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山形で平安末期の住居跡発見 [歴史]

山形市の上敷免遺跡で、平安時代末期の掘っ立て柱建物の住居跡や土坑などが見つかった。住居跡は4棟が確認され、柱の穴は直径約50cm、深さ約50cmで、最大で50㎡以上の建物があったと見られる。更に、ひさしを支える柱穴も発見されている。

その他、奥州藤原氏で知られる平泉で発見されているものとほぼ同一の素焼きの土器であるかわらけの一部や、輸入品の白磁が出土している。これらから、奥州藤原氏と関連が深い有力者の住居であると推察されている。

奥州藤原氏といえば、3代にわたり栄華を誇った豪族であり、義経を討ったことでも知られている。(結局、頼朝によって滅ぼされた。)その拠点は平泉であるが、当然のことながら周囲に影響力を持っていたことは疑う余地がない。新たなものが発見されたということで、これまでに知られた歴史が変わってくる(修正される)可能性もあり、ロマンを感じるものである。何かありませんかね~



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