1人の射撃手に複数の銃と助手を付け、助手は弾丸の装填のみを行い、射撃手は銃を変えながら撃ち続ける。これによって次弾の発射までの時間を縮めることが出来る。)が有名である。
現在では、旧式銃であるため、配備されていることはないが、観光地などでは、観光客に見せる目的では使われている。但し、旧式の銃であるといっても、日本では銃刀法の規制対象となっている(当然、殺傷能力がある。)ので、(職務のため所持することを除いて)所持することは許されていない。(骨董品として(一切弾を発射せずに飾っておくだけであっても)保有するにしても、登録が必要である。)
英語をはじめ、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Matchlock」(但し、発音は異なる。)、中国語では「火繩槍」と言う。
「キャンディ」:「キャンデー」または「キャンディー」と表記される場合もある。
洋菓子の一つであって、砂糖を煮詰め、それを冷やして固めた飴菓子である。尚、正確に言うと、「飴」とは別物である。(「飴」は澱粉を糖化させたものが材料となるが、「キャンディ」は砂糖が原料である。一部で、餅米を糖化させて作る「水飴」を原料としたキャンディが有りますけど...)→まあ、糖分の高い菓子ということでは、親戚みたいなものですけど...
砂糖を煮詰める時の温度により、ハードキャンディとソフトキャンディとに分類される。前者は高温で加熱して、固いものとして仕上げられるものであり、ドロップ、タフィ、バタースコッチなどがある。一方、後者は低温で加熱し、柔らかく仕上げられるものであって、キャラメル、ヌガー、マシュマロなどがある。(マシュマロは実は「ソフトキャンディ」なんですね。)
尚、日本では「アイスキャンディ」のことを「キャンディ」と言う場合があるが、この言い方は日本だけのものである。(英語で「Ice-Candy」と言っても通じません。)
英語では「Candy」または「Sweets」、ドイツ語では「Candy」、フランス語では「Bonbon」、イタリア語では「Dolciumi」、スペイン語では「Dulce」、ポルトガル語では「Doce」、中国語では「糖果」と言う。
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