HOLLIES『STAY WITH THE HOLLIES』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1964年1月に発表された彼らの最初のアルバムである。'60'sから'70'sに数多くのヒット曲を放ったイギリスを代表するバンドの彼らであるが、50年という歳月が流れた記念すべきデビュー・アルバムである。本国イギリスでは最高位2位を記録する大ヒットになっている。
収録曲は、オリジナルのUK盤では全14曲である。(US盤は全12曲、カナダ盤は一部の曲がUK盤と異なる全14曲である。)UK盤の収録曲は以下の通りである。『I'm Talking About You』『Mr. Moonlight』『You Better Move On』『Lucille』『Baby Don't Cry』『Memphis』『Stay』『Rockin' Robin』『Watcha Gonna Do 'Bout It』『Do You Love Me』『It's Only Make Believe』『What Kind Of Girl Are You』『Little Lover』『Candy Man』。
この中からシングル・カットされたのは『Stay』である。(彼らにとっては3枚目のシングルということになり、MAURICE WILLIAMS AND THE ZODIACSの1960年のヒット曲のカヴァーである。)イギリスでは最高位8位、スウェーデンで最高位20位を記録している。
お薦め曲は、ヒット・シングルの『Stay』と、『I'm Talking About You』『Mr. Moonlight』『Lucille』『Memphis』『Do You Love Me』『It's Only Make Believe』という所をピックアップしておく。
収録曲は14曲であるが、曲の時間が短いこともあって、トータル時間は34分弱である。(2分に満たない曲もある。)現在の感覚からすると時間が短いと感じてしまうが、当時としたら珍しいことでもない。その分、現在では時代を感じられることになるであろう。
また、リリース50年を記念して、2013年12月にLimited Editionがリリースされることになっている。(現時点では未発売のため、まだ聴いていませんが...)UK盤のオリジナル全14曲については、モノラル・バージョンとステレオ・バージョンの両者が収録されることになっており、更にレア音源が追加収録されて全35曲の予定になっている。今であれば、そちらを楽しみにするという手もあるが、'60's(と'70's)のUKを代表するバンドのデビュー盤であるだけに、しっかりと聴いておきたい所である。半世紀という時間を越えてチェックしておきましょう!
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