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トウモロコシ原料の「第3のビール」 [時事ネタ]

第3のビールとして、麦芽を一切使わないお酒の販売が好調であるが、販売量で水を空けられているサントリートウモロコシを原料とした「第3のビール」の新商品「キレ味<生>」を7/26から発売すると発表した。大豆だエンドウ豆だという豆から穀物であるトウモロコシですか。企業の努力が次々と新しい商品を生み出すのは本当にスゴイですね。

ビールに限らず「酒」というのは、基本的にはでんぷん質を醗酵させてアルコールを作っているのだから、でんぷん質を持つものであれば、理論的には原料になる。(味については、とんでもないものが出来る可能性はある。)ということで、トウモロコシが原料になったということである。
酒税法では「その他の雑酒」となるため、他の第3のビールと同様に、350ml缶の店頭価格は120円前後になる見通しという。

政府は、いずれは酒税法を改正して税率を上げることを実行しようと企んでいるが、そもそも原料によって税率を変えるという今の酒税法に欠陥がある。「第3のビール」を狙い撃ちにする改正をすれば、「企業潰し」しか考えていないバカという烙印が押される。酒税法改正を考えるのであれば、アルコールの量に応じて課税するべきであり、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、ウイスキー、…、というような酒の種類ごとに税率を変えることを止めるべきである。



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