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「DUEL AT DIABLO」 [映画(洋画)]

表題の作品は1966年のアメリカ映画「砦の29人」である。日本での劇場公開は1966年6月であった。アパッチ・インディアンと騎兵隊との戦いを主軸にしながら、複雑な人間関係を豪華キャストで描いた西部劇である。

作品データを記しておくと、時間は104分、製作と監督はラルフ・ネルソン、脚本はマーヴィン・H・アルバートとミッチェル・M・グリリケスの2人、撮影はチャールズ・F・ホイーラー、音楽はニール・ヘフティである。そして出演は、ジェームズ・ガーナー、シドニー・ポワチエ、ビビ・アンデショーン、デニス・ウィーヴァー、ビル・トラヴァース、ウィリアム・レッドフィールド、ジョン・ホイト、ジョン・クロフォード、ジョン・ハバード、ケヴィン・コフリン、ジェイ・リプリー、ジェフ・クーパー、ラルフ・バーンセン、ボビー・クロフォード、リチャード・ラップ、アーマンド・アルザモーラ、アルフ・エルソン、アル・ワイアット、ビル・ハート、たちである。

クリール砦にいるマカリスター中尉は友人のレンズバーグを呼び寄せた。で、レンズバーグは砦に向かうが、その途中でアパッチ・インディアンに追われる女・エレンを救った。彼女は1年以上もアパッチ族の虜になっていたが、夫・グレンジが待つ砦よりもアパッチ集落へ帰りたがるが、レンズバーグは彼女もクリール砦へ同行させることにした。無事に砦に到着したレンズバーグは、マカリスターから、無惨に剥がれたインディアン女の頭皮を見せらる。が、それは彼の妻のものだった。その頭皮はコンチョ砦に新しく赴任してきた保安官・クレイから手に入れたということだった。更に砦からは新兵や食糧などを補給するための輸送隊がコンチョ砦へ向うところであり、妻の死因を調べるためにもレンズバーグはそれに同行した。また、その夜、エレンは馬を盗み、砦を脱走してアパッチ集落に向かった。レンズバーグはアパッチの動向を探るため、輸送隊よりも先に砦を出発していて、アパッチ集落に向かった。そして、集落にエレンがいるのに気づいた。エレンは1年以上も捕らえられていた間に、酋長・チャタの息子と結ばれて、子供も生んでいたのだった。しかし、集落にはエレンと女子供たちの姿しかなかった。男たちは輸送隊を襲撃するため、出掛けていたのだった。それを知ったレンズバーグは、コンチョ砦から救援隊を直ちに組織して、輸送隊との合流地点のディアブロ渓谷に向かう。また、クレイから、妻の頭皮を剥いだ張本人はグレンジだと知らされた。複雑な気持ちを持ちながら、救援隊を率いてディアブロ渓谷に到着したレンズバーグだったが、既にアパッチの襲撃を受けて、輸送隊は殆ど全滅状態で、グレンジも虫の息だった。レンズバーグはグレンジの元に自殺するための拳銃を置いて立ち去り、それからまもなく、銃声がした。僅かな生き残りの兵士や酋長チャタたちはディアブロ渓谷を後にした。

スケールの大きな西部劇であるが、描こうとしていることが上手くまとめられておらず、主題が何なのかがはっきりしないことになっているのが残念な所である。ただ、インディアンとの対立の影には、それだけ様々な事柄が絡んでいるということは理解できますが...

もう少しポイントを絞って、その部分にスポットを当てて、じっくりと描いた方が、人間ドラマとして、より重厚なものになったでしょうね。アクション・シーンはそれなりに見せ場があるだけに、本当に残念である。

まあ、西部劇としては異色のストーリーということで、こういう作品もあるよ、ということで宜しいかと...

 

↓ビデオです。

砦の29人 [VHS]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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Duel at Diablo [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: MGM (Video & DVD)
  • メディア: VHS

↓輸入版のDVDはリージョンコード「1」です。

Duel at Diablo [DVD] [Import]

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  • 出版社/メーカー: MGM
  • メディア: DVD


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ケータイ刑事銭形海31話(3rd.5話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第31話(3rd.5話)「川渕浩探検隊シリーズ! ~海底洞窟の謎を追え!殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭で海ちゃんがこれを手にしていることから「」について、松山さんは週一の日焼けサロンをこうしていたことから「キャンセル」について、これを取り出したことから「招待状」について、ちゃんをこの刑事と記してあったことから「伝説」について、そしてこうしたいと申し込んできたことから「取材」について記します。尚、「杖」は「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 5」で、「招待状」は「・28話(3rd.2話)[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/11/1付です。

」:木や竹などで出来た細長い棒であって、人間の歩行を補助するために使用される道具である。(主に、足腰が弱った高齢者、足を骨折などの負傷をした怪我人が使用するものである。特に高齢者へのプレゼントということでは、長寿の祝の品とされる代表的なものになっている。)

この意味が転じて、「頼りとする者」と言う意味で使われることもある。

世界各地で古くからあるものであって、昔は木製のものが殆どであった。長さは自分の足の長さ程度から腰丈程度のものが一般的であるが、中には自分の身長よりも長いものもある。

また、有名な「スフィンクスが出題するなぞなぞ」(「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足であるく動物は何?」)で、3本足というものの1本は「杖」のことを指しているということも世界的にことである。(このなぞなぞの答えは「人間」である。「朝」=「赤ちゃん」の時はハイハイをするので4本足、「昼」は少年期から青年期、大人の時代を指し、「夜」は晩年期、則ち高齢者となった時期を指していて、杖をついて3本足になるということである。)

特に、自分の身長よりも長い杖は、歩行の補助としての道具として使用されるよりも、権威を表すものという位置づけになっているものが多く、宗教的な儀式に使用されてきたという歴史がある。

日本でも古くからあった道具の一つであって、平安時代には、朝廷で長寿者に鳩杖が与えられていた。また、山伏が手にしている金剛杖や、僧侶が手にしている錫杖も杖の仲間である。(これは実用的な道具としての杖でもあるが、身分を表すものでもある。)

西欧では、歩行の補助として使用される道具としての歴史もあるが、王族が宝石などを埋め込んで、見栄えを良くして凝った装飾が施されるようになり、権威を象徴するものとして歩行補助具としての杖とは別物となって発展してきた歴史がある。その代表的なものとしてあるのが宗教の世界であって、キリスト教においては高位聖職者がその位を象徴する杖を用いるようになり、現在までも受け継がれている。(正教会では主教、掌院が権杖を持ち、カトリック教会では司教が司教杖を、聖公会では主教が牧杖を保持している。)

また、「杖」と言うと、物語に登場する魔法使いが使う魔法の杖や、伝説に出てくるような(例えば、モーゼの杖など、古代の賢者が持つ杖など)杖があり、これらは権威を象徴する「杖」から派生したものである。これらの杖は英語では「Stick」ではなくて「Wand」と呼ばれていて、「杖」とは区別されている。(日本語では「杖」と言うか、頭に「魔法使いの」と言うような言葉が付けられるため、特に歩行用補助具との区別は無い。)

杖の歴史は、元々は農具であったとされている。鋤や鍬の先端の金属部分は木製の杖の先端に取り付けることが出来る形であり、鋤や鍬が登場する前は、杖の様な棒を農夫たちは農作業に使っていたとされている。同時に、杖は農夫に取っては唯一の(暴力的な)武器として使われることにもなり、刀を持つことが許されなかった農工商民たちの間では「杖術」や「棒術」などの武術が生まれ、護身術の一つとして発展した。→杖では、刀のように人を斬ることは出来なくても、打撃と突きという攻撃が出来るので、有効な攻撃手段となるのは明かである。

また、見た目には単なる普通の杖にしか見えない「仕込み杖」と呼ばれる隠し武器は、杖の攻撃能力を高めたものとして生まれた。(武器を持つことが禁じられた時代に、殺傷能力のある武器を隠すために生まれたものである。)現在の日本では、銃刀法によって仕込み杖(それ以外にも、刃渡り15cm以上の刀、刃渡り5.5cm以上の剣(所謂「ナイフ」です))の所持所有は禁じられていて、違反すると拘留または科料に処せられるため、仕込み杖の所持は違法行為になる。

それ以外では、スキーで使うストック、登山で使用するピッケルも「杖」の仲間である。(それぞれ、用途が限定された専用の杖ということで発展したものである。)

近年では、アイデア商品として、折りたたみ式の杖や、腰掛けになるような杖も登場している。また、LEDライトが付いている杖というのも登場している。

英語では「Stick」、ドイツ語では「Stock」、フランス語では「Canne」、イタリア語では「Bastone」、スペイン語では「Baston」、ポルトガル語では「Vara」、中国語では「手杖」と言う。尚、日本語でも「ステッキ」という場合もあるが、日本語での「ステッキ」は洋風の杖のことを指して言う。

キャンセル」:予め契約された事柄、予約したことを破棄すること、取り消すことを言う。また、解約することもこれに含まれる。

「解約」「解除」「取り消し」「撤回」「解消」「消去」ということもある。(その内容に応じて使い分けられることになる。)

これは、当事者の間で、どちらか一方の都合で行われるものである。(弾に、両者共に都合が悪くなって、ということもありますが...)

友達同士の約束であれば、キャンセルしても、その事後処理に特にこれということがないのが普通であるが、契約の破棄の場合には、それを破棄した方に、それを補償させるということもある。(キャンセル料を支払うというのは、補償に該当することになる。)

英語では「Cancellation」、ドイツ語では「Absage」、フランス語では「Annulation」、イタリア語では「Annullamento」、スペイン語では「Cancelación」、ポルトガル語では「Cancelamento」、中国語では「廢除」または「取消」と言う。

招待状」:客人として招くという旨を記した書状のことである。身近なものとしては、誕生会などの身内のパーティなどに友達を招く場合などに出される。(身近すぎて、口で伝えるだけということも多いですが...)また、結婚披露宴への招待をはじめ、各種会合、展示会、映画の試写会などという催し物に招く場合にも送られる書状である。招待状があれば、その催し物に関して、基本的に無料で参加することが出来る。(有料制の催し物の割引サービス(則ち、無料でない場合)であれば、それは「招待状」とは言わず、「割引券」の範疇ということになる。)但し、結婚披露宴に出席する場合は、招待されたとしても、ご祝儀として持っていくものを持っていくため、実質的には無料ということには成りませんが...

尚、書状であることから、これは紙というのが基本であるが、近年では電子化された招待状(電子招待状)というものも登場しているのは言うまでもない。(が、紙の書状が届くからこそ「招待された」という気持ちになるだけに、電子招待状では招待されたという感じが余りしないのですが、これも時代の変化と言ったところですかね...)

英語では「Invitation」、ドイツ語では「Brief der Einladung」、フランス語では「Lettre d'invitation」、イタリア語では「Lettera di Invito」、スペイン語では「Carta de Invitación」、ポルトガル語では「Carta de Convite」、中国語では「請帖」と言う。

伝説」:神話や口碑などで伝えられている「語りごと」を元にしていて、古くから伝えられている口承文学のこと、日常的ではない異常な出来事が語り継がれた説話のこと、その地方に古くから事実として語り継がれてきた昔話のこと、を言う。

基本的には、事実がそのまま語り継がれてきたものであって、その内容の信憑性が重んじられたものであり、「昔話」として語り継がれてきたものでは完全なフィクションとして話が膨れているが、この点が異なっている。(ただ、中には現代の科学では疑われるような内容のものもありますが...→少なくとも、事実とするだけの何らかの根拠となるものが必要とされている。)

また、民俗学では、「伝承文芸(口承文学)の収集例のうち、昔話でないものを「伝説」とする」と定義されている。(「昔話」は、昔からの口承文学であるが、その内容については事実かどうかわからないもの、または事実ではないと推定されるもの、とされている。)

銭形姉妹は、少なくとも「存在している」ということがあるため、「伝説」となり得るだけの条件は十分満たしているが、「口承文学」ということでは疑問符が付くと思うのですが...

英語では「Legend」、ドイツ語では「Legende」、フランス語では「Légende」、イタリア語では「Leggenda」、スペイン語では「Leyenda」、ポルトガル語では「Lenda」、中国語では「傳説」と言う。

取材」:報道する対象となる出来事や事件について、その材料となるものを取ること、調べること、調査することを言う。また、小説などの創作物の場合は、その材料を集めることを言う。

ニュースなどの報道番組、新聞記事では、報道するものは基本的に全て取材を行ったものを報道することになる。但し、外国で発生した事件事故では、その報道機関は取材せず、現地の報道機関や通信社が取材して報道したものを受けて、そのまま報道することもある。

何事も、下地となる事柄が必要ということである。但し、報道関係(ニュース)では取材した内容をそのまま伝えるのが基本であるが、小説などでは取材した内容をアレンジして創作物に利用することも多々ある。

英語では「Coverage」、ドイツ語では「Berichterstattung」、フランス語では「Couverture」、イタリア語では「Copertura」、スペイン語では「Fondos」、ポルトガル語では「Cobertura」、中国語では「採訪」または「取材」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

杖道

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  • 作者: 米野 光太郎
  • 出版社/メーカー: 愛隆堂
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本
魔法の杖 プチ The Oracle Book  petit (ブルームブックス)

魔法の杖 プチ The Oracle Book petit (ブルームブックス)

  • 作者: ジョージア・サバス
  • 出版社/メーカー: ソニー・マガジンズ
  • 発売日: 2004/01/11
  • メディア: 文庫
Walking Stecky 木製楓一本杖

Walking Stecky 木製楓一本杖

  • 出版社/メーカー: 幸和製作所
  • メディア: ホーム&キッチン
アルミ軽量伸縮杖 0401-BS2811 ベーシックライトブラウン 7463g

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  • 出版社/メーカー: インターリンクス
  • メディア: ホーム&キッチン
Walking Stecky アルミ製 プリント柄ピッチ付 折りたたみ式杖 ナイロンケース付

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  • 出版社/メーカー: 幸和製作所
  • メディア: ホーム&キッチン
2段階4点支柱杖 ショートタイプ OT-31PKピンク

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  • 出版社/メーカー: comolife
  • メディア:
稼働率89%、リピート率70% 顧客がキャンセル待ちするホテルで行われていること―スーパーホテルが目指す「一円あたりの顧客満足日本一」とは?
招待状デザインアイデア集

招待状デザインアイデア集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2010/04
  • メディア: 単行本
日本の伝説 (新潮文庫 や 15-2)

日本の伝説 (新潮文庫 や 15-2)

  • 作者: 柳田 国男
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1977/01
  • メディア: 文庫
伝説 (岩波新書 赤版 72)

伝説 (岩波新書 赤版 72)

  • 作者: 柳田 國男
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1940/09/05
  • メディア: 新書

世界の神話伝説・総解説―天地創造・神々と人類の誕生から終末予言まで

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 自由國民社
  • 発売日: 1987/04
  • メディア: 単行本
よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典―ドラゴン、ゴブリンからスフィンクス、天狗まで (廣済堂文庫)

よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典―ドラゴン、ゴブリンからスフィンクス、天狗まで (廣済堂文庫)

  • 作者: 「世界の幻獣」を研究する会
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2007/03/29
  • メディア: 文庫
伝説の迷路―ヤマタノオロチの世界から神話と物語の旅へ

伝説の迷路―ヤマタノオロチの世界から神話と物語の旅へ

  • 作者: 香川 元太郎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2008/03/04
  • メディア: 大型本
取材学―探求の技法 (中公新書 (410))

取材学―探求の技法 (中公新書 (410))

  • 作者: 加藤 秀俊
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1975/01
  • メディア: 新書
調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)

  • 作者: 野村 進
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/04/18
  • メディア: 新書

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ED AMES『VERY BEST OF ED AMES』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2000年にリリースされた彼のベスト・アルバムである。1955年にデビューし、ソロとしては1964年にデビューした彼は、長いキャリアを持っているが、ヒット曲を放っていた黄金期はソロ・デビューからの数年間の'60's後半である。本アルバムはその時期のヒット曲を中心にしたものであって、'60'sらしさと男性ボーカルの魅力に満ちた内容のベスト盤となっている。

収録曲は以下の全20曲である。『Try To Remember』『A Man And A Woman』『My Cup Runneth Over』『It Seems A Long Long Time』『Time, Time (Tu As Beau Sourire)』『One Little Girl At A Time』『When The Snow Is On The Roses』『Let Me So Love』『Who Will Answer? (Aleluya No. 1)』『My Love Is Gone From Me』『Apologize』『The Wind Will Change Tomorrow (Cuando Sali De Cuba)』『Kiss Her Now』『Son Of A Travelin' Man』『Blue Side Of Lonesome』『Changing, Changing』『Love Of The Common People』『All My Love's Laughter』『Two For The Road』『Timeless Love』。

お薦め曲は、彼の全盛期のヒット曲である『Try To Remember』『My Cup Runneth Over』『Time, Time 』『When The Snow Is On The Roses』『Who Will Answer?』『Apologize』『Son Of A Travelin' Man』というお馴染みの曲と、『Love Of The Common People』『All My Love's Laughter』『Timeless Love』という所をピックアップしておく。

ポップでありながら、大人の鑑賞に堪えるボーカルをたっぷりと聴かせる楽曲が中心ということで、じっくりと聴き入ることの出来る構成となっている。ヒットの規模ということでは「大ヒット」と言う曲は少ないものの、'60'sサウンドらしい所をたっぷりと堪能できるだけに、'60'sサウンドに触れると言うことで、悪くないベスト盤である。男性ボーカル、また後のA.O.R.がお好きな方は一度聴いてみることをお勧めかるシンガーであり、そんな彼の代表曲をたっぷりと聴くことが出来るというのも本ベスト盤がお薦めである。

 

Very Best of Ed Ames

Very Best of Ed Ames

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Taragon
  • 発売日: 2000/04/18
  • メディア: CD

※↓は内容が異なっています。

Very Best of ed Ames

Very Best of ed Ames

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2001/08/07
  • メディア: CD

エド・エームス・グレイテスト・ヒッツ

エド・エームス・グレイテスト・ヒッツ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMGインターナショナル
  • 発売日: 2001/10/24
  • メディア: CD


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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その272) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「ゴルフの秘技」です。(「秘技」というと定義が難しいですが、一応「普通ではない」という意味合いでもあります。)尚、「その104」で今回に近いテーマで取り上げているが、今回はその時とはまた異なる共通点です。(「ケータイ刑事」は「その104」と同じ物語であるが、「007」は別の作品を取り上げています。)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・1st.3話」、「007」からは「ドクター・ノオ」です。(今回は「007は殺しの番号」と言った方が良いかも...→取り上げるシーンが1963年の日本での劇場公開時のチラシに使われていて、日本初公開時のタイトルが「007は殺しの番号」でしたから...)

ケータイ刑事」:「・1st.3話」。「死の19番ホール ~ゴルフ場殺人事件」という物語。ちゃんをはじめ、コンビを組む高村さん、そして鑑識の柴田太郎さんの3人がいずれも左利きということで、ゴルフをプレーする時も左打ちが見られるということで、普通ではない「ケー刑事」らしい所が出ている物語でもある。(左利きが3人揃うという確率はかなり低いですし...)

警視庁ゴルフ大会に備えて、高村さんは休暇を取ってゴルフ場に練習のために車で向かった。途中で柴田太郎さんが道を歩いているのに気づいて車を停めた。柴田さんもゴルフの練習でゴルフ場に行ったが、休みだという。更に、学校(青葉台学園中等部)が創立記念日で休みというちゃんが、高村さんの車のトランクから現れた。そんな3人は何だかんだでゴルフ場に向かった。

支配人の棹盾ピン子(さおだてぴんこ)が迎え、高村さんがラウンドを回りたいと話すと、OKとなった。これに、先ほど「休み」と言われた柴田さんは怒ったが、高村さんは「僕の辞書に女性を落とせないという言葉はない」と自慢げであった。

この日のゴルフ場は休みでキャディがいないため、ピン子がキャディを務めることになり、3人は第一ホールへ向かい、プレーを始めた。柴田さんは「スーパー・ルミノール・ショット」とご機嫌に打つが、最初からスプーンを使ってのティーショットだった。これに「せこくてけっこう、ミスをしないものがゴルフを制するのです」と言っていた。ちゃんのティーショット(これが左打ちです)は「チャー・シュー・メーン」というリズムでと言われているのに「さざん・が・9」というかけ声で打っていた。そしてピン側数センチというスーパーショットであったが、「ゴルフって難しいですね」と言っていて、1打で入れなきゃならないと思っているようだった。そして高村さんは、「(ちゃんの)IDゴルフを僕のLAゴルフが打ち破って見せよう」と自信たっぷりだったが、ピン子が待ったをかけて、ボールにハートマークを書いて「おまじないです」と言ったことで、上機嫌だった。で、「アイ・ラブ・ユー」のかけ声で、左打ちの高村さんもナイスショットだった。

何とか第1ホールを終えて、2番ホールへ。(移動中の小道に「ケー刑事」らしいネタがありました。)まずは柴田さんのティーショットから。が、ボールはバンカーへ入り、「いや~ん、バンカーん」って、そっちの道と寒いギャグを言っていた。続いて高村さんが打ったが、ボールは右にそれて森の方へ飛んでいった。で、そのボールを探す4人。まもなくピン子が人が倒れているのを発見し、ゴルフ場のオーナーが死んでいた。凶器はゴルフボールということで、高村さんの打ったボールが頭に当たったらしい。ということで「人を殺してしまった」と慌てるが、ちゃんは「事故ではなく事件です」と言っていた。

で、ラウンドはそこで中止となって、ちゃんたちは事件の捜査に当たる。遠州理津のパイに餡が半分しか入っていないというヒントから、ちゃんは犯人の用いたトリックを見抜いた。

で、高村さんが森に打ち込むような特殊ボール(中に金属片が入っていて、バランスの取れていないボール)を使わせたピン子に対して、そのボールを回収したことと、秘技・ゴルフボール切断をケータイ電話で披露し、特殊なボールと言うことを暴き、ピン子を問い詰めた。で、これまでは惚けていたピン子も観念したのだった。

ゴルフの方では左打ちという所を見せていて「さざん・が・9」でスーパーショットを見せていたが、それ以上に、ゴルフボールを真っ二つに切断するという秘技を見せたのでした。

007」:「ドクター・ノオ」。(日本初公開時のタイトルは「007は殺しの番号」であって、リバイバル公開の時に「ドクター・ノオ」に改められた。)1962年の記念すべきシリーズ第1作である。2012年になったことで、製作50周年となったが、この作品でS・コネリーがボンドを演じるという公式発表が行われたのが1961年11月3日であり、それから50年後の2011/11/3にシリーズ第23作となる「007/スカイフォール」(6代目ボンドの第3作)のキャストが正式に発表されて、50周年ということを祝っていた。(尚、「007/スカイフォール」は2012/10/26にロンドンでプレミア上映され、アメリカで2012/11/9に、日本では2012/12/1封切り予定となっている。)

ジャマイカ支局から連絡が途絶えたということで、ボンドにその調査を行うという指令が下る。が、ボンドはロンドンの夜の街のカジノ(アンバサダー・クラブ)にいた。そして、カード・ゲーム(親)をやっていて、女客のシルビア・トレンチ(彼女はシリーズで唯一、2作品(「ドクター・ノオ」と「ロシアより愛をこめて」)に登場したボンド・ガールである。)に勝った。そんな所に、ボンドに呼び出しが届き、ボンドはクラブを後にする。が、この時、シルビアはボンドに話しかけ、ボンドは彼女をゴルフと食事に誘った。「返事は明日でいい?」と言うシルビアにボンドは連絡先の電話番号の書いてある名刺を渡した。

ボンドはMI-6の本部に向かい、ジャマイカの調査を命じられ、朝の便でジャマイカに向かうことになった。で、一旦、自宅に戻った。が、侵入者が居ることに気づいて、銃を手にして警戒した。そして、侵入者がいる居間の扉を開けて身構えた。すると、そこにはシルビアがいた。しかも、ボンドのパジャマの上着を着て、練習用のボールを床に並べ、パターを手にしていた。

シルビアは、クラブで招待されたゴルフの招待を受けると言った。彼女は、ボンドからもらった名刺を元にしてボンドの住居を探し出し、忍び込み、一夜を共にしようと思ったのだった。が、ボンドは「急に旅に出ることになった」と言って、ゴルフの招待はキャンセルした。が、シルビアが色っぽく迫り、ほんのひとときのアバンチュールを楽しんだのだった。

ボンドは、ゴルフに招待すると言って、美女・シルビア・トレンチを落とし、支度にまでやってこさせたというのは、プレーボーイのボンドらしいところである。この時「ゴルフ」ということを口実にしていることから、ゴルフのプレーとは関係ないものの、これも「ゴルフの秘技」ということでした。

共通点は、「ゴルフ」にかこつけて、普通ではない技を見せて、(主人公が)ただ者ではないということを知らしめたということである。尚、これは共にゴルフに関係ないことで主人公の凄いところを見せることも出来るのは言うまでも無いが、主人公の凄さを見せるために「ゴルフ」を引き合いにしているところが驚くべき類似点と言うことが出来る。

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では、(この物語で)一応ゴルフをプレーしていて、それとは別の所で(取り上げた)秘技を見せているが、「007」では(この物語では)ゴルフをプレーしていないということ、更に「ケータイ刑事」ではその直後に任務(=事件)を完了させているが、「007」ではその直後に任務に向かって(ジャマイカに)旅立って行ったということである。

回数の上では、次回で1クール(=13回)×21ということになるが、曜日の関係で1クール14回ということが2回あったため、21クール目はあと3回あります。まだまだネタはあることと、「ケータイ刑事」では「M3」に手を付けていないこと、及び本年12月には「007」の新作が公開されることになっているので、まだまだ連載は続きます。で、次回も今回と同様に「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ドクター・ノオ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ドクター・ノオ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ドクター・ノオ (アルティメット・エディション) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

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