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福知山線から117系引退 [時事ネタ]

脱線事故で部分運休しているJR福知山線が19日から運転再開されるが、旧国鉄時代の花形車両だった117系が引退することになった。これは、117系車両が運転再開の条件の一つとして設置された新型列車自動停止装置(ATS-P)に対応していないためである。「安全第一」と言うからには、システムに対応できない車両を使うことはできないというのは当たり前のことである。

117系と言えば、東海道・山陽線の米原~姫路間の新快速専用車両として1980年に登場した車両で、2ドアという特急車両を意識した作りとなっている。そのため、駅で待っていて117系車両がやって来たら何となく得をした感じがあったものである。

東海道・山陽線の花形から福知山線に格下げされた形となったが、今後は更に地方のほうに持って行かれることになるのでしょうね。(JR奈良線の快速にも使われていたと記憶していますが、こちらもいずれATS-Pが導入されたら、お役ご免か。)ただ、今回の事故を起こした207系をはじめ、俗に「走るんです」と言われている新型車両が増えることには何となく気持ち悪さを感じてしまうのですが...



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