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50周年 [音楽(サントラ)]

劇場シリーズ「007」が50周年ということで、最新作(第23作)「スカイフォール」が公開になりました。

今回は、この作品のサントラ関係を拾っておきます。

主題歌のアデルは悪くはないけれど、絶対的に良いとも言えず、(合格点とはいうものの、80点台であって、余話点には届かずといったところ。)シリーズ最多登板のS・バッシーのような強烈な所がもう少し欲しかったですね。

007/スカイフォール オリジナル・サウンドトラック

007/スカイフォール オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: CD


Skyfall

Skyfall

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Xl Recordi
  • 発売日: 2012/10/30
  • メディア: CD



Skyfall

Skyfall

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Classics
  • 発売日: 2012/11/06
  • メディア: CD



スカイフォール

スカイフォール

  • アーティスト: アデル
  • 出版社/メーカー: ホステス
  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: CD



↓『Skyfall』が収録されていないので、全く価値の無い50周年盤(白ジャケは1枚もの(黒ジャケのDISC 1)、黒ジャケは2枚もの)


Best of James Bond 50th Anniversary

Best of James Bond 50th Anniversary

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2012/10/09
  • メディア: CD


Best of James Bond 50th Anniversary

Best of James Bond 50th Anniversary

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2012/10/09
  • メディア: CD



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ELECTRIC DREAMS(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1984年のアメリカとイギリスの合作映画「エレクトリック・ドリーム」である。日本での劇場公開は1984年11月であった。ヴァージン・レコードが設立した映画会社であるヴァージン・ピクチャーズの第一回作品である。そういうこともあって、M・ジャクソンのビデオクリップで知られているS・バロン監督と、当時のヒットメイカーのG・モロダーを音楽に起用して、当時のヒットナンバーを集めた音楽的な見所たっぷりのSFラブ・コメディである。

作品データを記しておくと、時間は96分、監督はスティーヴ・バロン、脚本はラスティ・レモランデ、撮影はアレックス・トムソン、音楽はジョルジオ・モロダーである。そして出演は、レニー・フォン・ドーレン、ヴァージニア・マドセン、マックスウェル・コールフィールド、バッド・コート、メアリー・ドーラン、ミリアム・マーゴリーズ、クー・スターク、ドン・フェローズ、アラン・ポロンスキー、W・ミラー、たちである。

建築会社に勤める設計家のマイルズは、ある日、苦手のコンピュータを買い、それを使い始めると、それに填まってしまい、家中の電気製品の制御をコンピュータに操作させることにしてしまう。しかし、このコンピュータは訂正を受け付けない所があった。また、彼はシャンペンをひっくり返して内部に酒が入ると、そのコンピュータは意思を持つようになり、自らの意思で学習していくようになった。そんなある日、マイルズの住むアパートに、マデリーンという美人チェリストが引っ越してきた。マイルズは直ぐに彼女に惚れるが、コンピュータもマデリーンの奏でる演奏に酔いしれて、マデリーンを恋するようになった。そして、マデリーンを巡って、マイルズとコンピュータとが対立していく。そんな中、マデリーンが大事にしていたチェロを壊してしまって落ち込んでいると、マイルズが彼女の支えになった。こうしてコンピュータは、マデリーンが愛しているのはマイルズだと認識し、自ら身を引くことにした。そして、マイルズに、自分の名前がエドガーであることを告げると、高圧電流を流し込んで自殺してしまった。その後、マイルズとマデリーンは結ばれた。

ファンタジックな所があるSF作品であり、軽い調子のコメディ色が入っていることで、とても親しみやすい作品となっている。しかも、主人公とヒロインのハッピーエンドということで、見ていてもちょっぴり幸せな気分にさせてくれる作品である。また、言い方は悪いが、その2人がB級作品を中心としていることもあるため、ビッグスターとは違って、身近な存在に感じられるのも良いところである。(何せ、V・マドセンと言うと、'90'sにはB級作品に数多く出演しているB級作品の顔ですからね...)

そして、それを盛り上げるのが数多くの'80'sのヒット曲である。時期的には、豪華ミュージシャンたちが集まったオムニバス形式のサントラ盤が次々とヒットした時期でもあって、そういう流れに乗ったサントラにはやはりヒットを記録している。

サントラ盤の収録曲は以下の全10曲である。『Electric dreams』(P.P.ARNOLD)、『Video』(JEFF LYNNE)、『The Dream』(CULTURE CLUB)、『The Duel』(GIORGIO MORODER)、『Now You're Mine』(HELEN TERRY)、『Love Is Love』(CULTURE CLUB)、『Chase Runner』(HEAVEN 17)、『Let It Run』(JEFF LYNNE)、『Madeline's Theme』(GIORGIO MORODER)、『Together In Electric Dreams』(GIORGIO MORODER With PHILIP OAKEY)。

ただ、音楽の方も超大ヒットを記録した曲はなく、そこそこのヒットに留まっているということで、映画を含めて何処かにB級的な雰囲気が漂ってしまっているが、悪いものではなく、たっぷりと楽しめるものである。やはり、映画とサントラとをセットで楽しみましょう!

 

Electric Dreams - Soundtrack

Electric Dreams - Soundtrack

  • アーティスト: Giorgio Moroder
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 1999/02/01
  • メディア: CD

↓ビデオ(輸入版)ですが...

Electric Dreams [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: VHS

Electric Dreams [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: VHS

 

↓DVDはリージョンコード「1」です。

Electric Dreams [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD


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EASY COME, EASY GO(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1966年のアメリカ映画「GO! GO! GO!/ゴー・ゴー・ゴー」である。日本での劇場公開は1967年7月であった。E・プレスリーによる青春映画であるが、お馴染みのスタイルの作品の1つである。

作品データを記しておくと、時間は95分、監督はジョン・リッチ、脚本はアラン・ワイスとアンソニー・ローレンスの2人、撮影はウィリアム・マーガリーズ、音楽はジョセフ・J・リリーである。そして出演は、エルヴィス・プレスリー、パット・プリースト、エルザ・ランチェスター、パット・ハリントン、スキップ・ウォード、フランク・マキュー、ドディー・マーシャル、サンディ・ケニヨン、エド・グリフィス、たちである。

海軍の潜水夫・テッド・ジャクソンは、ある日、機雷の除去作業中に、財宝を積んだ沈没船を発見した。持主は、その船長の子孫のジョー・サイミントントイウグラマーな女性だった。彼女は若い前衛芸術家たちのパトロンでもあった。除隊したテッドは、親友のジャッド・ホイットマンを誘って、宝を引き上げる計画をたてる。一方、ジョーはテッドが船の宝を狙っていると知って軽蔑するも、引き上げた財宝を元にして、美術館を設立するのなら、という条件で、協力することにした。が、そんなテッドの前に、やはり財宝を狙う者が現れた。それはディナ・ビショップとそのボーイフレンドだった。こうして、テッドたちとディナたちとの間で、財宝を巡っての争いが起こる。結局、財宝を手に入れたのはテッドたちだったが、財宝というのは銅貨であって、金額的にも4000ドルにもならない小額だった。テッドは、その金を美術館の内金として提供したものの、資金は全く足りなかった。ジャッドはクラブでダンスパーティを開くことにして、そこで金を稼ぎ、それを美術館設立に提供した。これによって、テッドは財宝を…することは無かったものの、ジョーを得ることになった。

この手の作品としてはありがちの主人公のサクセス・ストーリーである。この点は知格として、本作でもこれまでのプレスリー映画と同様に、全編を通してブレスリーの音楽を聴くことが出来る。ということで、完全にプレスリー映画の典型的なパターンの作品と言うことが出来る。

が、本作が特徴的なのは、サントラ盤である。というのは、普通の映画のサントラ盤はLPでリリースされて、収録曲も10曲程度は収録されているものである。(スコアが中心だと、もう少し多くなる。)そして時間的にも30~40分ぐらいとなる。が、本作のサントラ盤は、リリース当時はEP盤でリリースされ、しかも全6曲、時間も14分弱というものであり、珍しいものである。(A面が7分強、B面が6分半強であった。)→17cm盤であるが、33回転という数曲入りのもので、今風に言うと「ミニ・アルバム」ということになる。後にCD化されたときには、追加曲があったり、別作品と一緒になったりしている。

サントラ盤の収録曲は以下の全6曲である。『Easy Come, Easy Go』『The Love Machine』『Yoga Is As Yoga Does』『You Gotta Stop』『Sing You Children』『I'll Take Love』。

CDとなった状態では、本作のサントラ盤は物足りなさを感じてしまうが、オリジナルの形では普通のサントラ盤とは異なる形であっただけに、これはこれで宜しいかと...(コレクターを自負する方は、是非ともオリジナルのEP盤を探して、手に入れることに挑戦するというのは如何ですか?その場合、多少、プレミアが付いているようですけど...)

 

Easy Come Easy Go

Easy Come Easy Go

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Follow That Dream
  • 発売日: 2007/08/28
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

GO!GO!GO!ゴー・ゴー・ゴー [DVD]

GO!GO!GO!ゴー・ゴー・ゴー [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD

GO!G!GO!ゴー・ゴー・ゴー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD


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DON GIOVANNI(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1979年のフランス、イタリア、西ドイツの合作映画「ドン・ジョヴァンニ」である。日本での劇場公開は1989年2月ということで、約10年待たされることになった。モーツァルトの名作オペラの映画化作品であるが、余りにも有名な作品であるので、特に説明は不要でしょう。(物語の粗筋についても、改めてということも必要ないかと...)

作品データを記しておくと、時間は168分、原作戯曲はロレンツォ・ダ・ポンテ、監督はジョセフ・ロージー、脚本はジョセフ・ロージー、パトリシア・ロージー、フランツ・サリエリの3人、撮影はジェリー・フィッシャー、美術はアレクサンドル・トローネル、音楽きウォルフガング・アマデウス・モーツァルトである。そして出演は、ルッジェロ・ライモンディ、ホセ・ヴァン・ダム、エッダ・モーザー、キリ・テ・カナワ、テレサ・ベルガンサ、マルコム・キング、ジョン・マカーディ、ケネス・リーゲル、たちである。

恋の遍歴を生き甲斐としていて、これまでに1000人もの女性遍歴のあるスペインの好色貴族・ドン・ジョヴァンニ。いつものように従者のレポロを従えて、女を口説いている。そして今夜は騎士長の娘・ドンナ・アンナを口説き落とそうとしていた。が、口説きに失敗したたドン・ジョヴァンニは騎士長と争いになり、彼を刺殺してしまった。やがて、ドン・ジョヴァンニの重ねてきた悪行に対して、それに怒った人たちが現れて、復讐のターゲットになり、数々の悪事に対する報いを受けることになる...(という簡単なストーリーは説明不要ですよね。)

元々がオペラであるだけに、音楽もそれをたっぷりと堪能できる。で、サントラ盤の方も、本作が3時間に近い長尺作品ということもあって3枚組のCDというボリュームのあるものになっている。(全71曲ということになる。)

収録曲の全ての曲のタイトルの頭に「Don Giovanni:」が付くのだが、ここではそれを省略して記すことにする。DISC 1の収録曲は以下の全23曲である。『Ouverture』『Act I - Scene I -Introduzione』『Act I - Scene 2 - Recitaivo: Leporelli, ove sei?』『Act I - Scene 3 - Recitativo: Ah! del padre in periglio』『Act I - Scene 3 - Duetto: Fuggi, crudele, fuggi!』『Act I - Scene 4 - Recitativo: Orsu, spiccati presto』『Act I - Scene 5 - Terzetto: Ah! chi mi dice mai』『Act I - Scene 5 - Recitativo: Chi e la?』『Act I - Scene 5 - Aria: Madamina, il catalogo e questo』『Act I - Scene 7 - Duetto & Coro: Gioveinette, che fate all'amore』『Act I - Scene 8 - Recitativo: Maco male, e partita』『Act I - Scene 8 - Aria: Ho capito, signor si!』『Act I - Scene 9 - Recitativo: Alfin siam liberati』『Act I - Scene 9 - Duettino: La ci darem la mano』『Act I - Scene 10 - Recitativo: Fermati, scellerato!』『Act I - Scene 10 - Aria: Ah! fuggi il traditor』『Act I - Scene 11 - Recitativo: Mi par ch'oggi il demonio』『Act I - Scene 12 - Recitativo: Ah, ti ritrovo ancor』『Act I - Scene 12 Recitativo: Povera sventurata!』『Act I - Scene 13 - Recitativo: Don Ottavio... son morta!』『Act I - Scene 13 - Aria: Or sai chi l'onore』『Act I - Scene 14 - Recitativo: Come mai creder deggio』『Act I - Scene 14 - Aria: Dalla sua pace』。

DISC 2の収録曲は以下の全33曲である。『Act I - Scene 15 - Recitativo: Io deggio, ad ogni patto』『Act I - Scene 15 -Aria: Finch;han dal vino』『Act I - Scene 16 - Recitativo: Masetto...senti un po』『Act I - Scene 16 - Aria: Batti, batti, o bel Masetto』『Act I - Scene 16 - Recitativo: Guarda un po' come seppe』『Act I - Scene 16 - Finale: Presto, presto, pira che venga』『Act I - Scene 17: Su svegliatevi, da bravi!』『Act I - Scene 18 - Tra quest'arbori celata』『Act I - Scene 19 - Bisogna aver coraggio』『Act I - Scene 19 - Protegga il giusto cielo』『Act I - Scene 20 - Riposate, vezzose ragazze』『Act I - Scene 20 - Venite pur avanti』『Act I - Scene 20 - Ecco il birbo che t'ha offesa』『Act I - Scene 20 - Trema, trema scellerato』『Act 2 - Scene 1 - Duetto: Eh via, buffone, non mi seccar!』『Act 2 - Scene 1 - Recitativo: Leporello...Signore』『Act 2 - Scene 2 -Terzetto: Ah! taci, ingiusto core』『Act 2 - Scene 2 -Recitativo: Amico, che tim par?』『Act 2 - Scene 3 - Recitativo: Eccomi a voi』『Act 2 - Scene 3 - Aria: Deh! vieni alla finestra』『Act 2 - Scene 4 - Recitativo: V'e gente alla finestra』『Act 2 - Scene 4 - Aria: Meta di voi qua vadano』『Act 2 - Scene 5 - Recitativo: Zitto...lascia ch'io senta』『Act 2 - Scene 6 - Recitativo: Ahi! ahi! la testa mia!』『Act 2 - Scene 6 - Aria: Vedrai, carino』『Act 2 - Scene 7 - Recitativo: Di molte faci il lume』『Act 2 - Scene 7 - Sestetto: Sola, sola in buio loco』『Act 2 - Scene 8 - Sestetto: Ferma, briccone! Dove ten vai?』『Act 2 - Scene 8 - Sestetto: Mille torbidi pensieri』『Act 2 - Scene 9 - Recitativo: Dunque quello sei tu』『Act 2 - Scene 9 - Aria: Ah! pieta, signori miei!』『Act 2 - Scene 9 - Recitativo: Ferma, perfido; ferma』『Act 2 - Scene 9 - Aria: Il mio tesoro』。

DISC 3の収録曲は以下の全15曲である。『Act 2 - Scene 10 - Recitativo: In quali eccessi』『Act 2 - Scene 10 - Aria: Mi tradi quell'alma ingrata』『Act 2 - Scene 11 - Recitativo: Ah! ah! ah! questa e buona!』『Act 2 - Scene 11 - O statua gentilissima』『Act 2 - Scene 12 - Recitativo: Calmatevi, idol mio』『Act 2 - Scene 12 - Recitativo: Crudele? Ah no! mio ben!』『Act 2 - Scene 12 - Aria: Forse un giorno』『Act 2 - Scene 12 - Recitativo: Ah, si segua il suo passo』『Act 2 - Scene 13 - Finale: Gia la mensa e preparata』『Act 2 - Scene 14 - Finale: L'ultima prova』『Act 2 - Scene 15 - Finale: Don Giovanni, a cenar teco』『Act 2 - Scene 15 - Finale: Da qual tremore insolito』『Act 2 - Final Scene - Ah! dov'e il perfido?』『Act 2 - Final Scene - Or che tutti, o mio tesoro』『Act 2 - Final Scene - Questo e il fin』。

ただ、元々がオペラ作品であって、現在でも上演機会の多い作品であること、また、そのオペラ公演を収録した映像ソフトも色々とリリースされていることを考えると、本作の映画化は、舞台では味わうことの出来ないリアルなセットとスケールの大きい場での物語を楽しむことが出来るので、それなりのメリットはあるが、オペラ作品の方でも十分ではないかとも思ってしまうのも事実である。まあ、コスチューム・プレイの作品として捉えると言うことでも良いんじゃないかと...(でないと、「オペラは眠いだけ」と思っている人たちは相手にしないでしょうし...)

 

Mozart - Don Giovanni (1979 Joseph Losey Film)

Mozart - Don Giovanni (1979 Joseph Losey Film)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

モーツァルト: ドン・ジョヴァンニ 映画版 [HDリマスター版] [DVD]

↓その他、オペラ作品をいくつか

ドン=ジョヴァンニ*歌劇 [DVD]

ドン=ジョヴァンニ*歌劇 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • メディア: DVD

モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 [DVD]

モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 [DVD]

  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL CLASSICS(P)(D)
  • メディア: DVD

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全2幕/ハーディング指揮 [DVD]

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全2幕/ハーディング指揮 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ニホンモニター株式会社ドリームライフ事業部
  • メディア: DVD

モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》全曲(プラハ版)~プラハ、スタヴォフスケー劇場ライブ~ [DVD]

モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》全曲(プラハ版)~プラハ、スタヴォフスケー劇場ライブ~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD


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DIVORZIO ALL'ITARIANA(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1962年のイタリア映画「イタリア式離婚狂想曲」である。日本での劇場公開は1963年1月であった。また、英語タイトルは「DIVORCE-ITALIAN STYLE」であった。イタリア産の風刺コメディ(カトリックは離婚を禁じているという所がポイントで、その点をいたぶっています。)であるが、本作はアカデミー賞で脚本賞を受賞している作品でもある。

作品データを記しておくと、時間は107分、白黒作品である。監督はピエトロ・ジェルミ、脚本はピエトロ・ジェルミ、エンニオ・デ・コンチーニ、アルフレード・ジャンネッティの3人、撮影はレオニーダ・バルボーニ、音楽はカルロ・ルスティケリである。そして出演は、マルチェロ・マストロヤンニ、ダニエラ・ロッカ、ステファニア・サンドレッリ、レオポルド・トリエステ、オドアルド・スパダーロ、ランド・ブッツァンカ、ピエトル・トルディ、ウーゴ・トレンテ、ニーノ・カステルヌオーヴォ、マルガリータ・ジレリ、アンジェラ・カーデル、たちである。

シチリアの没落貴族であるフェルディナンド・チェファル。彼は結婚12年になる妻・ロザリアがいたが、1年半ぶりに自宅に戻るところであった。が、これには色々と訳があった。というのは、彼は美しい従妹で、当時17歳だったアンジェラに憧れを抱き、口うるさい妻との生活に嫌気がさしたこと、更にアンジェラも自分を愛しているということを知ったため、アンジェラとの恋を固く誓い、それからある計画を実行したためだった。

この国はカトリックの国と言うことで、法律で離婚が認められていなかった。また、落ちぶれたとは言っても貴族という家柄から周りの目がある。ということで、彼とアンジェラとの恋に希望は無かった。で、フェルディナンド、罪に問われること無く、ロザリアを殺してしまうことを考えた。ある日彼は、法律で、配偶者、娘、姉、妹が不法な肉体関係を結んでいて、それを発見して激昂の上殺害した場合は、普通の殺人よりも軽い刑で済むことを知り、これだ、と閃いた。で、妻の浮気相手として、彼女の初恋の画家・カルメロを選び、邸の壁画修理をするという名目で2人を近づけた。そしてカルメロとロザリアは駆け落ちしてしまい、フェルディナンドは妻を寝取られた男として街中の嘲笑を浴びることになった。が、これは彼の計画通りで、妻・ロザリアを殺す口実となった。しかし、そんなフェルディナンドの腰抜けのために、妹・アニエーゼは婚約を解消されしまい、アンジェラの父はこの騒ぎで心臓発作を起して死んでしまうという不幸もあった。やがて、フェルディナンドは駆け落ちした2人の行先を知ることになり、いよいよロザリアを殺すために現地に向かった。が、彼が到着した時、カルメロの妻が夫に復讐していて、血の海になっていた。そんなため、ロザリアも程なく殺した。そして裁判で、最低の3年の刑という判決が出た。しかし、恩赦があって1年半で釈放され、アンジェラの待つ自宅に戻るところだった。アンジェラは父の遺産を受け継いでいたこと化せ、2人は新婚ながら金持夫婦となり、町の人たちも彼を英雄のように迎え入れたのだった。

何と言っても、普通ではない発想が凄いところであって、余りにも常識外れで突拍子もない展開であるが、こういう発想がある所がイタリアらしいところであって、陽気な国である。しかも、それをコメディ・タッチで描いているため、お伽噺のように感じられてしまう。

ただ、本作はアンジェラを演じるS・サンドレッリが余りにも魅力的だからこそ成り立っている所も大きく、キャスティングの妙があってこそ成り立っている物語でもあるのは言うまでも無いですが...

尚、こういう発想は、現在だと余りにも非倫理的として、こういう作品は絶対に不可能でしょうね。お堅い所から火だるまにされてしまうのは確実でしょうし...そういうこともあるのか、ソフトも無いのは残念...→かつてはLDでリリースされていたのですが...)

が、サントラ盤の方はあるので、そちらを取り上げておきます。

収録曲は、ボーナス・トラック扱いの1曲を含めて以下の全15曲である。『Song Of Love』『Traffic』『Funeral March』『Lawyer's Prayer』『Trattoria』『In Love』『Murder Of Wife And Love』『Music Of Love』『Divorce』『Furtively』『Trial』『Deceit And Gossip』『Fefe』『Serenade』『Bonus Suite Of Additional And Alternate Cues』。

コメディ作品のサントラらしく、コミカルなところがあるだけでなく、シリアスな所もあって、これだけでも映画本編が面白く、楽しいところもあることが分かる内容である。映画とセットで楽しみたい所であるが、現在ではソフトが無いというのが重ね重ね残念である。(LDは実に貴重ということになります。)

 

【1000枚限定】イタリア式離婚狂想曲

【1000枚限定】イタリア式離婚狂想曲

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: KRITZERLAND/Rambling
  • 発売日: 2011/09/20
  • メディア: CD

↓こういうものがありました。


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ELVIS PRESLEY『LOVING YOU』(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1957年のアメリカ映画「さまよう青春」である。(E・プレスリー主演作ということから「エルビス・プレスリーのラヴィング・ユー」という邦題もある。)日本での劇場公開は1958年4月であった。プレスリーの主演第2作であり、同時に彼の3枚目のアルバムとして本作のサウンドトラックがリリースされて、映画/サントラ盤のいずれもが大ヒットを記録することになった青春音楽作品である。

作品データを記しておくと、時間は99分、監督はハル・カンター、脚本はハーバート・ベイカーとハル・カンターの2人、撮影はチャールズ・ラング・Jr.、音楽はウォルター・シャーフである。そして出演は、エルヴィス・プレスリー、リザベス・スコット、ウェンデル・コーリイ、ドロレス・ハート、ジェームズ・グリーソン、ポール・スミス、ケン・ベン・ベッカー、たちである。

バンドリーダーをしているテックスとグレンダは、ビール配達をしている青年・ディークが、ギターを弾きながら歌っていると女性たちに受けているのに目を付けて、ディークをツアーに同行させた。更に、スーザンという歌手もメンバーに加わる。ツアーの先々でディークは人気を集める。そしてグレンダは彼のマネージャーになり、あの手この手で売り出していく。しかし、次第にそのやり方に嫌気が指してくるディークは姿を隠してしまう。が、全てはディークを大スターに育てるための計画だったことを知り、全国放送のテレビ出演に、ぎりぎりに戻ってきて、人気を勝ち取った。

物語の方は、あって無いようなものであり、主人公が栄えるためのご都合主義もあるのだが、主人公に目をやれば、彼のための作品ということになる。

そして、本作ではやはり「音楽が素晴らしい」に尽きることになる。(プレスリーが人気を集めるのも当然ということが良く分かる。)ということで、本作はサントラ盤とセットにして楽しむべき作品ということになる。

そのサントラ盤の方は、プレスリーの3枚目のアルバムという位置づけであり、同時に本作のサントラ盤ということになっている。(発表されたのは1957年7月である。)売り出し中の若手であり、飛ぶ鳥をも落とす勢いのあったプレスリーでけあって、Billboardで10週連続1位を獲得する大ヒットになった。また、1957年のBillboard年間アルバム・チャートでは11位にランクインしている。(10週連続1位でも、年間11位であるが、それだけ他にヒットしたアルバムが多かったということでもある。)

収録曲は、オリジナル盤では全12曲(LPではA面に7曲、B面に5曲が収録されていた。)であったが、1997年に再発された時に8曲のボーナス・トラックが追加されて全20曲となった。収録曲は以下の通りである。『Mean Woman Blues』『(Let Me Be Your) Teddy Bear』『Loving You』『Got A Lot O' Livin' To Do!』『Lonesome Cowboy』『Hot Dog』『Party』『Blueberry Hill』『True Love』『Don't Leave Me Now』『Have I Told You Lately That I Love You』『I Need You So』。(以下、ボーナス・トラック)『Tell Me Why』『Is It So Strange』『One Night Of Sin』『When It Rains, It Really Pours』『I Beg Of You (Alternate Version)』『Party (Alternate Version)』『Loving You (Uptempo Version)』『Got A Lot O' Livin' To Do! (Finale)』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『(Let Me Be Your) Teddy Bear』はBillboardで7週連続1位を獲得して1957年のBillboard年間シングル・チャートで14位にランクインしている。2nd.シングルの『Mean Woman Blues』はHOT 100にはランクインしなかったが、R&Bチャートとカントリー・チャートで11位を記録している。3rd.シングルの『Loving You』は、元々は『(Let Me Be Your) Teddy Bear』のB面曲であったが、A面曲となったものであり、HOT 100で28位、カントリー・チャートで15位を記録している。

オリジナルの全12曲はいずれもがお薦め曲である。しかも、プレスリーのお馴染みの曲も色々とあるだけに、じっくりと、そして楽しんで聴いておきたいところである。

サントラ盤でもありながらプレスリーのアルバムということで、本作によってデビュー・アルバムから3作続けて全米No.1アルバムとなったことで、紛れもなくプレスリーは新たなスターとなったが、そういうことでも、映画とサントラ盤の両方をセットで楽しみましょう!

 

Loving You

Loving You

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 1997/04/15
  • メディア: CD

↓映画はこちらですが、日本版DVDが無い...

エルビス・プレスリーのさまよう青春 ~ラ [Laser Disc]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル(株)
  • メディア: Laser Disc
Loving You [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Lions Gate
  • メディア: VHS
↓リージョンコード「1」です。Loving You [DVD] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Prism
  • メディア: DVD

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DES FEMMES DISPARAISSENT(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1959年のフランス映画「殺(や)られる」である。日本での劇場公開は1959年7月であった。音楽がモダン・ジャズの世界で有名なA・ブレイキーが担当していて、名演奏を聴くことが出来るフィルム・ロワールの傑作の一つである。

作品データを記しておくと、時間は88分、白黒作品である。原作と脚本はG・モリス・デュムラン、監督はエドゥアール・モリナロ、撮影はロベール・ジュイヤール、音楽はアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズである。そして出演は、ロベール・オッセン、フィリップ・クレイ、マガリ・ノエル、エステラ・ブラン、ジャヌ・マルカン、ジャック・ダクミーヌ、ロベイト・ロンバート、たちである。

フランス・マルセイユ。ピエールが残業を終えて帰宅したのは、婚約者・ベアトリスが何処かに出掛けていった後だった。その日は縫い子仲間のコラリーヌの結婚祝いパーティで、縫い子仲間たちが裁縫屋に集まっていた。ピエールはその裁縫屋の前でベアトリスの出てくるのを待っていると、数人の男たちが彼を襲い、喧嘩になり、ピエールはのされてしまう。男たちは、実は人身売買組織であって、若い女たちを集め、処女を奪い、海外へ売り飛ばす組織で、キャリオがそのボスだった。配下の殺し屋・トムは、ボスに逆らった殺し屋・ナゾールの死体の下にピエールの財布を敷くという細工をした。ピエールはパーティが行われる別荘の車庫に閉じ込められる。パーティは始まり、組織の面々は貿易商や宝石商になりすまして娘たちを誘う。そんな中、コラリーヌはピエールに気づき、逃がしてやろうとするが、見つかってしまい、リンチを受ける。その間に縄を切って脱出したピエールは組織に立ち向かって行く。組織はピエールを追い、コラリーヌは何が起こっているのかを知り、娘たちを車に乗せて逃げ、裁縫屋に向かうが、そこの女将も組織の一員だった。ナゾールの死体が発見されたことで、警察が非常線を張り、ピエールは車で突っ込み、警察は別荘を包囲し、銃撃戦となる。コラリーヌは組織の仲間に撃たれて死んでしまうが、娘たちは助け出される。そして組織は壊滅し、ベアトリスはピエールに寄り添って、無事に家へ帰った。

こういう作品は白黒の光と影の間で描かれた方が、より雰囲気が出ることになるが、その光と影の陰影を巧みに使った映像美が素晴らしい。そして、A・ブレイキーのジャズの調べが絶妙であって、緊張感のある世界を見事に表現している。

そのサントラ盤は、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのアルバムとしても知られている(彼ら以外ではなく、追加の曲もあるので、厳密には彼らのオリジナル・アルバムではない。)が、ジャズ・アルバムとしても内容のあるアルバムとなっている。

サントラ盤の収録曲は、オリジナル盤では全18曲であったが、CD化された時にボーナス・トラックとして5曲が追加されて、全23曲の収録となっている。収録曲は以下の通りである。『Generique』『Pierre Et Beatrice』『Nasol』『Tom』『Poursuite Dans La Ruelle』『Ne Chuchote Pas』『Mambo Dans La Voiture』『Merlin』『Juste Pour Eux Seuls』『Blues pour Doudou』『Blues pour Marcel』『Blues Pour Vava』『Pasquier』『Quaglio』『La divorcee De Leo Fall』『Suspense, Tom Et Nasol』『Des Femmes Disparaissent』『Final Pour Pierre Et Beatrice』。(以下、ボーナス・トラック)『Les Tricheurs』『Clo's Blues』『Phil's Tune』『Mic's Jump』『Crazy Hamp』。

サントラ盤としては言うまでもないが、映画を完全に切り離しても、本アルバムはしっかりとした内容のアルバムとして、映画の世界観を音で表現することに成功しているアルバムであり、一つの物語として成立している。

ということなので、映画は映画で、本サントラ盤はサントラ盤として、またA・ブレイキーのアルバムとして堪能し、更にその両方を味わうということが出来る傑作である。(映画とサントラの「1+1」が「3」になるサントラ盤である。)

 

Femmes Disparaissent

Femmes Disparaissent

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Phillips
  • 発売日: 2003/04/21
  • メディア: CD

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殺られる [DVD]

殺られる [DVD]

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
  • メディア: DVD


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MORE DIRTY DANCING(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1987年の映画「ダーティ・ダンシング」の続編として1988年にリリースされたサントラ盤のタイトルである。映画の方は「ダーティ・ダンシング」のみで、続編は製作されていない。これはサントラ盤が都合18週(9週連続を2回達成。)に渡って全米1位となる超大ヒットとなったため、二匹目のドジョウを狙って、サントラ盤の続編がリリースされたという訳である。(こういう形で、サントラ盤の続編かリリースされるということになったのも'80'sらしい所であって、'90's以降もこういう形のサントラ盤はちらほら生まれている。)

尚、最初のサントラ盤はチャートでは最高位3位を記録して、1988年の年間アルバム・チャートでは18位にランクインしている。(流石に、最初のサントラ盤のレベルまでは達しなかったが、十分大きなヒットになった。)

尚、映画作品に関するデータは、「DIRTY DANCING」の所で記しているので、今回は省略する。(一応、1987年の作品で、時間は105分、監督はエミール・アルドリーノ、脚本はエレノア・バーグスタイン、出演はパトリック・スウェイジ、ジェニファー・グレイ、シンシア・ローズ、たち、ということだけ記しておく。)

サントラ盤の収録曲は以下の全15曲である。『I've Had The Time Of My Life (Instrumental)』『Big Girls Don't Cry』『Merengue』『Some Kind Of Wonderful』『Johnny's Mambo』『Do You Love Me』『Love Man』『Wipeout』『These Arms Of Mine』『De Todo Un Poco』『Cry To Me』『Trot The Fox』『Will You Still Love Me Tomorrow』『Kellerman's Anthem』『I've Had The Time Of My Life (Instrumental)』。

最初と最後がインスト・ナンバーであるが、それ以外は往年のヒット曲ばかりである。ということで、前作同様に、'60'sヒット曲のオムニバス・アルバムという形になっている。

また、'60'sのヒット曲は曲の時間が短いものが多く、2曲が3分を超えているが、それ以外の11曲は2分台の曲であり、2曲のインスト・ナンバーは1分に満たない曲であるため、全15曲でも34分ちょっとという時間的には短いものである。(この点が不満と言えば不満である。)

が、映画から20年が経過した2007年に20周年記念盤として、前作と本作の全27曲(それでも73分半弱である。)を1枚のDISCに収録し、DVDとの2枚組となったものがリリースされているので、現在ではそちらをお薦めしておく。(時間的な不満は解消することに成る。)

ただ、映画のサントラ盤でありながら、映画の続編ではなくてサントラ盤の続編ということで、珍しいものであるため、1988年のオリジナルLPはそれなりの価値があるものとなっている。(再発のCDは価値無し)ということで、コレクターであれば、アナログ盤で持っておきたい一つである。(曲を聴くのは、20周年記念盤のCDでということで...)

 

More Dirty Dancing (1987 Film Additional Soundtrack)

More Dirty Dancing (1987 Film Additional Soundtrack)

  • アーティスト: John Morris
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 1991/08/12
  • メディア: CD

More Dirty Dancing

More Dirty Dancing

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 1988/03/01
  • メディア: CD
Dirty Dancing; More Dirty Dancing

Dirty Dancing; More Dirty Dancing

  • アーティスト: John Morris
  • 出版社/メーカー: RCA Victor Europe
  • 発売日: 1999/07/27
  • メディア: CD
Dirty Dancing: 20th Anniversary Edition

Dirty Dancing: 20th Anniversary Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 2007/05/08
  • メディア: CD

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DIRTY DANCING(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1987年アメリカ映画「ダーティ・ダンシング」である。日本での劇場公開は1987年11月であった。1963年の夏を舞台に、避暑地を訪れたある一家の17歳の少女の青春ラブ・ストーリーである。劇中には多数の'60'sのヒット・ソングが散りばめられていることもあって、サントラ盤も大ヒットを記録した作品であって、'80'sの映画と音楽が一体になったスタイルの代表的な作品の一つとしても知られている作品である。

作品データを記しておくと、時間は105分、監督はエミール・アルドリーノ、脚本はエレノア・バーグスタイン、撮影はジェフ・ジャー、美術はスティーヴン・ラインウィーヴァーとマーク・ハークの2人、音楽はダニー・ゴールドバーグ、マイケル・ロイド、ジョン・モリスの3人である。そして出演は、パトリック・スウェイジ、ジェニファー・グレイ、シンシア・ローズ、ジェリー・オーバック、ジャック・ウェストン、ジェーン・ブラッカー、ケリー・ビショップ、ロニー・プライス、マックス・カンター、ニール・ジョーンズ、ウェイン・ナイト、ポーラ・トルーマン、たちである。

1963年の夏、ベイビーと呼ばれている17歳のフランシス・ハウスマンは、父が久し振りに休暇をとったこともあって、一家で知り合いの山荘へ避暑に出掛けた。山荘に着いたその晩、ベイビーは山荘の経営者の孫・ニールにダンスを誘われた。ダンスホールでベイビーは、これまでに見たこともないセクシーで激しいダンスをするカップルを見つけて驚く。そのカップルは山荘のダンス教師だった。その夜、ベイビーはボーイのビリーに案内されて、従業員だけの秘密のダンスホールに行き、あのダンス教師に再会した。彼はビリーの従兄のジョニーで、ベイビーにダンスの相手を申し込むがそれを拒否してしまった。しかし、自然と体が動いて、ジョニーの言うままに相手を務めたのだった。そんな中、ジョニーのダンス・パートナーのペニーが妊娠していることが判る。相手はバイト従業員のロビーだったが、ロビーは責任逃れをするだけだった。更に、中絶手術をすることになるが、その日が彼女とジョニーの大切なショーの日と重なることから、ベイビーがペニーの代役を務めることになり、特訓が始まった。ショーの当日、いくつかのミスがあったものの、ベイビーは何とか代役をこなし、ジョニーは彼女を誉めた。が、ペニーの所に戻ると、インチキ医者のお陰でペニーは苦しんでいた。ベイビーの父の応急処置でことなきを得たが、父はジョニーをペニーの相手と思い、べイビーにも厳しくあたり、ベイビーと父の間に溝が出来てしまった。ベイビーは一段とジョニーに惹かれていくが、今度はジョニーが盗難事件の犯人にデッチあげられてしまい、山荘を出て行くことになった。して夏も終わりと言うことで、山荘ではお別れパーティが行われる。盗難事件の真犯人も判り、ジョニーに対する父の誤解も融けたが、ジョニーの姿がなく、ベイビーは浮かない顔をしていた。そんな中、マンボが始まるとジョニーが現れ、ベイビーとジョニーは踊りまくったのだった...

青春映画としては、特段凄い作品ではなく、普通の作品である。が、何と言ってもダンス・シーンは圧巻であって、色々と魅せてくれる。そのため、作品全体が良く見えることになる。また、劇中に流れる多数の'60'sサウンドの方も良い曲が目白押しであって、使い方も上手い。
ということで、映画のストーリーとしては平凡であるが、見せるための他の要素(ダンスと音楽)が良いため、作品としても見所のある良作になっている。

特に本作り良いところは音楽であるが、サントラ盤が超特大ヒットになって、素晴らしさを証明することになった。何せ、本サントラ盤は、Billboardのアルバム・チャートで9週連続1位を獲得した後、8週(3タイトル)1位の座を明け渡した後で1位に返り咲いて、再び9週連続1位、合計18週1位を獲得し、1988年の年間アルバム・チャートでも2位にランクインしている。また、アメリカだけで1100万枚以上、世界では4200万枚を越えるセールスを記録した。

サントラ盤の収録曲は以下の全12曲である。『(I've Had) The Time Of My Life』『Be My Baby』『She's Like The Wind』『Hungry Eyes』『Stay』『Yes』『You Don't Own Me』『Hey Baby』『Overload』『Love Is Strange』『Where Are You Tonight』『(I'll Remember) In The Still Of The Night』。

また、2007年には20周年記念盤ということで、DVDとの2枚組となったものがリリースされている。(DISC 1の方は、本作と、その続編サントラ盤の「MORE DIRTY DANCING」の15曲の合計27曲を収録している。)

収録曲は'60'sのヒット曲ばかりであるため、'87年の映画であるが、'60'sのヒット曲を集めたオムニバス・アルバムということが出来る。そのため、映画と共に楽しむことだけで無く、映画を切り離しても楽しむことが出来るアルバムになっている。(大ヒットするのも当然という構成である。)

ということで、本サントラ盤には続きがあって、続編としてのサントラ盤(やはり「'60'sのヒット曲を集めたオムニバス・アルバム」である。)もリリースされて、ヒットを記録している。(そちらのサントラ盤については別途ということで...)

 

Dirty Dancing: Original Soundtrack From The Vestron Motion Picture

Dirty Dancing: Original Soundtrack From The Vestron Motion Picture

  • アーティスト: Bill Medley and Jennifer Warnes,Patrick Swayze,Eric Carmen,The Ronettes,Maurice Williams and The Zodiacs,Merry Clayton,The Blow Monkeys,Bruce Channel,Zappacosta / Mickey and Sylvia,Tom Johnston / The Five Satins
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 1991/08/12
  • メディア: CD

Dirty Dancing - Original Soundtrack

Dirty Dancing - Original Soundtrack

  • アーティスト: John Morris
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 1987/01/06
  • メディア: CD

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Dirty Dancing: 20th Anniversary Edition

Dirty Dancing: 20th Anniversary Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 2007/05/08
  • メディア: CD

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More Dirty Dancing (1987 Film Additional Soundtrack)

More Dirty Dancing (1987 Film Additional Soundtrack)

  • アーティスト: John Morris
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 1991/08/12
  • メディア: CD

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ダーティ・ダンシング [DVD]

ダーティ・ダンシング [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

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DESPERATELY SEEKING SUSAN(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1985年の「マドンナのスーザンを探して」である。マドンナが出演しているから邦題に「マドンナの…」となっているが、本作はR・アークェットの主演作品であって、実際彼女は本作でゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートされていて、高く評価されている。(マドンナの方は表象には全く声が掛かっていない。)ということで、邦題は半分詐欺のようなものであって「スーザンを探して」だけで十分である。

作品データを記しておくと、時間は103分、監督はスーザン・シーデルマン。脚本はリオラ・バリッシュ、撮影はエドワード・ラックマン、音楽はトーマス・ニューマンである。そして出演は、ロザンナ・アークエット、マドンナ、エイダン・クイン、マーク・ブルーム、ロバート・ジョイ、アン・マグナソン、ローリー・メトカーフ、アンナ・レヴィン、リチャード・エドソン、ジャンカルロ・エスポジート、ウィル・パットン、ピーター・マローニー、スティーヴン・ライト、ジョン・タートゥーロ、アン・カーライル、たちである。

28歳の平凡な主婦・ロバータ・グラス。ある日、美容院で親友のレズリーと新聞を読んでいた彼女は、「スーザンを探している」という広告を見つけた。夫・ゲイリーとの退屈な日々を過ごしている彼女はそれは刺激的なものに感じられ、興味を持った。そしてスーザンに関する記事を追い求めていると、「波止場で会いたし、スーザン」という広告を見つけ、出掛けていった。一方、そのスーザンは、人生を大冒険と考えている女で、街で知り合った男のベッドで目を覚ますような女だった。ある日、カー残はイタズラのつもりで男のバッグからイヤリングを頂戴してしまったが、これが大きな事件へと発展することになる。波止場でスーザンらしき目立つ女を見つけたロバータは後をつけていき、スーザンが古着屋に置いていったジャケットを買い込んで、スーザンと接触を図ろうとする。そして、ロバータのことをスーザンと思う込む連中も生まれることになってしまう。そんな中、スーザンが盗んだイヤリングが盗品だったことから、泥棒もスーザンに目を付けるが、それはスーザンではなく、ロバータだった。で、ロバータは泥棒に襲われ、頭を撃って記憶喪失になってしまう。そんなロバータを助けたのはヴィレッジにある名画座の映写技師のデズだった。自分が誰だか分からないまま、ロバータの新しい生活は始まった。その頃、スーザンは、ロバータの失踪をきっかけにしてゲイリーと知り合い、ベッドまで共にする仲になっていた。やがて、スーザンの知り合いの事務が戻って来たことから、ロバータがスーザンでは無いということが分かり、スーザンと連絡しようとして、広告が出された。その場所となったマジック・バーでは、ロバータとデズ、スーザンとゲイリー、そしてイヤリングを狙っていた泥棒が結集することになった。結局、泥棒が逮捕され、ロバータはゲイリーの夫と言うことが分かる。また、ロバータとスーザンは表彰された。画に戻ったロバータだったか、デズが忘れられず、彼女はデズの元に行ったのだった。

軽いラブ・コメの要素のあるサスペンス作品である。R・アークエットが頑張っていて、彼女の魅力がたっぷりと出ている作品である。(彼女の動く写真集に近い作品である。)マドンナもキャラクタを活かした役柄を演じているのだが、本作ではどうあがいてもR・アークエットの方が魅力的である。→やはり、邦題は間違っていると感じられる。

サスペンスということでは緊張感が薄いところがあるがライト・コメディというエッセンスが利いていることを考えると、こんな所ですかね。

だ、本作は何かとマドンナを意識させるような邦題が付けられているが、サントラ盤の方もその期待は裏切られるものとなっている。劇中で使われていたMADONNAの歌った『Into The Groove』はサントラ盤には収録されず、MADONNAのオリジナル・アルバムの方に収録されることになっている。ただ、これによってサントラ盤はMADONNA色が薄くなり、普通の映画のサントラ盤らしくなったと言っても良い。(このことも、本作の邦題に「マドンナの」という言葉が邪魔ということを感じさせることになっている。)

で、サントラ盤の収録曲は以下の全11曲である。『Leave Atlantic City!』『Port Authority By Night』『New York City By Day』『Through The Viewscope』『St. Mark's Place』『A Key And A Picture』『Battery Park / Amnesia』『Jail/Port Authority By Day』『Rain』『Running With Birds In Cages』『Trouble Almost』。

尚、サントラ盤は1987年のS・シーデルマン監督の「MAKING MR. RIGHT」(邦題は「新生人 Mr.アンドロイド」、日本では劇場未公開。)との2 in 1となったものが現在リリースされている。

 

Desperately Seeking Susan / Making Mr. Right

Desperately Seeking Susan / Making Mr. Right

  • アーティスト: Chaz Jankel,Thomas Newman
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1993/10/26
  • メディア: CD

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スーザンを探して [DVD]

スーザンを探して [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

マドンナの真実+マドンナのスーザンを探して(初回生産限定) [DVD]

マドンナの真実+マドンナのスーザンを探して(初回生産限定) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


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