ネオ・ウルトラQ#3 [特撮]
物語は全く独立したものであるが、感じたのは前回と同様であって、これというものを感じない物語でした。着眼点は悪くないという所も同じで、結末が「ウルQ」らしいものとなっているが、途中で読めてしまう、という所も同じであるため、「なんだぁ...」ということで終わってしまう。
一応、違いとしては、怪獣(ブレザレン)だったのが宇宙人(ヴァルカヌス星人)ということになっているぐらいで、物語の展開としては平凡すぎました。
尚、ヴァルカヌス星人の目的がしっかりと語られていたのは良かったが、見た目のインパクトが無かったことで、結局相殺されてしまって、物語としてはドングリの背比べでした。
「美」に対する感覚の違い、「ビジネス」に徹するところ、「信用第一」など、取り上げた素材は決して悪いものではないのだが、結局、素材の良さを出し切れないで終わってしまった、といったら良いですかね...→一度見たらそれで十分で、二度見は不必要という物語でした。
やはり、「ウルトラQ」という名前がついていることが本作にフィルターをかけてしまい、「期待はずれ」ということになっているようですね。レトロチックな映像をはじめ、細部まで色々と「こだわり」があるのは悪いことでは無いが、本作ではそれら全てが空回りをしていて足を引っ張っているだけ、と感じられる。(この調子でいくと、しばらくは見続けるが、感想などを記すのは止めてしまうかも...→はっきり言って「期待はずれ、つまらない...その後に放送されている(何度も見ている「ウルトラセブン」の方が面白いのですから...))
いくつか