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昆虫標本づくり [京都の話題]

長岡京市の「にそと情報館みちしるべ」で「身近な昆虫の標本づくり教室」が開かれ、地元の親子約40人が参加した。参加者は、昆虫をきれいな標本にする方法などを学びながら、地域の自然環境にも目を向けて学んだという。子どもたちは、それぞれ2匹の昆虫(コガネムシやクワガタなど)を受け取り、まち針で足や触覚を伸ばしたり、保護者と一緒に昆虫図鑑で名前を調べたりしたという。

昆虫採集、標本作りといえば、夏休みの自由研究の定番の一つであり、ある年齢層から上になると、間違いなく誰もが経験しているだろう。 それだけに、この話題を耳にして、ちょっと懐かしくなった。(ということで、飛びつきました。)

でも、自分たちの時は、標本にする昆虫は自分たちで捕まえに行ったものである。そのため、捕らえたかった昆虫を捕らえることが出来なかったというような苦い思い出もある。また、結構数がいて、比較的捕まえやすかったセミばかりを捕まえたようなこともあった。(どちらかと言うと、標本にすることよりも、昆虫を捕まえることを第一にしていたような気がする...)

この教室は「標本づくり」と謳っているので、昆虫を捕まえることが主眼ではないことは分かっている。また、近年はデパートやペットショップに行けば、昆虫は売っている。(昆虫採集に行かなくても、昆虫を入手出来てしまう。)ということで、昆虫採集ということをしなくても標本を作ることができてしまう。標本を作るのであれば、やっぱり自分の手で昆虫を捕まえるべきではないのか、と思うのだが...



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京の東宝3映画館、来年以降順次閉館へ [京都の話題]

京都スカラ座」「京都宝塚劇場」「京極東宝劇場」といえば、京都の繁華街である河原町界隈にある大きな映画館であり、東宝の直営館である。京極東宝は現在では3スクリーンあり、2つはそうではないものの、これらの劇場はいずれもが大スクリーンを有し、観客席の数も多い劇場である。

これに3館について、東宝が閉館を決定した。理由としては、設備が時代に即さなくなった、今年6月にオープンした最新設備を備えた11スクリーンのシネコン(TOHOシネマズ二条)が順調であることを挙げている。これらの劇場は、昭和初期(1935年)に開館し、戦後は一時GHQの接収となった時期があったものの、京都で多くの映画ファンを楽しませてきた老舗館である。

既に、劇場のあるビルに入っているテナントに対して退店を求めていて、それが完了すると閉館し、ビルも取り壊すとしている。(跡地の利用については、東宝が河原町にふさわしい新施設の建設を検討する、としている。→商業施設のビルでも作るのでしょうね。)

河原町界隈といえば、松竹が2001年にシネコン「MOVIX京都」を新設し、しかもつい最近になってこれを12スクリーンまで拡大させているのをはじめ、他にもいくつかの映画館はある。しかし、スカラ座、京都宝塚、京極東宝が無くなるということで、河原町を代表するような映画館が無くなってしまうことになる。時代が変わったとはいうものの、ちょっぴりさびしさを感じてしまう。

尚。東宝の京都でのメインが二条に移動するということになると、場所が場所だけに、ちょっと行きにくくなる。となると、個人的には、東宝作品は高槻か梅田(NAVIO)のシネコンを利用することが増えるようになると思います。

(追記)
上記3つの劇場は、2006/1/29限りで閉館しました。



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嵐山、保津峡の遊覧飛行 [京都の話題]

嵐山・高雄パークウエイを運営する西山ドライブウエイは、お盆期間の8/13から4日間、市内の嵐山、保津峡などを空から一望するヘリコプター遊覧飛行を行うという。お盆の時期では紅葉とは縁がないものの、保津川と嵐山・渡月橋その周囲の豊かな自然を楽しむことが出来る。また、保津峡ではトロッコ列車もあり、異なる角度からふれあうことも出来る。但し、飛行時間は3、4分という。

この遊覧飛行で使われるヘリコプターは乗客5人が定員であり、嵐山・高雄パークウエイ(通行料1150円)内の菖蒲谷池駐車場から飛び立つ。運航は1日約40回で、11時から17時。料金は大人4000円、小学生以下3000円である。尚、発着場所に行くには嵐山・高雄パークウエイを利用しなければならないが、3人以上の搭乗でパークウエイの通行料金1150円をキャッシュバックするとしている。また、雨天は中止される。

天気次第という一面があるものの、利用してみるのも面白いかもしれませんね。ただ、定員が5人というヘリ、料金、キャッシュバックサービスのことを考えたら、大人数で行くということはできないし、1人で行くというのもなんですね。友人知人を誘って5人で行くのが一番いいことになるのでしょうね。(5人ということで、戦隊気分で行くのがよろしいかと...  (爆 )



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そっくりポリス・祇園に出動 [京都の話題]

大阪市のNPO法人・全日本セフティー協会は、警察や自衛隊のOBを中心とするボランティア活動を行っている。服装は警察官の服装に似たものを着用し、パトカーに似た白と黒に塗られた車両を使って、住宅街や繁華街を巡回している。パッと見た所では本物の警察官と見間違えられることから、犯罪の抑止に役立っているという。実際、コンビニや書店の床に座って他の客に迷惑をかけ、店員が注意しても聞かない若者が、このNPO法人の会員の姿を見た途端に立つ、という効果もあったという。

で、8月からはその全日本セフティー協会が活動範囲(現在は、大阪市淀川区で活動している。)を広げ、京都・祇園界隈でも活動を開始するという。(車1台を使い、週に4、5回パトロールする。)
で、気になったのは、パトカーに似た模様の車ということだが、京都府警によれば、「赤色灯を設置しなければ問題はない」とのこと。で、赤色灯ではなく青色灯の使用許可を得て車に装備するという。(実際、回転させなくても、備わっているということでパトカーだと思ってしまうという心理を利用するということになる。)

実際に犯罪者を検挙する、ということは出来ないものの、少しでも犯罪の発生を抑止することが出来れば社会貢献となる。狙いはいいのだが、巡回中にトラブルに巻き込まれたり、「偽警官がいる」というような通報があったりしたらどう対応するのであろうか?ちょっと気になる所です。(しかし、こういう人たちの力を借りることにならないと治安を守ることが出来ない、という現在の警察の凋落ぶり(人員不足)も考え直す必要がある、といえる。)



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京都御所の秋の一般公開 [京都の話題]

宮内庁京都事務所は、京都御所の秋季一般公開について、今年は11/2から6日まで実施する、と発表した。入門時間は9時から15時までという。尚、詳細は10月に発表するとしている。

京都御所の現在の建物は、ほとんどが1855年に造営されたものであり、今年は150年にあたる。ということで、それを記念し、今年は例年の一般公開コースに加え、北側の皇后御常御殿などを特別に公開し、御所のほぼ全体を参観できるようにするという。

詳細は現時点ではまだ、ということだが、少なくとも日程が発表されれば準備を始めることは出来る。まだ3ヶ月も先のこととは言え、日帰りで京都御所に行くことが出来ない人にとったら、宿を予約するということも必要なので、決して早い発表とはならない。(11月初旬といえば、紅葉の季節で、修学旅行客も多く、結構宿を予約するというのは難しいものである。)

ということで、日帰りできる範囲に住んでいる筆者としたら、一般公開されることは頭にあっても、それがいつだったのか、ということは忘れてしまい、ニュースで「今日から始まりました」ということを耳にして、「あっ、そうだった」ということになってしまうものと思われる...



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京都タワー展望台来塔者2500万人を突破 [京都の話題]

1964年に開業してから41年。京都駅前にある京都タワーの展望台の来塔者が22日に2500万人を突破したという。で、2500万人目となった栃木県の中学1年生に記念品が贈られた。

とにかく、「京都の恥」という厳しい言葉から、「古都を一望できる」という良い評価まで、あまりにも両極端な意見がある京都タワーであるが、そんなにも来塔者がいたのですね。しかし、京都には年間で4000万人以上が訪れていることを考えたら、決していい数字とは言えません。(よはり、「恥」と考える人が多いということなのでしょうか?)

ところで、京阪神の三都市にはそれぞれタワーがあります。(京都は京都タワー、大阪には通天閣、神戸はポートタワー)この3つのタワーの中で、一番高さが高いのが京都タワーなのです。(それを知ったからと言って、別に何にもなりませんが...)京都駅ビルも「京都らしくない」と言われて評判が悪いですが、酒の肴とするためにも、一度は来塔してみたらいいかと思います。



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市バス路線で代替輸送実験 [京都の話題]

京都市の「市バス代替輸送実証実験」が23日から始まった。これは、赤字の市バス路線に民間の小型バスやジャンボタクシーを走らせて、運行本数は増やし、運行コストの変化や利用客の増減を調べるものである。実施されたのは市内の6路線(系統)である。

この実験は、来年の9月までという長期にわたって行われることになっている。また、参加したのはMK、ヤサカ、京阪バスの3社である。長期にわたるデータを集めるというのはいいことである。(短期間であれば、物珍しさも手伝って、一時的に利用者が増えることになり、正しい結果が得られなくなる。)また、参加した3社は、いずれも新規参入路線として狙っている所でもあり、参入するときの戦略を練るための足掛かりにも出来る。

早い時期に一度利用してみたいと思うのだが、少し考え直してみた。この路線は、筆者の日常の行動範囲ではない所で行われているので、こういう野次馬根性で利用すると、この実験の本来の目的に反する結果を生み出すことを助長することになる。ということなので、利用するのは、本格的な観光シーズンになってから、観光客として移動の一部での利用ということにしたいと思う。(日常の利用路線が実験となっている方はともかく、そうでない方は少し遠慮しましょう。)こういう実験は普通は1年間ということにするのだろうが、1年と1ヶ月ちょっとという期間にしたのは、物珍しさによる一時的な利用増を予見したからなのだろうが、京都市が底まで考えたとは思えない。やはり、京都市中心部にバス路線の新規参入の手を挙げたが、それを撤退したMKの思惑が入っているのでしょうね...



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台風被害の天橋立の倒木を送り火で供養 [京都の話題]

去年の台風23号によって大きな被害が出た天橋立のクロマツについて、それを8月の「大文字五山送り火」で供養することになった。天橋立には約4800本のクロマツがあるが、去年の台風23号によって193本が倒された。今回は2本分のクロマツを使って護摩木を作ったというのである。で、天橋立で作られたクロマツの護摩木は、大文字保存会が京都市左京区の如意ケ嶽で送り火に加えて使われる。

送り火は、誰もが知っている真夏の京都の行事の一つであり、盆に迎えた先祖の霊を見送り、無病息災を祈る行事であり、毎年8/16に行われる暑い夏のラストを飾る恒例行事でもある。(「大文字」と言えば、直ぐに分かるであろう。)

送り火となると、「今年はどこから見ることにしようか」と毎年悩むのだが、今年もまもなくそれを考える季節になった。さて、今年はどうしましょうか...



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天橋立を飾る炎の曲線 [京都の話題]

日本三景の一つである天橋立で、「天橋立炎の架け橋」というイベントが17日夜行われた。これは、天橋立の砂浜の海岸線に沿って300本のたいまつを灯すというもので、暗がりに現れた魅惑的な炎の曲線に、約2.5万人の観光客らが集まった。

「夜の街の光が美しい」などと言われているが、街の光はコンクリートジャングルを照らす人工的な光であるが、たいまつの炎となると、また違った味わいがするものである。それが、天橋立の砂浜の海岸線に沿って灯された姿というのは神秘的な雰囲気に包まれるものである。

この日は、京都市では「祇園祭」の山鉾巡行が行われたが、京都という所は実に様々な行事が行われている所であるということを、こういう話題を耳にする度に思う者である。で、こういう行事に足を運ぶためには京都府内に住んだ方が都合がいいということになるのでしょうか。

ただ、京都府民である筆者としたら、「いつでもいけるからいいや」ということになってしまい、そのわりには観光地には足を運んでいないのですが...(祭となると別ですが...)



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2005・祇園祭 [京都の話題]

日本三大祭りの一つである祇園祭が行われた。最大の見所である山鉾巡行が、11年ぶりに日曜日となったことから、人出は1989年以降最多に並ぶ約24万人を記録した。(京都府警発表。)また、16日の宵山は52万人(去年と比べて4万人の増加)、宵々山は34万人、宵々々山も20万人の人出となり、130万人という賑わいとなった。

とにかく、この期間の京都の気温は高く、夕方になっても30度を超えているという状況の宵山、宵々山であったのをはじめ、山鉾巡行の日である17日も、開始時刻である朝9時には気温が28度を超えるということになり、熱中症となった人も出た。

また、こういう行事が行われると、必ず現れるのがスリである。宵山の16日の夕方には、祇園祭の山鉾を見物していた山科区の会社員(64)のズボン後ろポケットから、財布を抜き取った疑いで、73才の無職の男が現行犯で逮捕されたのをはじめ、被害が出ている。

祭を楽しむのはいいことですが、スリには十分気をつけましょう。(これは祇園祭だけでなく、各地のあらゆる祭に共通していることです。)

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(7/18追記)
17日の山鉾巡行の日にも、見物客のバッグから携帯電話を盗んだ男(28)が逮捕されている。(スリだから、当然現行犯逮捕です。)人混みでは本当に注意しましょう。



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