広島・置き自転車犯人逮捕 [事件]
JR可部線（広島市）の線路に自転車を置いたとして、男が17日夜に逮捕された（現行犯）。事件はこれまでに連続して4件発生しているが、この犯人の男は全ての犯行を認めているという。犯人は近所に住む25才の男。「兵庫の列車事故をニュースで見て、大変なことになっていて面白かった。自分がやってみてニュースを見るのが楽しかった」というような社会的倫理観の欠如した男であった。100人以上が犠牲になったあの事故を見て「面白い」と思うなんて、どういう感覚をしているのだろうか。しかも何度も繰り返すことから、子供（小学生や中学生）ではないだろうとは思ったが、成人しているのに実に情けないことである。
逮捕劇は、17日20:40分ごろ、広島市安佐南区のJR可部線下祇園駅と古市橋駅の間で、線路に自転車を置いて逃げる男を警戒中の警察官が見つけ、現行犯逮捕したという。現行犯ということは、5件目の犯行を行おうとしていたということである。逮捕後の話から、愉快犯が図に乗ったということである。ニュースでかなり取り上げられるようになったら、警察も警戒を強めるのは当然である。それなのに犯行を繰り返すというのは、何も考えていない単なる愉快犯だということになる。
怪我人や死者は出ていないが、4件の犯行と、5件目の犯行を行おうとしていたのだから、列車往来危険容疑だけでなく、テロリストとして厳罰に処してもらいたいものである。（当然、JRに対する損害賠償もかなりの額になるはずである。）