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文科省の石綿問題の呆けた対応 [時事ネタ]

文科相は、30日の閣議後の記者会見で、公立学校など404の施設でアスベストが露出していたとの文科省の中間報告結果について「調査結果をみると(1987年に実施した前回調査以降の)フォローアップの面でさらに努力すべき点があったのではないか」と述べた。これによって石綿問題が社会問題化して以降、学校関連施設での使用状況などに関する文科省側の対応に不十分な点があったことを認めたことになった。しかし、こういうことを認める発言を行うにしては、呆けているとしか言いようがない。

「適切な対策が講じられるように追加の財政支援策のほか、石綿の対策状況のフォローアップなどで各地の教育委員会を支援していきたい」という考えを示したが、そんなことは誰でも言える。対策として行う具体的な内容が無いではないか。また、いつまでに行うというのか。全く持って意味のない発言でしかない。これは、火事が目の前で起こっているのに、「火を消すための器具を購入するのを支援します。」と言っているのと同じである。(全く役に立たない戯言である。)

こういうことだから、ことの重要性を全く認識していないとしか言われないのである。(だから、「官」はクズだ、と言われる。)本気で国民の健康を守ろうという考えがあるのだろうか?800兆円にも達しようとしている国の借金を考えたら、国民の生命を犠牲にしても、財政を立て直すことが重要だ、と考えているようにしか思えないのだが...



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