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神様のイタズラ #1 [ドラマ]

blank_page 久しぶりとなる丹羽P作品だが、かつてのような面白さを感じさせるものが弱くなって、丸くなってしまったという印象だけで、丹羽Pの凋落を改めて感じさせたものでした。

また、丹羽P作品は、「配信」ということに力を入れている所があるが、配信の方では全4話が既に行われている(2/28まで)のだが、そうなると「放送の方がなおざりに…」ということになってしまうという過去の失敗例を繰り返していて、過去の栄光からの脱却ができていないですね。(やはり、放送に合わせて、1話ずつ、配信を追加していくことにすべき。)

また、ネット配信について「世界先行配信」と言っているが、国境の無いネットの世界では、アクセスがあれば世界中に配信されることになるのは当たり前であって、宣伝文句にわざわざ「世界」という言葉を入れるのは同化と思うのですがね...

「大型新人だ」と言っている久保田紗友には、それらしく感じる所もあるのだが、「恋する日曜日」(特に第3シリーズ)や「東京少女」に起用して出てきた何人かの方が、よりスケールの大きさを感じたのですがね...→実際、2008年に丹羽Pは雑誌「セブンティーン」とのコラボ企画の「セブンティーンサカスコレクション」(当時は「銭形海」までで、7代目・銭形命(岡本あずさ)はまだという時期でした。)で、セブンティーンモデルとして出ていた、剛力彩芽、赤谷奈緒子、上原奈美、荒木七菜香、南條有香、松澤茜、武井咲、岡本あずさ、石橋杏奈、佐藤ありさ、大政絢、山本佑美、有末麻祐子、滝沢カレン、大石参月と接している。大政絢は銭形海として起用した後であるが、岡本あずさと有末麻祐子は「恋とオシャレと男のコ」で後に起用したが、女優としてそれなりに活躍している石橋杏奈や、現在「ゴリ押し」で何かとアンチも多い剛力彩芽、武井咲については丹羽Pの眼鏡に適わなかったのか、ザルの目から抜けたのか、ということをしている。当時は彼女たちはまだ殆ど無名であっただけに、7代目ケータイ刑事をはじめとして、拾うことも出来たのですがね...(いや、武井や剛力は「ゴリ押し」で出ているだけで、丹羽Pは「ダメだこりゃ」と判断したのかも知れませんが...)

ということで、完全に丹羽Pの神通力も随分とさび付いてしまって、過去のものと言ってもよくなっていますね。(「昔の名前でやってます」という印象の方が強くなった。)丹羽P作品は2000年代には勢いがあったが、2010年代には一昔前のものになったと言っていいでしょう。もう一花をという所まで、今回のドラマは行かなかったですし...

で、物語の方は、主人公の女子中学生が、他人と入れ替わり、それによって色々と知ることになる、というものである。作品の雰囲気としたら、「東京少女」(強いて言うと、『セピア編』)と言ったら良いですね。

しかし、この「入れ替わりネタ」は、よくあるものであって、ネタとしては今更、というものである。(実際、「東京少女」でも草刈麻由主演で『入れ替わり少女』という物語がありました。)よほど、物語上の工夫があるとか、映像表現に独特の手法をもタイルとかしない限り、もはや「出し殻」と同じであって、訴求ポイントがないと、どうでもいいもので終わってしまう。

主演の久保田紗友を「大型新人だ」と言っているが、かつての丹羽P作品でデビューした(若手)女優たちと比べて、それほどなのか?と感じられなかったのですが...(とは言っても、良いものを持っていることは分かりましたけど...)

初回の物語は、ヤクザのお兄さんと入れ替わる、というものだが、この設定は「入れ替わりネタ」としては定番ネタの一つである。それだけに、物語の展開はほぼ予想通りで、「想定内」だったというものでした。ラストで元に戻る所は、ちょっと唐突過ぎたと感じられ、さらに一工夫も二工夫も欲しいところでした。

ただ、そんな中でも、ヤクザの兄ちゃんにとっては、なかなか味なことをしていましたけど...(それだけに、良い所もあるのに、全体としてはうまくまとめ切れていないで、残念でした。)

また、物語の方は、ギャグの色が無く、シリアス調でまとめていたが、井口監督ということを考えると、物足りなさを感じることになりました。

尚、第2話は、ペットとして飼っているインコと入れ替わり、第3話では憧れの男子生徒と入れ替わり、第4話では祖母と入れ替わる物語である。(配信で全て見たが)いずれの物語もそれなりに良い所はあるが、第1話と同様に、うまくまとめられていないということで、途中までは80点はいける物語が75点で終わってしまい「残念でした...」というものばかりでした。同時に、「丹羽」P作品も過去のもの」ということを改めて感じさせるものでした。(来週以降は、放送にあわせては記すことはしない。)

とは言っても、配信は今月限りであることを考えると、BSでの放送は保存版を作るためには必要、といったところですね。(後にDVD/BD化されるでしょうが...)

↓ 久保田紗友 関係(しかし、ゴミでしかないkobo用では...)

↓いくつか

東京少女 DVD-BOX1

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
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SEVENTEEN (セブンティーン) 2013年 03月号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/02/01
  • メディア: 雑誌




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東京ラブストーリー#1 [ドラマ]

またまた再放送(BS-FUJI)が行われると言うことなので、とりあえず第1話だけ、久しぶりに見ることにしました。言うまでも無く、バブル期、トレンディドラマの代表的な作品として有名すぎる作品であって、ソフトもリリースされ、再放送も何度も行われている作品である。それだけに、今更であるのは言うまでも無い。が、「再放送」があっても「またか」ということで見なかったが、今回だけは、とりあえず初回だけは記そう、ということにしました。

また、この作品は'90年代のドラマということは分かっているが、改めて調べてみると、本放送は1991年1月から3月だったということで、完全に21年が流れていたということで、そんなにもなるのか...という印象を持ちました。→考えてみたら、「'90's」と言っても初期からは20年以上、末期でも干支が一回りしているので12年以上昔になるので、当然と言えば当然ですが...

物語の方は過去に何度か見ているので、改めてということはしない。それ以上感じたのは、社会インフラの違い(特に「電話」に関して)ですね。現在だったら当たり前になっている「携帯電話(スマートフォン)」であるが、当時は「自動車電話」というものは存在していたが、一般的なものではなく、ポケベル、テレホンカードが幅を利かせていた時代だったということで、それが劇中で描かれていたことで、再認識しました。→携帯電話が一般化したのはここ10年です。

また、家の電話もワイヤレスになっているものの、図体が余りにも大きいものが出てきていて、当時は先端であっても、現在ならば時代を感じてしまう所でした。

もう一つ、時代を感じたのは、完治が道に迷って、自動車電話でリカに助けの電話を入れたところですね。現在ならば、(GPSを使った)カーナビがあること、運転中の(移動電話の)通話禁止という法律の施行があるため、あのようなことは無いでしょうし、やはり当時ならではのことですね。(現在だったら、法的に違法行為をしているため、ドラマで描こうとしてもNGでしょうし...)

20年という歳月が過ぎていることから、改めて見てみると、ギャグにしか見えなくなっている所もあるだけに、違った方向から見てみるのもまた面白い、と感じることになりました。また、当然のことながら、鈴木保奈美織田裕二有森也実江口洋介という主要キャストも若いということを感じたのは言うまでも無い。また、この4人は、本作から20年以上が流れているのに、3人はずっと役者を続けていること、残る1人は10年のブランクを挟んで復帰しているが、これもまた凄いことですね。(当然、全く見かけることの無い人も結構居ましたが...)

 

東京ラブストーリー DVD BOX

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  • 出版社/メーカー: フジテレビ
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東京ラブストーリー 上 (文春文庫 さ 25-5)

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  • 作者: 柴門 ふみ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/04/09
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東京ラブストーリー 下 (文春文庫 さ 25-6)

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  • 作者: 柴門 ふみ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/04/09
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東京ラブストーリー―TV版シナリオ集 (Big spirits books)

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  • 作者: 柴門 ふみ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1991/10
  • メディア: 単行本

Oh!Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に

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  • アーティスト: 小田和正
  • 出版社/メーカー: ファンハウス
  • 発売日: 1991/02/06
  • メディア: CD


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毒姫とわたし#39(Final) [ドラマ]

最終回。今回は本作の持ち味であるコメディ色を強くした物語でした。(特に今週はコメディ色だけに、コメディということをかなり意識したようでしたね。)市長選挙がどうなったかということと、主な登場人物のその後ということが描かれていたが、やっぱり主役の小麦の存在感と、美姫との強い絆が全てでしたね。尚、オー・ラスの大団円というところは今一つと感じたんですが...

ところで、本作のDVD-BOX(9枚組+特典映像)が来年早々(2012/1/18)に発売になるとのことです。特典映像など色々とあるそうですが、DVDだと所詮SD画質なんですよね...

小麦は結婚式というのに美姫のことが気になり、美姫は美姫で小麦のことが気になっていた。式場ではそんな小麦の気持ちを察した倉田が、美姫の元へ行くことを許した。で、花嫁ドレスのママ小麦は、美姫が演説をする潤のライヴ会場に走って行く。
潤のライヴが終わると、「潤は結婚する」と発表し、相手の美姫を紹介した。美姫は語り始めるが、市長の手先で、実希夫陥れようとする輩が紛れ込んでいて、美姫を糾弾する声を叫び、会場は「帰れコール」が起こる。

こんな所にウエディングドレス姿の小麦が飛び込んできた。誰もが声が出ず、小麦は舞台に上がり、みんなに訴えた。完全に小麦が場を持っていった。

翌日、ネット上では、昨日の小麦のことがアップされていて「ウエディングおばさん」として話題になっていた。(それをいじる小豆たちと、いじられる小麦が面白い。)

そんな中、市長選の方は、市長は汚職の一件で警察に連行され、投票率も上がったことで那珂川と美姫の拮抗した争いとなる。開票率50%では美姫が20票リード、99%の報告が入る。そして結果は...

「1年後」、小麦が全てを語る。選挙は希に見る接戦で、12票差で哲也が当選した。哲也は美姫の公約も取り入れて、天使園も残り、病院は移転した。こな屋は小豆の旦那が会社を辞めて手伝うようになり、佐伯が哲也の秘書になり、次の市議選を目指していた。佐伯が抜けた君嶋出版電子書籍部の部長は倉田となり、小麦は専業主婦に、美園はニースへ休暇に言っているという手紙が小麦に届いていた。そんな中、君嶋家にはみやびを始め、みんなが集まっていた。その日は潤が帰国すると言うことだった。美姫は1年ぶりにハワイから帰国すると、小麦のマンションに翔んできていた。そして、新たな作品をということを言うが、小麦は求職中だった。

その後、こな屋では、美姫が直川賞受賞を祝うパーティが行われ、(殆どの登場人物が)一同に集まっていた。その席で、小麦と美姫は誰も間に入ることが出来ない採光のコンビぶりを見せていた...

形の上では、ヨストが大団円ということで結ばれていて、「めでたしめでたし」ということになるのであろうが、前回まで、何人かが入れ替わるように悪役のポジションがいて、小麦と美姫をいじめるという所があったが、最終回ではそういう悪役的なポジションとなる人物が1人もいなくなり、余りにも良い子の集まりで終えてしまったようで、肩すかしを食らったように感じられた。

が、最初から一貫していた小麦と美姫の友情(愛情といってもいいようでしたが...)がぶれることなかったので、それなりに楽しむことが出来た。

欲を言うと、日本を離れて、同性婚が認められる国に小麦と美姫が行き、この2人が結婚するということで締めたら、破天荒なエンディングとなって、本作のテンポの良さとパワーが暴走したと言うことになって面白かったと思うのだが、1年後を目処に、続編を作るという考えがあるのかもしれませんね...???(DVD-BOXのリリースもあることですし...)

本作では「ハート」の岸本沙羅二宮ゆかりの再会、かつ、「名曲探偵アマデウス」のファイルNo.007の依頼人・恋路ゆき乃響カノンの再会にはじまり、「銭形泪」と「銭形雷」の競演に、と岡野さんの顔合わせ、ちゃんと岡野さんのケー刑事第三の黄金コンビが親子になり、「不良少女とよばれて」の笙子と哲也が夫婦に、そして更に仮面ライダー威吹鬼とドレイクが絡んでいるというように、過去作品での絡みもあって、色々と楽しませて貰いました。それらの中では、やっぱり、小麦と美姫のテンポの良いマシンガントーク、ボロクソに言い合う所が一番でした。

8週間(二ヶ月弱)があっという間で、全体的には楽しめたが、細かい所では残念に感じたところもあったが、久しぶりに元気が出る作品として楽しめました。→未見の方は、DVDで見るだけの価値はありますね。

※次の銭形競演としては、11/1(火)の「謎解きはディナーのあとで」(第3話)で、ちゃん(黒川芽以さん)がゲストということなので、ちゃんとちゃんのツーショットは見られるのでしょうか???

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 文庫
毒姫とわたしDVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

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毒姫とわたし#38 [ドラマ]

全体のストーリーとして収束の方向に向かっていこうとしているが、やっぱり既に一心同体の小麦と美姫の関係が全てと感じさせるものがたりでした。(日本ではなく、同性婚が認められている国に移って、小麦と美姫が結婚するのがベストという感じです。)

その一方で、政治家は全て腹黒いところがあるという雰囲気で描かれていた所に、全ての政治家がそうではない、という所を描いた所は良かったですね。ただ、若手政治家はそうであっても、古狸になると、と感じさせるところも多々ありました。

今回は最後ではなく、最初に「投票日まであと7日」と出てから物語が進んで行く。美姫が、天使園への寄付金を横領したという記事が新聞に出て、マスコミ(「マスゴミ」とも言いますが、果たしてどっちなのか???)が集まった。が、それは市長が、支持率が伸びている幹を追い落とすための策略で、全てデッチ上げたことだった。市長は君嶋社長にそのことを語り、更なる資金援助を求めた。しかし、社長は援助を断り、金輪際支援しないと手を切った。

その社長は天使園にやってきて、全ては市長がやったデマだと告げた。更に社長は、天使園の支援のために資金提供を口にしたが、みやびはそれを断った。

哲也から小麦に電話が入り、哲也の下に行った小麦。美姫に関するデマ、更に自分も母の事故のことを暴露されていることで、その処置は任せて欲しい、と告げられ、小麦は哲也を信じることにした。また、5年前の決断は間違っていなかったと改めて自覚した。

翌朝、冴えない表情の美姫と朝食を取っていたら、テレビから視聴が逮捕されることに向かっているというニュースが流れた。若手の市議たちが市長の汚職を告発するように動いたのだった。

エリカの必死の看護があって、佳子が記憶を取り戻し、奇跡的に元に戻った。そして、選挙で苦戦する哲也の力になった。

美姫はマスコミに対して会見することになっていた。で、天使園に向かった。が、嵐太郎が起きてこないことから小麦が様子を見ると、高熱を出していた。潤も駆けつけ、更に小麦は美姫にも連絡し、美姫も戻ってきた。天使園では、美姫が現れないことで、マスゴミは「雲隠れ」と言い、みやびが対応していた。

一晩、嵐太郎の看病をした美姫に、嵐太郎は正義のためにか頑張ってと言い、良い子にしていると言ったのだった。

天使園で美姫は事情を話したら、子供が高熱を出したのならば仕方ない、と支援者たちも理解した。が、哲也も頑張っていて、有権者にアピールする戦略は、ということになる。で、潤がライブを行うが、そこで演説をするということになった。

小麦の結婚式当日、かつ、潤のライブで美姫が演説を行う選挙戦最終日がやってきた。式場で準備をしている小麦だったが、美姫のことが気になってソワソワしている。そんな小麦を見た倉田は「美姫さんの元に行けよ」と告げた。

ライブハウスには、美姫も蹴落とそうとする市長が放った刺客が紛れ込んでいて、美姫を追い落とす最後の作戦を実行しようとしていた。潤のライヴが進む中、美姫も緊張していたが...

市長を汚職で逮捕へと追いやったのは、全ての政治家が腹黒くはないということを語っていることになったが、あれだけ政治家は悪い奴、というイメージを植え付けていただけに、少しはと言う所なんでしょうね。が、美姫も落選させようという市長の執念も古狸らしいところでした。

自分の結婚式なのに、美姫のことが気になって仕方が無い小麦は、やっぱり美姫と結婚するのがベストという所を強く感じさせてくれますね。(日本では同性婚は出来ないが、一部の国では同性婚が認められるため、そこに行けば可能である。)

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 文庫

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毒姫とわたし#37 [ドラマ]

美姫と小麦の絆の強さをこれまでもしっかりと描いていたからこそ出来る物語でした。ただ、その一方で、悪役のポジションに立つキャラが又も変わっていて、この点だけは本当に変化が激しいですね。(ダークサイドに堕ちていたエリカもすっかりいい人になっちゃって...)

それにしても、政治家というと足を引っ張ることしかしないというイメージは完全に定着していると思って良いような展開で、市長の腹黒さが一段と出て、ラスボスというような存在になりました。

シングルマザーということが偽りで、潤と同棲していることが週刊誌に載り、その釈明会見で、言葉に詰まる美姫。そんな所に美園が乱入し、美姫のことをボロクソに言う。これに美姫が反応して言葉を返すが、更に美園は、「美姫を捨てた」とカミングアウトした。で、記者たちは一気に美園に集中し、結果的に美姫は救われた。

後日、美園に会った美姫は、美園の真意を問う。これに美園は、新作の本の宣伝になったこと藻旧作も再び売れたということを口にする。そして小麦に頼まれ、小麦の頼みだからそれに応えたということを告げた。また、次回作は小麦に編集をして貰うと取引きしたことも口にした。そして美姫に、「小麦から貰ってばかりではフェアでない」と言い、別れ際に「必死のパッチでやらんかい」と叫ぶと帰って行った。

一方、小麦は美姫に、選挙の手伝いは止めて、嵐太郎の世話をすると言った。

倉田の元妻・ゆう子が小麦の元を訪ねてきた。そして、倉田が小麦と結婚したいと結論を出したこと、美姫が倉田に「カタを付けろ」と言ったことも語り、自分は単に誰かに甘えようとしていたと言うことを告げて身を引いた。

選挙の告示日も迫る中、改めて倉田と小麦の結婚が決まった。結婚式まであと8日、投票日まであと9日だった。

市長は君嶋社長のもとを訪ね、支援のことでトドメを刺した。表向きに哲也のことを支援できなくなった社長。そんな中、エリカも哲也の選挙を出来ないと言った。それは哲也の母・佳子の病状に改善の可能性が見えたためで、佳子の看護に専念するためだった。

告示の日が迫るが、支持率で苦戦する市長は更に手を打った。そして告示日の朝、天使園の選挙事務所で出陣式を始めた美姫。が、そこに記者たちがなだれ込んできて、美姫が天使園への寄付金を横領したということを問いただしに来たのだった...

告示日になったということで、ラストの「宇宙戦艦ヤマト」モドキの字幕は「投票日まであと7日」となっていました。

選挙の告示日前のバタバタしていたことが良い方向に収まり、選挙に専念できると思ったところで又も美姫に苦難がということで、展開はやはり「昼ドラ」らしいものですね。選挙に勝つため、何でもするという腹黒市長の策略と言うことは分かるが、選挙で選ばれた人って、大なり小なり、みんなこんなことをやっているというイメージが完全に定着しているということでもありますね。

エリカが佳子の世話をするということで、ダークサイドにまで堕ちていたのが、優しい元に戻ったのは良いところでした。

前半は美園が完全に物語を支配したような強烈な印象を残したが、美姫と小麦の絆の強さがそれをも打ち破って、女の友情しっかりと描いていた物語となったのは良いところでした。

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

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  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
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毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

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  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
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毒姫とわたし#36 [ドラマ]

美姫と小麦が、対象は異なるが同じような立場で描かれている所が面白いところでした。また、小麦と美姫のやりとりの部分はやっぱりテンポが良いのだが、この2人が揃っていない所は今一つ、絡み具合の悪さもあって、調子の悪いポンコツ自動車が時々エンストしながら走っているような印象を受けた物語でした。

そんな中、怪演ぶりを示したのが美姫の母・美園であって、次回は美園が完全に喰ってしまいそうな予感を漂わせていました。

美姫の元に、一旦離れた支援者が戻ってくる。それを歓迎する美姫。しかし、選挙準備で忙しく、1週間も天使園に泊まり込んでいて、嵐太郎のことはほったらかしにしていた。で、小麦が美姫に意見する。

哲也が市長の汚職のことをリークしたことで、市長が反撃に出て、週刊誌に、美姫がシングルマザーではなくて潤と同棲していること、哲也の母がエリカの事故を起こしたことという記事が載った。それは市長の反撃であって、後継者とした那珂川の裏切りに対する報復であって、自ら選挙に出ると告げた。(汚職に関しては(政治家の常套文句である「秘書が勝手にやった」と言っていた。))

美姫は、小麦に対して倉田とのことを決着付け目用に言うが、小麦は美姫に、嵐太郎のことを決着をつけるようにと言った。

小麦は、倉田と元妻のゆう子に会い、自分の気持ちを全て伝え、判断は倉田に任せることにした。美姫は、小麦がふられて戻って来ると思っていたが、小麦は倉田に伝えたことを美姫にも伝えた。で、今度は美姫が決着を付ける番ということになる。

美姫は潤と共に、みやびに本当のことを伝えた。(みやびが嵐太郎のおばあちゃんということになっちゃうのですね...)夜、美姫は潤と共に嵐太郎に、父親は潤であること、選挙が終わったら結婚することを伝えて、嘘をついていたことを謝った。が、嵐太郎は「母ちゃんの嘘つき」と叫び、拒絶した。

次の日、美姫の釈明会見が行われ、記者団から色々と質問されて十分に応えられないでいた。一方、小麦は美園に連絡して、美姫を助けてくれるように頼んだ。

「告示日まであと5日」ということで次回へ。(今回は最後に出ただけだったが、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」ですね~、こういう所に出るなんて。)
美姫は嵐太郎のことで、小麦は倉田のことで、それぞれ意を決することが描かれていたが、2人がそれぞれ、次元は違うが男関係で同じように決着を付けていこうとするところは2人がコンビであると言うことを強く感じさせてくれるところですね。

次は、嵐太郎のことから美園が変わったが、どのように美姫の為に動くのか、楽しみと言えば楽しみですが、美園の強烈な個性で次は美園の独壇場となりそうな予感が...

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

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  • 作者: 立見 千香
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毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

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  • 作者: 桜井 美姫
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  • 発売日: 2011/09
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毒姫とわたし#35 [ドラマ]

遂に最終週に突入しました。市長選が近いということは分かっていたが、それが今一つ伝わっていなかったが、今回はそれを知らしめるための一工夫がありました。「告示まであと○○日」というテロップが出ただけであるが、これによってようやく選挙も近いと言うことが伝わってきました。(ただ、「宇宙戦艦ヤマト」で緊張感を出すための演出の真似ですけど...)

が、選挙を巡って、美姫陣営、哲也陣営に加えて、市長も動いたと言うことで、男女間のドロドロした物語ではなく、選挙を巡っての各陣営間のドロドロしたドラマに移行した感じで、何だかんだで「ドロドロ」をやるのは、やっぱり昼ドラなんですね。

市長の汚職のデータを哲也から渡された小麦、が、倉田からは結婚を白紙にして欲しいと言われ、頭が真っ白になっていた。美姫は小麦に何かあったことを見抜いていたが、本当のことを言い出せない小麦は、哲也から市長の汚職に関するデータを貰ったことを伝えた。美姫は直ちに公表するように動こうとするが、哲也が昔と変わっていない所を見せたことで、小麦は迷う。結局美姫は、データの扱いを小麦に任せることにした。

美姫は潤と結婚する決意をして、婚姻届の準備のために小麦の店にやってきた。また、倉田と小麦の婚姻届も貰ってきたが、小麦の様子がおかしかった。小麦は倉田に、割れた妻から連絡があって、時間が欲しいと言われたのだった。

エリカは哲也と結婚することを決意し、また、哲也の選挙のために一緒に頑張ることにした。そして、そのことを天使園にいる母・みやびに伝えに来た。(ここで「告示まであと17日」)

小麦は市長の汚職データを公表する準備をしていた。そんな所に、倉田の元妻が尋ねてきた。小麦の妄想は、元妻に脅されるというものが頭を占めていたが、話をしている内に、とてもそそっかしくて、オッチョコ超であって、倉田がいないとダメだと感じていた。

そんな小麦は自宅で一升瓶を抱えてやけ酒に浸っていた。美姫も驚くその量で酔いつぶれた小麦。が、目から涙がこぼれていたのを美姫はしっかり見ていた。

翌日、天使園。二日酔いで頭を抱えて現れた小麦に、みんなは新聞を見せた。市長の汚職を告発する記事が載っていたのだった。それはエリカがリークしたものであって、小麦がぐずぐずしていた間に先を越されてしまったのだった。で、そのことで美姫と小麦が言い争い、側にいた嵐太郎は「母ちゃんなんか大嫌いだ」と行って小麦に駆け寄っていた。(「告示まであと16日」が「15日」になりました。)

物語の展開だけは早いが、テンポの良さは感じられなくて、次々に問題が起こっているというだけになっている。一見したところは緩急があるように見えてしまうが、単に色んなことが起こりすぎていて、整理し切れていないだけである。まあ、美姫と小麦が混乱しているということを描くのには役立っていますが...

ダークサイドに堕ちていたエリカで元に戻り、哲也も悪のボスの座を明け渡すような感じとなって、美姫と小麦に対立する構図が薄くなってしまったが、あと4話でどうまとめてくれるのかですね。それと、最後に向かって、もう少しテンポ良くストーリーが進んで欲しい所です。

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
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毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

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  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
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毒姫とわたし#34 [ドラマ]

美姫と小麦が対称的な方向に向かっていくという展開が面白い所であったが、物語としたら今一つで、テンポが悪く、ちょっとかったるいところが目立った物語でした。また、一部のキャラが浮いてしまっている様に感じられたが、これは来週(最終週)への伏線という所なんでしょうね...

嵐太郎が行方不明となり、更に「選挙に出るな」という脅しの電話が入ったことで、美姫は哲也が糸を引いているものと重い、乗り込んでいこうとする。が、それを小麦が止めて、小麦が乗り込んだ。哲也は市長と話していたが、嵐太郎のことを問う。「知らない」という哲也に返っていこうとしたが、市長が名誉毀損と騒ぎ、一括した。その後、市長の支援者が独断で暴走したことが分かると、市長は「知らなかった」ということにしようとした。

潤も、美園もそれぞれ事情を知って美姫の元にやってくる。潤は必死に捜しに行き、美園は、自分のせいと言って取り乱す美姫にビンタを入れた。

潤は哲也の元に乗り込み、土下座をして嵐太郎の情報を尋ねる。哲也はそんな潤に同行を求めてある所に行った。

美姫はすっかり落ち込んでいて、選挙を止める、と言い出した。小麦も他の支援者もそうするべきと同意したが、そこに嵐太郎を連れた潤が帰ってきた。嵐太郎が無事だったが、美姫は嵐太郎にこれまで選挙のことで構ってやれなかったことを謝っていた。

哲也は小麦を呼び出し、倉田と共にやってきた小麦に、市長の汚職の証拠となる資料が入ったUSBメモリを渡した。

潤は嵐太郎が無事に戻ってきたことで、これ以上は問わないことにしよう言った。そんな潤に、美姫は「嵐太郎の父親になっくれへんか」と言って結婚することを決意した。

エリカに婚約解消も仕方ないと言われたことで、すっかり冷めていた。そんなエリカに、哲也は自浄を話し、市長の汚職のことが夜に出ると、選挙に出られなくなることまで話した。そしてその上で、改めてエリカにプロポーズをした。

一方、倉田は小麦に対して「白紙にしよう」と切り出した。

美姫を支える小麦だけが「結婚」とは逆に向かっていくことになるが、こういう展開は主人公をいじめ抜くのが売りの昼ドラらしい所ですね。で、美姫と小麦が、ということになるのが一番上手く纏まる所に感じられるが、同性婚の結婚を認めていない日本では、そういう展開に持っていくことは無理だということも分かっているが、それぐらいの所を見せて欲しかったと思った物語でした。

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 文庫

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毒姫とわたし#33 [ドラマ]

今回は「ビンタ」が一つの見所というのか、いくつかのビンタが物語にメリハリを持たせていたが、テンポの良さはなく、男女間のドロドロではなく、市長という権力に関するドロドロした所を暗示する物語でした。こういうドロドロもやっぱり「昼ドラ」何ですかね???

それにしても、悪の帝国のボスの座に哲也が座ったが、院政をとるかのように、市長が裏にいるということで、悪の組織も一回り大きくなってきましたね。

哲也に呼び出された小麦は、別れ際にいきなり哲也からキスをされた。で、ビンタを入れて、起こって帰ってきた小麦。全ては哲也が選挙対策として仕組んだことであって、その様子を写真に撮られていて、早速天使園に、哲也と小麦の元婚約者が、ということで美姫陣営に衝撃が走る。更に、小麦に対してスパイだという声が出て、美姫は小麦に「クビ」を言い渡した。

が、美姫もそれが哲也の作戦ということが分かっていた。しかし、分裂しそうなメンバーの手前、小麦を出入り禁止にした。

哲也は、小麦とのキスのことをエリカにも打ち明けた。で、婚約を破棄されても仕方ないとまで言ったが、エリカは衝撃を受けていた。

小麦は更に、倉田にも誤解され、結婚延期を告げられた。そんな小麦は両親からも責められ、父から「クビ」を伝えられ、自分にとって大切なものは何かを考え直すことになる。

美姫陣営はバラバラになり、脱けるという者が現れる。美姫が何とかまとめようとするが、小麦がいないことが大きいと感じていた。焦る美姫は嵐太郎にもかまってやれなくなっていた。

みやびが君嶋社長の下に乗り込み、小麦と哲也の写真のことで、哲也にビンタをいれ、エリカのことを責めた。

美姫陣営はバラバラになり、美姫は新たな戦略として、市長を告発することを考えた。その動きが市長にも伝わり、市長が自らそれの対処に乗り出した。

小麦は倉田に話し、自分の一番大切なものは美姫だ、と伝え、倉田からは美姫のためにと言われ、結婚のことは任せろと言われ、和解する。で、そのことを伝えるために天使園に行った2人だったが、美姫が青ざめていた。嵐太郎がいなくなったというのだった。更に、電話で「立候補を止めろ」という脅しが入った...

美姫と小麦の絆の強さは以前からであるが、嵐太郎がいなければ、美姫は小麦が一番大切なものと行ってであろうだけに、小麦が美姫が一番大切と言ったのも当然であろう。(日本ではまだ認められていないが、一部の国では同性婚が認められるようになっただけに、(5年前であれば)小麦と美姫が結婚するというのが一番良い選択だと思ったぐらいですから...

市長の汚職ということが今後出るのは以前から予想されていたが、選挙よりも裏でやっていることの方向に物語を持っていくとは、男女間のドロドロ劇とはしないものの、やっぱり昼ドラらしい展開なんですね。

次回予告では、美園が美姫にビンタを入れていたが、ビンタ繋がりで喝をいれて、テンポよい物語を見せて貰いたいところです。

尚、小麦が、哲也にいきなりキスをされたことからの妄想で、「駆け落ちを迫られる」というのと「ボロクソ扱い」という正反対の妄想が出てくるが、一応、ギャグ・パートもあったのですね。当初、本作はコメディ仕立てであったが、そう言うことも消えていただけに、久しぶりにコメディ調の所が見られたが、何でも野郎として物語の勢いを失っているようにしか思えないのが痛いところです...

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

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小麦と美姫にはこういうものは不要でしょうが...

最新選挙立候補マニュアル―選挙参謀はいりません

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  • 作者: 三浦 博史
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ズバリ 選挙必勝法―選挙プロが語る後援会づくりから当選まで

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  • 出版社/メーカー: 労働教育センター
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毒姫とわたし#32 [ドラマ]

市長選挙に向けて物語が進んで行くが、選挙に向けてと言うよりも足の引っ張り合いをしているというところが描かれていて、この点では面白いのだが、最初の頃にあったようなテンポの良さが無くなっているのが残念なところです。

また、美姫チームと哲也チームにキャラクターの再編が進んで行くが、今回は佐伯夫妻を中心に描いていたこともあって、これまでにあまり深く描かれていないキャラにスポットを当てたことはよいのだが、何か、脇道に入ってしまったという印象を残した物語でした。

哲也の元に乗り込んだ小麦だったが、5年前に小麦が言った言葉を実戦しているだけと答えた哲也に、自分のせいで哲也がああなってしまったと悩み始めることになる。

美姫に息子が出来たことを知った美園は、天使園にやってくると、嵐太郎に「あなたのおばあちゃんよ」と言い、孫を可愛がる。「勝手にカミングアウトすな」と言った美姫だったが、美園は嵐太郎に、美姫の父の血が流れていることを感じていた。

紗江子は、佐伯がスパイをしていたことから、離婚を決意して、離婚届に判子を押して佐伯に渡していた。が、小麦はじっくりと話し合いをすることを進め、小麦のマンションで話をするが、決裂することになった。

倉田は哲也の元を訪ね、結婚することを告げる。哲也は入院中の母の所に行き、話をするが、見舞いにやってきたエリカはそれを影から聴いていて、会わずに帰ってきた。帰宅したエリカは父と話をするが、ママと話すことがなかったことを社長は悔やんでいた。

エリカが久しぶりに天使園にやってきて、美姫と5年ぶりにあった。美姫は嵐太郎を紹介し、エリカのことを「友達」と言った。子供がいる美姫を見て、自分も子供を産みたいと考えるようになったエリカだったが、美姫の言葉がエリカをダークサイドから戻したようだった。

そんなエリカは、哲也の選挙を支援したい、と哲也に告げた。また、佐伯は、哲也の考えにくょうかんしていたこと殻、選挙では哲也を支援することにして、それを紗江子に告げた。

そんな中、小麦の携帯に哲也から電話が入った。小麦は馴染みの見せに行き、哲也と会ったが、仕切り直して正々堂々戦おう、と言うことを伝えると、帰ろうとした。が、哲也が呼び止めると、いきなりキスをした...

今回は、何と言っても美園の変わり方が余りにもというところでしたね。が、やっぱり毒姫・美姫の母らしいところも見せていて、美姫が5年も消えていたことから「死んだと思った」と言ったり、「嵐太郎は捨てていない」など、相変わらずの所があっただけに、嵐太郎を溺愛する姿とのギャップが余りにも大きく、次々とキャラが変わっていく周囲の登場人物を象徴していましたね。

また、エリカと君嶋社長が家で話をしているところは、ちゃんと岡野さんの会話のようにも見えました。

色々と足の引っ張り合いが行われる中、一つに纏まっていく美姫チームに、衝撃を与えることになる要素を最後に入れていたが、今回は印象の薄い物語でした。(久しぶりにちゃんとちゃんのツーショットが見られたが、エリカよりも先を進んでいる美姫に、またもエリカが嫉妬心を増していくような伏線もありましたけど...)

 

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