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関空は黒字、中部は赤字だけど [時事ネタ]

関西国際空港会社、中部国際空港会社が発表した今年の3月期決算は、関空は開港以来初の黒字を確保、中部は開港までの事業費が更に1730億円の削減が出来たことが分かった。(中部は開港したばかりなので、黒字/赤字ということを論じても意味がないだろう。)

特に、関空は、過去最高の便数となった国際線での売り上げ増に加え、低金利の借り換えや経費削減が奏功し、当初の経営計画より1年前倒しで黒字化を達成した。だけど、年間90億円の「政府補給金」があるため、実質的には赤字であり、まだ厳しいものがある。

一方、中部は、開業後43日分の売上高が約66億円で、こちらの方は、「開港人気」で商業施設や旅客施設使用料などの収入が予想を上回っている。まだ減価償却がたっぷりとあるため、赤字であるが、これは最初の設備投資があるためで、実質的には黒字と言っても良い。(先は明るい?)

一方は国のひも付き、もう一方は民間活力という点で対照的な二つの空港の今後は、今後も注目である。



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