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「DONT LOOK BACK」 [映画(洋画)]

表題の作品は1967年のアメリカ映画「ドント・ルック・バック」である。日本での劇場公開は1992年8月であった。(原題が「DON'T」ではなくて「DONT」(「'」が無い)である。但し、一部の資料では「'」が無いのが誤りとして勝手に入れているものがあるが、それは誤りである。)'60'sのフォーク・ムーヴメントの中心にいるBOB DYLANが1965年に行ったイギリス・ツアーの様子を追ったドキュメンタリー作品である。

作品データを記しておくと、時間は96分、白黒・ドキュメンタリー作品である。監督、脚本、編集はD・A・ペネベイカー、音楽はボブ・ディランである。そして出演は、ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ドノヴァン、アラン・プライス、アレン・ギンズバーグ、たちである。

1965年、ボブ・ディランはイギリス・ツアーのためにロンドンに到着した。多くのファンの歓声が彼を出迎えることになった。それから約2週間にわたるコンサート・ツアーのライヴ・シーン、プライベートなところ、インタヴューなどで綴られたドキュメンタリー作品である。

ディランは1941年の生まれで、音楽活動を開始したのは1959年、レコード・デビューは1962年である。既にデビューして半世紀、本作のツアーから47年という時間が流れていることもあって、本作で見られるディランは若いのは言うまでも無い。また、その若さから、カリスマ的存在としてオーラを放っている。

また、単なるバック・ステージものとしてだけでない貴重なインタヴューなどもあって、音楽ファンであればチェックしておきたい所が満載である。

尚、言うまでも無く、本作には初期のディランの楽曲しか出てこないが、彼の初期作品を、時にはじっくりと聴くというのも宜しいかと...

 

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「DON'T BOTHER TO KNOCK」 [映画(洋画)]

表題の作品は1952年のアメリカ映画「ノックは無用」である。日本での劇場公開は1954年4月であった。M・モンローが精神異常者を演じたことで知られるサスペンス作品である。また、本作はA・バンクロフトの映画デビュー作でもある。更に、本作は1991年にテレビ・ムービーとして「ザ・シッター」(原題は「THE SITTER」)でリメイクされている。

作品データを記しておくと、時間は77分、白黒作品である。原作はシャーロット・アームストロング、監督はロイ・ウォード・ベイカー、脚本はダニエル・タラダッシュ、撮影はルシアン・バラード、音楽はライオネル・ニューマンである。そして出演は、リチャード・ウィドマーク、ジーン・キャグニー、エリシャ・クック・Jr.、マリリン・モンロー、アン・バンクロフト、ドナ・コーコラン、グロリア・ブロンデル、ジム・バッカス、ルリーン・タトル、ヴェルナ・フェルトン、ウィリス・バウチイ、ドン・ベードー、たちである。

パイロットの婚約者を飛行機事故で失ったネルは、その一件以来、精神的異常を見せるようになった。そんなネルが、マンハッタンのあるホテルのエレペータ・ボーイである叔父のエディの所にやってきた。エディはネルに、ホテルで行われる記者会見に出席するジョーンズ夫妻の娘・バニーの子守の仕事を世話したのだった。一方、そのホテルに宿泊している若いパイロットのジェッドは、ホテルの酒場歌手・リンと恋仲だったが、最近は別れ話が持ちあがっていた。ネルはバニーを寝かしつけると、ジョーンズ夫人のドレスと宝石を身につけ、一人で踊り始める。そこにエディがやってきて、ネルを厳しく叱ると出ていった。が、ネルのその様子を窓越しに見ていたジェッドがエディと入れ替わるようにやってきた。ジェッドがパイロットと知ったネルは、死んだ婚約者がやってきたと思い込み、熱いキスをする。が、ジェッドが再びやってきた。ネルはジェッドをバスルームに隠したが、エディは寝るの様子から男がいると感づいた。するとネルは灰皿でエディを殴って気絶させた。また、バニーがむずがり始めたことで、ネルはバニーに猿轡を填めて手足を縛った。意識を取り戻したジェッドはリンの所に戻り、事情を全て正直に話し、昔のような恋中に戻る。が、ネルはジェッドがいないことに気づくと、ヒステリーを起こして暴れる。そんな所にジョーンズ夫人が戻って来てバニーの姿を見て驚いた。再び戻って来たジェッドがその仲裁をし、エディはネルが精神異常者であることを説明した。ネルはその場で自殺しようとしたが、ジェッドがそれを阻止し、警官に連れられていった...

作品としては低予算作品であるのだが、限られた場所のみ(=ホテルの一室)に絞ったストーリー展開の工夫と、時間的には中編の範囲に留めてまとめられたことで、十分と楽しめる作品に仕上がっている。

また、本作の出演陣を見ると、現在では凄い顔ぶれが集まっているが、M・モンローもブレイクする前であり、人気が出始めた頃だし、A・バンクロフトも初の映画出演作品である。

モンローは、ブレイクするとセックス・シンボルとして語られることが多くなったが、本作ではしっかりとした演技力を見せていて、容姿だけで人気が出たのではないことが分かるところである。

演技派女優としてのM・モンローを確かめるためにも、チェックしておいた方がよい、低予算作品ながらクオリティの高い作品である。

 

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ENGELBERT HUMPERDINCK『RELEASE ME-THE VERY BEST OF ENGELBERT HUMPERDINCK』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2012年5月にリリースされたイギリス編集のベスト・アルバムである。昨日はヒット・チャートの方に1位を獲得したというベスト・アルバムを取り上げたが、本日は内容的に充実している1枚もののベスト盤をということで、最近リリースされたこのアルバムを取り上げることにしました。

大ヒットを記録した「代表曲」と呼ばれる楽曲は一通り網羅されているということで、とくに大きな不満はなく、彼の甘いボーカルをたっぷりと堪能できる内容となっていて、「これぞベスト盤」というベストアルバムである。

収録曲は以下の全21曲である。『Release Me』『Love Will Set You Free (UK Eurovision Entry 2012)』『Quando Quando Quando』『Spanish Eyes』『The Last Waltz』『Can't Take My Eyes Off You』『A Man Without Love』『There Goes My Everything』『The Way It Used To Be』『Les Bicyclettes des Belsize』『Have I Told You Lately』『What Now My Love』『Winter World Of Love』『It Had To Be You』『She』『Love Letters』『Ten Guitars』『Am I That Easy To Forget』『Strangers In The Night』『There's A Kind Of Hush (All Over The World)』『My Cherie Amour』。

お薦め曲は「全部」と言いたいところであるが、やはり注目なのは、2012年のユーロヴィジョンに参加している『Love Will Set You Free』ですね。デビューしてからのキャリアも半世紀近くになったが、現在でもたっぷりと聴かせていますから...

尚、本アルバムの収録時間は約67分ということで、CDの上限時間まではあと3~4曲の追加収録が可能であるのだが、欲を言えば『Release Me』や『The Last Waltz』のライヴ・テイクなどが収録されていれば嬉しかったということになるが、ライヴ・テイクはまた別の所でということを期待したいところである。

 

Release Me-the Very Best of Engelbert Humperdinck

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 2012/05/22
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形海30話(3rd.4話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第30話(3rd.4話)「松山刑事、最大の危機! ~会社社長誘拐殺人事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、松山さんがこうされたことから「殴打」について、「監禁」について、これらが填められていたことから「アイマスク」について、「ガムテープ」について、そしてこれに成功したことから「脱出」について記します。尚、「アイマスク」は「・9話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/25付です。

殴打」:殴ること、叩きつけることを言う。尚、殴るのに使ったもの(道具)に関係なく、殴ることを「殴打」と言うが、特に拳を握って(人を)殴った場合は「殴打」ではなく「パンチ」という言い方をすることが多い。(一応、「殴打」に含まれるが、一応区別することが多い。→ボクシングでは「パンチ」と言うのが一般的である。)→一般的には、何か道具を使って殴った場合は「殴打」と言うことが多く、張り手、平手、拳などのように人が自分の身体の一部を使って殴った場合は「殴打」以外の言い方の方がよく使われる。(パンチ、チョップ、平手打ち、裏拳、ビンタ、…というように、殴り方に応じて異なる言い方となるのが一般的である。)

刑事ドラマなどでは、殴打によって人を殺すという事件が多く見られ、「鉄パイプ」「灰皿」「バット」「ゴルフクラブ」等はその時の凶器としてよく登場するものである。また、植木鉢、プランター、花瓶などのように、殴打することによって壊れてしまうようなものであっても、凶器として(殴打の際に)使用されることが多い。

英語では「Blow」、ドイツ語では「Schlag」、フランス語では「Coup」、イタリア語では「Colpo」、スペイン語では「Soplo」、ポルトガル語では「Sopro」、中国語では「毆打」と言う。

監禁」:人を、ある一定の閉ざされた区画の中に閉じ込めて、そこから出る自由を奪うことをいう。尚、ニュースなどで「軟禁」や「拘禁」という言葉を耳にすることがあるが、これらも「監禁」の一つである。(「軟禁」は外出を禁じる程度で、あまり厳しくない監禁のこと、「拘禁」は捕まえてきて、ある一定の場所に捕まえておいて外に出さないことを言う。)但し、日本の刑法では「監禁罪」はあるが「軟禁罪」や「拘禁罪」は存在せず、これらは全て「監禁罪」が適用されることになる。

英語では「Imprisonment」、ドイツ語では「Inhaftierung」、フランス語では「Emprisonnement」、イタリア語では「Imprigionamento」、スペイン語では「Encarcelamiento」、ポルトガル語では「Prisão」、中国語では「監禁」と言う。

アイマスク」:これは和製英語であって、英語では通じない。(英語では「Sleeping Mask」と言う。)安眠用の目を覆い、遮光するために使用される物である。これを使うことで、目に入る光を遮ることが出来るため、明るい場所でも睡眠を取りやすくするなる。特に飛行機ではお馴染みのものとして使用されている。

また、遮光するということから、これは目隠しとして使用することが可能であるため、ゲームなどでも一般的に使われている。そのため、遊び心に満ちたものとして、アイマスクに顔(特に目)のイラストが描かれたものが出回っている。→この物語での用途は、目隠しということであったため、こちらの用途で使われたことになる。

また、目を冷やすことで疲れを癒すものとして、冷却して使う物とか、ペルチェ素子などの冷却素子が入ったアイマスク(当然のことながら、電池を使うことになる。)も最近では出回っている。→何を目的として使うのかを考えて、有効的な物をチョイスしましょう。

英語では「Sleeping Mask」、ドイツ語では「Schlafmaske」、フランス語では「Masque du Sommeil」、イタリア語では「Maschera di Sonno」、スペイン語では「Duerme la Máscara」、ポルトガル語では「Durma Máscara」または「Venda」、中国語では「眼罩」と言う。

ガムテープ」:これは和製英語であって、英語では通じない。「ガム」というのは「糊」のことであって、基材となる紙(クラフト紙)や布に、強力な粘着力のある糊を塗布したものである。幅広の丈夫な粘着テープであって、梱包などの際に使用されている。

現在では、セロテープ、ビニールテープなどの各種粘着テープと同様の使い方(巻いてあるロールから必要量を剥がして使う。)をするようになっているが、以前のガムテープは、糊が乾燥した状態であったため、使用する際に水で濡らして使用していた。(糊は水溶性のものである。)→これが本来の意味での「ガムテープ」である。

現在では、水で濡らして使用するタイプのものは少なくなって、水を使用せず、その他の粘着テープと同様にそのまま使用できるものがある。が、これらは本当の意味での「ガムテープ」とは異なり、「クラフトテープ」と呼ばれることもある。

また、基本的に、基材は紙であるが、より強度を高めるために、布が使われたもの、または糸を補強のために入れられた紙のものなどもある。(特に、カーペット用と呼ばれる強力な粘着力をもつものは布製のものが一般的になっている。)

英語では「Gummed Tape」または「Packing Tape」、ドイツ語では「Packen von Band」、フランス語では「Emballant Bande」、イタリア語では「Nastro che Impacca」、スペイン語では「Cinta Condensando」、ポルトガル語では「Fita Empacotando」、中国語では「膠條」と言う。

脱出」:抜け出ること、または抜け出すこと、逃れ出ることを言う。特に、拘束状態から逃れ出ること、制約から抜け出ることを言う。

但し、刑務所、拘置所などのような拘束施設から無断で違法に脱出する行為は「脱獄」と言い、「脱出」とは区別される。(「脱獄」は違法行為であって、犯罪である。)

この物語のように、埠頭に監禁されている状態から、自力で抜け出たということは、「脱出」という言葉の見本となる行為である。

英語、スペイン語では「Escape」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Flucht」、フランス語では「Fuite」、イタリア語、ポルトガル語では「Fuga」(但し、発音は異なる。)、中国語では「逃出」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

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監禁 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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  • 作者: ジェフリー ディーヴァー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2000/09
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新潟少女監禁事件 密室の3364日 (朝日文庫)

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  • 作者: 松田 美智子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/02/06
  • メディア: 文庫
立体型アイマスク ナイトブルー

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  • 出版社/メーカー: ラッキーシップ
  • メディア: ホーム&キッチン
トラベル アイマスク

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  • 出版社/メーカー: セイワプロ
  • メディア:
アイマスク スナイパー

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  • 出版社/メーカー: ジグ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
コスプレ小物/銀魂風/沖田総悟のアイマスク 眼帯

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  • 出版社/メーカー: yamasaki
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ガムテープカッター HP-EV50 (刃安全カバー付)

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  • 出版社/メーカー: ゆめ画材
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クラフトテープ 梱包用 50m

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布テープ 梱包用 25m

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  • 出版社/メーカー: 全国家庭用品卸商業協同組合
  • メディア: ホーム&キッチン
自分の小さな「箱」から脱出する方法

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  • 作者: アービンジャー インスティチュート
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
日本を脱出する本

日本を脱出する本

  • 作者: 安田 修
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/08/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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