SSブログ

パリ、乗客荷物の窃盗団逮捕 [事件]

フランスはパリのシャルル・ドゴール空港で、乗客の預け荷物を盗んでいた従業員22人が逮捕された、というニュースが流れてきた。これは、荷物の紛失が多発したため、約1年かけて捜査し、仕分け担当者からなる窃盗団を突き止めたという。また、シャルル・ドゴール空港では2003年にも同様の事件が起こっていて、その時には荷物仕分け担当者31人が逮捕されている。

今回逮捕されたのは、エールフランス航空などの委託を受けた荷物仕分け会社の従業員であり。同空港での乗り換え客の預け荷物が空港内を移動中、便名や行き先などを書いたステッカーを破り、機械が読み取れないようにしてから盗んでいたという。そして、荷物の中から貴重品やデジタルカメラなどの電子機器を抜き取っていたという。

過去にも同じような事件が繰り返されているということは、作業員は実働部隊であって、それを指揮するような黒幕が何処かにいるのではないですかねぇ。

こういう事件が起こると、利用客は安心して荷物を預けることが出来なくなる。また、最近では国際的にも荷物を宅配するサービスが充実している。(世界中で均等にこのサービスがある、というレベルには達していない。)つまり、賢い利用客になると、飛行機に荷物を預けるということを止めてしまうという選択肢がある、ということである。全ての乗客が荷物を別便で送ることになる、ということは考えられないが、そういう選択肢があるということは、旅客便の預け荷物は減少する可能性があるということである。そうなるとその荷物仕分け担当者の仕事量が減少することになり、リストラされて職を失うという可能性がある。

まあ、犯人グループにしたら、将来のことなんてどうでもよく、現在如何にして金目のものを盗むかしか頭にないのだろう。(どうでも良いことだが、)知的な一面やスマートさを全く感じることが出来ない、前時代的の単なる盗みの集団ということですね。(犯罪集団となるのであれば、少しは知的な面やスマートな面を持っていてもらいたい。)



共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。