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万博協会のゴマすり作戦か? [愛知万博]

愛知万博協会は、1940年に東京と横浜で開催される予定だった「紀元2600年記念日本万国博覧会」(日中戦争の激化などで中止)幻の万博の回数入場券の所有者に、愛知万博の招待券を交付すると発表した。12枚セットの回数入場券1冊につき、招待券が2枚を渡すという。尚、1970年の大阪万博でも同様の招待が行われていて、3000件を超える申し出が当時あったという。

さて、果たしてどれぐらいの反応があるのだろうか。既に65年の年月が経過していることから、当時の回数入場券がどれだけ残っているのか。当時、これを購入した人でも、20才だったら現在85才になっていることから、自分で買って持っているという人は殆どいないだろう。また、当時、家族で行く予定で購入したお父さん、お母さんだったら、年齢がもっと上になり、存命されている方がどれだけいるか。で、持っていても処分されているものと思われる。

ゼロということはないだろうが、数件から数十件ということにしかならないのではないだろうか。(100件を越えるかなぁ...?)ということであれば、これによる招待券の配布は数が知れている。今ひとつ評判が良くなく、不入りという状況なので、「こういういいことをしているのだ」という宣伝としか受け取れない。しかも、それによる損失は微々たるものである。結局、入場者の気を引くためのゴマすり作戦としか思えない。

こういうことを行うのであれば、大阪万博の入場券をもっている人に対しても実施した方が良いだろう。結局、中途半端なことしか出来ないお役所的運営しか行われていないということである。実に情けない協会である。



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