TALKING HEADS『REMAIN IN LIGHT』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1980年に発表されたものであり、彼らの名前を一躍世界的メジャーにしたアルバムである。本アルバムのサウンドは、アフリカのテイストをたっぷりと出したそのリズムに特徴があり、後の音楽シーンに多大な影響を与えることになった。('80's後半からのワールド・ミュージック・ブーム)また、それでいてファンキーなサウンドは、'80'sという新しいディケイドを迎えて、大いに受け入れられた。で、本アルバムは1981年のBillboard年間アルバム・チャートでも87位、レギュラー・チャートでは最高位19位を記録することになった。
収録されている曲は以下の8曲である。『Born Under Punches(The Heat Goes On)』『Crosseyed And Painless』『Great Curve』『Once In A Lifetime』『Houses In Motion』『Seen And Not Seen』『Listening Wind』『Overload』。
本アルバム発表当時としたら、ロックにアフリカのリズムというのはどう考えても違和感があると思われていたが、それが見事に融合した本アルバムは、ロックの新しい可能性を世に知らしめることになったが、その衝撃はとても大きいものだった。また、単に土着のアフリカン・リズムを用いたのではなく、ポップのテイストがミックスされていることで、とても聴きやすいものでもある。で、'80's前半は、ロックに「レゲエ」のリズムが融合していくものがこれに続くことになり、そしてそれが'80'sも後半になって花が開き、世界各地のリズムがロックの新しい世界を切り開くことになった。ということで、本アルバムが果たした役割というのはとても大きいものである。じっくりと聴いてもらいたいアルバムである。
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