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高機能化する新携帯電話だけど... [携帯/PHS]

先日、ドコモが901iSシリーズを発表したが、auも夏モデルを発表した。

auの新モデルは映像・音楽機能を充実させている。今まではvodafoneだけだったが、auもテレビ視聴が可能なモデルに参入した。だが、vodafoneの端末にも共通することだが、電池寿命の問題は解決されていない。ちょっとした視聴ならばいいが、通勤通学の電車の中で見るようなことを考えたら、電池の容量が小さすぎる。複数のバッテリーを持ち運ばなければならなくなるのは問題である。

また、来年にもスタートする予定のモバイル向け地上デジタル放送の受信は出来ないので、この時期の新機能としては、ユーザーをバカにしているとしか言いようがない。(今の時期、テレビ視聴可能な携帯電話端末を購入するのは馬鹿を見ることになる。(vodafone端末でも、今の時期は買いではない。))

ドコモにしても、901iSシリーズではおサイフケータイを標準機能としたが、セキュリティに疑問があるモデルが中にはある。(vodafoneとauもまもなくこの機能を搭載したモデルをリリースする。)

その他、デザインやカラーリングも今では携帯選択の重要ファクターになっているが、これぞというモデルがない。全体的には、新機能を追加したマイナーチェンジということなので、操作感に関しては大差がないことが予想できる。

どうやら、夏モデルは買い控えた方が良さそうである。



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901iSシリーズ [携帯/PHS]

NTTドコモが、FOMAの新シリーズであり、901iシリーズを部分改良した「901iS」シリーズの5機種を6月から発売することを発表した。全ての機種が「おサイフケータイ」(電子マネー)に対応したこと、PDFファイルの閲覧機能を搭載した。(N、F、P、SH、Dの5機種、「改良」ということで「901iS」にしたということが伺える。)

「おサイフケータイ」に関しては、今年の秋から、vodafoneとauも対応機種を発売する予定になっているため、ドコモにしたら最上位機種である「901iS」シリーズだからこそこの機能を必須にした(これはまあ予想されたことではあるが...)のだろうが、セキュリティに対しては大丈夫か?と言いたくなる物もなきにしもあらずである。

PDFファイルの閲覧機能って、どれだけ役に立つのだろうかという疑問がある。(既にwordやExcelファイルの閲覧機能を持つ端末もあるが、)こういうファイルをPCで見るのならばいいが、携帯電話の画面といえば現在はQVGAサイズである。ファイルを表示させた場合、上下だけでなく左右スクロールも必要になってしまう。また、ファイルをメモリカードにコピーするという手間も生じる。そこまでしてファイルを見るユーザーがどれだけいるのだろうか。多機能化させて何でも出来るというのは便利な一面、使い勝手が悪くなるということもあるのだし...

少し前から「901i」シリーズの端末価格が下がってきたこともあり、次のモデルがリリースされることが予想されていただけに、やっと発表したか、という程度の感想しかない。価格はオープン価格だが店頭では35000円前後になる見通しと言うが、これも高いとしか言いようがない。高くてもせいぜい2万円ぐらいにおさめないと...



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今更遅いPHS基地局の規制緩和 [携帯/PHS]

総務省が、PHS用小型基地局の設置に関する規制を今秋にも緩和し、事前免許から事後登録制に改めることにしたそうである。(但し、省令改正が必要で、了承されれば、という条件が付く。)これが了承されれば、免許手続きが不要になり、事業者が客のニーズに合わせて簡単に基地局を増やせることになる。但し、ここで言う基地局は、主に屋内用の出力が小さな基地局である。PHS事業者は「利用者減に歯止めをかける手段になる」と期待しているというが、今更遅すぎるのは明らかである。

ドコモがPHSの新規受付を終了し、サービス停止はもはや時間の問題である。ということで、PHSは事実上はウィルコムの1社独占事業になる。 しかし、契約数は300万回線を越えた程度である。しかも、データ通信専用端末のユーザーが多く、通話が出来る端末の契約回線数は更に少なくなる。屋内基地局を増やした程度で今更ながらPHSユーザーが増えるとは考えられない。

屋内基地局は簡単に設置できるため、地下鉄の駅やビルの中という比較的に小空間であればPHSの通話エリアが広がるのは確実であるが、どれだけのメリットがあるのだろうか。

また、企業が使っているPHS(この契約回線数が半数近くだという)であれば、工場内に基地局を設置することで通話エリアが広がるというメリットがある。しかし、そのメリットを受けられるのは、基地局を設置した企業の人だけであり、一般ユーザーに対しては何のメリットもない。企業の利用を増やす戦略を行うには役に立つことは間違いないが、それにしてはあまりにも遅すぎる規制緩和である。例えてみれば、火事が発生した段階での消火器投入ではなく、燃え広がった炎に対して消火器を使うようなものでしかない。(だけど、やらないよりはましという程度である。)



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考察・HDD内蔵携帯電話 [携帯/PHS]

0.85インチというHDD(4G)の量産が始まることで、これを搭載する携帯電話が出てくるという。大きさは500円硬貨ぐらいということなので、携帯電話に搭載することは十分可能であり、本体価格がどの程度になるのか、ということぐらいしか注目点がない。しかし、少し考えてみることにした。

現在の携帯電話では、フラッシュメモリにデータを記憶させているので、ICチップの関係で容量は30Mとか40Mというのが最大になっている。これが4Gになると100倍以上ということになる。ちょっと大きすぎるように思うのだが、いい使い方の提案はあるのだろうか?

auだったら「着うたフル」でDLした曲をたっぷり保存できる、ということをうたい文句にするだろうが、Docomo、vodafoneだったらあまりにも大きすぎることになり、持て余してしまう。カメラで撮影した画像をたっぷりと保存できる、と言うだろうが、ちょっと大きすぎる容量である。何か新サービスでも始めるのだろうか?(TVチューナー内蔵モデルで、TV録画可能、と言ってもメリットは感じない。)動画の配信を開始するのだろうか?

また、4Gという容量に注目すると、iPod miniがこの容量で発売になった。(現在はこれよりも大きな容量のモデルもある。)ということは、携帯音楽プレーヤーと携帯電話の融合となるのか。しかしこれには一つの問題がある。バッテリーの問題である。それならば、いよいよ燃料電池を用いたモデルの登場となるのか。しかし、一気に普及させなければ使いにくいことになってしまう。

また、フラッシュメモリである現在のメモリだったら、ハードウェアとして可動部がないので、端末を落下させても大丈夫であるが、HDDだと可動部があり、落下などの衝撃に対して弱くなる。これは携帯電話という機器では致命的な欠陥にもなりかねない。(それなりの対策は考えられるだろうけど...)

いずれにしても、一部パーツの飛び抜けた性能というのは機器の向上には直接つながらない。どういう提案をするのか、携帯キャリアの考え、戦略が問われることになる。(HDD内蔵携帯電話の登場は、年内にあるかどうか、というレベルです。)


(5/6追記)
日本市場向けではないが、ノキアがこの4GのHDDを内蔵したモデルを発表しました。(N91というモデルで、発売は今年の後半になるとのこと。)音楽携帯ということになっていますが、これは予想できたことである。先にも述べた問題点についてはどう対応しているのであろうか?
音楽プレーヤーとして使った時、電池の寿命は?(HDDということで、フラッシュメモリを用いた物よりは消費電力も大きくなる(可動部があるため))落下の衝撃に対する信頼性は?(携帯電話ということで音楽プレーヤーよりも落下の危険性が多い)技術的対応について興味がある。



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PHS撤退に続くドコモの野望 [携帯/PHS]

4月のドコモの総合カタログを見てふと思ったことであり、あくまでも推測であるということを最初に断っておく。

3月のカタログでは「PHSが消えた」ことが一番だった。それと比べるとあまり変わらないと思っていたが、4月のカタログではmovaの機種が1つ減っていた。既にFOMAの方がカタログに掲載されている機種数では上回っている。

PHSの方は、今月限りで新規契約の受付を終了する。と言っても実際にはどうかというと、PHSの端末の品不足(売れているからではなく、供給数を減らしたために品不足となっている)ということもあり、PHSの新規契約を行おうとしてもショップはFOMAの方で新規契約をさせようとする。ということで、実質的には既にPHSの新規契約というのは終了している。既存PHSユーザーに対しては優遇策でFOMAへの移行を進めている。ここで「FOMA/mova」と言わずに「FOMA」と言っている陰にはドコモの陰謀がある。その陰謀とは「movaのサービス終了」である。これは2G(2.5G)のサービスを終了させるということでもある。

FOMAは3G携帯であるが、この先は更に進んだ3.5G、4Gへと世代を進めていくという長期戦略がある。となると旧世代の2G携帯はそれを邪魔するものになるため、サービスを終了させたいというのが本音である。その一つが新製品のリリースに現れる。FOMAは700iシリーズを加えたばかりである。しかし、movaについてはちらほらと出ているものの、春になれば50xiシリーズは次世代に進んでいたのに、今年はそれが無い。先々のサービス終了が頭にあるため、新機種の方から手を抜きだしたのである。(表向きのコメントでは決して口にはしない。)

更に、去年の9月限りで1.5G帯のデジタルの新規受付を終了させたのも次世代へ移行させるための戦略である。そこから7ヶ月でPHSの新規受付を終了させる。こうも続くとなると、サービスの終了のための第一歩である新規受付の終了も口にしやすくなる。

現時点ではFOMAよりもmovaの契約数が上回っているため、すぐにmovaの新規受付の終了ということは口にしないが、新機種のリリースを減らし、いずれは無くしてしまうことで、FOMAへの移行を推進させる。(新機種をリリースしないというのはPHSでも行った。)FOMAが2000万か2500万回線に達すれば、いよいよこの陰謀がスタートすることになるだろう。

※2G携帯のサービスに絞り込んだTU-KAの戦略も一つの道である。(多機能化が進む携帯電話の機能を絞り込むことと、既存の設備を利用できることから、投資を少なくすることが出来る。) auとvodafoneは新サービスや新機種の機能に頼っているところがあるが、いつまでも新しさだけに頼っていればユーザーから飽きられる。結局はどこも(ダメという観点では)同じということか...



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ゴネるぞ!対ドコモ戦開戦 [携帯/PHS]

ドコモPHSユーザーに対する携帯への切替え策がいよいよ本日から始まる。期間は9月末までの半年間である。

改めて、その特典を記すと、

  1. PHS利用期間を継続する。
  2. 携帯電話の契約事務手数料を無料にする。
  3. 電話機購入代金の割引。(電話型FOMAはMAX2万円、カード型FOMA/MOVAはMAX1万円)
  4. PHSの利用額に応じてドコモポイントをプレゼントする。

そもそもPHS事業の撤退というのはドコモの都合である。ユーザーはそれに巻き込まれた被害者である。1と2は当然であるが、3はおかしい。新端末は全額無料にすべきである。また、4は今更こんなことを言うな!となる。(PHSではポイントが付かなかった。)更に、電話番号が変わるという不便を強いられるのである。完全にユーザーに対する不利益を与えようとしているのである。

現在、135万回線の契約があるというが、法人の回線が半数近くあるらしい。残るユーザーでどれだけのユーザーがこんなにもドコモに都合の良い条件で移行するであろうか。賢いユーザーであれば、とっくにPHSを解約している。或いは、既にFOMA等のユーザーであり、家族割引を組むことでFOMAの月額料金が安くなるために持っているだけである。(筆者は完全に後者であり、PHSはここ1年は全く使っていない。)

とにかく、現在のFOMAのいちねん割引の更新月となる11月まで待って(今年の11月ではなく、来年の11月という選択もある。)、FOMAと合わせてPHSも解約する予定でいるが、定期的にドコモショップに行って、色々と文句を言い、更に良い条件が引き出せないのか、色々とゴネるつもりである。とにかく「新端末も無料」にならない限りは譲歩はしないぞ!



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ふざけるな、ドコモ [携帯/PHS]

先日、PHSの新規受付を4月末をもって終了すると発表したドコモ。PHSユーザーに対しては携帯への優遇切替え策を発表するということであった。それで先週末にダイレクトメールが届いた。

ふざけるな!

新規受付を止めるという案内と携帯への変更特典とを一緒に送ってくるということは、「PHSは無くなるので、早く携帯に変えろ」と言っている。PHS事業は2年をめどに... と言っているが、来年の秋、来年末がドコモPHSサービス終了という感じである。

その特典、PHSの継続利用期間をそのまま引き継ぐ、携帯の新規手数料を無料、端末の割引(FOMAは2万円まで、FOMAカードとmovaは1万円まで)、PHSの利用額に応じたポイントプレゼントの4つである。しかし、ここで携帯へ切り替えるということは、完全にドコモの都合によるものである。最初の二つは当たり前、三つ目は無料とするのが常識である。しかも特典期限は今年の9月末まで。たった半年しかないのである。

ふざけるな!

ユーザーもバカではない。DDIがウェルコムに変わったが、ドコモPHSもウェルコムに売却するというように、サービスを継続させるという考えが全くない姿勢を示したのだから、当然反発しますよ。中には携帯に素直に切り替えることを応じる人もいるだろうが、ウェルコムのPHSに変える人、携帯に変えるけど他社にする人がかなりいるであろう。第一、携帯になるということは「070」で始まる番号は使えないので、番号が変わるという不便さをユーザーに強いているのである。「070」が変わるのは仕方ないとしても、それ以下の8桁は変わらない、ということでも実施してみろ!(これはまず無理だろうけど...)それならばまだ考えてもいい。

とにかく、全てはドコモというサービスを提供している会社のやり方に問題がある。2月中旬にこのニュースを流れた時には否定しておいて、舌の根も乾かぬ二週間後に発表するし、ユーザーのことを全く考えていない企業体質を露呈したドコモ。このしっぺ返しはかなり大きなものとしてやってくるであろう。

で、私はいちねん割引の更新月が11月なので、その時に今使っているFOMAと合わせてPHSを解約することを選ぼうと思っている。(しばらくは様子見です。)また、10月になると、まだPHSのままの人に対して、優遇策をどうするか。(更に良い条件を示すか、打ち切るか)こちらもお手並み拝見としたいが、これまでのドコモのやり方を見ていたら、「打ち切り」だろう...



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W31S [携帯/PHS]

ソニーエリクソンが新携帯の発表を行った。auのW31Sである。

それにしても最近の携帯はスペックを見ると高機能化が進んでいるが、それと共に重量の方も重くなっている。一時期は80gを切ったという軽量モデルが登場したが、今では100gでも軽量モデルで、中には150gもあるものもある。

また、電池の性能は向上しているはずなのに、連続待ち受け時間はかえって短くなっていたりする。つまり、待機電力が大きくなっていると言うことである。(auの機種は他のキャリアの端末よりも連続待ち受け時間が短い。)

また、ギミックもスライド式になっているが、スライド式の欠点である10キーが小さいという問題もそのままになっている。

名前である程度は売れるだろうが、最近の携帯は「高機能化」ということで機能を詰め込みすぎていて、基本である電話のかけやすさ、メールの文字入力のやりやすさという操作性がなおざりにされている気がする。

ちょっと考え直してもらいたい。(スペックやカタログを見た所では、W31Sは高くても2000円までしか出せないという魅力の無いモデルであった...)



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嘘つきドコモのいい加減さ [携帯/PHS]

3/2に述べた「嘘つきDoCoMo」に関連する続報です。それにしてもユーザーのことを一体どう考えているのか。(腹立たしい)

メディア報道では2年後をめどにPHS事業から完全撤退、とされているが、ドコモの言い分は、「新規受付の停止であり、事業撤退に関しては時期は決まっていない」と言い張っている。また、PHSユーザーに対する優遇措置は「変更手数料の無料化」と「新端末の割引」らしい。その他、PHSの使用期間は引き継ぐことを検討中らしい。(これだと、いきなり長期割引で15% OFFとなる。)が、いつ詳細内容を発表するのかという問いには「分かりません」となる。

新聞にすっぱ抜かれた形から発表となったドコモのPHS撤退事件だが、ようは詳細は煮詰まっていないのが事実のようで、ショップの店員も対応に困っているとのこと。で、カードに意見を書いてくれ、とのことだったので、数枚にわたって色々と書きつづってやった。

とにかく、役人企業の血が残っていて、お客様第一主義ではないことをイヤというほどアピールしている。本当にいい加減な会社である。

とにかく、全てはドコモの都合なのだし、携帯に切り替える場合は電話番号も変わるという不利益を被るのだから、手数料、端末は全て無料で提供すべきだし、そもそも期限を切ってPHSサービスの停止を考えること自体がおかしいのである。撤退をしなければ何の問題も生じないのである。

ということで、これからはストレス解消策の一つとして、ドコモショップに行っては文句をカードに書くということを楽しみにしちゃおうかな、と思う。

また、来年になるとナンバーポータビリティ制度が導入される予定なので、解約するのはそれからの方が良さそうだし、簡単には携帯へのスイッチは応じないでごね続けようと思う。



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嘘つきDoCoMo [携帯/PHS]

2月の中旬に「PHS撤退」をすっぱ抜かれたDoCoMo。その時は否定したが、2/28に「PHS撤退」を発表した。しかも、3月のカタログには「PHS」関係が全て消えた。(2月のカタログには掲載されていた。)カタログは1,2日で出来るものではないので、2月中旬の時には既に撤退が決定していたことは疑う余地はない。となると、ドコモはユーザーに対して嘘をついたということになる。やはり役所的発想があるとしか思えない。もっと糾弾されてもよいことである。

PHSユーザーに対して優遇措置を行うと言っているが、ドコモの一方的な都合により端末の切替えを強いられるのだから、「変更手数料無料」「新端末も無料」「長期割引サービスの引き継ぎ」「通話料金の優遇割引」「いちねん割引の場合は解約料の無料化」ぐらいは実施されて当然である。最低でもはじめの二つは何があっても譲れるものではない。

今後、どういう内容のものが発表されるか様子見ということになるが、その内容次第ではドコモは一気にユーザーから総スカンを食らうことになるだろう。(で、解約増加か?)

ドコモのPHSユーザーのみなさん、あなたはどうしますか?



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