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アキバレンジャー#7 [特撮]

物語が急展開となり、今回はネタよりも今後への伏線などを重視していたこともあって、雰囲気が違いましたね。(これまで以上にシュールな物語であったともいえますが...)

そんな中、葉加瀬はマルシーナはもとより、アキバレンジャーの姿も見たことが無かったというのは、これまではノリでやっていたということになり、そうなると葉加瀬というキャラもかなりアブナイキャラだったということですね。(まあ、バイトの娘との間でレズのようなことをやっていただけに、普通の人ではないとは分かっていましたけど...)

今回は青が「初めてコスプレをやってみた」と言うように、黄だけでなくコスプレを見せていたが、サービスは忘れないですね。こういうB級の考えがベースにあるのは本作の良いところなので、いつもと物語の雰囲気が違っていても、お楽しみがあるのはいいですね。(本家は、時にはも茶の宣伝を中心としてしまって、お楽しみすら無くなってしまう時があるだけに...)

もう一つは、久しぶりにロボが活躍したという物語となったが、CGたっぷりというのは悪くないのだが、映像的には'80'sから'90'sのビデオ合成を中心とした時代の様な雰囲気と、映画「トロン」(「トロン:レガシー」ではなく、あくまでもオリジナルの方。)の雰囲気があったのは意識しているのでしょうね。バリバリのCGというのは最近は氾濫していて、食傷気味になっていているだけに、逆に「やってくれた」というところでした。

物語としては、今後に繋がる伏線と謎を提示したということで、物語も後半に入ったと同時に、間違いなくターニングポイントとなったものの、「怪作ぶり」を期待する立場では、種まきが多かったこともあって、今回限りのネタということでは今一つでした。

 

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アキバレンジャー#6 [特撮]

「テレビ」と「舞台」という、芝居の表現方法が全く異なったメディア・表現方法の対比と、裏方であるスーツアクターにスポットを当てさせた人物、というそれ単独でも十分に1話をネタ満載に出来る要素を複数使い、しかも全く独立しているそれらを巧みに絡めての物語というのは、本当にパワーがあって面白いですね。特に前者の方では前衛的な所を出しておいて、「舞台」の面白さをチラ見させておいて、「舞台」という特殊空間という非現実的な所をしっかりと描いておき、後者では作品製作の舞台裏で、面には出さないことが多い部分の現実的な所を出していて、それぞれの描き方と特徴も違っているというのも面白いですね。

それでいて、ひみつ基地での葉加瀬とバイトの姉ちゃんとの間での「良い子は見ちゃダメ」という寸劇を見せておき、更に「ジェットマン」ネタを絡めるマニアックなアブノーマルな世界を描いておきながら、仕事で東映撮影所に荷物を届けるという超現実的な赤の展開、そして公私混同しての赤の一気にレッドゾーンヘ突入したハイ・テンションからの妄想なのか現実なのかが分からなくなっている様子など、「対比」ということをポイントにして、巧みに描いていたのは良かったですね。(前回のウルウルと来る所が全くなく、描き方も全然違うというのも面白い!)

そして、今回の隠れポイントは、赤の言葉を最初は蔑んでいた青が、現場で一気に豹変して、一気に体育会系のノリになり、更に、パンチラのサービスまであるという、出し惜しみのない所でした。キャラクターの豹変というのも、ある意味では「対比」ということになるだけに、これもネタやテーマがぶれたのでは無く、その延長線上にある所が物語の凄いところでした。

ただ、残念だった所も一つありました。折角登場したレッドホークだが、一言も喋らなかったというところでした。オリキャスで一言喋るだけで、その価値が一気に上がる(株価に例えたら、一瞬でストップ高に達するような急騰以上で、0が下に付いて、株価の桁数が増えるようなもの)だけに...身振りで言おうとしている台詞が分かるものの、その短い一言二言がオリキャスの声だったらな...

また、あれだけうんちくを語り、憧れの聖地にやってきた赤なのに、その場では身体がカチカチになって、サイン一つを貰おうとするのにもぎこちなくなってしまうというのを描いていたのも上手い所でした。

ネタを満載にしていて、それでいて、人物描写も上手く行っておきながら、今回の物語が「神回」になっているのは、マルシーナが次回からの急展開に向けての伏線をしっかりと見せているところであって、ネタ満載ということに徹底するのではなく、全体のストーリー(シリーズ構成)の方でもポイントになる描き方をしっかりと出来ている所でした。ということで、今回の物語は正に、怪作中の怪作でした。

 

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  • 出版社/メーカー: 一迅社
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非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

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  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/05/23
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  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
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アキバレンジャー#5 [特撮]

今回も、痒くないところにまでネタが仕込んであって、やってくれますね。今回は何と言っても黄の本名を含めた家族についてや過去が判明するという物語であるが、それに対して「妄想」という所を上手く絡めていて、ほんのりと来る物語でもありました。(本家は「早見再生」で十分だが、こちらの方は「本当にやってくれた」というネタのオンパレードで、楽しませてくれます。)

特に、名前については、本家の中にも時にはとんでもない名前であって、ネタとしか思えないような名前の戦士がいるが、そういうことに関しては(本家では)触れられない。本作の黄は「萌黄ゆめりあ」という名前は、普通に考えると本名とは思えない鯰江であっただけに、本名が「山田優子」だったというのは、そういうもやもやを晴らしてくれる一つでもありました。

で、その黄色が24歳の誕生日だったということから、実に現実的な日常を描いた物語だと思ったら、その黄の母親が出てきて、黄の過去も語られ、最終的には黄の母は5年前に交通事故で亡くなっていて、言えなかった思いを妄想を通して伝えられた、という、ちょっとウルウル来る物語になっているのは凄いところですね。

更に、戦士の自宅というのは余りにも日常的な空間ということもあって、本家では登場することは少ない(「家族」ということを意識した一部作品では必ず出ているという例外もあるが、完全なプライベートな空間は余り出てこない。)が、黄の自宅、しかも腐女子っぷり、マニアっぷりに満ちすぎている自宅が出てきたというのもやってくれました。

もう一つは、名乗りの所の爆発であるが、タイミングがずれている所が笑わせてくれますね。本家の報では爆発のタイミングをきっちりと合わせて、格好良く見せているが、少しずれると実に情けなく感じられるが、それもまた「やってくれないだろうな」と思っていたものの一つであるだけに、やってくれました。(撮影時では何度かNGということになっていると思われますが...)

今回の物語で、黄についてはキャラクタだけでなく過去もしっかりと描かれたが、主要キャラをじっくりと描きながら、本作の売りである「妄想」を絡めて、「現実と虚構が入り乱れた物語」となっている所が良いですね。

前回のコスプレ・サービスのてんこ盛りの後は、ちょっと厳しいかも?と思っていたが、そんなことはない、見所たっぷりの物語でした。が、今回の係長(怪人)は、前に出てきたものの再生タイプということで、製作費を抑えるところはしっかりと抑えながら、「再生怪人は弱い」というネタまで入れてしまうのは面白いですね。(低予算作品でアイデア勝負ということでは、全盛期の「ケータイ刑事」のようなパワーを感じる作品ですね、本作は。)

ただ、今回は葉加瀬や戦隊カフェの報はどうでも良いという感じで、適当に流していたが、それはそれでよろしいかと...(今回は「マジレンジャー」絡みのネタがいくつかありましたね。バイトの姉ちゃんもマジレンのコスプレでした。)

ところで、トランスフォーマーのようなあのロボはどうしちゃったのでしょうかねぇ?まあ、特に物語に絡める必要はないので、登場しなくても全く気にならないですが...(本家のロボは、近年はデザイン的にゴチャゴチャしすぎで、見苦しいしか感じられなくなっているだけに、ロボが殆ど登場しない「戦隊」というのは逆に新鮮に感じられて...)

 

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  • アーティスト: 桃井はるこ feat.山形ユキオ
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/05/23
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  • アーティスト: 音楽:川井憲次
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/06/20
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  • 出版社/メーカー: 一迅社
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アキバレンジャー#4 [特撮]

「妄想」ならではというネタ満載の物語でしたね。特に今回はコスプレという所をたっぷりと楽しませてくれる内容で、日曜朝の本家の枠では最近は死滅してしまった「敵・女幹部」のコスプレを色々と見せてくれたのがポイントでした。(物語の方は堂でも良いようなB級作品ならではの道を突き進むのは面白い所でした。)ただ、そのコスプレ・キャラの人選に関しては、比較的新しい作品が中心になっていたのと、やはり「コスプレ」の範囲と言うことが出来るキャラが殆どでしたけど...

そんな中、渚さやか についてはやった者勝ちといった所ですね。個人的には、桃井あきら、桃園みき、立花レイあたりを見たかったが、あきら、みき、だと私服キャラであって「制服」とは言えないので、「戦隊ヒロインのコスプレ」にはなるが、「コスプレ」の要素である「制服」の魅力ということでは、やはり渚さやかでしょう。(それ以外では、ジェットマンの最初(竜以外はメンバーにならなかったもの)のもの、オーレンジャー、デカレンジャーぐらい、更に加えるとしたらターボレンジャー、メガレンジャーの高校の制服があっても、というぐらいだが、高校の制服ならば通常の青が来ているので、インパクトは無いですし...)

ただ、メレ、風のシズカ、ジャンヌ、リジェ、リジュエル、シェリンダ、ウェンディーヌ、ケガレシアという顔ぶれは悪くはないが、マルシーナのコスプレもというのなら、ゾンネットが絶対に抜けているように思うのですが...

または、女性レギュラーが揃ってコスプレをしてくれるのであれば、ゼロガールズや花のくノ一組の全員勢揃い(ゼロガールズはアマゾンキラーも加われる。)というのも見たいところでもありました。→まあ、これらは今後に期待(していいのかなぁ???)ということで...

物語の方は、「変身禁止指令」が出されたものの、葉加瀬は物足りなさげであるのと、赤と黄の妄想はやはり止まらない、という所を上手く絡めたものにしていたが、コスプレを見せるための添え物というような主副が逆転しているように感じられる物語としたら、「洗脳」「偽物」ネタを絡めて、上手くまとめていましたね。

また、トランスフォーマーのようなあのロボが出てこないということで、等身大での戦いだけで片付けられていたことも、今回は物語が同のと言うよりも、完全にビジュアルの点でのサービス回だったと感じました。まあ、深夜枠で「よいこ」の試聴を拒否していることを考えると、これはこれで宜しいかと...

 

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アキバレンジャー#3 [特撮]

今回はボウケンレッドの登場ということだったが、普通の(変身後の)レッドだけではなく、あの麦わら帽子を被ったとんでもない壊れたレッドが登場するところが本作らしい所ですね。

また、ブルーが「ボウケンジャー」のことを「ボウケンレンジャー」と言って譲らなかったり、「ジャー」って何だ?というのは、近年の戦隊のネーミングについて感じていた所でもあって、言ってくれました。(もはや、本家のネーミングで「ジャー」と言うのだったら「スイハンジャー」を登場させるしか無いでしょうし...)

また、今回のポイントは「酒」ということになっていたが、こういう展開は日曜の朝には剥かない所でもありますね。それにしても、酒の力で妄想の力がより強くなるというのは、面白い所であるが、「酔拳」の発想があるという所でしょうか?

しかも、葉加瀬までもが酒で潰れてしまうということで、戦隊の長官らしからぬ行動になったという所も、本家では見られないところですね。こういうことになった長官ポジションのキャラも見たいと思っていただけに、本作は本当にネタに関しては無尽蔵というパワーを感じます。

そして、何度も同じ手(さやかに化けたマルシーナにやられるレッド)を繰り返す所は、定番の繰り返しという「大いなるマンネリ」の中期までの戦隊を強く感じさせるところでした。

ボウケンジャー(レッド)の登場は変身後のみであったが、声はオリキャスということで、凝っている所は凝ってますね。しかも、一応は他番組である「ボウケンジャー」の主題歌を歌うという発想もやってくれるところでした。

そして、今回の戦隊カフェのお姉ちゃんのコスプレはギンガマン、ハリケンジャー、そしてラストの所ではデカレンジャーというところであったが、今回はボウケンジャーにすべきだったのでは、と思うのですが...

今回は、巨大ロボが登場せず、しかも、ごっこのような展開で同じことを繰り返していたことから、本当の初期戦隊(「ゴレンジャー」)のような雰囲気もあって、B級ならではのパワーを感じた物語でした。もはや、B級カルト作品として歴史に名前を残すことになるレベルですね。(但し、こういう作品は、大作志向の者には理解されないでしょうが...)

ところで、今回の係長(怪人)は、前々回と前回とは全く別の着ぐるみを使っていたが、製作費をケチるために全て同じ着ぐるみとして、名前だけ変えるということを通すのでは無かったのですね。(これもネタとしては面白い所であるが、再びということはしないということでしょうか...)

また、本作は1クールと言うことは分かっていたが、ソフト(BD/DVD)のリリースによって、全12話と言うことが判明しました。本来、「1クール」というと13話になるところであるのだが、最近は「1クール=13話」というものは少なくなってますね...(酷いものは1クールといって位ながら10話ぐらいのものまでありますし...)

 

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非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

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アキバレンジャー#2 [特撮]

現実と妄想とを入り交えて描いた居るだけにもの凄くシュールですね。しかも、本家シリーズを上手く取り入れているだけでなく、問題になっているを取り込んで、それにシニカルというスパイスを掛けているということで、ユニークでパワーがありますね。(日曜朝の本家がつまらなすぎる...)

「ゴーカイジャー」でもシリーズのオリジナル・キャストが登場していたが、本作での登場の仕方の方が、元々の作品世界のイメージを壊すこと無く、シュールに描いているということで、こういう描き方もあるということですね。ただ、「良い子は見ちゃダメ」と言っているが、お子様向けでは無い描き方であるのも事実である。(日朝ではこういうことは流石に出来ないですね。→ただ、BS&深夜枠ということでは、もっとはちゃけてほしいですが...)

前回の最初が「デカレンジャー」を真似ていただけに、本作でのオリキャスとして登場したのが、デカレッドの赤座伴番。が、赤木にとってはデカレッド・赤座伴番であっても、それを演じた載寧龍二が、「パワーレンジャーSPDのイベントで久しぶりにこの格好してるけど、バンじゃなくて俺、載寧龍二なんで、…」と、シュールすぎる台詞にぶっ飛びます。

しかも、赤木の妄想・デカレッドと、葉加瀬が赤木を目覚めさせるために雇ったバイトのデカレッド(バイト代を渡しているところ、更にいくら包んでいるのかははっきりと見せない、顔も見せない所は上手い演出でした。)では、マスクが異なっていて、妄想デカレッドはゴーグルになっているのに、バイトデカレッドではイベントなどで使用するマスクで、ゴーグルでは無くて覗き穴となっているのが分かるように撮影している所も、非常に凝っていて面白いところでした。

前回のバトルが、妄想の中で闘っている現実の監視カメラの映像を見せる葉加瀬。超現実主義であるといえるが、妄想で闘うというその対極にあることもしていて、こういう対比というのは面白い所である。で、妄想にはつきあいきれないと言うことで失望した赤木。それが載寧龍二の姿を見たことから、妄想と現実に繋がり、更に葉加瀬が雇ったバイト・デカレッドによってやる気満々になる、ということで、「飴と鞭」の使い方が非常に上手いですね。

一方、怪しいこと(海賊版ソフト販売)に気づいた青と黄。こういうネタを取り上げる所も凄いが、「妄想で...」ということで闘うことを拒もうとするなど、こちらもシュールである。が、敵に見つかって戦いに引きずり込まれ、しかもボロボロにやられ、葉加瀬が妄想を止めて助けるという展開も、本家には出来ないことですね。→最終回では、所謂「バッドエンド」ということで、「戦隊サイドは全滅、敵が天下を取って THE END」という掟破りを期待したくなります。

戦隊ではお馴染みのロボは、トランスフォーマーみたいな感じて、しかもサイズ的には戦隊ロボとしては余りにも小型であったが、自動車が変形するというのは、玩具でもいろいろとあるだけに、これまたシュールですね。が、CGで描いているのは不満でもある。やはりこういう所は前時代的な所が合っても良いので、着ぐるみで描いて欲しい所でもある。

ところで、敵の怪人(課長)が、一応前回と名前は違っているが、見た所が同じというのも面白いですね。番組としては「低予算で製作費削減の一環」ということになるのであろうが、戦闘員と同様に量産タイプの行動隊長と言ったら良いでしょうかね。

「ヒーローもの」としては、やはり王道をいくものではなく、ネタで楽しませるという作品であるが、本家がつまらなすぎるだけに、こういう怪作は楽しみです。

今回、カフェのお姉ちゃんは花のくノ一組のコスプレをしていたのと、「アバレンジャー」の台詞をいじっていたものになっていたりと、歴代戦隊のネタは色々と出てくるが、前回の様に作品数を大量に出すのではなく、ある程度絞った上、ネタとしては結構深いものを出していて、楽しませてくれました。

 

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非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

  • アーティスト: 桃井はるこ feat.山形ユキオ
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  • アーティスト: 和田正人(赤木信夫),川井憲次(音楽),桃井はるこ feat.山形ユキオ
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電撃HOBBY MAGAZINE (ホビーマガジン) 2012年 04月号 [雑誌]

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↓今回はこれも...
特捜戦隊デカレンジャー VOL.1 [DVD]

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鳳神ヤツルギ2 #2 [特撮]

ローカルヒーローで、B級作品の範疇である本作であるが、本作には色々とパワーが感じられます。ということで、今回も記すことにしました。

木更津を舞台に、実にローカルで、地元に密着した作りであるが、敵の怪人の造形が前作と比べて大きく進歩しているのがいいですね。(地帝帝国の方、海帝帝国の幹部は前作と同じですから...)前作は、やっぱりZENだなぁと感じさせるものであったが、地帝帝国の幹部は大きく進歩していて、ZENらしさが無い出来で、(本家の)「戦隊」シリーズに登場するような怪人レベルになっているのは大きいですね。

しかも、そういうメンツの地帝帝国と、前作と同じ海帝帝国(顔出し幹部)のギャップがまた面白いところでもある。

前作で封印されたのに、またまたそれが解けて復活した海帝帝国の2人の漫才コンビぶりは変わっていないが、前作よりも一段とアクマリンがファンガークを尻に敷いた夫婦漫才のようになり、面白い所でした。

そして、何の苦労もしないで、海帝帝国が剣を手に入れてしまうという展開はやっぱりであるが、その前に地帝帝国が現れたということで、2つの異なる敵組織がぶつかるのか?というようにしたのはやってくれましたね。(と言っても、ある程度の展開は予想できちゃって...)
まあ、B級作品であるが、最近は現役ヒーロー作品がつまらなくなっているだけに、「アキバレンジャー」と共にB級作品のタッグの方がエネルギーを感じられるのと、B級ならではのアイデアでやらかして欲しいところです。

ところで、「ヤツルギ」は、10月から第三部が千葉テレビで放送されるということ、そのキャストが一新されて、撮影が開始されたということですが、TwellVでは来年の1月から放送と言ったところですかね???

 

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アキバレンジャー#1 [特撮]

本家の現役戦隊が戦隊と言うよりもメタルヒーロー(特に「ブルースワット」)の様な感じになっていて、「戦隊」らしさをあまり感じないだけに、「非公認戦隊」という名前の本作の方がより「戦隊」らしさを出していて、これはこれで面白いですね。また、歴代作品に登場した戦士のパチモンに変身する「ゴーカイシャー」の後ということを考えると、全く別の切口からの歴代戦隊を意識した作りで、しかもゴーカイ銀の頭の中を描いた様な雰囲気もあって、実に楽しい世界となっていますね。

OPは「デカレンジャー」を意識していて「S.P.D.」(実は、主人公が務める「佐々木・ポンポコ・デリバリー」の略でもある。)で始まり、戦隊シリーズの玩具などが多数登場し、ネタが満載ということ。また、デカレン、マジレン、ボウケンのコスプレ衣装のキャラが出てくるなど、身近な所にあり、しかも誰でも接しやすい玩具などのグッズで繋がるということで、歴代戦隊を「フィクション」であり、しかも身近なところにあるものという位置づけは、「ゴーカイ」とは全く違った方向でのお楽しみですね。→一応、今回の物語には20近い歴代戦隊のネタ(展示してあった玩具も含む)が登場していたが、細かく数えたら、もっと出ていたかも...

ただ、こういう路線は、「ネタ」が中心になるだけに、元ネタをどれだけ分かるかということで楽しめる深さが変わってしまうため、決してメジャーにはなりきれない範疇のものでもある。まあ、深夜の、しかもBS放送ということで、特異な作品ということで宜しいかと...

物語の方は、1話ということで、お決まりのメンバー集め、初変身、勝利というオーソドックスな骨組みに、色んなネタを盛っていったということで、「戦隊」らしさを出した物語として纏まっていましたね。

今回の物語で、「やってくれた!」と感じられた所は、等身大の敵怪人を倒したら「巨大化する」と言ってそれを待っていて、結局巨大化しなかったというところ、名乗りの所の色爆発に対して青が驚いているのと黄か喜んでいるところ、でした。

ところで、基地(戦隊カフェ)に戻って来た3人に対して葉加瀬が「妄想」と言ってしまったが、そんな根幹に関わりそうな部分を1話でばらしてしまっていいのでしょうか?(これを更にひっくり返すようなネタが出てくる様な気もしますが... ただ、最終回で「実は赤の見た夢だった」というまとめ方もあり得る気もしますが...)

また、もっとZENの作品のような雰囲気が出るのか?と思っていたが、そんなことはなかったですね。(アクションチームは本家とは全く別であるが、スタッフに本家に関わった人たちが大勢いることで、やはりZENとはベースが違ってますね。)

 

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鳳神ヤツルギ2 #1 [特撮]

テレビショッピング番組が中心のTwellVでの放送であるが、木更津を舞台にしていることで、千葉と繋がりの深いTwellVらしい所でもありますね。

本作は、ZEN PICTURESの製作で、千葉テレビの放送というところは前作と同じである。(BSでの放送もTwellVということ、千葉テレビでの放送終了後と言うところも同じ。)

初回と言うことで、一応記しておくことにします。

まず、感じられたのは、前作よりも敵の造形は進化していますね。ヒーロー側の方は特に変わっていないが、前作の敵は、顔出し幹部の2人は別にして、怪人の造形は同好会レベルということを感じたのだが、本作ではそれが怪人らしいものになっていて、少しは期待できそうです。但し、戦闘員については前作のマイナーチェンジという範疇でしかないですが...

物語の方は、ヤツルギの力を失っている主人公が、その力が無くても敵に立ち向かっていく熱い所は健在であり、ノリは変わらないというところですね。

また、前作で封印した海帝帝国ザブーンのあの2人が、封印が解けて甦ったということで、これが新たな敵・地帝帝国とどう絡んでいくかがポイントでしょうかね。

前作もそうであったが、この作品はやはりB級作品の範疇であって、最近、何かと話題になっている「ローカルヒーロー」ものの一つである。ローカルヒーローというと、基本的にはB級であり、C級というものも珍しくないが、本作はZEN PICTURESが製作しているだけに、B級作品であるものの、B級の中ではAランクの作品として色々と楽しませてくれることでしょう。B級作品の楽しみ方の範囲で、楽しもうと思います。(来週からは特に記すことはしないつもりですけど...)

 

↓前作ですが...

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鳳神ヤツルギ3 [DVD]

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GARO~MAKAISENKI~SPECIAL総集編 [特撮]

物語の方は前回で完結して、今回はスペシャル「我が名は牙狼 -冴島鋼牙 戦いの軌跡-」ということで、これまでの物語の総集編でした。(雨宮監督は、「総集編は第25話ではない」と発言しているので、「25話」という扱いはしないことにしました。)→それにしても、最近はこういう形で、「総集編」というものをセットにした作品って多いですね...

内容は、本作だけでなく、TVシリーズの前作、スペシャルの「白夜の魔獣」、劇場版の「RED REQUIEM」、そして本作を時系列的に繋いで鋼牙の良いところをたっぷりと見せる構成で、そこにカオルを絡めたもので、結果的に、これまでの作品にしか登場しなかったキャラクターも結構見られることになっていました。

ラストは、約束の地に向かう鋼牙を本作ラストに集合した主な魔戒騎士、魔戒法師たちが集まって見送る、ということでまとめていたことで、本当にこれまでの「牙狼」の鋼牙に於ける総決算でした。

ここのところの物語は、怒濤の展開になっていたが、CGを多用したバトルアクションが中心になっていて、映像的には「特撮」ならではの実写アクションという所を殺してしまっていただけに、TV第1作でのアクションが見られたことで、本作が前作と比べてクオリティの点でも劣ってしまったと言うこともはっきりとしましたね...

また、深夜枠ならではのお楽しみということも、ここしばらくは無かったが、メシアやカルマを登場させていたことで、邪美と烈花には不足していたものもあったというのは、最後のサービスといったところでしょうか。その一方で、三神官やグレスは省いていたり、一部のエロいホラーも出ていないということで、それなりの線引きはされていましたが...

今回の描き方は、約束の地に行った鋼牙については全く触れられていないので、それは劇場版2「牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~」で描くということですね。

本作は、序盤は前作TVシリーズのパワーを感じる物語もあって、続編にありがちなスケールダウンした印象が無かったが、途中からサイドストーリーが入り、鋼牙の登場しない物語まで出てきたことで、全体構成に疑問が生じ、並の続編と同じような凡作、駄作に落ちぶれ、終盤でそれを取り返そうと、突然トップギアに入れたものの、最終的には不満のある終わり方だったことで、「続編は転ける」というジンクス通りの作品でしたね。また、CGを多用したバトル・シーン、雑魚を大量に登場させた最終バトルは、どこかの大作映画を真似ているだけでしかなく、更に数多い魔戒騎士、魔戒法師を集めて登場させたのは某ヒーロー作品の最近の傾向を真似ているだけで、本作ならではのオリジナリティが消えていたのは痛かったですね。

まあ、「続編」ということを考えたら、こんなものといったところでしょうか...

 

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