SSブログ

「DEATH SHIP」 [映画(洋画)]

表題の作品は1980年アメリカとカナダの合作映画「ゴースト 血のシャワー」である。日本での劇場公開は1980年10月であった。尚、ビデオ化された時には原題そのままという邦題「デス・シップ」に変更されている。太平洋を彷徨うナチス・ドイツの拷問船を舞台にしたスプラッタ仕立てのホラー作品である。

作品データを記しておくと、時間は91分、原案はジャック・ヒルとデヴィッド・D・ルイスの2人、監督はアルヴィン・ラーコフ、脚本はジョン・ロビンス、撮影はルネ・ヴェルジェル、音楽はアイヴァー・スラニーである。そして出演は、ジョージ・ケネディ、リチャード・クレンナ、ニック・マンキューゾ、サリー・アン・ハウズ、ケイト・リード、ヴィクトリア・バーゴイン、ソウル・ルビネック、ジェニファー・マッキニー、ダニー・ハイアム、たちである。

北大西洋を航行中の豪華客船が、疾走してきた1隻の黒い鋼鉄船に激突して沈んだ。で、生存者8人はボートに乗って海の上を漂っていた。そんな彼らの前に黒い船が現われ、彼らを救うようにタラップが降ろされた。一同は黒い船に乗り込んだ。一港は、豪華客船の船長・アシュランドをはじめ、マーシャルとマーガレットの夫婦と2人の子供、航海士、女性実業家・ロリたちで、彼らは恐る恐る乗船したのだった。が、彼らが乗り込んだ黒い船には人気が無かった。が、船は独りでに錨を上げて走り出した。やがて、アシュランドは別人のような行動をするようになって、自分を看護した女性を殺してしまい、航海士と肉体関係を持ったロリはシャワー室で、血が出たシャワーを浴びて、その恐怖のために狂い死にしてしまった。やがて、彼らが乗った黒い船は、40年前のナチス・ドイツの拷問船であることが判明した。そして、ミイラ化した死体、当時の残虐な情況を写したフィルムなどが発見された。更に、そのナチス・ドイツ軍の軍人と、その犠性となった人たちの怨念がアシュランドに乗り移っていて、彼を狂気の殺人鬼にしていたのだった。アシュランドの恐慌は更に進み、マーシャル親子以外は全て殺されてしまう。マーシャルは子供たちを守りながら抵抗し、何とかして脱出する方法を考える。そして、死体の入った冷蔵庫に救命具があるのを発見すると、救命具を使って黒い船から脱出した。獲物を逃したことで、黒い船はアシュランドを呪縛して抹殺したのだった。

怨念が乗り移った乗り物が登場する作品は、'70'sのオカルト・ブームの後に幾つか登場しているが、そういう流れもあってか、ツボはしっかりと抑えられている。ただ、ホラー映画としての恐怖感を出すために、ちょっと無駄な部分があるのも事実である。

とは言っても、アイデアとしても悪くなく、十分に恐怖を味わえる作品である。熱くなる季節にみういう作品で涼むというのも宜しいかと...

 

ゴースト 血のシャワー [DVD]

ゴースト 血のシャワー [DVD]

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

内山田洋とクール・ファイブ『GOLDEN☆BEST deluxe -A面ヒット全曲集』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2010年にリリースされた「ゴールデン☆ベスト」とリーズの3枚組のベスト盤である。(「deluxe」は3枚組のものに付けられる名称である。)1969年のデビューから1985年に発表した50枚目のシングル曲までの全てのシングルA面曲を収録したものである。(「シングル全曲集」と言うことの出来るものである。)前川清のボーカル曲が49曲で、1曲(『イエスタデイ・ワンス・モア』)は小林正樹かボーカルを務めている。リーダーの内山田洋が2006年に亡くなっているだけに、オリジナル・メンバーによる結成は不可能であるが、現在は前川清とクール・ファイブとして活動を続けているが、昭和を代表するムード歌謡グループというと、やはり「内山田洋とクール・ファイブ」である。

尚、現在はアニソン・シンガーとして知られている宮内タカユキは1992年に一時的に内山田洋とクール・ファイブに加入していたが、彼の在籍時の曲は本アルバムには収録されていない。

収録曲はDISC 1と2が各18曲、DISC 3が20曲(シングル曲14曲と6曲のカラオケ・バージョン)である。DISC 1の収録曲は以下の通りである。『長崎は今日も雨だった』『わかれ雨』『逢わずに愛して』『愛の旅路を』『噂の女』『愛のいたずら』『すべてを愛して』『女の意地』『女のくやしさ』『港の別れ唄』『悲恋』『この愛に生きて』『恋唄』『そして、神戸』『男泣き』『出船』『海鳥の鳴く日に』『イエスタデイ・ワンス・モア』。

DISC 2の収録曲は以下の通りである。『心がわり』『雨のしのび逢い』『晩夏』『海鳴り』『うわさ』『北ホテル』『中の島ブルース』『二人の御堂筋』『気まぐれ雨』『東京砂漠』『女の河』『西海ブルース』『二人の海峡』『思い切り橋』『港の忘れ草』『愛の扉』『さようならの彼方へ』『昔があるから』。

DISC 3の収録曲は以下の通りである。『あきらめワルツ』『ひとりしずか』『Last Song (ラスト・ソング)』『魅惑・シェイプアップ』『恋は終ったの』『女・こぬか雨』『夢酒場』『おんなの愛はブルース』『新潟の女』『夏の花よ』『酒場の花』『追憶』『恋さぐり夢さぐり』『夢待ち人』。(以下、ボーナス・トラック扱い)『長崎は今日も雨だった (カラオケ)』『噂の女 (カラオケ)』『恋唄 (カラオケ)』『そして、神戸 (カラオケ)』『中の島ブルース (カラオケ)』『東京砂漠 (カラオケ)』。

彼らは演歌というジャンルに捕らわれず、ジャズ系のもの、ラテン系の楽曲も得意としていて、独特のムードを出し、「ムード歌謡」を代表する存在であったのは言うまでも無い。演歌というイメージが強いが、それ以外のジャンルでも味のあるところを出しているだけに、昭和(40年代後半から50年代)を代表するグループであるだけに、じっくりと聴いてみるのも宜しいかと...

本ベスト盤は定評のある「ゴールデン☆ベスト」シリーズの中の3枚組であるが、2005年には1枚もの(20曲収録)も「ゴールデン☆ベスト」シリーズにリリースされているので、入門者にはそちらを、じっくりと聴きたいという場合は本アルバムをお薦めしておく。

 

GOLDEN☆BEST deluxe 内山田洋とクール・ファイブ A面ヒット全曲集

GOLDEN☆BEST deluxe 内山田洋とクール・ファイブ A面ヒット全曲集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2010/04/28
  • メディア: CD

↓1枚ものはこちら

GOLDEN☆BEST

GOLDEN☆BEST

  • アーティスト: 川内康範,夢野めぐる,有馬三恵子,吉田旺,斉藤保,山田孝雄,永田貴子,千家和也,阿久悠,伊達歩
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2005/10/26
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

アキバレンジャー#13(「反省会」と言う名の総集編) [特撮]

先の「鳳神ヤツルギ2」と同様に、こちらも最近は多くなった最終回を総集編にした作品になっちゃいました。が、こちらは「総集編」という言葉は使わずに「反省会」ということにしており、「総集編」ということもネタにするという旺盛ぶりを発揮してましたね。

劇中で語られていたように、「総集編」といえば聞こえは良く、途中から見るようになった方にも親切ということが言えるのも事実であるが、同時に「製作費削減」「手抜き」という印象も持ってしまうのも事実である。(そのことをネタとして語っていたのも面白い所でした。)それだけに「総集編」という言葉を看板にしなかったのは正解だったと言えますね。

ただ、「反省会」という銘打っているからには、もっとこっぴどく、これまでの物語を振り返って、より突っ込んだり、こき下ろしたり、自画自賛するなどを期待していたのだが、これについては部分的にはネタが被せられていたが、期待しただけのものは出てこなかったですね。(期待外れと言わざるを得ない内容でした。)

最近の放送業界は、何かと「経費削減」ということで、手抜き番組が増えていて、見るだけ時間の無駄というものが増えていたり、単に時間の穴埋めでしかないものなど、どうでも良いようなものが増えているだけに、最近の業界の自虐ネタに触れたのは面白かったのですが...

また、これも最近のTV作品によく見られる「第二シーズン」という言葉もネタにしていたが、本作のようにネタを元にした作品の場合は、軽々しく「第二シーズン」は製作しない方が賢いのは言うまでも無い。(登場するにしても、忘れた頃に突然登場する方が良い。)これは、過去の作品で、「続編は転ける」というジンクスがあることからも明白である。特に、ネタを詰め込んだものの続編は当たったためしがない。強いて言うと、アメリカのパロディ映画である「裸の銃を持つ男」のように、(パロディという)ネタ満載のシリーズでさえ、1988年、1991年、1994年というようにある程度の間隔を置いているだけに、直ちに本作の第二シーズンというのは、「転けます」と言っている様なことになる。→ネタをやるには、それなりの熟成期間が必要と言うことである。

が、本作は関連する玩具の発売が、本放送の時に間に合わず、9月に予定されているということで、番組が終了してからのグッズ販売は余りにも分が悪く、大した売り上げは期待できないと思われるのも当然である。(1クールで終了してしまうという所に原因があるのも事実であるが...)それをカバーするために、8月下旬頃に、「10月から第二シーズン放送決定」ということにでもするような予感が...(が、そのタイミングでは、ネタの熟成期間が短すぎて、本作の様に「ネタを詰め込む」というが第一ではなく、「番組を製作する」ということが第一になってしまい、凡作になってしまう予感が...)

BS朝日は、過去にメール配信と連動させて(企画としても内容としても)失敗したドラマを、間隔を開けて3作も製作したという駄作の実績があるだけに、本作の第二シーズンも放送する(そして転ける)と思いますが...(ネタの熟成を考えると、やはり1年ぐらいは間を置いて、十分にネタを練らないと...)

 

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [DVD]

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
(中略)
非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [Blu-ray]

非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray
非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [DVD]

非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

鳳神ヤツルギ2 #13(「総集編」という名のイベント放送) [特撮]

千葉テレビ製作のローカルヒーロー「ヤツルギ」。こちらの最後は、第一シーズンと同様に「総集編」と銘打っているが、内容としては地元でのイベント(ショー)に、子供たちの声援を被せた内容でした。

最近は「総集編」という名前にして、1回分の内容を埋めている作品が増えていて、こんな所にも製作費削減で何とかして放送枠を埋めようとしている業界の姿が感じられるが、こういう工夫をするというのは良いですね。しかも、今回は番組タイトルに「鳳神ヤツルギ2」とは出ないで、「がんばれ!ボクらのヤツルギ!!」ということにしているので、番組パッケージとしても本編とは別扱いにすることも出来るだけに、色々と考えられている。

が、これは放送局サイドの問題と言って良いであろうが、番組情報の方は大いに問題有り(「看板に偽りあり」)ということをしていました。というのは、番組情報は「鳳神ヤツルギ2 #13 総集編」となっていたためである。

千葉テレビでの本放送(3/31)は総集編だったらしいが、TwellVでの放送は6/15のイオンモール富津でのイベントということなので、完全に別内容である。(3/31に6/15の内容の放送は不可能である。)TwellVは、千葉テレビでの内容そのままのつもりで番組情報を付加しているのだろうが、これは完全に「内容に偽りあり」という詐欺紛いという結果になった。(金銭的に騙している訳では無いので「詐欺罪」は成立しませんが...)

まあ、こういう間が抜けている所もTwellVらしいと言ってしまえばそれまでであるが、番組内容がテレビショッピングが余りにも多すぎて、このことを理由としてケーブルテレビでの再配信を拒否されている放送局らしいところでもありましたね。

 

↓これらは「2」ではなく、第一シーズンのものですが...

ZEN / ??????1 [DVD]

ZEN / 鳳神ヤツルギ1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ???????
  • メディア: DVD

ZEN/ 鳳神ヤツルギ2 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ???????
  • メディア: DVD
??????3 [DVD]

鳳神ヤツルギ3 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ???????
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

DEREK & THE DOMINOS『LAYLA』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1970年に発表された彼らのアルバムである。(結局、彼らのスタジオ・アルバムは本アルバムのみであった。)DEREK & THE DOMINOSと言うと、ERIC CLAPTONが在籍していたことで知られており、『Layla』が余りにも有名であるが、そんな彼らの唯一のスタジオ・アルバムであるだけに、貴重なアルバムである。また、オリジナル盤(当然、LPである)では2枚組であったが、CDでは1枚に収録されている。チャート成績の方は、アメリカでは最高位16位を記録して、1971年の年間アルバム・チャートでは71位にランクインしている。また、イギリスでは最高位68位ということで、有名すぎる割りにはチャート成績の方は伸びていないのが事実である。

収録曲は以下の全14曲である。『I Looked Away』『Bell Bottom Blues』『Keep On Growing』『Nobody Knows You When You're Down And Out』『I Am Yours』『Anyday』『Key To The Highway』『Tell The Truth』『Why Does Love Got To Be So Sad?』『Have You Ever Loved A Woman』『Little Wing』『It's Too Late』『Layla』『Thorn Tree In The Garden』。

この中からシングル・カットされたのは3曲であって、『Tell The Truth』『Layla』『Bell Bottom Blues』の3曲である。この中からは余りにも有名な『Layla』はイギリスとアイルランドでは4位、アメリカで最高位10位、カナダで9位、豪州で7位、ニュージーランドで2位を記録しており、1972年のBillboard年間シングル・チャートでは60位にランクインしている。

お薦め曲は『Layla』は当たり前で、『Tell The Truth』と『Bell Bottom Blues』のシングル曲も当たり前ですね。で、全部と言いたいところであるが、ここでは6分を超える『Keep On Growing』と『Anyday』、10分弱の『Key To The Highway』というたっぷりと聴くことの出来る曲を特にお薦めするということにしておく。(『Tell The Truth』も6分を超え、『Layla』も7分を超えています。)

考えてみたら、このバンドには蒼々たる顔ぶれが在籍しており、結果的にスタジオ・アルバムが1作だけということから、現在では夢のセッションだったと言うようにも考えられる。2nd.アルバム製作時に空中分解してしまったのは本当に残念であるが、歴史的名盤を生んだグループというのは意外とそういうものであったりする。

ロックを聴く者であれば、絶対に聴いておかなければならない、ロック史に残る名盤である。

尚、2011年には、リマスターされ、更に13曲を収録したボーナス・ディスクとセットにした「LAYLA & OTHER ASSORTED LOVE SONGS」という2枚組のアルバムがリリースされたが、たっぷりと聴きたいという方は、そちらもお薦めである。(DISC 1はオリジナルの14曲が収録されている。)

 

Layla

Layla

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1991/04/02
  • メディア: CD

いとしのレイラ

いとしのレイラ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2010/06/30
  • メディア: CD

↓2枚組のものはこちらです。

Layla & Other Assorted Love Songs

Layla & Other Assorted Love Songs

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
  • 発売日: 2011/04/26
  • メディア: CD

Layla & Other Assorted Love Songs

Layla & Other Assorted Love Songs

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
  • 発売日: 2011/03/29
  • メディア: CD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ケータイ刑事銭形海28話(3rd.2話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第28話(3rd.2話)「吸われる魂! ~血を吸うカメラ殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、この物語で毒が仕掛けられていたものはこれらだったことから、「クレンジングペーパー」について、「爪楊枝」について、松山さんの珍推理で出てきた「毒針」について、「」について、「サブリミナル効果」について記します。尚、「爪楊枝」は「・9話[裏ネタ編]PART 6」で「楊枝」として、「氷」は「・13話[裏ネタ編]PART 11」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/11付です。

クレンジングペーパー」:化粧を落とすのに使用される紙のことであって、これを用いて化粧を拭き取る。また、化粧落としのために使用されるクリーム(クレンジング・クリーム)やオイル(クレンジング・オイル)を使っての化粧落としの際にも使用される。

尚、これと同じ役割をさせるのであれば、ティッシュペーパーでも代用できるが、クレンジング・ペーパーと呼ばれるものには、クレンジング・オイルを含ませてあったり、美容成分を含んでいるというように、ティッシュペーパーには無い機能を持たせてある。(これが無ければ、ティッシュペーパーと変わりませんからね...)

英語では「Cleansing paper」、ドイツ語では「Das Reinigen von Papier」、フランス語では「Assainissant papier」、イタリア語では「Carta detergente」、スペイン語では「Papel limpiador」、ポルトガル語では「Papel limpando」、中国語では「洗浄紙」と言う。

爪楊枝」:「楊枝」、または「小楊枝」と呼ばれることもある。また、「楊枝」は「楊子」と表記されることもある。

歯の間に詰まった食べかすを除去するのに使用したり、タコ焼きや饅頭、和菓子などの食べ物を口に運ぶ際、その食物を突き刺して使用したり、料理において容易にばらけてしまうものを串刺しにしてばらけないようにするのに使用される小さな棒(長さは5cm程度、長いものでも10cm程度である。)のことである。尚、同じ様なものとして「串」があるが、「串」は10cmを越えるものが一般的である。(「楊枝」と「串」を区別する明確な基準は無いが、「串」は分類状は調理器具、「楊枝」は歯の手入れ用の道具とされている。)

尚、和菓子を食する際に使用するものは、歯の手入れに使う丸棒ではなく、樹皮付きで角型の大振りな楊枝が用いられることが一般的である。形状の違いもあることから、これは「黒文字」と呼ばれ、「爪楊枝(楊枝)」とは言わないのが一般的である。

木製のものが一般的であるが、プラスチック製のもの、トウモロコシの澱粉製のものなどもある。→使い捨てられるのが一般的であるが、トウモロコシの澱粉製の楊枝は食用原料を使っているため、残飯と一緒に捨てても、その残飯をそのまま(動物の)飼料として使うことが出来る。

尚、使い捨てではなく、洗って何度も使用する楊枝もあって、そういうものはプラスチック製が多いが、象牙製や金製のものなどもある。(但し、象牙や金製のものは、使用するものとしてではなく、派手な装飾を付けた飾り品というのが普通である。)

楊枝は先端が尖っていて、そのもう一端には模様のように削られているが、これは「こけし」をモチーフにしたものである。(単なる小さな棒ではなく、デザインされていると言うことになる。)

歴史は古く、古代のインドや中国で使用されていたものである。そして、それが古代の日本にも入ってきた。最初は貴族などが使用するものであったが、平安時代になると仏家を経て一般人の間にも定着することになった。以後は広く利用されている。

現在では、コンビニの弁当の割り箸では、割り箸とセットに附属する形で、セットになっているほど、ポピュラーなものになっている。

尚、英語では「Toothpick」または「Picker」と言い、ドイツ語では「Zahnstocher」、フランス語では「Cre-Dent」、イタリア語では「stuzzicadenti」、スペイン語では「palillo」、ポルトガル語では「Palito」、中国語では「牙籤」と言う。

毒針」:生物の生命活動に不都合を起こす物質である毒が仕込んである針のことである。または、毒を持つ動物が有している器官であって、これを相手に刺し、毒を中らゅうするのに使用する器官である。(毒を持つハチ、サソリなどが有している。コブラなどの毒蛇は、毒を針ではなくて牙を使って相手に注入するので、「毒牙」と言う。)

この物語では、毒を仕込んだ針という意味であるが、それが氷で出来たものというのは、松山さんならではという発想であって、やはり常識を越えた発想ですね。まあ、だからこそ松山さん何ですけど...(銭形姉妹は、こういう突拍子もない発想は無いですし...)

英語では「Sting」、ドイツ語では「Stachel」、フランス語では「Dard」、イタリア語では「Pungiglione」、スペイン語では「Picadura」、ポルトガル語では「Picada」、中国語では「毒針」と言う。

」:「こおり」と読む。(「こうり」というのは誤りである。)また、漢字では「冰」または「凍り」という表記もある。(「冰」は「氷」という漢字の元になったものである。また「にすい」(「ひょう部」という言い方もある)はこの漢字のへんを取ったものであって、「水が凝固したもの」という意味がある。但し、一部の「にすい」の漢字は「二」が変形したものもあるため、「にすい」を持つ漢字の全てが「水が凝固したもの」という意味を持っている訳では無い。)

水の固体のことである。1気圧の元では、摂氏0゜C以下の水ということになる。(高圧になると、より高い温度での氷も存在し、低圧になると氷点下でも液体(水)のままということもある。)比重は0.917で、液体の水よりも比重が小さく、同じ重量であれば水に比べて約9%体積が増えることになる。(液体よりも固体の方が体積が増えるという物質は実は珍しいものである。)

また、水以外の物質についても、温度が下がって固体になったものを「○○の氷」と言うこともある。(この言い方をすると、普通に言う「氷」は「水の氷」と言うことになる。尚、水以外の物質を指場合は、その物質名を必ず言うことになる。)

通常は無色透明であるが、巨大な固まりとなると薄い青色になる。尚、家庭の冷凍庫(製氷機)で作られる氷が(部分的に)白く濁っていて透明でないのは、水に溶けている空気が氷の中に閉じ込められている状態であるためであって、水分子以外の不純物を含んでいるということになる。→これを逆に利用して、南極の氷床では、それが出来た時の大気を閉じ込めたままになっているため、地下深くに存在する氷や不純物の成分を分析することで、過去の大気成分などを知ることが出来る。

近代になって、製氷機や冷凍庫によって人工的に氷を作ることが可能になる以前は、氷はとても貴重なものであって、天然に存在する氷しか存在しなかった。よって、熱帯地方などの常夏という地域ではあり得ない物質であった。冬の間に自然に存在する氷(雪山など)を運び出し、それを保冷効果のある場所に保管して、夏場に利用していた。得るのも、それを利用するにも、また保管するのにも大がかりな設備が必要になったため、庶民が日常的に使えるものではなく、王侯貴族だけの贅沢品であった。日本でも江戸時代に、幕府の将軍に、富士山の氷が献上されたという記録もあるとても貴重なものであった。

尚、地球上には自然には大量の氷が氷河や万年雪、氷床という形で存在しているが、高山や寒冷地、南極などにあるのが殆どであり、人間が製氷機などによって作り出した氷の量というのは、地球上に存在する氷の量と比べるとほんの微量ということになる。

俳句の世界では「氷」は冬の季語である。尚、「かき氷」のことを「氷」と言うこともあるが、俳句の世界では「氷」と言うと「かき氷」のことではない。(「氷」と「かき氷」は別ものである。尚、「かき氷」という言葉は言うまでもなく夏の季語である。)また、英語では「Ice」、ドイツ語では「Eis」、フランス語では「Glace」、イタリア語では「Ghiaccio」、スペイン語では「Hielo」、ポルトガル語では「Gelo」、中国語では「冰」と言う。

サブリミナル効果」:意識下である潜在意識の部分に刺激を与えることで現れる効果のことである。具体的には、知覚できない程度の速さの映像や音声を埋め込んだものをテレビやラジオで放送し、それを繰り返し見た視聴者/聴いた聴衆者の潜在意識に植え付け、視聴者/聴取者の購買意欲を増すということがある。広告効果があることから、これを用いた広告のことを「サブリミナル広告」と言うこともある。

現在、日本の放送局では、サブリミナル効果を用いることは禁止されている。(WOWOWでも、この手法が使用されている映画は、該当部分をカットして放送している。)日本以外でも、これを全面禁止している国はいくつかある。

1957年に、アメリカの映画館でこの実験が行われ、映画の合間にコーラとポップコーンの映像を挿入したものを用いた実験が行われ、コーラは20%弱、ポップコーンは6割弱の売り上げ増を記録したとされているが、それについての十分な検証が行われなかった。

英語では「Subliminal effect」、ドイツ語では「Unterschwellige Wirkung」、フランス語では「Effet subliminal」、イタリア語では「Effetto subliminale」、スペイン語では「Efecto subliminal」、ポルトガル語では「Efeito subliminal」、中国語では「潜意識效果」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

国産やなぎ 楊枝 MJP-01

国産やなぎ 楊枝 MJP-01

  • 出版社/メーカー: やなぎプロダクツ
  • メディア: ホーム&キッチン
竹楊枝 H-580Y-029

竹楊枝 H-580Y-029

  • 出版社/メーカー: やなぎプロダクツ
  • メディア: ホーム&キッチン
黒文字楊枝

黒文字楊枝

  • 出版社/メーカー: 中川政七商店
  • メディア:
動物ガチンコ対決 必殺毒針戦士サソリ対超巨大グモタランチュラ (どっちがチャンピオン?動物ガチンコ対決)

動物ガチンコ対決 必殺毒針戦士サソリ対超巨大グモタランチュラ (どっちがチャンピオン?動物ガチンコ対決)

  • 作者: イザベル トーマス
  • 出版社/メーカー: 鈴木出版
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 大型本
氷の科学

氷の科学

  • 作者: 前野 紀一
  • 出版社/メーカー: 北海道大学図書刊行会
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本
サブリミナル効果の科学―無意識の世界では何が起こっているか

サブリミナル効果の科学―無意識の世界では何が起こっているか

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学文社
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 単行本
サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)

サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)

  • 作者: 下條 信輔
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 新書

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。