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やっぱり起こったATM障害 [不祥事]

10/1に合併した「三菱東京フィナンシャル・グループ」と「UFJホールディングス」(「三菱UFJフィナンシャル・グループ」が誕生した)で誕生した三菱UFJ信託銀行だが、合併後の営業初日となった10/3、旧三菱信託銀行のすべてのATMから他の銀行への振り込みが一時出来なくなるというATM障害が発生した。原因は、合併に伴うシステム統合作業の際のプログラムミスという。

まあ、何らかのトラブルが発生すると予想していたので、驚きは全く無く、やっぱり、ということになった。営業開始から復旧までの約5時間にわたってその影響が出て、約200件の取引がその影響を受けたというが、この程度のことで収まってよかったと言える。こうなると、3ヶ月合併を先送りにした東京三菱銀行とUFJ銀行との合併の際にも何らかのトラブルが発生すると思った方が良いだろう。何せ、店舗数やATMの台数では二つの信託銀行の場合よりもはるかに多く、取引の件数も多い。

合併を延期した一番の理由は、システム統合によって発生するトラブル発生の検証を無くすために時間を与える、ということであるだけに、トラブルを発生させることになれば、新銀行の信用問題に大きく影響を与えることになる。(それでも、皆無とはいかないでしょうね。)まあ、自己防衛策として、合併初日の営業日となる1/4には取引を行わないことにするぐらいでしょうね。(但し、取引を行わなくても他のトラブルが考えられるので、1/5には残高の確認を行うことを忘れないように...)


大失態・高校生ドラフト [不祥事]

プロ野球の高校生ドラフトが行われた。どこのチームが誰の交渉権を獲得したかということが注目されるのだが、そんなことはどうでもいいような大失態が起こった。1巡目の指名で重複したために抽選となったのは3人いたが、その内の2人について、一度発表された結果が覆るという大失態が起こったのである。

要は、しっかりとした説明が行われなかったこと、抽選のくじに問題があったということ、発表するのにしっかりと確認しなかったこと、と言うように、運営サイドの問題である。今回のドラフトは、高校生に限ったものであり、こういう形のドラフトは初めてである。しかし、抽選というのは去年までのドラフトでも行われていたものであって、今回初めてということではない。一体何をしているのであろうか。

「プロ野球改革」という言葉は踊っているが、組織の方がこういうことでは何が出来るのであろうか?いや、それよりも、今年のドラフトは、もう何が何だかよく分からないシステムになっている。失態を演じることによって別のドラフトに移行させたいという思惑から行われた芝居なのか?(後者と解釈した方が面白いのだが...)

いずれにしても、もっと単純で分かりやすいシステムにしてもらわないと、「理解できない」ということで、ファンが離れていく要因になるとしか思えない...


精算機に釣り銭入れ間違え [不祥事]

JR西日本管内の向日町駅(JR東海道線)で、とんでもないミスがあったことが分かった。乗り越し精算機に釣り銭を入れ間違えて、68件の精算ミスが起こったというのである。100円硬貨と10円硬貨の収納箇所を間違えたことにより、釣り銭が間違っていたというものである。(不足払いが11件で2880円、過払いが57件1万6470円。)「釣り銭が間違っている」という利用客の申告を受けて調べて分かったというのだから、実にお粗末である。

しかし、不足が少なく、過払いが多かったというのには納得出来る。おつりが少なければ、当然文句を言うだろうし、多ければ「ラッキー!」としてそのまま黙っているでしょうから...

機械が相手であっても、釣り銭はしっかりと確認しないといけませんね...


郵便配達を無免許の上ひき逃げも [不祥事]

無免許運転郵便配達中に歩行者をひき逃げしたとして、京都府警伏見署は、道路交通法違反と業務上過失傷害の疑いで、26才の伏見郵便局員の男を逮捕した。警察の調べでは、この男は、27日19:45ごろ、伏見区島津町でバイクを運転中、道路脇を歩いていた女性会社員(36)に接触して足に軽傷を負わせ、その場から逃げた疑いという。また、無免許というのは、22日からこの男は免許停止になっているからとしている。

が、この男は「そんなところは通っていない」と容疑を否認しているという。免許停止については、警察は調べれば直ぐに分かることである。よって、「そんなところは通っていない」ということは、バイクを運転したことは認めているというのであろうか。いずれにしても、無免許となっている人間がバイクで配達を行うことが許されてしまうのは、郵便局の配達職員の管理体制に問題があったことになる。

ひき逃げに関しては、物的証拠があればそれで終わりということになるが、逮捕する以上は警察は物的証拠を持っていることになる。(いくら何でも状況証拠だけでは逮捕状の請求はできないので、逮捕とまではいかない。)交通法規を守れないような配達人(現時点では公務員である)がいるようでは示しが付かない。トカゲの尻尾切りというような処分に済ませず、管理体制にもメスを入れなければ、郵便局も役所と同じ穴の狢ということを世間にアピールすることになるだけである。


航空自衛隊は覚醒剤 [不祥事]

海上自衛隊では6人が大麻取締法違反容疑で逮捕されるという事件があったが、航空自衛隊では覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕者が出た。これは、中部航空警戒管制団第22警戒隊所属の3曹(30)で、8/24から百里基地に派遣されている時、外出から戻って来た時に言動に不審な点があり、医官が問診すると薬物使用の疑いが浮上し、通報を受けた警務隊が簡易検査を実施すると、覚せい剤を使用したことが判明したというのである。

こうなると、海上/航空自衛隊の問題ではなくなってくる。また、陸上自衛隊では薬物の使用者がいないのか、疑いの目が持たれることになる。また、自衛隊の最高責任者である首相や防衛庁長官についても責められるべきである。というのは、これらの管理監督者は、海自で逮捕者が出た時点で、全ての自衛隊に対して調査を行うことや、十分な再発防止策を打ち出す必要があったが、それを放置したことになるからである。(全自衛官の管理監督は出来ないだろうが、前に事件が起こっているので、その時点で手を打つのは監督者として当然のことである。)

今度こそ、直ちに抜本的な対策を打ち出さなければ、自衛隊に対しての薬物使用疑惑はますます大きくなっていくことになるだけでなく、首相や防衛庁長官は犯罪対策を行わない社会倫理観の無い狢ということになる。さあ、自衛隊はどうやって信頼回復を行うのでしょうか?


三菱ふそう・欠陥隠しのリコール完了宣言 [不祥事]

三菱ふそうトラック・バスは、小型トラックのエンジン部品など計3件の欠陥について、国土交通省にリコールの届け出を行い、一連の欠陥隠しに絡むリコールを完了した、と26日に発表した。去年の3月から欠陥隠しに伴うリコールを届け続けていて、その数は98件、対象台数は延べ約265万台という過去に例を見ない大規模なものとなった。(この対策費用は約1490億円を見込んでいるという。)

尚、廃車になっているものがあるため、現在も使われているのは延べ約187万台となるが、1台の車が最大8件のリコール対象になるなど複数のリコールとなるケースがあるため、純粋な台数では約89万台が対象となるという。これは現在走っている同社製の131万台のうちの68%を占めていることになり、三菱ふそう車は欠陥車両だらけと言ってよい。

しかし、本当にリコールは完了したのであろうか?素直にこの発表を信じることは出来ない。(このように思ってしまうのは、三菱ふそうの信頼は完全に失われていて、全く回復していない、ということである。)まだ何かある、と思ってしまうのである。

三菱自動車でもリコール隠しがあったため、街中で三菱マークを付けた車を見ると、今でも避けようと思ってしまう。実際、バスに乗ろうとして、やってきたのが三菱ふそう製のバスだったので、乗車することを止めたことが何度かあった。

尚、(三菱ふそうが判断した)「完了した」というのは、あくまでも「リコールの届け出」であり、対象車両の修理はまだ終わっていない。「完了」と勝手に言うのは自由とはいうものの、修理はまだまだということ、信頼回復はこれから始まる、ということを忘れてはならない。(でも、こんな会社は、保守部門だけをどこかの会社に引き取らせてそこだけ残して、それ以外はぶっ潰してしまった方がいいに決まっているのだが...)


またもJALと管制官の不祥事 [不祥事]

8/16に新潟空港で、JAL機が飛行計画の承認を得ずに離陸するという不祥事が起こった(こちらの記事でそのことに触れています。)が、今度は宮崎空港で、しかもまたJAL機に対して同様の不祥事が発生した。

発生したのは9/23の19:40ごろのこと。宮崎発福岡行きのJAL3636便(MD81型、乗客乗員計45人)が、管制官から飛行計画の承認を受けずに離陸していたのである。今回も、機長と管制官の双方が離陸前に計画承認を確認することになっているが、いずれも忘れていたという。(出発準備を終えたJAL機は、宮崎空港の飛行場管制官に飛行計画の承認を要求した。管制官は福岡航空交通管制部に承認を確認したが、機長には伝えなかった。また、機長も承認を受けていないことに気づかないまま管制官に離陸を要求し、19:53に離陸した。)その後、上昇中に機長は別のレーダー管制官とのやりとりの中で計画の承認を受けていないことに気づき、この管制官から識別番号を与えられて飛行を継続したという。(でも、これは定められた正常な手順ではない。)これに対して国交省は「正常な手順ではないが、結果として識別番号を与えたためにレーダーにも正常に表示されており、安全上の問題はなかった」としているが、ふざけるな、そんなことで本当に安全が確保出来るのか!これはたまたま上手くいっただけであり、結果オーライでしかない。何のために航空法があるのか分かっているのであろうか?(これは、泥棒が逮捕されたが、盗んだ物全てを返したから不問にする、というのと同じである。)

8/16の新潟空港で起こった時に、再発防止のために国交省とJALは手順を書いたチェックリストなどを導入したが、それから僅か1ヶ月である。今回の管制官も機長もそのリストを正しく記入していなかった、というのであるから、これは指導不足であり、何をやっていたのかということになり、その責任は重い。

また、国交省が「結果オーライ」ということを認めるのであれば、トラブルが相次いでいる日本の航空路を飛ぶ飛行機の安全管理は「運任せ」ということになってしまう。改めて再発防止策を打ち出すと共に、その指導を徹底してもらわなければならない。(徹底させることが最も重要であり、再発防止策を出したから、それでOKにはならない。)


加古川市の係長が万引 [不祥事]

またも公務員による不祥事である。(今回は地方公務員)兵庫県加古川市の係長(51)がスーパーで万引きをして逮捕されたのである。事件は、25日の16:20ごろ、高砂市内のスーパーで、家電製品など6点(約4万円相当)を買い物カートに入れ、そのまま代金を支払わずに立ち去ろうとしたというのである。で、現行犯逮捕となった。

取り調べでは「出来心でやった。昨日もやった」と供述しており、警察は余罪を追及するとしている。また、「盗んだものは家に置いておくつもりだった」とも供述しており、これは計画的に犯した犯行というようにも考えられる。となると、「出来心」とは言えなくなる。

地方自治体の係長となると、少なくとも生活に困るような給与レベルしか支給されているということはない。また、多額の借金を抱えていたというのであれば換金することを考えるだろうし、遊びのつもりで万引きを行ったとでもいうのであろうか?いずれにしろ、社会的モラルが欠如した欠陥地方公務員であり、公務員としての存在価値はない。懲戒解雇して社会的粛正をしてやってもらいたいところである。

また、こういう不祥事が起こった場合、形だけとはいうものの、加古川市は再発防止策を打ち出すことになるが、少しは実効性のあることを語ってもらいたいところである。そうでなければ、単なるパフォーマンスとしか受け取られず、信頼回復は難しいものになる。


大阪府警の警部補、飲酒運転で重傷 [不祥事]

秋の交通安全運動が始まったが、大阪府警がとんでもないことをやってしまった。大阪府警泉北署の警部補(57)が、ミニバイクを飲酒運転して転倒して、頭の骨を折るという重傷を負ったというのである。ことが起こったのは23日の21:15ごろのこと。大阪府熊取町の町道で、通りかかった町長がが発見し、110番通報を行ったという。

この警部補はこの日、11:20ごろに勤務を終え、部下の巡査部長2人と共に居酒屋など3ヶ所で酒を飲んでいた。血液1ml中のアルコール濃度も0.3mgを越えていたという。(完全な飲酒運転である。)

とにかく、警察の人間が飲酒運転というのは何事か。しかも事故を起こすのだから、この秋は警察が「交通安全運動」と叫んだところで、全くもって説得力すら無くなってしまう。取り締まる側の組織である以上、「勤務明けであっても、酒を飲むことを完全に禁止する」というような再発防止策でも打ち出してみろ、というものである。(こんなことを言うはずがない。)

厳しい言い方をするが、この警部補が重傷を負ったというのは自業自得であり、警察側に弁解する余地は全くない。


ムシキングカードが欲しかった郵政職員 [不祥事]

郵政公社職員の不祥事がまたも発覚した。手口は、郵便小包の中身が汚れたり、壊れたりしたと偽って損害賠償金をだまし取る、というものである。これによって、新大阪郵便局郵便企画課の元課長代理の37才の男(8/30付で懲戒免職となっている。)が詐欺などの容疑で大阪地検に書類送検された。

この男は、5/10に吹田千里郵便局で、不要になったムシキングのカード2600枚と500円相当のワイン2本を実家の母親あてに小包で発送し、到着後、ワインが割れてカードが汚れたと嘘を言って、小包の損害賠償金25万9700円を欺し取った。また、これと同じ手口で、今年の2月上旬から6月中旬にかけて、合わせて7回、損害賠償を請求して、90万3531円を騙し取っていたという。で、欺し取ったお金は、人気アニメ「ムシキング」のカードの購入費用につぎ込んだという。

人気アニメにはまっていて、その関連グッズに手を出して、というのは珍しいことではない。が、そこまでするか?と思ってしまう。そもそも「ムシキング・カード」って、そんなことをしないと全てを入手出来ないというような多くのカードがあるというのか。(そんなにも種類が多かったら、メイン・ターゲットの子供たちですら集められなくなり、人気が出るとは思えないが...)

それにしても、自分の職業を上手く利用した犯罪を思いついたものである。このエネルギーが正しい方向に使われていたら、サービス向上に繋がったことでしょうね。(小包で損害賠償金が取れるということで、真似をしてはいけませんよ。)


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