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ペットのネット販売、大幅規制へ [動物]

インターネットを通じたペットの販売業が大幅に規制される見通しとなった。これは15日に成立した改正動物愛護管理法によるもので、環境省は省令を改正して、ネットによるペット仲介を専業とする業者に対して厳しい規制を課す。病気の犬や猫を売るなどトラブルが後を絶たない中、悪質な業者を締め出すのが狙いという。

改正法では、悪質業者排除のために、業者を従来の届け出制から登録制に改める。店舗やペットの保管施設を持つ業者に対しては、施設の構造や管理についての基準を作る。一方で、これまで届け出義務のなかった店舗や保管施設を持たないネット、通販業者にも登録を義務づける。

省令改正で、ネットや通販などの無店舗業者には、
[1]ペット輸送の際、一般の宅配業者ではなく、輸送中のトラブルに対応できるペット専門の輸送業者と契約させる。
[2]ネット上で獣医師による証明書を掲示させ、ペットの健康状態を消費者が事前に確認できるようにする。
などを義務づける方針という。

ペットのネット販売業者についてはこれまでは届け出義務もなかったため、実態は把握できていない。病気の動物を売ったり、生きものとは思えないような輸送を行っていたり、動物の年齢を偽る、血統書を届けないということも多々あるという。

そもそも、ペットは生きものである。生きものであるペットの実物を直接目で見て確認することが出来ないネット通販を利用して購入しようという消費者が存在することが信じられないことである。(こういう輩は、生きものを生きものとしてではなく、単なる物としてしか考えていないのだろう。こういう輩にはペットを飼う資格は無いと思うのだが...)

環境省も、どうしてもっと強い態度で規制を行おうとしないのであろうか。直接動物の姿を生で見ることが出来ないネット販売は全面禁止にする、というぐらいの措置を行ってもらいたいものである。業者に対して色々な規制を設けても、悪質な業者は減少しても、撲滅する(=締め出す)ことは無理である。動物愛護団体に対して今後も活動させるために甘い規制にしたというようにしか思えないのだが...



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