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GEORGE DUKE『REACH FOR IT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表されたアルバムで、同年に発表された前作『FROM ME TO YOU』に続いて、ファンク色を濃くしてディスコ系サウンドに染まったアルバムである。(本アルバムの発表された時期には、ディスコ・サウンドのヒット曲が氾濫していて、「猫も杓子もディスコ・サウンドを」という様になっていた。)

収録曲は、オリジナル盤では全10曲であるが、現在は1曲のボーナス・トラックが追加されている。収録曲は以下の通りである。『The Beginning』『Lemme At It』『Hot Fire』『Reach For It』『Just For You』『Omi (Fresh Water)』『Searchin' My Mind』『Watch Out Baby!』『Diamonds』『The End』。(以下、ボーナス・トラック)『Bring It On Home』。

お薦め曲としては、『The Beginning』『Hot Fire』『Diamonds』と、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Reach For It』をピックアップしておく。

前作と同様に、特に大きなヒットとなった訳ではないが、当時の音楽シーンが如何にディスコ・サウンドに染まっていたのかが分かる所でもあって、ある意味では'70's終盤を知る資料となるアルバムということが出来る。

また、現在では、本アルバムの前作である『FROM ME TO YOU』(本作と同じ1977年に発表したものである。)とセットになった2枚組(単に、単体アルバムを持ってきて2枚組のセットにしたものですが...)としてリリースされているので、そちらの方が、単体アルバムよりもディスコ・サウンドをより深く、そしてたっぷりと楽しむことが出来ますよ。(お買い得です。)

Reach for It

Reach for It

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1990/12/29
  • メディア: CD



リーチ・フォー・イット

リーチ・フォー・イット

  • アーティスト: レオン・“ンドゥグ”・チャンクラー,チャールズ・ジョンソン,マノロ・バドレーナ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2008/04/02
  • メディア: CD



↓前作との2枚組セットはこちら

From Me To You/Reach For It + Bonus Track

From Me To You/Reach For It + Bonus Track

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Beat Goes On
  • 発売日: 2009/08/03
  • メディア: CD



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GEORGE DUKE『FROM ME TO YOU』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表されたアルバムである。本アルバムが発表された当時は、世界的なディスコ・ブームが到来しようとしていた時期であって、様々なジャンルのミュージシャンたちがこぞってディスコ・サウンドのアルバムを発表して行くことになる。本アルバムは、ジャズ畑からフュージョンの方で活躍していた彼が、ソウル/ファンク色を強めてディスコ・サウンドに傾倒したアルバムである。

収録曲は以下の全10曲である。『From Me to You』『Carry On』『What Do They Really Fear?』『Scuse Me Miss』『You And Me』『Broken Dreams』『Up On It』『Seasons』『Down In It』『Sing It』。

お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『From Me to You』と、『You And Me』『Seasons』『Sing It』をピックアップしておく。

特にこれというヒットにはならなかったが、ディスコ・サウンドに傾いた彼が、この後、ディスコ系サウンドからロック系サウンドまで幅広いジャンルの音楽を奏でるようになることを考えると、時代の波に乗ったチャレンジということで、こういうものも悪いものではない。また、発表から36年も経過した現在では、逆に彼のサウンドの変遷を知る上での貴重な資料にもなるアルバムになったと言える。

ということで、'70's終盤のディスコ・サウンドを聴きたいという方、そしてジョージのサウンドを聴きたいという方の両者にとっては、しっかりと聴いておきたいアルバムの一つであるだけに、じっくりと楽しみましょう。

尚、現在では、本アルバムの次に発表したアルバム(やはり1977年の発表である。)と2枚組のセットになったものがリリースされているので、ディスコ系サウンドをたっぷりと楽しむことが出来るので、それに手を出すのも宜しいかと。(ただ、「2 in 1」ではないので、単体アルバムが2枚組となっているだけのものですが...)

↓次作とのセット

From Me To You/Reach For It + Bonus Track

From Me To You/Reach For It + Bonus Track

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Beat Goes On
  • 発売日: 2009/08/03
  • メディア: CD



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GEORGE CLINTON『YOU SHOULDN'T-NUF BIT FISH』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年12月に発表された彼のソロとしての2nd.アルバムである。Pファンクの祖として知られている彼は'80'sになってからはソロとして活動するようになったが、本アルバムは全年のソロ・デビュー・アルバムから13ヶ月ぶりに発表した待望のアルバムとなった。しかし、前作のような評価を受けることは無く、商業的には大苦戦することになってしまさた。チャート成績はBillboardで最高位102位に留まっている。(R&Bチャートでは18位を記録している。)

収録曲は以下の全6曲である。『Nubian Nut』『Quickie』『Last Dance』『Silly Millameter』『Stingy』『You Shouldn't-Nuf Bit Fish』。

この中からシングル・カットされたのは『Nubian Nut』であって、BillboardのR&Bチャートで最高位15位を記録している。(HOT 100やイギリスではチャートインしなかった。)また、『Nubian Nut』と『Quickie』『Last Dance』は12インチ・シングルとしてもリリースされている。

お薦め曲は、シングル曲の『Nubian Nut』、そして『Last Dance』、アルバム・タイトル・ナンバーであって、かつ、9分弱の大作である『You Shouldn't-Nuf Bit Fish』をピックアップしておく。

'80'sに突入して変化が求められたこと、及び、'80'sに於いても数多くの傑作アルバムが発表された「1983年」という時代の中では、本アルバムの方向性は「古ぼけてしまったもの」という感じが否めず、苦戦することになってしまったのは実に残念な所である。(ある意味では「変化よりも安定を」ということになって、時代に取り残される道を選んでしまったと言ったらいいでしょう。)しかし、ファンクという世界に於いては、前作に続いてファンキーであり、Pファンクの路線を継承しているため、安心して聴くことが出来る。('70'sの彼の作品群に親しんだり、前作を楽しんだという方であれば、これという違和感も無く、Pファンクの世界を堪能することが出来る。)

「'80's」という時代のアルバムとして捉えると冴えないと感じられるが、「Pファンク」のアルバムとして捉えると、たっぷりと楽しむことの出来るアルバムである。(少しは再評価されても良いのでは、と思うアルバムの一つである。)

You Shouldn't

You Shouldn't

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1996/05/28
  • メディア: CD



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岡村孝子『Kiss ~à côté de la mer~』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1990年6月に発表された彼女の6枚目のスタジオ・アルバムである。前作から1年ぶりとなる本作は、3作連続でオリコンのアルバム・チャートで1位を獲得するヒットとなって、'90'sに突入しても彼女の人気ぶりを示すものとなった。

収録曲は以下の全9曲である。『心の草原』『終わらない夏』『Kiss』『満ち潮』『空の彼方まで』『青い日々』『あの海へ今帰りたい』『天使たちの時』『adieu』。

この中からシングル・カットされたのは、本アルバムの半年前にリリースされた『天使たちの時』(オリコンで19位を記録、B面曲は本アルバム未収録の『愛がほしい』であった。)と、アルバムと同時リリースとなった『心の草原』であって、オリコンで最高位35位を記録している。尚、カップリング曲は『Kiss』であって、こちらの曲がドラマ主題歌に使われていた。

お薦め曲は、『心の草原』『終わらない夏』『Kiss』『あの海へ今帰りたい』というところをピックアップしておく。

彼女らしい楽曲が並んでいることもあって、安心して聴くことが出来る。また、完成度も高く、黄金期のアルバムという所もしっかりと示している。しかし、新たな試みも行われていて、「黄金期」の作品に見られがちな守りの体制(これが見られると、黄金期も終わりというのが一般的である。)に入っていないのも良いところである。'80's終盤にソロ・シンガーとしてもブレイクした彼女であるが、「'90's」という新しいディケイドでもその勢いを持続して大いに活躍することを予感させるだけの素晴らしいアルバムとなっている。ということで、聴いておきたいアルバムの一つである。じっくりと堪能しましょう!

Kiss~a cote de la mer~

Kiss~a cote de la mer~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ファンハウス
  • 発売日: 2001/06/20
  • メディア: CD



Kiss~海辺にて

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ファンハウス
  • 発売日: 1990/06/27
  • メディア: CD


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GEORGE BENSON『THE NEW BOSS GUITAR OF GEORGE BENSON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1964年に発表された彼の1st.アルバムである。音楽活動の方は、幼少期から行っていて、1954年から活動歴があり、バンド・リーダーとしても今年(2013年)で半世紀になったという長いキャリアを持つことになったが、本アルバムは正に記念すべきアルバムということになる。とは言っても、当時は鳴かず飛ばずという状況であり、後に彼が大ブレイクしたことで、再注目されることになったアルバムでもある。また、2001年に亡くなったオルガニストのJACK McDUFFの全面サポートもあるだけに、この…でも聴き所のあるアルバムでもある。

収録曲は、オリジナル盤では全7曲であったが、現在では1曲のボーナス・トラックが追加されて、全8曲となっている。収録曲は以下の通りである。『Shadow Dancer』『The Sweet Alice Blues』『I Don't Know』『Just Another Sunday』『Will You Still Be Mine』『Easy Living』『Rock-A-Bye』。(以下、ボーナス・トラック)『My Three Sons』。

この中からシングル・カットされたのは『Just Another Sunday』(B面曲は『Shadow Dancer』であった。)であるが、チャート・インは果たせなかった。

お薦め曲は、シングル曲でもある『Just Another Sunday』、そして6分半を越える大作である『I Don't Know』と『Easy Living』をピックアップしておく。

現在では、ギタリストとして、またボーカリストとして、高い人気を誇っている超ベテランということになっているが、本アルバムは二十歳の時に発表していることもあって、若さが出ていて、未完成ながらも予感を感じさせてくれる内容として纏まっている。アルバムとしては、物足りなさがあるのも事実であるが、これという光るものがあるので、期待を感じさせるものとなっている。(これは、後にブレイクしたからこそ言えることでも
ありますけど...)

いくつかの聴き所があるということ、及び、後に大ブレイクすることになる彼の最初のソロ名義のアルバムであるだけに、しっかりと聞いておきたいアルバムの一つである。

New Boss Guitar of George Benson

New Boss Guitar of George Benson

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ojc
  • 発売日: 2007/01/30
  • メディア: CD



The New Boss Guitar of...

The New Boss Guitar of...

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ojc
  • 発売日: 2005/11/21
  • メディア: CD



ザ・ニュー・ボス・ギター・オブ・ジョージ・ベンソン+1

ザ・ニュー・ボス・ギター・オブ・ジョージ・ベンソン+1

  • アーティスト: ジョージ・ベンソン,レッド・ホロウェイ,ロニー・ボイキンス,ジャック・マクダフ,モンテゴ・ジョー,ジョー・デュークス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/06/18
  • メディア: CD


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GENGHIS KHAN『DSCHINGHIS KHAN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。世界的なディスコ・サウンドの大ブームの中、西ドイツ・ミュンヘン出身の彼らのサウンドは世界的にヒットを記録し、日本にもジャーマン・ポップスを広く知らしめることになった。本アルバムは、そんな彼らの記念すべきデビュー・アルバムである。

尚、彼らの正式なグループ名は「DSCHINGHIS KHAN」であり、世界的にはこちらの名前(綴り)で知られているが、日本では契約上の問題で、「GENGHIS KHAN」となっている。(どちらも「チンギス・カン」のことであることに変わりは無いですが...(「D」で始まるのはドイツ語表記、「G」で始まるのは英語表記である。))

収録曲は以下の全11曲である。『Moskau』『Komm Doch Heim』『Samurai』『Rocking Son Of Dschinghis Khan』『Pass Auf, Der Drache Kommt』『Dschinghis Khan』『Israel, Israel』『China Boy』『Sahara』『Puszta』『Der Verräter』。

尚、日本版には『ハッチ大作戦』がボーナス・トラックとして追加収録されているため、全12曲の収録である。

この中からシングル・カットされたのは、『Dschinghis Khan』と『Moskau』である。前者はグループ名と同じタイトルということもあって、インパクトの強さでヒットを記録した。一方、後者は『めざせモスクワ』の邦題が付けられ、当時、翌年(=1980年)に控えたモスクワ・オリンピックが間近ということもあって、数多くのカヴァー曲もヒットを記録している。

お薦め曲は、ヒット・シングルの『Dschinghis Khan』と『Moskau』、更に『Samurai』『Pass Auf, Der Drache Kommt』『Puszta』『Der Verräter』をピックアップしておく。

ノリの良い、ポップで軽快なディスコ・ナンバーはとても親しみやすいが、歴史上の人物名をグループ名にしているのに合わせたような派手で仰々しい衣装も親しみやすさを与えている。サウンドの方も、緻密に計算された上に成り立っているものであって、音楽的な面だけで無く、ビジュアル面でも、商業的な面からもヒットする要素に満ちているのだが、「計算された」ということを殆ど感じさせずに「明るく楽しい」所をたっぷりと堪能できるものである。

'70's終盤のディスコ・ブームの時期を語る上では欠かすことの出来ないグループの一つであるだけに、ベスト盤も多々リリースされているので、そちらの方がお得感があるのだが、オリジナルのデビュー・アルバムの方もチェックしておきたいところである。(ベスト盤には収録されていない曲もありますし...)

ジンギスカン

ジンギスカン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1995/11/11
  • メディア: CD



ジンギスカン

ジンギスカン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2004/09/22
  • メディア: CD


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GENE PITNEY『BEST OF GENE PITNEY(25 ORIGINAL RECORDINGS)』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2008年にリリースされたベスト盤である。(2006/4/5に66歳で亡くなったため、没後にリリースされたということになる。)1961年にデビューし、グループでもソロとしても、シンガーとして、ソングライターとして活躍し、1964年にはROLLING STONESのセッションに加わったことでも知られ、後にはレコーディング・エンジニアとしても知られている彼であるが、シンガーとして活躍したのは'60'sである。('70'sに入っても活動はしているが、これというヒットは1974年と1975年に1曲ずつだった。)ということで、彼は'60'sを代表する一人として知られていて、本アルバムは'60'sに発表された楽曲ばかりが集められている。

収録曲は以下の全25曲である。『Town Without Pity』『(The Man Who Shot) Liberty Valance』『(I Wanna) Love My Life Away』『Only Love Can Break A Heart』『Every Breath I Take』『True Love Never Runs Smooth』『It Hurts To Be In Love』『Louisiana Mama』『Half Heaven Half Heartache』『Donna Means Heartbreak』『If I Didn't Have A Dime (To Play The Jukebox)』『Teardrop By Teardrop』『Mecca』『Twenty Four Hours From Tulsa』『Yesterday's Hero』『Hello Mary Lou』『Princess In Rags』『I'm Gonna Be Strong』『Last Chance To Turn Around』『I Must Be Seeing things』『That Girl Belongs To Yesterday』『Looking Through The Eyes Of Love』『Backstage (I'm Lonely)』『She's A Heartbreaker』『She Lets Her Hair Down (Early In The Morning)

基本的に、収録曲は発表年代順に収録されているため、資料性としてもなかなか価値のある構成となっている。(最初の曲が1961年10月発表で、ラストの曲が1969年12月発表である。)

本国アメリカをはじめ、カナダ、イギリス、豪州でヒットを記録した曲(但し、各国に於いて、1位獲得曲は無い。→1989年に欧州のみでリリースされた曲が、イギリスで1位を獲得して彼唯一のNo.1ソングとなったが、本アルバムには収録されていない。)が数多くあるため、本アルバムは'60'sロックをたっぷりと楽しめる内容となっている。

「広く浅く」というのでなく、'60'sサウンドを色々と堪能するのであれば、触れておきたいミュージシャンの一人であるだけに、そんな彼を知るにも持って来いのベスト盤である。

Best of (25 Original Recordings)

Best of (25 Original Recordings)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collectables
  • 発売日: 2008/05/27
  • メディア: CD



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GENE CHANDLER『THE VERY BEST OF THE VEE-JAY YEARS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2005年にリリースされたベスト盤である。現在も現役として活動を続けている超ベテランのソウル・シンガーである。'50's後半にデビューして、1962年に全米No.1ヒットとなった『Duke Of Earl』(但し、全米TOP 10入りをしたシングル曲はこれ1曲である。)によってブレイクし、'60'sには多数のヒット曲を放ったことで知られている。本ベスト盤は、彼の主だったヒット曲をほぼ網羅したものであって、タイトルに相応しい内容のベスト盤である。

収録曲は以下の全30曲である。『Duke Of Earl』『The Girl's A Devil』『Big Lie』『Nite Owl』『Festival Of Love』『Kissin' In The Kitchen』『Lonely Island』『Stand By Me』『Daddy's Home』『I Wake Up Crying』『Turn On Your Love Light』『Tear For Tear』『You Threw A Lucky Punch』『Rainbow』『Check Yourself』『Baby, That's Love』『Man's Temptation』『It's No Good For Me』『Think Nothing About It』『A Song Called Soul』『Bless Our Love』『Just Be True』『What Now』『You Can't Hurt Me No More』『Nothing Can Stop Me』『Rainbow '65 (Part I)』『Rainbow '65 (Part II)』『Good Times』『Bet You Never Thought It』『Fool For You』。

彼の代表曲である『Duke Of Earl』(3週連続の1位を獲得し、1962年の年間シングル・チャートでは13位にランクインしている。)をトップに持ってきているので、いきなり彼の世界に引き込まれることになり、ソウルフルな曲をたっぷりと聴かせてくれるのは圧巻である。(曲順はリリースの年代順になっていない。)

また、アメリカでは2013年1月にシングル『Duke Of Earl』が再発されたということもあるだけに、半世紀以上のキャリアを持つ彼の歌声(と言っても、本ベスト盤で聴くことが出来るのは若い頃の彼の歌声である。)に接するというのも宜しいかと。ソウルフルで、たっぷりと聴かせてくれますよ。

Duke of Earl: The Very Best of the Vee-Jay Years

Duke of Earl: The Very Best of the Vee-Jay Years

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Charly (UK)
  • 発売日: 2005/02/28
  • メディア: CD



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GENESIS『SELLING ENGLAND BY THE POUND』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1973年に発表された彼らの5枚目のアルバムである。邦題は「月影の騎士」と付けられていた。本国イギリスでは前作が最高位12位を記録して、プログレ・バンドとしてブレイクすることになったが、本アルバムはそれを受けてのアルバムということで、期待されたアルバムとなったが、その期待に応え、イギリスでは最高位3位を記録するヒットとなって、彼らの名前を完全に定着させることになったアルバムである。(アメリカでも最高位70位を記録した。)

収録曲は以下の全8曲である。『Dancing With The Moonlit Knight』『I Know What I Like (In Your Wardrobe)』『Firth Of Fifth』『More Fool Me』『The Battle Of Epping Forest』『After The Ordeal』『The Cinema Show』『Aisle Of Plenty』。

この中からシングル・カットされたのは『I Know What I Like (In Your Wardrobe)』で、本国イギリスでは最高位21位を記録している。(他国ではチャートインしていない。)尚、この曲は彼らのシングル曲として、初めてチャートインを記録した曲になった。

お薦め曲は、シングル曲の『I Know What I Like (In Your Wardrobe)』、それ以外からは『Dancing With The Moonlit Knight』『Firth Of Fifth』『After The Ordeal』という所をピックアップしておく。

本アルバムは、プログレの全盛期に発表されたものであり、特に「名作」と言われるプログレ・アルバムが多数発表された時期に発表されたアルバムの一つである。そして、内容が高く評価され、「名作」と呼ばれているアルバムの一つである。そして、後のプログレ・シーンにも大きな影響を与えることになった。(全体にクオリティが高い時期のアルバムでヒットをするのは、間違いなくクオリティが高いためでもあるのは言うまでも無い。)'70's前半のP・ガブリエル在籍時の彼らはプログレ・バンドであって、ピーター脱退後の、特に'80's以後のポップなサウンドを奏でる時期とは完全に別バンドのサウンドである。(これは常識ですが...)

当時の彼らはピーター中心のバンドであったが、本アルバムはピーターはフルに能力を発揮しているが、他のメンバーも持ち味を発揮していて、GENESISはピーターだけではない、という所を示すことにもなっているところがポイントでもある。

'80's以降のP・コリンズ中心の彼らとは異なるピーター中心のGENESISのアルバムの中では絶対に聴いておきたいアルバムである。じっくりと聴きましょう!

Selling England By the Pound

Selling England By the Pound

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 2009/03/05
  • メディア: CD



Selling England By the Pound

Selling England By the Pound

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 1994/08/15
  • メディア: CD



セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド(月影の騎士)(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/04/24
  • メディア: CD


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GAZEBO『REMIXES 2』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2008年にリリースされた彼のヒット曲のリミックス集である。1983年に世界的なヒットとなった『I Like Chopin』で知られている彼は、本国イタリアでもその後はヒットに恵まれていないのだが、繊細で透き通ったメロディと、甘いボーカルによる独特の世界観で魅了し続けている。本アルバムは、そんな彼のヒット曲のリミックス集(当然、オリジナル・バージョンとは異なっている。)であるだけに、お馴染みの曲であっても、また違った雰囲気の世界を楽しませてくれるアルバムである。

収録曲は以下の全16曲である。『Telephone Mama』『Masterpiece』『Seasons』『Open Door』『Girotondo』『Megamix』『Bloodlink』『Waterland』『Madame Bovary』『Home Sweet Home』『Shanghai Story』『To Carol』『Why』『Tycoon』『Dancing With The Moon Knight』『I Like Chopin』。

リミックス集ということで、お馴染みの曲もまた違った世界観を作っているということ、また、オリジナル・バージョンは知らなかった曲でも、ここに収録されているリミックス・バージョンが意外と良かったりという、新たな発見が出来るアルバムである。

また、本アルバムを楽しんだら、ベスト盤で構わないので、オリジナル・バージョンに接する機会を作り、聞き比べてみるのもまた面白いところである。そして、『I Like Chopin』が、如何に優れている楽曲であるのか、ということも、改めて知ることが出来ますよ。

Remixes 2

Remixes 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: High Note Records
  • 発売日: 2008/04/15
  • メディア: CD



↓彼のベスト盤をいくつか。

ベスト・オブ・ガゼボ

ベスト・オブ・ガゼボ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/10/02
  • メディア: CD



Greatest Hits

Greatest Hits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: D.V. More
  • 発売日: 2010/08/31
  • メディア: CD



ベスト

ベスト

  • アーティスト: カラオケ
  • 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
  • 発売日: 1998/11/21
  • メディア: CD


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