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教員免許更新、現職教員は除外へ [時事ネタ]

教員免許の更新制を議論している中教審のワーキンググループは、現職教員を更新制の対象から外し、新たに免許を取得する人について約10年ごとに更新することで一致した。ということで、またも中途半端な改革を実現しようということになってしまった。(まだ決定ではないが、最初はこの方向で議論が進んでいくことになる。)

また、現職教員を更新制の対象から除外した理由を聞いて、これもまた呆れてしまった。その理由とは、現職教員は更新を前提としない免許制度の下で免許を取得しているからだというのである。

こういう結論では、どういう理由で免許の更新制を検討してきたのか、という根本からを否定することにもなり、新たに教員になろう、という若い人たちの士気を低下させるだけであり、優秀な人材は逃げてしまうことに拍車をかけることになってしまうだろう。

そもそも、「更新を前提としない免許制度の下で免許を取得している」とというのは、古ぼけた過去の制度化で免許を取得したということであり、変化のスピードが速い現代とはかけ離れていることになる。全ての教員が胡座をかいているとは言わないが、時代の変化に対応していくためにも、教員には常に学び、新しいことを習得しなければならない。そのためにも、適当な間隔での免許更新というのは必要なことである。

とにかく、こんな呆けたことを口にするワーキンググループは存在価値が無い。とっとと解散してしまえ!

また、免許更新が絶対に必要な職業として、医師がある。看護師に対しては更新制を導入しようという動きがあるが、どうして医療チームを構成する医師の方に手を付けないというのか。

とにかく、「有識者」だとか「学識経験者」とかいう輩は、頭の固いカスであり、本当に必要なことを見抜く力量が無いとしか言いようがない集団だということを知らしめるだけである。



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