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口では何でも言えますよ・北朝鮮編 [国際]

北朝鮮の朝鮮中央テレビは、26日の時事番組で、北朝鮮の核実験説について、「最近、米国の支配層は、我が国を圧制の拠点などとけなしたあげく、ミサイル実験だとか地下核兵器実験の兆候だとかいう捏造説を持ち出した」として米国を非難した。北朝鮮メディアが核実験説を否定したのは初めてのことである。しかし、朝鮮中央通信や朝鮮中央放送(ラジオ)はこうした論評を伝えていないし、労働新聞が10日に、「米国は、我が国が6月に地下核実験を行うかも知れないとの自分なりの見解を国際原子力機関(IAEA)や日本など関係国に通報して騒いでいる」と地下核実験説に言及しただけであった。

これはいつものことだが、口では何でも言えるものである。「捏造」というのであれば、準備を一切していないという証拠を提示するのが筋である。(この場合は、IAEAの無条件査察受け入れということになるだろう。)そういうことを何もしないで言葉で言うだけでは誰も信用はしない。しかも、「核兵器の開発は行っていない」と言いながら、実際は開発を行っていたのだから、北朝鮮の発する言葉をそのまま信じる者がいなくて当然である。

それにしても、こういう子供のケンカのようなことをしていると、益々国際的な信用も無くなるだけである。(既に信用なんて全く無くなっているけど...)何でも自分たちの主張を行えば良いと言うものではない。国際社会のルールを無視して自分たちの主張だけを行う独裁国家・北朝鮮。本当に21世紀に存在しても良い国なのだろうか。(そう考えて日本政府が何もしないでいるのも問題である。)最近は、「北朝鮮」という単語がニュースで出てくる度にそのように思って失笑してしまうばかりである。



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