日本SFの始祖の一人 [本/電子書籍]
SF小説は、近未来ものというものが多いですが、古い作品の場合は、その小説の舞台となっている時代が既に過去になっているものもたくさんあります。→1920年代、30年代の作品では、1980年代や90年代を舞台にした近未来作品も数多い。
そんな作品を読むと、物語の中では「未来」となっているが、現実の世の中は全く違うものになっているということも当たり前のようにあります。が、そのギャップがまた面白い所でもあります。(「鉄腕アトム」も、物語中では2003年に誕生しています。)
日本のSF小説の始祖の一人として知られている海野十三(うんの・じゅうざ)もそういう作品を多く発表しています。
(彼は1897年生まれ、1949年没のため、彼の作品は既に著作権が消滅していて、パブリック・ドメインになっている。)
ちなみに、松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」で、冲田艦長の名前が「十三」というのは、彼が海野十三のファンだったことに由来している、というのは有名な話ですね。
ということで、本日は海野十三の作品をいくつか拾っておきます。(パブリックドメインになっているので、「青空文庫」から無料でDLできます。→電子書籍としても無料で入手可能です。(有料のものも多数あるけど...))半世紀以上昔に書かれたSF小説を読んでみるというのもよろしいかと...
※kobo miniの発売が、発売日になって急遽延期になった(12/20から順次発送となった)が、7月のkobo touchの時のドタバタといい、今回といい、koboはメーカーとしてもはや信用できないですね。ということで、電子書籍はやはりKindleでしょうね。しかし、Kindleは外部メモリが使えないので、自炊PDFファイルを数多く見るという方はSONYのReaderを、自炊しない方はKindleを選択するのべきですね。→筆者は自炊するのでReaderにしました。)
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