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中国が輸入ソフト規制強化 [国際]

中国共産党中央宣伝部と文化省、ラジオ・テレビ総局は、テレビの番組ソフトなどの輸入に関する新たな規則を公表し、海賊版を含め中国国内で急速に普及しているネットゲームやアニメについての規制の強化を打ち出している。(またも、中国人民を押さえつけようというのは明らかである。)

ネットゲームに関しては、性や暴力など青少年に有害な内容を含むものなどを厳しくチェックする。海外のテレビドラマやアニメには内容の審査や量的規制を強化、違法輸入品や海賊版の放映やネットでの公開を厳禁とする、としている。また、批判の上っていることから知的財産権保護も明記しているという。

だが、騙されてはいけない。中国政府が考えていることは、反中という立場のものを締め出すことである。つまりこれは「有害ソフトの排除」を名目にした内容審査の厳格化であり、反中思想は中国では有害ということで排除し、愛国精神を高めるために利用しようとしているのである。で、結果的に外国文化の流入を抑えるということになる。

海賊版対策については、これに対して何か手を打たないと国際的に批判される状況になっているので、仕方なく掲げているという程度のものである。何せ、海賊版の作成大国である中国としたら、ブラックマーケット側ではあるが、これも大事な商品であり、それを自ら放棄するようなことをするはずがない。

とにかく、「中華思想」を更に推進するために利用しようとしているだけなのである。



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