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Black Jack -Karte:55 [アニメ]

今回は19:03から視聴開始。(これでもあの不快感しか与えない騒音が被っている。でも、次回からもこれに限る!)で、今回の原作は「ある女の場合」である。BGMは初代主題歌の「月光花」とした。こういう物語だと、この曲がピッタリである。

BJとピノコは銀国(ぎんのくに)駅で最終電車に間一髪で乗り遅れてしまう。(普通は待ってくれなくても、終電の場合は姿が見えていると待ってくれるはずなんですが...)また、ホームにはある女性がいて声を掛けられる。「終電だった」という簡単な話だけで立ち去るBJ。しかしその女性は意識を失って倒れてしまう。BJは駅の詰め所に運んで救急車の手配をピノコに指示する。駅長室に運んだBJは肝硬変の末期と診断し、開腹を決断する。救急車は5分で到着すると言うが、それでは間に合わないという判断で、その場で緊急手術を開める。一方、救急車の方は工事中の渋滞に巻き込まれる。(が、緊急車両でしょうが、優先通行出来るはずである。)

手術の間、その女性はこれまでの人生を回想していた。彼女はモデルであって、派手に活躍していて、海外の(実に趣味の悪そうな)成金と結婚したものの、夫に束縛されて外に出ることを許されず、酒に溺れるようになった。その後、家を飛び出して帰国し、離婚もしてモデルに戻ったが、肝臓はボロボロであった。(患者の人生を細かく描写するというのも珍しいですね。)

そうしている間に、渋滞に巻き込まれた救急車は結局20分後に到着した。が、BJはその間に手術を終わらせていた。一命を取り留めた彼女だったが、手術代は払えないと判断したBJは、お礼をするという彼女に対して近所でラーメンを奢ってもらうことでよいと言う。(あまりにも安すぎる手術代だが、これがBJのもう一つの顔でもある。)その後、彼女は病院へ搬送される。

ピノコと一緒にドライブをしているBJ。エンジンから煙が出て立ち往生してしまうが、そこにあの時の女性が現れる。彼女の家に招かれたBJは、病院での出会いからの人生を語り、金持ちの男と結婚していた。車の修理が終わるとBJは帰ろうとするが、そこでやン名はあの時の手術代を払うと言い、1億円を払おうとするが、「今のあなたからはラーメン一杯でもご辞退しますよ」とBJは断る。(これもBJの人情深い一面である。)帰宅したBJはテレビニュースで、彼女の夫が飛行機の墜落事故で死亡したというニュースを耳にする。

それから時間が過ぎ、雪の降る夜、銀国駅のホームに女性はいた。それはBJに会うためだった。で、ある日、終電に乗り込もうとするBJを見つけると、声を掛ける。で、その後の人生について語る女性。死亡した夫には多額の夫妻があり、会社は倒産し無一文になったこと。今は洋裁の店で働いているということを語る。(結局、彼女の人生をずっと話すことになりました。)そんな中でも、「幸せはオーダーメイド、自分で望んで、自分でつくるものなんだ」という言葉が心に響きます。そして、BJにラーメン代として1000円を渡す。快くそれを受け取ったBJはピノコを含めて三人でラーメンを食べに行くことにする。(という、余韻のある終わり方も良かったです。)

 

月光花

月光花

  • アーティスト: ジャンヌダルク, yasu
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/01/19
  • メディア: CD


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