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自動車税が減収で増税が確実 [時事ネタ]

排ガス量と燃費に応じて自動車税を増減するグリーン税制を導入した2002年度からの自動車税の税収が4年間で約940億円も減っていることが明らかになった。自動車税は都道府県税であるため、地方財源への影響が大きく、ここでも増税の動きが出てきそうである。

グリーン税制は、排ガス量と燃費性能で一定の基準を満たした車を購入した場合、最初の1年間は税額を25~50%減税する一方、新車登録から11年超のディーゼル車などは10%負担を重くしている。ここのところは低公害車の普及が急速に進んだため、減税となる車が増えていることが一因とされている。

また、このグリーン税制であるが、本年度末で期限が切れるということになっている。となると、税収減では困る、ということで、来年度の税制改革で大きく増税の方向に動くことが予想される。(例えば、1年目の減税額を小さくする、11年超の負担増の割合を大きくするというのは容易に考えられる。)根本的な大改革というのは時間的なこともあり、無理だろうと予想されるが、全体的に税率アップということであれば、簡単な法案改正で可能なだけに、この方向で実現されてしまうだろう。

ということで、ここにも増税を実施しようとしているものがあるということである。そんなことをする前に、本気で公務員削減を含む歳出の見直し、改革を行わなければならない。ふざけるな!



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