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また警告書だなんて大甘の処分 [不祥事]

国交省は三菱ふそうトラック・バス社長に対し、24日に道路運送車両法に基づく警告書を出した。今年に入ってからも大型車の欠陥隠しや作業ミスが相次いでおり、警告書はリコールをめぐる不適切な行為の再発を防止するよう求めている。同社は死亡事故につながった前輪ハブの欠陥隠しで去年5月にも警告書を受けているが、異例とは言え、本当に甘い対応である。

今回特に問題視しているのは、大型トラックのサスペンション部品のリコールについてで、三菱ふそうは去年の9月にリコールしたが、部品の設計が誤っており、今年4月になって異例の再リコールを行っていた。しかしこの間に、欠陥による車両火災が10件以上起きたのに同社は国交省に報告しなかった。さらに修理方法を整備工場に徹底できなかったために修理ミスでも火災が起きていた。(三菱ふそうは今年1月に再発防止策をまとめ、6/23には社外弁護士の調査結果を盛り込んだ最終報告書を提出した。国交省は抜き打ちの監査を今後行い、再発防止策が機能しているか調べるとしている。

それにしても、国交省の対応は甘いですね。もはや「警告書」と言っているレベルではないだろうが。今後の対応にしても、抜き打ち監査を行うというのは当然として、問題があった場合はどうするというのであろうか?(体質改善なんて期待できないし、多分何か出てくるでしょう。)その時は、もはや「業務停止命令」や「解散命令」を出すしか道はない。だが、国交省の方にはそこまでの決意が全く感じられないでいる。本気で国民のことを考えているのなら、強い姿勢で臨むべし。

既に武器商人と何ら変わらない極悪テロリスト集団と化した三菱ふそうに対して、これ以上甘い対応をしているようだと、いよいよ役所との「癒着疑惑」が出てくるだけで、国交省の信用も失うことを忘れないでもらいたい。(三菱ふそうが消えてなくなることについては、もはや納得する人の方が多いのでは...)



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