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GALLERY『NICE TO BE WITH YOU: ALL TIME GREATEST PERFORMANCES』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1971年に発表された彼らのデビュー・アルバムをベースにして、2010年にベスト盤としてリリースされたアルバムである。彼らの活躍した時期は'70'sの初頭であって、それほど長くは無く、オリジナル・アルバムは2枚しか発表していないが、いくつかのヒット曲(全米4位を記録した曲もある。)を放っているバンドである。デトロイト出身ということもあって、東西両海岸の'70'sロックとは違った独特の'70'sらしいアメリカン・ロックを聴かせている。また、ベスト盤という形になったことで、週六時間も60分を越えることになり、たっぷりと彼らのサウンドを堪能できるようになった。

収録曲は以下の全21曲である。『There's An Island』『Louisiana Line』『Someone』『Ginger Haired Man』『Nice To Be With You』『Gee Whiz』『I Believe In Music』『Lover's Hideaway』『You're Always On My Mind』『He Will Break Your Heart』『Big City Miss Ruth Ann』『Friends』『Lady Luck』『John McGuinn』『Mystery Woman』『Love Every Little Thing About You』『Maybe Baby』『Rest In Peace』『Wonderful World』『Love Is You』『Riverboat Captain』。

この中からシングル・カットされたのは『You're Always On My Mind』『Nice To Be With You』『I Believe In Music』『Big City Miss Ruth Ann』である。特に『Nice To Be With You』は彼らの最大のヒット・シングルとなって、最高位4位を記録して、1972年のBillboard年間シングル・チャートでも14位にランクインしている。

それなりのヒット曲があるものの、彼らはマイナー扱いになっているのが残念なところである。サウンドの方も決して悪いものではなく、'70'sのアメリカン・ロックである。(まあ、'70'sのアメリカン・ロックというと、ウエストコーストのロックが幅を利かせることになり、それとは毛色が違っていて、個性があるのですが...)

発表した作品は決して多いとは言えないが、'70'sのアメリカン・ロックを楽しむのであれば、彼らのようなバンドもしっかりと聴いておきたい所である。(彼らを知るには、収録曲もたっぷりであるため、お買い得盤です。)

Nice to Be With You: All Time Greatest Performance

Nice to Be With You: All Time Greatest Performance

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fuel 2000
  • 発売日: 2010/11/16
  • メディア: CD



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