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戦隊回顧録18 [特撮研究]

今回からは、戦隊メンバーが変身するのに使うアイテムについて述べていくことにする。

戦隊に限らず、変身ヒーローは何かのアイテムを使うことで変身する。これはウルトラマンでもそうであった。仮面ライダーはポーズを決めることにより変身するようになっていたが、基本はベルトであり、やはり変身アイテムは存在した。その他のヒーローでも手を変え品を変え、変身アイテムは存在していた。(例外的に、特に変身アイテムが存在しないヒーローもいるが、これは例外と言ってよい。)

ということで、変身ヒーローでは「必殺兵器」と共に「変身アイテム」が必須のものであり、戦隊でも当然のことながら変身アイテムは存在する。しかも、これは玩具として売り出すこともあって、設定上も欠かすことの出来ないものとなっている。

では、何が基本であるか。「ゴレンジャー」では特に変身アイテムというものはなく、かけ声でポーズを決めることで変身していた。当時は「仮面ライダー」の人気が絶頂期でもあり、それを意識したものと思われるが、ライダーでは一応変身ベルトが存在していた。その後もしばらくは変身アイテムは注目を集めることが無かった。しかし戦隊の変身アイテムといえば「ブレスレット」である。では、いつから登場したのであろうか。それは「サンバルカン」である。ここから後の戦隊は変身ブレスレットが必須になっていた。しかも、最初は片腕に装着するものだったが、これが両腕に装着するようになる、という進化をとげている。また、コンパクトになったり、印籠のようなタイプになったり、携帯電話になったりもしている。(やはり実用性ということから、即座に変身できるためには腕に装着しているブレスレットがメジャーなものとして君臨している。現役マジレンジャーと先代となるデカレンジャーではブレスレットタイプではないのが続いていますが...)

その他の変身アイテムとしては、ジャッカーの変身カプセルが特異的な存在としてある。ジャッカーはサイボーグ戦士ということで他の戦隊とは異なっているだけに、変身アイテムも独特のものとなっている。

ということで、次回は「ブレスレット」タイプの戦隊について、続いてブレスレットではないタイプについて、更にその他のタイプということについて述べていくことにする。



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