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京都迎賓館の紹介DVD [京都の話題]

平安建都1200年記念協会は、今春に開館した京都迎賓館に生かされた京都の伝統的技能を紹介するDVDと絵はがきを作製し、一般販売を始めた。

DVDは「京都迎賓館に生きる伝統的技能」というタイトルで、迎賓館の数寄屋造りや建具、漆工芸、庭園や竹垣などを11の分野に分けて技能別に解説している。音声は日本語と英語の二カ国語となっていて、時間は約30分、価格は500円。

絵はがきは、西陣織で壁面を飾る晩餐室や大広間、庭園の風景を撮影したものなどの8枚入りセットで、価格は500円。

平安建都1200年記念協会や京都商工会議所、京都文化博物館など6ヶ所で販売している。

お土産としたら絵はがきというのは定番であるが、DVDがこういう所にも出てくるようなにったというのは時代の流れともいえる。 一般公開で京都迎賓館を訪れた時には悪くはない土産にはなるでしょうが、面白く構成されているのでしょうか?(まあ、これを大々的に売り出して利益を得ようというようなことでもないだろうから、どっちでもいいのですが...)



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京都市・職員給料引下げ勧告 [京都の話題]

京都市人事委員会は、本年度の市職員の月給を民間に合わせて1人当たり平均1819円(0.44%)引き下げるよう、市長と市議会に勧告した。また、同時に職員給与構造のあり方も含めた給与制度の見直しも求めた。尚、月給を引き下げる一方でボーナスは民間並みに近づけるため、0.05月分引き上げて4.45月分にする、としている。これにより、職員1人当たりの年間給与は、平均で約9800円減少するという。

ここで、民間の給与のデータについてだが、これは従業員100人以上の企業で。京都市内に50人以上の支店などを持つ120の事業所を対象としていて、今年4月時点の給与実態調査に基づいている。この勧告を受けて、市長は「市内民間企業の厳しい給与状況を反映した内容であり、厳粛に受け止める」とコメントしている。

しかし、この水準ではまだまだ甘えがある。京都市の財政では、何と言っても地下鉄事業の負担が大きく、地下鉄運賃の値上げを行おうとしている。そんな中でこの程度の賃下げでは、まだまだ甘いとしか言えない。また、民間の給与を調べるのに、従業員100人以上の企業に絞っているというのも甘い。これでは中小企業の給与については反映されていないことになり、「民間」と言ってもその実態からはかけ離れたものになっている。

もっと給与を下げて、財政が良くならない限りはアップは凍結するのが筋である。また、平均で約9800円下がると言っているが、それは平均であって、中には増えるという者もいるだろう。少なくとも増えるということが無いようにしなければならない。

国の場合でも同じであるが、人事委員会(国の場合は人事院)という所は相変わらず大甘なことしか言わないボケた組織である。



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柿の出荷始まる [京都の話題]

朝晩はすごしやすくなったとはいうものの、日中はまだ暑く、残暑が続いているが、秋らしい話題が届いた。それは「柿」の出荷が始まったというものである。(早い所では既に出荷が始まっているが、京都では府内有数の産地での出荷が始まってこそ本格的なシーズンの到来というものである。あとは大枝の柿の出荷を待つだけとなった。)

京都府木津町鹿背山地区の特産である柿の出荷が9日始まった。朝収穫した「西村早生柿」を仕分けして、箱詰め作業を始めたという。この地区では、80年以上前の大正期から続く府内有数のカキ産地であり、京都市内に出荷するほか、町内の直売所などでも販売される。10月中旬までは「西村早生柿」が収穫され、その後は「富有柿」に移り、出荷は12月上旬まで続くという。

ちなみに、去年の出荷数は、「西村早生柿」が約17万個、「富有柿」は約15万個であり、今年も昨年並みの出荷になると予想している。今年の柿は「色づきも良く出来も平年並み。甘みも十分で今後大きさも良くなる」と話している。

確実に季節は「秋」になろうとしている。「秋」と言えば「食欲の秋」というのもその一つであるが、いよいよ収穫の季節でもある。様々な味覚が収穫される。美味しいものでも食べ歩きに行きたくなった。



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時期外れのひまわりが満開 [京都の話題]

京都府立植物園では、時期外れのひまわりが現在満開を迎えているという。これは、夏の終わりの思い出をと、通常より遅い7月半ばに「ロシアヒマワリ」や「サンリッチレモン」など5品種を蒔いて、その約200株が成長したものである。(つまり、意図的に時期外れとなるようにしたものである。)

9月になると、本来のひまわりの咲く時期と比べて涼しくなることもあり、いつまで咲いているのだろうかと思うと、今月の半ばぐらいまでは咲く見通しという。

植物園では「この夏、ひまわりを見忘れた人はぜひ訪れて」と言っているが、少し遅い夏気分を今から味わうというのもいいかもしれない。(今からならば、残暑の思い出ということになるのか...)



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時代祭の有料観覧席券 [京都の話題]

10/22に行われる京都三大祭りの一つである「時代祭」。京都市観光協会は6日からその有料観覧席券の予約受け付けを始める。観覧席は、京都御苑の建礼門前南側(4000枚)、御池通の寺町~烏丸間(3500枚)、神宮道の冷泉通~平安神宮大鳥居間(1000枚)の3ヶ所に設けられる。料金は全席指定でパンフレット付きで2000円。

正直言うと、10月の「時代祭」はまだ先のことだという認識でいた。しかし、ここで京都の夏ということを考えてみた。暑くなると京都では祇園祭となり、それが終わると五山の送り火となり、それが終わって9月に入ったとなると、なるほど、時代祭も近づいているのも当たり前である。ということは、こういう話が届いてきても何の不思議でもないのである。(それだけ時間の流れが速いということにもある。)

時代祭、有料観覧席から見るのも悪くはないが、時代祭の行列は葵祭や祇園祭とは別であって、移動しながら見るという楽しみ方もある。(どちらで見ようかしら...)ただ、KBS京都がテレビ中継を行うだろうから、そちらで見るという選択肢もありますね~。



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京都市地下鉄値上げへ [京都の話題]

京都市は、市営地下鉄の運賃を値上げする方針を明らかにした。初乗り区間(3kmまで)を現行の200円から10円アップして210円に、それ以外の区間は一律20円値上げする。(現行の2区~5区は230、260、290、320円であり、これらは全て+20円になる。)平均値上げ率は7.4%になる。

9/12に開会する定例市議会に運賃条例の改正案を提案し、可決されれば値上げを申請し、早ければ来年1月から実施したいとしている。値上げされることになれば、1996年9月以来のことになる。

尚、この通りに値上げが実施されると、初乗り運賃が200円を上回ることになり、地下鉄を運営する政令指定都市8都市の中では初めてのことになる。(1都市が値上げに踏み切ると、他都市も理由をつけて追従する可能性が高いと考えられる。)

京都市によると、東西線の建設事業費がかさんだことなどから慢性的な赤字が続いていて、2004年度決算では経常収支が192億円の赤字、累積赤字は2384億円になり、200円を得るのに370円の経費がかかっている、1日で5500万円の赤字が出ている、という。尚、この値上げにより15億円の増収が見込まれるとしている。

京都市は2004年3月に作成した地下鉄事業健全化計画で、本年度中の運賃10%値上げと、10年間で市一般会計から640億円の支援を得ることで、2015年度には人件費と建設費の利息返済を運賃でまかなえるようにする計画を立てている。これに従っての値上げということになるが、値上げ率を圧縮し、差分は駅業務の一部の民間委託により経費削減を行う、現在建設中の東西線・二条~天神川間の公費削減(→手抜き工事は絶対に許されませんよ)、一般会計からの新たな負担を求める、としている。(ちなみに、2004年11月に開通した東西線・醍醐~六地蔵間の工費は、事業免許取得時の見積から156億円削減できたとしている。)

こういう値上げ条例は、たいていそのまま可決されてしまう。よって、この通りの値上げになるだろう。強いて言えば、国交省が値上げ時期を多少遅らせるように指導する程度のことしか期待できない。これは原油価格の高騰の影響ではないが、「値上げの波」は確実に迫っている。(他の鉄道事業者が追従しないことを祈る。特に大阪市営地下鉄は大阪市の財政は最悪の上、京都市にも近いので、すぐにも追従しかねない...)



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京都府内出土遺物の特別展覧会 [京都の話題]

京都府向日市にある京都府埋蔵文化財調査研究センターが、設立25周年記念事業の一環として、弥生後期から古墳時代までの府内出土遺物を一堂に集めた特別展覧会「そして『王』になった。-京都・古代国家への道-」を9/23から10/23まで、隣接するの向日市文化資料館で開くという。近年、丹後など古代の王権のあり方に注目が集まっていることからこの展覧会を企画したという。

独自の王権が存在したとみられる「丹後」、日本海と畿内を結ぶ交通路の「丹波」、畿内の出入り口「山城」の3地域での古代国家形成の過程を追う。展示品は、同センターや市町村教委の発掘した重要文化財や府指定文化財を含む鏡や鉄製品、玉などの副葬品約100点になる。

尚、月曜(祝日の場合は翌日)と9/27、9/30、10/12は休館で、入場無料(これは大歓迎出来ます。)という。

ここの所、世界各地で歴史的価値のあるものが発見されるということが続いていて、歴史が書き換えられるということもあり、色々と興味をかき立てられるが、この展覧会は身近な所の出土品にふれるということになるので、足を運んでみたいと思う。尚、この展覧会は古代に限られているが、向日市ということならば、長岡京(784~794年)に関する発掘も行われている場所である。(そちらの展示が(センターに)あるかどうかは分からないが...)



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秋の味覚・梨園 [京都の話題]

お盆も過ぎて、残暑に見舞われる中、秋の味覚である「梨」の話題を一つ。
京都府八幡市の観光ナシ狩り園「やわた梨狩園」がオープンし、早速家族連れが訪れて、梨狩りを楽しみ、一足早く秋の味覚を堪能していた。

この梨園は約20aの広さがあり、「幸水」「豊水」などを約150本を栽培しているという。今年の出来栄えは「水分をしっかり含み、実が太っている。例年並みだが、良いナシができた」という。9/20ごろまで開園しているということである。(大人1000円、子供800円、予約要)

8月も後半になったとはいうものの、今の季節の果物と言えば、やはり「スイカ」だろうと思うのだが、こうして「梨」が出てくるのだから、季節は確実に秋に向かっている。(最近は、季節関係ナシに栽培される果物も増えていて、季節感が希有になってきたが...)でも、最近は、核家族化の影響で、スイカの丸ごと一玉というのは売れなくなってきているという。(半分とか1/4にカットされたものが売れる。)それにつられて、スイカの消費量も減少しているという。

冷蔵庫で冷たく冷やした「梨」。頭に思い浮かべると、食べたくなってきた...



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五山送り火 [京都の話題]

の晩夏を彩る伝統行事「五山送り火」が行われた。「五山送り火」というと仰々しく感じるかもしれないが、「大文字の送り火」のことである。(こう言えば、誰もが容易に分かるであろう。)

送り火は、お盆に迎えた精霊を送り、無病息災を祈るお盆の行事であり、室町時代以降に定着したといわれている。京都三大祭(葵祭、祇園祭、時代祭)にこれを加えて、京都四大行事とも言う。江戸時代後期には「い」、「一」、「竹の先に鈴」、「蛇」、「長刀」などの字形もあったが、これらは早く途絶えたといわれていて、現在は「大」(左大文字と合わせて2つ)「妙法」の字、鳥居、船を形どったものの5つである。

今年は、昨夏の台風23号で倒木した宮津市・天橋立のクロマツが大文字の護摩木の一部に使われた。20時、曇り空のもと、左京区の大文字山では75基の火床に積み上げられた護摩木が次々と点火され、「大」の字が山肌にくっきりと浮かび上がった。続いて「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に点火されて、夜空に浮かび上がった。

今年の人出は、京都府警によると約12万人と、去年に比べて2万人少なかった。しかし、テレビ中継なども行われたので、日本各地でその映像を目にした方の数は膨大な数字になっているだろう。

これにより夏も残り少なくなり、秋を迎えることになる。本来は「立秋」以後は「残暑」というが、送り火が終わってから「残暑」というような感覚でいるのだが、これからは本当に「残暑」という言葉を使うことになる。(時間の流れって早い...)



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サル被害防止にカラーボール [京都の話題]

京都市山科区の住宅地で、サルの群れが農作物を食べたり、民家に侵入する被害が絶えないため、山科署はサルの撃退道具として逃走犯の特定に使うカラーボールと発射機2台を新たに配備した。(これは、こちら(その1)こちら(その2)で述べている新開発された装置です。)

ちなみに、昨年は水鉄砲や釣りざおで追い払う作戦をとっていたが、サルがこれに慣れてしまい、通用しなくなっていた。そんな中、第二弾の撃退策を検討していて、カラーボールの発射を思いついたという。

元々のカラーボールは、逃走する犯人や車に当てて破裂させ、ボールの中に入っている液体を犯人に当てて、犯人を特定するための道具であるが、人力で投げるということで、命中率が悪い、という問題があった。カラーボール発射機は照準が付いている、一度に3発を発射する、圧縮した空気の力で発射するということで、従来の課題を解決したものである。そのカラーボール発射装置をパトカーに装備した。サルを発見すると、そのサルに向かって発射する。こうやってサルを驚かせて山に追い払おうという狙いである。また、万一、外れて人に当たっても衝撃が小さく、着色剤も無害で住宅地でも使いやすいという。ちなみに、カラーボールの値段は1個約1000円、発射装置は1台約3万円という。

それにしても、防犯目的で開発されたものが、意外なところで使用されることになったものである。ただ、効果が上がるかというと、それは使用者の腕によることになる。果たして、サルを撃退できるのであろうか?(民間のハンターたちが利用するのなら、何となく効果がありそうに感じるが、警察が使うとなると、今ひとつ効果が上がらないように思えるのだが...)



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