SSブログ

オフコース『FAIRWAY』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1978年10月に発表された彼らの6枚目のアルバムである。前作でバンド「オフコース」の5人のメンバーは勢揃いしていたものの、正式メンバーとはなっておらず、(正式に5人組となるのは1979年8月である。)本アルバムもその状態であったが、本作は実質的には5人組バンドになってのアルバムである。但し、公式にはデュオ「オフコース」としての最後のアルバムということになっている。また、同時に彼らのアルバムとしては初めてオリコンでTOP 10入りを果たしたアルバムとなった。(最高位は8位である。)

収録曲は以下の全10曲である。『あなたのすべて』『美しい思い出に』『いつもふたり』『』『この空にはばたく前に』『夏の終り』『季節は流れて』『失恋のすすめ』『去っていった友へ -T氏に捧げる-』『心さみしい人よ』。

この中からシングル・カットされたのは、アルバムから二ヶ月半先行してリリースされた『あなたのすべて』である。(B面曲はアルバム未収録の『海を見つめて』であった。)オリコンで最高位82位を記録していて、このシングルから彼らのシングル曲は連続してオリコンのシングル・チャートに必ずランクインするようになった。

お薦め曲は、シングル曲の『あなたのすべて』と、『美しい思い出に』『夢』『夏の終り』『季節は流れて』という所をピックアップしておく。

サウンドの方はロックの色が出てきていて、サウンドが変わっている。(但し、完全にロックに変わった訳では無い。)「ロック色」というのはAORと言った方が良いが、'70's後半という時期は、AORの人気に火が付いた時期でもあって、その意味では流行のサウンドを取り入れたと言っても良い。(安易な迎合ではないのは彼ららしいところである。)そして、そのサウンドが受け入れられて、いよいよオフコースはヒット・メーカーとして羽ばたいていくことになる。それだけに、しっかりと聴いておくべきアルバムである。

 

FAIRWAY

FAIRWAY

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: CD

FAIRWAY(紙ジャケット仕様)

FAIRWAY(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: CD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

オフコース『JUNKTION』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1977年9月に発表された彼らの5枚目のアルバムである。(それまでは「オフ・コース」名義であったが、「オフコース」名義となった最初のアルバムである。)それまではデュオであったが、バンドとしての5人のメンバーが顔を揃えていると言うことで、いよいよ「オフコース」として動き出したアルバムとなった。(一応、デュオ時代は「オフ・コース」ということで「・」が入ると言うことで区別する。)本アルバムは、オリコンで最高位21位を記録して、彼らが広く知られるようになったアルバムでもある。

収録曲は以下の全9曲である。『INVITATION』『思い出を盗んで』『愛のきざし』『潮の香り』『秋の気配』『変わってゆく女』『あなたがいれば』『恋人よ そのままで』『HERO』。

この中からシングル・カットされたのは、アルバムから一ヶ月先行リリースとなった『秋の気配』(B面曲は『恋人よ そのままで』である。)である。
お薦め曲は、シングル曲の『秋の気配』、それ以外からは『潮の香り』『変わってゆく女』『あなたがいれば』、そしてラストを締めくくる7分半弱の大作『HERO』をピックアップしておく。

シンプルでアコースティックな所と、バンドとしてしっかりと練り上げられた所とが同居していて、どっちつかずという所も多少出ているものの、その微妙なバランスがまた魅力になっている。そして、何と言ってもデュオとしての時と比べて、音楽をより楽しんでやっている所も伝わってくる。そして、これが余計な力が抜けることに繋がっていて、アルバムとしても肩を張らずに聴くことが出来るのが良いところである。

兎に角、ゴチャゴチャしたものではなく、聴きやすいということ、そして「音を楽しむ」という「音楽」の原点が出ているだけに、とても聴きやすいものに纏まっている。

彼らの新たな船出となったアルバムでもあるだけに、しっかりと聴いておきたいアルバムの一つである。

 

JUNKTION

JUNKTION

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: CD

JUNKTION(紙ジャケット仕様)

JUNKTION(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: CD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

FAITH HILL『TAKE ME AS I AM』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1993年に発表された彼女のデビュー・アルバムである。'90年代初頭は何度目かのカントリー・ブームの真っ直中であったが、そんな時期に現れた新しい歌姫である彼女の記念すべきアルバムである。チャート成績の数字は特に目を見張るようなものでは無いが、後にブレイクしてから再注目され、更にロングセラーとなってセールスとしては好調であって、アメリカでは現在までに300万枚を超えるセールスに達している。チャート成績はカントリー・チャートでは最高位7位、アルバム・チャートでは59位を記録し、カナダのカントリー・チャートでは2位(通常チャートでは51位)を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Take Me As I Am』『Wild One』『Just About Now』『Piece Of My Heart』『I've Got This Friend』『Life's Too Short To Love Like That』『But I Will』『Just Around The Eyes』『Go The Distance』『I Would Be Stronger Than That』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングル(=デビュー・シングル)の『Wild One』はアメリカ、カナダのいずれもがカントリー・チャートで1位を獲得している。(両国共に通常チャートにはランクインしていない。)2nd.シングルの『Piece Of My Heart』はカントリー・チャートでは米加いずれも1位を獲得し、アメリカではBillboardのHOT 100では115位を記録している。3d.シングルの『But I Will』はアメリカのカントリー・チャートでは35位、カナダのカントリー・チャートでは28位を記録している。そして4th.シングルの『Take Me As I Am』はアメリカのカントリー・チャートでは2位、カナダのカントリー・チャートでは12位を記録してる。(ということで、カントリー・チャートでは大ヒットと言えるが、通常チャートではさっぱりといってよい結果だった。)

お薦め曲は、シングル曲の『Wild One』『Piece Of My Heart』『But I Will』『Take Me As I Am』と、『I Would Be Stronger Than That』をピックアップしておく。

後の彼女はポップ色が強くなっているが、本アルバムは純粋なカントリー・アルバムと言うことの出来るものである。そのため、サウンドに派手な所は無く、シンプルであり、ボーカルを大事にした聴きやすいものとなっている。特に、ボーカルものがお好きな方であれば、じっくりと聴きたくなるだけのものを出している。

ただ、カントリー・アルバムだからなのか、本アルバムは全10曲で34分強という時間が不満点と言うことになる。(一時期は30分を超えていれば、カントリー・アルバムとしては時間が長かったという地代が会ったが、それよりはマシとはいうものの、CD時代になっていた'90'sでの30分台(40分未満)というのは、どうあがいても時間が短いとしか言いようがない...)ということで、ボーナス・トラックを追加(最低でも4、5曲を追加して、50分は超えて欲しい...)して、リマスターしての再発を期待したいアルバムである。

 

Take Me As I Am

Take Me As I Am

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1999/06/04
  • メディア: CD

テイク・ミー・アズ・アイ・アム

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1998/06/25
  • メディア: CD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ケータイ刑事銭形海32話(3rd.6話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形海」の第32話(3rd.6話)「時を超えた指紋!? ~タイムスリップ殺人事件」の裏ネタ編・増補の7回目となる今回は、海老沢は高額のこれで蟹江の言うことを聴いたらしいと言うことから「報酬」について、その後に松山さんが口にした「挙げ句」について、蟹江はこれまでしていたことから「匍匐前進」について、「執念」について、動機はこれがあったことだったことから「借金」について記します。尚、「匍匐前進」は「・5話[裏ネタ編]PART 3」で、「借金」は「・8話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/11/8付です。

報酬」:労働、骨折り、物の使用に対してその対価として給付される金銭、または物品のことを言う。一般的には、給与所得者の場合は「給与」「給料」「賃金」「俸給」などと呼ばれているが、それらも「報酬」の一つであるのは言うまでも無い。(その他、「ギャラ」「出演料」「おみ足」などと言われるものも「報酬」の一つである。)

特に「報酬」と言う場合は、その労働が一度きりのものに対して使われることが一般的である。例えば、フィクションの世界であるが、(ゴルゴ13などのような)殺し屋に依頼した場合、代金のことを「報酬」と呼んでいる。
また、これは金銭でなくて、物が渡されることもある。例えば、アルバイトで弁当支給というものの場合は、その弁当も報酬の一部と見なすことが出来る。

英語では「Reward」、ドイツ語では「Belohnung」、フランス語では「Récompense」、イタリア語では「Ricompensa」、スペイン語では「Premio」、ポルトガル語では「Recompensa」、中国語では「報酬」と言う。

挙げ句」:「揚げ句」と表記することもある。(同時に「げ」を入れず「挙句」/「揚句」と狂喜する場合もある。)

本来の意味は、連歌、連句に於いて、最後の「七七」の部分のことを言う。短歌では「下の句」が該当することになる。(逆に、頭の句のことは「発句(ほっく)」と言う。)

そこから転じて、「終わり」「結局」という意味が生まれ、更にその意味の副詞としても使われる。ということで「○○し、結果として△△となった」という言い方をする場合、「○○した挙げ句、△△だ」という用に言う。

匍匐前進」:「匍匐(ほふく)」とは、腹ばいなどのように直立しないで体を伏せた状態で移動することを言う。(普通の歩行時と比べて、体の重心がより低い位置になった状態である。)

一般的には「匍匐」という言葉で移動するという意味まであるが、軍隊では特に「匍匐前進」と言う移動方法として確立されている。これを使うと、隠密性や遮蔽性に効果があり、敵に発見されにくくなるということと、飛んでくる銃弾の被害を抑えることになる。よって、軍人であれば歩兵であろうと将校であろうと、基本中の基本である。

その一方で、これには、直立して移動(歩行)する場合や、中腰で移動する場合と比べて、移動速度は遅くなるという欠点もある。が、物陰に隠れやすいというメリットがある。→これらから、軍隊では、移動速度を重視した中腰に近い形での「匍匐前進」と、隠蔽性を重視した這うように移動する「匍匐前進」(=匍匐)とがある。そのため、「匍匐」とは呼ばずに「匍匐前進」と呼んでいる。

尚、「匍匐」は難読漢字としても知られている。「匍匐前進」というように「前進」が後ろに付いていると、比較的正しく読まれるが、「匍匐」の二文字だと正しく読まれないことが多くなる。また、果物のブドウを漢字で記すと「葡萄」となるが、これと混同されて、「匍匐」を「ぶどう」と読んだり、「葡萄」を「ほふく」と読んだりする誤りが多いことでも知られている。

特に『「ほふく」を漢字で記せ』という問題では、「葡萄」という回答が多かったりする。(「ほふくぜんしん」を漢字で記した場合には「葡萄前進」という誤答も多かったりする。)ということで、難読漢字であり、誤用が多いことから、「匍匐(ほふく)」と「葡萄(ぶどう)」は読み/書き問題で出題の多い漢字であるので、しっかりと覚えておきましょう。

尚、中国語では「匍匐前進」と言う。

執念」:思い込んで動かない一念のこと、執着して離れない心のこと、一つの事にとらわれて容易にそのことから離れない心のことを言う。尚、これを強調して言う場合は「執念深い」と言う言い方をする。(「思い」が強いことを「思いが深い」と言うのと同様である。)

何事にも限度というものが必要であるが、スポーツの場合は、能力、レベルが殆ど同じ相手の場合は、精神的なものとして、勝利への執念が強い方が勝つというようなことが語られているだけに、精神論と絡めて、「執念」は重要なものの一つと考えられているのも事実である。(ただ、気力だけでは良い結果が得られるとは限らないのも事実ですけど...)

英語、フランス語では「Passion」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Leidenschaft」、イタリア語では「Passione」、スペイン語では「Pasión」、ポルトガル語では「Paixão」、中国語では「執著之念」と言う。

借金」:金銭を借りること、または借りた金銭のことを言う。友達から少額の金銭を借りることから、銀行などの金融機関から借りることまで、色んな「借金」の形態がある。それらの中でも、友人から借りる場合は「借金」と言うことが多いが、銀行などから借りる場合は「融資を受ける」と言ったり、「ローン」と言うことの方が多いのが一般的である。また、「キャッシング」と言う言い方もあるが、これらは言い方が違うだけであって、内容的には「借金」である。特に横文字で言うと和らいだイメージになってしまうが、言葉に騙されてはいけない。

尚、金銭を借りる際、「借用書」と呼ばれる借りたことを明確にする証書を作成するのが一般的であるものの、友達同士の間での数百円程度の小額の借金であれば、(暗黙で)直ぐに返すこともあってか、借用書を作成せずに貸し借りが行われるのが一般的である。(小額の借金でいちいち証書を作っていたら、友達関係も崩壊するのが関の山...)しかしこれは「借金」の形から見ると(法的には)特異なケースと言うことになる。(「借りた覚えはない」とか「借りたのではなくて貰った」と開き直られたら、貸したという証拠が無いだけに、返済を求めるのは(法的に)無理である。→但し、友人関係は間違いなく崩壊しますけど...)身内であっても、借金の際は借用書を作成しておくのが、後々のトラブルを防ぐことになる。

返済する場合は、友人からの少額の金銭を借りた場合はともかく、それ以外であれば、借りた金額に一定の割合の利子を付けて返すことになる。また、住宅ローンをはじめとする高額な場合は、一回の支払いで返すのではなく、複数回に分けて返すことになる。この場合、元利均等返済と元金均等返済の2種類の返し方がある。(住宅ローンのように長期になる場合は前者が多く、それ以外のローンでは後者と言うことが一般的である。)但し、両者にはそれぞれの特徴があるため、金額や返済期間に応じて適切な方を選ぶのが一般的である。

英語では「Debt」、ドイツ語では「Schuld」、フランス語では「Dette」、イタリア語では「Debito」、スペイン語では「Deuda」、ポルトガル語では「Dívida」、中国語では「欠債」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

組織が大きく変わる「最高の報酬」 トータル・リワードを活用した行動科学マネジメント

組織が大きく変わる「最高の報酬」 トータル・リワードを活用した行動科学マネジメント

  • 作者: 石田 淳
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2009/07/26
  • メディア: 単行本
仕事の報酬とは何か (PHP文庫)

仕事の報酬とは何か (PHP文庫)

  • 作者: 田坂 広志
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2008/07/01
  • メディア: 文庫

匍匐前進―詩集

  • 作者: 平光 善久
  • 出版社/メーカー: 不動工房
  • 発売日: 1984/07
  • メディア: -
情熱・熱意・執念の経営 すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!

情熱・熱意・執念の経営 すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!

  • 作者: 永守 重信
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/03/02
  • メディア: 単行本
指一本の執念が勝負を決める

指一本の執念が勝負を決める

  • 作者: 冨山 和彦
  • 出版社/メーカー: ファーストプレス
  • 発売日: 2007/06/01
  • メディア: 単行本
借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記

借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記

  • 作者: 金森 重樹
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2009/02/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
マンガでわかる 貧乏脱出・借金整理 一人でできる特定調停 自己破産しないで生活再建!

マンガでわかる 貧乏脱出・借金整理 一人でできる特定調停 自己破産しないで生活再建!

  • 作者: 金森 信二郎
  • 出版社/メーカー: オーエス出版
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。