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GENE PITNEY『BEST OF GENE PITNEY(25 ORIGINAL RECORDINGS)』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2008年にリリースされたベスト盤である。(2006/4/5に66歳で亡くなったため、没後にリリースされたということになる。)1961年にデビューし、グループでもソロとしても、シンガーとして、ソングライターとして活躍し、1964年にはROLLING STONESのセッションに加わったことでも知られ、後にはレコーディング・エンジニアとしても知られている彼であるが、シンガーとして活躍したのは'60'sである。('70'sに入っても活動はしているが、これというヒットは1974年と1975年に1曲ずつだった。)ということで、彼は'60'sを代表する一人として知られていて、本アルバムは'60'sに発表された楽曲ばかりが集められている。

収録曲は以下の全25曲である。『Town Without Pity』『(The Man Who Shot) Liberty Valance』『(I Wanna) Love My Life Away』『Only Love Can Break A Heart』『Every Breath I Take』『True Love Never Runs Smooth』『It Hurts To Be In Love』『Louisiana Mama』『Half Heaven Half Heartache』『Donna Means Heartbreak』『If I Didn't Have A Dime (To Play The Jukebox)』『Teardrop By Teardrop』『Mecca』『Twenty Four Hours From Tulsa』『Yesterday's Hero』『Hello Mary Lou』『Princess In Rags』『I'm Gonna Be Strong』『Last Chance To Turn Around』『I Must Be Seeing things』『That Girl Belongs To Yesterday』『Looking Through The Eyes Of Love』『Backstage (I'm Lonely)』『She's A Heartbreaker』『She Lets Her Hair Down (Early In The Morning)

基本的に、収録曲は発表年代順に収録されているため、資料性としてもなかなか価値のある構成となっている。(最初の曲が1961年10月発表で、ラストの曲が1969年12月発表である。)

本国アメリカをはじめ、カナダ、イギリス、豪州でヒットを記録した曲(但し、各国に於いて、1位獲得曲は無い。→1989年に欧州のみでリリースされた曲が、イギリスで1位を獲得して彼唯一のNo.1ソングとなったが、本アルバムには収録されていない。)が数多くあるため、本アルバムは'60'sロックをたっぷりと楽しめる内容となっている。

「広く浅く」というのでなく、'60'sサウンドを色々と堪能するのであれば、触れておきたいミュージシャンの一人であるだけに、そんな彼を知るにも持って来いのベスト盤である。

Best of (25 Original Recordings)

Best of (25 Original Recordings)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collectables
  • 発売日: 2008/05/27
  • メディア: CD



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