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フグを自宅で調理して... [事故]

愛知県幡豆町の男性(51)が、自分で調理したフグの肝臓の刺し身を食べてフグ毒にあたり死亡した。これは、17日に友人が釣ったショウサイフグとみられるフグ1匹を譲り受け、自宅で調理し、18日夜に冷蔵庫に保管していた肝臓の刺し身を食べ、3、4時間後から唇のしびれなどの症状を訴えた。19日朝になって家族が119番通報したが、すでに亡くなっていたという。

フグの処理を行うにはフグ処理師の資格を取得していなければならない。この資格を取るためには専門知識が必要であり、通常の料理をするというようなレベルではなく、高度な技能を身につけていなければならない。(弁護士の試験に受かるとまではいかないにしろ、一夜漬けでは無理。)と言っても、資格が必要なのはフグ料理を提供する飲食店の調理師に対してであり、自分で食べる分を自分で処理をするのにも資格が必要とは言っていない。要するに、フグには毒があり、とても危険なものである、ということである。

この男性は、フグ処理師の資格は持っていなかったが、以前に自分でフグをさばいて食べることがあるという。ということは、素人が自分のミスによって毒にあたったということになる。過去はたまたま上手くさばけたと考えられる。当然、自分で処理をしようとしたからには、それなりの危険を覚悟の上でのことなのだろう。冷たいことを言うが、「自己責任」なのである。この男性には気の毒だが、教訓として頭に叩き込んでおく、というように自己保身のための知識としましょう。

尚、フグの毒が心配な場合、処理に自信がない場合は、自分で処理をすることをしないで資格を持った人にお願いしましょう。(この場合に毒にあたったら、治療費は請求できるだろう。自分で処理してあたったら、何もありません。)



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尼崎市の負担約5000万円 [事故]

JR福知山線の脱線事故で、尼崎市が事故に関連して負担した人件費や資機材購入の費用が計約5000万円に上ることが分かった。市は「自治体の本来業務の範囲を超える支出があれば、JR西日本への請求も検討する」としている。この内、約半分の2500万円は職員の超過勤務手当であり、テントや救助服など消防局の資機材の買い替え費用約2000万円や、遺体安置所になった市記念公園総合体育館の使用料約400万円などが含まれている。

尼崎市も普通の自治体と同様に財政は厳しい状況にある。この費用は全額JR西日本に請求するべきである。(事故が発生しなかったら、1円たりとも発生しなかった費用であり、事故が起こったために生じたことを否定できない。)公共交通機関が事故を起こしたらどうなるのか、それを考える上でも、JR西日本はこの負担を追うべきである。

尚、事故現場周辺で乗客の救助活動に参加した企業などに対する損出については、JR西日本は負担しないと言っているが、本来ならばこれもJR西日本が負担するべきである。



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またもANAの大阪発高知行きでトラブル [事故]

大阪(伊丹)発高知行きのANA機といえば、ANAのトラブル発生の王者であるが、またもトラブルが発生した。それは、13日14時ごろのこと。大阪空港を離陸した高知行きのANAの1615便(ボンバルディアDHC8-400型機、乗客・乗員44人)の前輪の格納扉が閉まらなくなり、約30分後に大阪空港へ引き返した。乗客に怪我人はおらず、乗客全員が代替機に乗り換えて15:30に高知へ向かった。また、ANAが故障の原因を調べるとしている。

JALは各地でトラブルを起こしているが、ANAもそれに対抗意識を燃やしていると言われても仕方がないようにトラブルを起こしている。が、大阪~高知便はもう最悪である。これは、ANAの整備や点検能力が低いということを証明しているということになるが、大阪空港のANAの整備クルーの技術というのはその中でも余りにも酷いということになる。(それを裏付けることとして、今年になってANAの同機種が飛行中のトラブルによって出発地に引き返す/目的地の変更、を行ったのは、今年になって9件目となったが、7件が大阪発着便という。)

こんなことで知名度を上げても何にもならないが、いつまでこんなことを発生させれば気が済むのであろうか。JALは既に利用するような代物ではないが、ANAのプロペラ機も、もはや利用する代物ではなくなっている。また、国交省は何をしているのか。ANA(大阪空港)についても立ち入り検査を直ちに行え。



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インドネシアで旅客機墜落 [事故]

ここのところ、世界各地で死亡者が出る航空機事故が相次いでいるが、今度はアジアで起こってしまった。インドネシアのスマトラ島北部のメダンの空港で、5日10時(日本時間5日12時)すぎ、マンダラ航空のジャカルタ行きの旅客機ボーイング737-200型が離陸して1分後に住宅地に墜落して炎上した。付近の民家数十軒に激突していて、乗客や住民に多数の死傷者が出ている様子で、乗客乗員計117人の大半は死亡したと見られると共に、住民にも多数の死傷者が出た模様。(ということは、100人以上が死亡と見られる。)

目撃者の証言によると、この旅客機は離陸後に尾翼が吹き飛んできりもみ状態となって墜落したという。また、小爆発とともに炎上し、空中分解しながら墜落したという証言もある。更に、機体の一部が送電線に接触したとの目撃情報もある。墜落現場では、この旅客機は主翼と尾翼がなくなり、胴体しか残っていないという。事故当時空港周辺には深い霧がかかっていたという。

また、この旅客機には、北スマトラ州の州知事がユドヨノ大統領と面会するために搭乗していたという。(現場のメダンは北スマトラ州の州都であり、スマトラ島では最大の都市(人口約200万人)、インドネシアでも第三の都市である。)

目撃者の証言と現地の政治情勢を考えると、これはテロ事件の可能性も考えられる。(知事を狙った可能性もある。)→テロだったら、数日以内に犯行声明が出てくることになるだろう。

また、テロではなく事故であれば、原因調査はしっかりと行ってもらいたいところである。

ということで、最近発生した欧州や南米での事故とはちょっと違ったことになる可能性があり、しばらくは様子を見守る必要がありそうな事故(事件かもしれない)と言える。

----- (9/7追記)
遺体捜索と身元確認作業が7日終了し、確認された死者は計144人となった。(内34人は身元が確認できなかった。)
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。



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JAL機・計器の叫び声 [事故]

3日の10:40ごろ、成田空港を離陸した直後の中国・広州行きJAL603便(乗客乗員115人)で、エンジンの回転数を示す計器が異常値を表示するトラブルがあり、同機は成田空港に引き返した。約20分後に成田空港に無事着陸し、乗客に怪我はなかった。JALがトラブルの原因を調べているが、計器の誤表示の可能性が高いという。

相次ぐトラブルが問題になっているJALだが、最近は計器のトラブルが多発している。これは整備が正しく行われていない、ということの証である。今のところは重大事故に繋がっていないものの、いつ事故が発生してもおかしくない。こんな航空会社にはもううんざりである。

というよりも、計器が狂うことが頻発しているのは、航空機自体が「しっかりと整備をしろ」というメッセージを発しているのではないだろうか。それとも、計器自身が「いつ事故が発生するか分からない機体から外して欲しい」というメッセージを発しているのか。

それならば、沈没しそうな船からネズミが脱しようとしているのと同じ末期的症状が起こっていることになる。永久に先送りになってもらいたい事故発生の日が間近に迫っているとしか思えない。JALよ、せめて一ヶ月間でいいから、1件のトラブルも起こさないように出来ないものなのか...



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車内に残った客に驚いて事故 [事故]

1日11:35ごろ、神戸市兵庫区の市道交差点で、回送中の神戸市バス(阪急バスに営業委託)の運転手が、車内に残っていた男性の乗客(35)が運転席に近づいてきたのに気を取られ、前方のミニバイクと衝突するという事故が発生した。バイクを運転していた49才の男性会社員が両腕打撲の軽傷を負い、運転手と乗客に怪我はなかった。

このバスは、11:30ごろに終点の神戸駅に到着したが、この運転手は乗客全員の下車を確認せず、車庫に向け発車した。その時、座席で寝込んでいた男性乗客には気づいていなかった。その後、この乗客が目を覚まし、運転席に近づいてきたため、驚いて振り返り、交差点の左側から出てきたバイクに気付くのが遅れたという。

これは、完全に運転手のミスである。折り返して営業運転をするのであればともかく(本当はこの場合でも車内の確認を行うべきである。)、車庫に入るのであれば、車内の確認を行うのは当然である。しかも、神戸市バスといえば、6月に運転手が車内の乗客に気付かずバスを車庫に入れて施錠し、その乗客を一晩車内に閉じ込めるという問題を起こしている。(それについてはこちらで述べています。)

その時の運転手は処分するということであったが、その処分は下っているであろう。が、その記事で述べたが、こういう問題を起こした場合は、運転手を処分するよりも、再発防止のために他の全運転手に対して「点検を行うことを徹底するように指導する」ことの方が重要である。あれから2ヶ月ちょっとで同じような問題を起こすのだから、再発防止策は行われなかったのではないだろうか。(どうして「他山の石」として日常業務に取り入れようとしないのか。そういう小さな事の積み重ねが問題を発生させることを防ぐことに繋がるということが分からないのだろうか?)

運転手の責任を問われるのは当然であるが、これは管理者側の管理責任も問われるべきである。神戸市バスは直ちに再発防止策を打ち出つなければならない。また、他のバス事業者も、全運転手に対して「点検の徹底」を指導するべきである。



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またもトラブル・JALウェイズ58便&JAL [事故]

8/12にエンジントラブルによって福岡市街地に部品をばらまくという空襲のまねごとを行ったJALウェイズ58便(福岡発ホノルル行き)だが、8/30の同便(DC10)でまたもトラブルを起こした。滑走路を走行中、機体の不具合を示す警告灯が点灯し、離陸を中止して点検したが、異常は発見できず、約2時間遅れで離陸したものの、それから約1時間後の23:10すぎに、飛行中に同じ警告灯が点灯したため、行き先を関西空港に変更して着陸した。

原因調査のために、同便の運行を中止させ、乗客は31日午後のJAL便でホノルルに向かうことにしたというが、そんなにもトラブルが出る機体を使っていて、大丈夫なのだろうか?今回点灯したのは、機体に氷が付くのを防ぐための設備の一部が正常に動いていないという警告だというが、DC10はかなり老朽化している機体でもある。大きなトラブルを起こして事故に繋がらなければいいのだが、JALの整備、点検は信用することもできないというのもまた事実である。

更に、30日の朝8:20頃には、羽田発山口宇部行きのJAL1641便(MD-90)が、滋賀県上空付近を飛行中に水平尾翼の昇降舵が左右で異なる動きをしていることを示す警告が計器に表示され、同機は目的地を大阪(伊丹)空港へ変更し、8:48に着陸した、というトラブルも発生している。こちらの方は、点検の結果、計器の誤表示と判明し、感知装置の一部を交換し、10時すぎに山口宇部空港へ向け離陸している。

更に、17:30頃には、羽田発山口宇部空港行きのJAL1647便(MD90)が大津市上空を飛行中に操縦室の音声無線装置が2系統とも受信できなくなり、管制との交信が不能になった。機長は規定に従って、通常は運航情報を日航とやりとりするデータ通信システムを使って、文字情報で無線装置の故障を管制に通報した上で飛行を続行し、定刻より5分早く山口宇部空港に着陸した。
音声無線が2系統とも使えなくなるトラブルは珍しいことであり、JALは同機を羽田に戻して詳しい原因を調べるとしている。

一日に同じようなトラブルが同じ会社で起こるというのは異常としか言いようがない。いずれもが無傷災害とはいうものの、ハインリッヒの法則を考えたら、これは確実に重大災害を起こす序曲と言うことが出来る。しかも、1つは先日のトラブルと同じ便であり、残りの二つは同一日の同じ路線である。ここまでくると異常も異常である。(このような、同じところで発生するというのは、天の声が大事故を予言しているように思える。)

原油価格の高騰によりジェット燃料費も高騰しており、航空各社はそれを運賃に転嫁しようとしているが、JALはいっこうにトラブルが減る傾向にないことを考えたら、事情は理解できるが、とても納得できるものではない。(トラブルに巻き込まれる可能性が他社に比べて高いのだから、それに見合った運賃は安くて当然である。)

北側大臣さん、まもなく退任になりますが、退任する前に「JALの全面運行停止徹底した全機の点検・整備」を指示してくださいな。(放置していたら、本当に死者が出る事故が発生しますよ。)



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JAL社長、部品落下で福岡市長に謝罪 [事故]

8/12に発生したJALウェイズ機のエンジン部品落下事故で、JALの新町社長が、26日に福岡市役所を訪問し、山崎市長に「地域の方に大きなご心配、ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げ、再発防止に努めたい」などと陳謝した。市長は「住宅地の真上を飛ぶので、きちんとした点検をしてほしい」と話した。

また、JAL側は、事故で2人が軽傷を負い、物的被害が30件に上ったことを説明した。怪我をした2人との話し合いを終えたといい、新町社長は「誠意を持って対応に当たらせていただきたい」とした。更に、エンジンはメーカー側が調査中だが「原因究明には多少時間がかかる」とし、同型のエンジンについては異常がないことを確認したという。

事故発生から2週間が経過している。で、ようやく謝罪というのは、いくら何でも遅すぎませんか。事故直後であれば、原因解明はおろか、いくつかの後処理も終えていないことになるが、まずは事故について謝罪を行うのが筋ではないのか。とにかく今回の事故は、「エンジントラブル」による事故とはいうものの、福岡市に対して「空襲攻撃」に等しいことを行っているのである。市街地の破壊活動を行ったということで、一種のテロと言われても、JALにはそれを否定することは出来ない。

こういう形だけの社交辞令としての謝罪というポーズを示すのであれば、今後も同じことの繰り返しとなる。果たしてどれだけ本気であったのだろうか?(とにかく、このJALの対応ではとても信用することは出来ない。)



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六甲トンネルでモルタル落下 [事故]

山陽新幹線のトンネルで、天井からモルタルが落下し、線路上に落ちていたことが発見された。場所は、兵庫県芦屋市で、新大阪~新神戸間にある六甲トンネルの内部で、下り線路上に、18cm×13cm×1.5cm(厚さ)で、310gというモルタル片が落ちていた。(点検中の施設係員が発見した。)時間が4:55ごろということで、始発が走り出す前のことであった。モルタルの内側の鋼材が腐食したのが原因とみられ、詳しく調べるとしている。

山陽新幹線はJR西日本の管轄であり、新大阪~岡山間は1972年、岡山~博多間は1975年に営業運転が始まった区間であり、今回の事故現場は既に30年以上の時間が経過しており、路線全体で老朽化が心配されている。山陽新幹線のトンネルと言えば、以前にはコンクリート片が走行中の新幹線に落下したという事故があった。また、列車に被害は出ていないが、線路上にモルタルやコンクリートが落ちていたということがたびたびある。

過去の事故の時に十分な対策を行っていなかったということなのだろうか。それとも別に問題があったのか。いずれにしても、JR西日本の保守管理というのは全く信用がおけない、ということだけは変わらない... (「安全第一」と言っても信用できない...)



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今度はペルー機墜落 [事故]

ペルーの中部プカルパの空港付近のジャングルに、現地時間23日午後(日本時間では24日午前)、ペルー国営タンス航空リマ発プカルパ経由イキトス行きのボーイング737(乗客92人、乗員8人)が墜落し、炎上した。尚、空港周辺は当時激しい雨が降っていたという。地元警察当局者はスペイン通信に、現場から計41人の遺体を回収したと語った。

また、いつもの報道パターンであるが、「在ペルー日本大使館によると乗客名簿に日本人らしい名前はないもよう」という報道が行われた。これでは続報に対して、日本での報道が小さくなってしまうだけである。こういう扱い方は報道機関は考え直すべきである。原因などの報道もしっかりと行わなければならない。日本人が関係していなければいい、という姿勢でいるから、日本の評価はいつまでも上がらず、エコノミック・アニマル、足のついた金、というように思われ続けるのである。

不幸な事故ではあるが、事故原因や今後の対応なども報道し、航空機の利用者である一般市民に対してもそれなりの情報を提供しなければならないのである。利用者にそういう情報が届くことになると、トラブルばかりを繰り返しているJALに対する目も厳しいものになり、それがJALに対する圧力にも成る。つまり、いつまでも同じことばかりを繰り返し、いっこうに改善しようという感じが伝わってこないJALのためにもなるのである。

それにしても、今月になって、世界各地で航空機の墜落が続発している。原油高による燃料高騰の影響で各社とも経営に歪みが出てきたということなのだろうか。そういう事態になっているのであれば、良い方法とは言えないかもしれないが、世界中の航空会社が集まり、「談合」をして安値競争を少し緩めることをしなければならないのかもしれない。


(8/25追記)
本件、当初は墜落事故と伝えられたが、AP通信は地元当局者の話として、同機が悪天候で空港に近づけず、ジャングルの沼地に緊急着陸を試みたと伝えた。衝撃で機体は2つに割れ、生存者の多くは炎上する飛行機を逃れて沼地の中を走って逃げたという。死者41人、負傷者57人、行方不明2人になっているという。



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