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そっくりポリス・祇園に出動 [京都の話題]

大阪市のNPO法人・全日本セフティー協会は、警察や自衛隊のOBを中心とするボランティア活動を行っている。服装は警察官の服装に似たものを着用し、パトカーに似た白と黒に塗られた車両を使って、住宅街や繁華街を巡回している。パッと見た所では本物の警察官と見間違えられることから、犯罪の抑止に役立っているという。実際、コンビニや書店の床に座って他の客に迷惑をかけ、店員が注意しても聞かない若者が、このNPO法人の会員の姿を見た途端に立つ、という効果もあったという。

で、8月からはその全日本セフティー協会が活動範囲(現在は、大阪市淀川区で活動している。)を広げ、京都・祇園界隈でも活動を開始するという。(車1台を使い、週に4、5回パトロールする。)
で、気になったのは、パトカーに似た模様の車ということだが、京都府警によれば、「赤色灯を設置しなければ問題はない」とのこと。で、赤色灯ではなく青色灯の使用許可を得て車に装備するという。(実際、回転させなくても、備わっているということでパトカーだと思ってしまうという心理を利用するということになる。)

実際に犯罪者を検挙する、ということは出来ないものの、少しでも犯罪の発生を抑止することが出来れば社会貢献となる。狙いはいいのだが、巡回中にトラブルに巻き込まれたり、「偽警官がいる」というような通報があったりしたらどう対応するのであろうか?ちょっと気になる所です。(しかし、こういう人たちの力を借りることにならないと治安を守ることが出来ない、という現在の警察の凋落ぶり(人員不足)も考え直す必要がある、といえる。)



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