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GAP BAND『THE GAP BAND』(1979) [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された彼らの3枚目のアルバムである。(マーキュリー・レコードに移籍しての第一作でもある。また、1977年に発表された彼らの2nd.アルバムもセルフタイトル・アルバムであるため、本アルバムと同一タイトルであるため、後ろに括弧付けで発表年を記してある。)ディスコ・ブームに乗って、ファンキーでダンサブルな音楽自体が大きなヒットに繋がった時代でもあって、ファンキー・ソウルという内容の本アルバムもヒットを記録して、彼らのアルバムとしては初めてのチャートインを記録し、ブレイクすることになったアルバムである。(本アルバムからのシングル曲は、彼らのシングルとして初めて、BillboardのHOT 100にランクインしている。(R&Bチャートでは前作からのシングル曲がチャートインしている。))尚、チャート成績の方は、Billboardで最高位77位を記録し、R&Bチャートでは最高位10位を記録した。

収録曲は以下の全8曲である。『Shake』『You Can Count On Me』『Open Up Your Mind (Wide)』『Messin With My Mind』『Baby Baba Boogie』『I'm In Love』『Got To Get Away』『I Can Sing』。

尚、曲数は少ないものの、長尺曲が多いこともあって、収録時間は42分を越えている。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Shake』がBillboard (HOT 100)で最高位101位を記録し、R&Bチャートでは4位、ダンス・チャートでは48位を記録し、彼らがブレイクすることになった曲となった。続いて『Open Up Your Mind (Wide)』がシングル・カットされて、BillboardのR&Bチャートで最高位13位を記録している。

お薦め曲は、ヒット・シングルである『Shake』、そしてシングル曲であるが、アルバム・バージョンでは7分を越える大作となっている『Open Up Your Mind (Wide)』、6分半強の『Baby Baba Boogie』、及び『Got To Get Away』をピックアップしておく。

'70's(後半)らしいファンキーなサウンドであって、ノリがよいアルバムである。'80'sサウンドとも異なり、それ以降のものとも違う、「'70'sらしい」ファンキーなサウンドであって、時代を感じることになるが、'70's(後半)という時代に触れるには、聴いておきたいアルバムの一つである。また、彼らのブレイクすることになったアルバムでもあるだけに、次作以降を聴いた方は、本アルバムもしっかりとチェックしておきたいところであるのは言うまでも無い。

ギャップ・バンド

ギャップ・バンド

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2009/02/25
  • メディア: CD



Gap Band

Gap Band

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Um3
  • 発売日: 2003/05/19
  • メディア: CD



Gap Band I

Gap Band I

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1993/04/06
  • メディア: CD


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